写真;5月撮影(2007年 ロイター/Yves Herman)
今週フランスより飛び込んできた衝撃のニュース。
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フランスのサルコジ大統領(52)との交際が報じられたイタリア出身の歌手カーラ・ブルーニ(38)が、大統領からプロポーズを受け、来年1月初旬にも返事をすると報じた。18日付のイタリア紙スタンパがブルーニの母親や友人らの話として伝えている。トップモデルから歌手に転身という華麗なキャリアを誇るブルーニは、過去に複数の超セレブと噂(うわさ)になったことも。大統領と歌姫の“ビッグカップル”は、果たしてこのままゴール出来るのか。・・・・・・・・・・・・
ブルーニはイタリアのトリノで、音楽家の両親のもとに生まれた。フランス移住後、19歳でモデルデビューし、瞬く間に頂点に上り詰めた。父親の死をきっかけに歌手活動を開始。日本でライブを行ったこともある。・・・・・・・そんな華々しい経歴の一方で、奔放な男性関係も有名だ。これまでローリング・ストーンズのミック・ジャガーやギタリストのエリック・クラプトンらとの交際が報じられてきた。・・・・・・・・・
一方のサルコジ氏は1996年に前妻セシリアさんと再婚。だが2005年にセシリアさんが広告イベント会社の男性と「駆け落ち」事件を起こすと徐々に冷え切った関係に。今年10月に正式に離婚した。サルコジ氏自身も、派手な女性関係で有名だ。
(スポーツ報知 12/20)
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このブログでも2回ほどとりあげた「カーラ・ブルーニ/Carla Bruni」。(「異世界から舞い降りたミューズ(2) 天のあたえた二物」、「我が家の歳時記・桜月編~日本の桜・パリの桜~」参照 )
イタリア生まれ、フランスでスーパー・モデルとして活躍していたが、突然歌手に変身。自作のギター弾き語りの歌を溜めて、デモテープをつくり、自ら音楽プロデューサーに売り込んで、CD化したと言うから、「美貌と知性、音楽的才能」だけでなく相当なガッツの持ち主のようだ。「すべてを神様から与えられた類まれなる逸材、カーラ・ブルーニ。詩も巧みで素晴らしく、ヨーロッパのおとなの女を感じさせる。」と私がべたほめしたアーティストである。嗚呼、それなのに・・・・。
「おいおい、何してくれるんや! われぇぇー!!」と、少し品のわるい関西弁でおもわずすごんでみたくなるような、ちょっとショックなニュースではあった。
まっ、ジュテームの国の男とアモーレの国の女。かってミッテラン大統領に隠し子がいたことが明らかになっても、さほど騒動にならなかった国。仕方がありませんな。しかし、それにしてもやはりフランス男、サルコジ大統領は、さすがに手が早い。同じようなことが、日本で起こったらどんな騒ぎになるのだろうか?
ガッツの成果のデビューアルバムは「ケルカン・マ・ディ ~ 風のうわさ/Quelqu'un m'a dit」。歌だけでなく、ジャケットはPLAYBOY日本版2007.3月号の女性ボーカル特集で、「美(エロ?)ジャケ」に選ばれていますね。
ケルカン・マ・ディ ~ 風のうわさ
カーラ・ブルーニ / V2レコーズジャパン/コロムビアミュージックエンタテインメント
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今年の4月、パリで買い求めたCD、「カーラ・ブルーニ」の第2作「No Promises」。歌詞はアイルランドの劇作家ウィリアム・バトラー・イェイツ、アメリカ文学史の偉人E.ディキンソンら詩人達の引用句で全編英語で綴られている。 ジャケットの写真の楚々とした美形は、デビュー作共々、私の「秘密の花園」入りとなっている。
ノー・プロミセズ
カーラ・ブルーニ / ポニーキャニオン
大統領夫人になるカーラの歌う
「Carla Bruni - Quelqu'un m'a dit」