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大屋地爵士のJAZZYな生活

梅雨のいもたこなんきん  ~ 和の世界/Another World ~ 

いよいよ梅雨に入りました。このまま雨が降らなければどうなるやらと思っていましたが・・・。
やっぱり、雨の季節も、雨の日も必要です。こんな日は、一日ゆったりと家事をし、まったりと音楽を聴くのに明け暮れるのもいいようです。ということで、ひさびさの「いもたこなんきん」。

BossaNova、スムース系JAZZボーカルは相変わらず聴いていますが、「和もの」にもはまっているようです。きっかけは、徳永英明。「ボーカリスト1,2」は相変わらず、「いもたこなんきん」の定番化していますが、最近は、素敵に年を重ねた、ほぼ同世代の「和」女性シンガーもお気に入り。

「ちあきなおみ/アナザーワールド」。私にとっても、JAZZを歌わせてみたい歌手の一人。本当にうまい。郷鍈治氏と結婚後、引退?をし、彼が亡くなってからも、復帰を望むたくさんの声がありながら、亡き夫との約束を守って頑として復帰しない彼女。レコード会社は過去の数ある彼女の音源から再編集しアルバムを発売するが、これが結構な売れ行きという。そんな曲のひとつに数年前、CMがきっかけでヒットした「黄昏のビギン」があった。

「アナザーワールド」。このアルバムは、タイトルが示すとおり、従来の歌謡曲・演歌以外のジャンル、ポルトガルのファド、フランスのシャンソン、ジャズなどの外国曲をカヴァーした貴重なアルバムを完全復刻したもの。カバーといっても、全編日本語の歌詞、それも訳詩ではなく、その原曲からイメージされる世界を、吉岡治、来生えつこ、荒木とよひさなど手だれの歌謡曲の作詞家たちが、ちあきなおみの魅力を100%引き出すためにタイトルも含め、新たに作詞したもの。たとえば、ファドの「暗いはしけ」は「始発…まで」、シャンソンの、「悲しきマリー」は、「雨に寄りそって」、JAZZの「ゴールデン・イヤリング」は、「愛の形見」というように・・・・・。これが成功し、本当に「ちあきなおみワールド」を醸し出しています。彼女の歌のうまさは勿論、彼女の世界観、こころがつたわって来ますね。

アナザー・ワールド

ちあきなおみ / オーマガトキ



「ちあきなおみ - 始発・・・まで(暗いはしけ)」

          


二人目は、これまたJAZZを歌わせてみたいと思うシンガー、「高橋真梨子」。最新作「BalladsⅡ」。バラードを歌わせたらこの人も本当にうまい。前作「Ballads」もそうであったが、過去のバラード総集編的アルバムであるが、こうやって再編し、独立したアルバムとして聴くと、彼女こそ、男と女の出会い、恋、別離、未練・・・など、「うつろう恋心、揺れる恋心」を唄い、聴く人の心に深くしみ込ませる、真の「恋唄唄い(バラード・シンガー)」であることがよく分かる。

高橋真梨子はあまりマスコミへの登場がないにもかかわらず、コンサート・チケットは常に発売と同時にソールドアウト、そしてCDもじわじわと売れ続け、結局ロングセラーとして大きなセールスを記録する。「僕達が今の時代にちゃんと聴かれる音楽を作って行かなければいけない。でも、それは十代に媚びる事ではないんですよ。時代に流されず、時が経つほどに深みを増すような作り方をしているんです。」ヘンリー広瀬氏はこう語る。

今、数少ない「本当の大人の為の音楽」として、幅広い人々に聴いてもらいたいアーティストだ。

梅雨のいもたこなんきん  ~ 和の世界/Another World ~ _b0102572_1834972.jpgBalladsII
高橋真梨子 / / ビクターエンタテインメント
ISBN : B000P0I9KI
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さて、三人目の「いもたこ」は、「竹内まりや/Denim」。青春を抱き続ける大人たちへのポップスを歌える唯一の女性シンガーといっても過言ではない。松たか子に提供した「みんなひとり」
を含むセルフカバーのほか、TVのブロード・キャスターのテーマソングで、スタンダードJAZZの名曲「君住む街角」もカバー。プロデュースは夫君「山下達郎」。
「(50歳を超え、)この年齢になったからこそ書ける歌がある。デニムというキーワードも、年を重ねるって悪くないなという自然な気持ちから思いついた。褪せていくことの素晴らしさだったり、デニムのように老若男女に愛される音楽でありたい。」と語る彼女。
年を重ねることを、デニムに喩えた、ラストのバラード「人生の扉」。

Denim (通常盤)

竹内まりや / ワーナーミュージック・ジャパン



そうそう、最近はずいぶん折り紙に凝っています。四角い紙1枚からいろいろな造形ができる魅力でしょうか。コミュニティ活動で地域の子供たちに教えています。


【高橋真梨子】
福岡市出身。ジャズプレイヤーだった父親の影響で14歳からジャズの勉強を始める。16歳で上京し、ジャズピアニストの柴田泰氏に師事。ベドロ&カプリシャスの2代目ボーカリストとしてデビュー。

やはり、JAZZのベースがあったんだ!!
by knakano0311 | 2007-06-22 18:36 | いもたこなんきん | Trackback | Comments(0)
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