人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大屋地爵士のJAZZYな生活

欧州JAZZY紀行(番外編)  ~最強?の日本文化~ 

欧州JAZZY紀行(番外編)  ~最強?の日本文化~ _b0102572_22141253.jpg

パリ郊外で開かれた、欧州最大の漫画・アニメ紹介イベント「ジャパンエクスポ」、今年は5.5万平米の会場に8.3万人が訪れたそうだ。1999年に漫画好きのフランス人学生が交流イベントとしてはじめたのが発端。今年で8回目を数えるそうだ。「オタク」のイメージが強いので、このようなサブカルチャーのイベントには政府は及び腰だったのが、漫画通を自称してはばからない「麻生外相」が和製ポップカルチャーを、文化外交の新しい切り口として活かす方針を打ち出してから少し風向きが変わってきた。
海外の日本の漫画・アニメに対する関心度はかなり前から高く、海外の都市の大きな書店へ行くと必ず「MANGA」コーナーがあり、日本のアニメの訳本がたくさん積んであった。ニューヨークでも、ロンドン、エジンバラ、パリでもそうであった。またおもちゃ屋や電子ゲームを売っている店では、ドラゴンボールのキャラクター人形や、任天堂、SONY製のゲーム機向けのRPGゲームも山ほど売っていたし、日本に来られたお客さんからは、「子供のお土産に買いたいが、ポキーモーン(ポケモンのこと)はどこに売っているのか?」という質問も数多く受けた。子供向けにせよ、海外各国のTVでどれだけ日本のTVアニメを観た事か。
ヨーロッパやNYの街を歩いていると、「KATSUHIRO OOTOMO を知っているか?」と、よく尋ねられもした。あの「Akira」原作の「大友克洋」のことである。

日本語という難解な言語、神道・仏教などの非キリスト教に基づく精神風土、実体は資本主義、民主主義とは、いささかかけ離れている政治・経済風土など、よくいえば「ミステリアス」、悪く言えば「何を考えているか分からない」などと評される日本だが、技術と並んで、アニメがこれほど彼らに通ずるのは何故だろうか?これは欧米だけではなく韓国・中国などのアジア諸国へいっても同じ現象を眼にする。原因は私にはよく把握できないが、2流の政治・経済とは違い、これはもう「日本発アニメ・漫画」には、カルチャーとしてグローバルに通ずる強い「何か」を内包していると考えざるを得ない。

和製ポップカルチャーを、文化外交の新しい切り口として活かす方針を打ち出した麻生外相、近頃の政治家には珍しい、「発想、視点」の持ち主と見た。

たかがアニメ、などと決して馬鹿にできない「アニメ・JAZZ」があります。
アニメのJAZZといったら、真っ先に、この人をあげざるを得ない。「大野雄二」の「ルパン三世シリーズ」である。自身の作曲したテーマをJAZZでセルフカバーしたシリーズ。
バージョンや趣向を変えて、5,6作出ているのではなかろうかと思うのだが、私のオススメは気合の入った第一作と、気負いが取れてリラックスした2枚。

LUPIN THE THIRD“JAZZ”

大野雄二トリオ / バップ



LUPIN THE THIRD「JAZZ」the 2nd

大野雄二トリオ / バップ



「大野雄二トリオ - Theme from Lupin The Third 」  ちょっと珍しい「シンシア・デューベリー/Cynthia Dewberry」の歌うボーカル・バージョンで ・・・。

          

ルパン・ザ・サード JAZZ cool for joy
大野雄二トリオ&フレンズ / / バップ
スコア選択:



次は、宇宙を股にかける賞金稼ぎ「カウボーイ」たちの活躍を描いた人気アニメシリーズ、「COWBOY BEBOP」のサントラ盤CD、第1作。アニメシリーズの毎回が1本の映画を見ているようなクオリティの高さで、ファンの高い支持をえたが、それにもまして、甲殻機動隊、マクロスなどの作曲を担当した「菅野よう子」が、同じく手がけたサントラが実に見事。派手なビッグバンドのブラスセクションの響きに満ちた曲、スピーディでスリリングな曲、渋いブルースまで、第一級のJAZZ・オン・パレード。アメリカ、フランス、東京と世界各地でレコーディングされたというから、まさしくグローバルな素晴らしいミュージシャン達のプレイを堪能できる。シートベルツののっけの演奏から圧倒されます。

COWBOY BEBOP SOUNDTRACK 1
シートベルツ / / ビクターエンタテインメント
スコア選択:




最後は「知っているか?」とよく聞かれた、自身の原作漫画を自身の監督でアニメ映画化した大友克洋の「Akira」のDVDをあげておきましょう。音楽担当は、あの「芸能山城組」。

AKIRA DTS sound edition
/ ジェネオン エンタテインメント
ISBN : B00007AJUS
スコア選択:
by knakano0311 | 2007-07-19 16:55 | JAZZY紀行 | Comments(0)
<< ちょこっとドライブ、ちょこっと... ジャズ・オーケストラの魅力    >>