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大屋地爵士のJAZZYな生活

JAZZY生活白書2008  ~マーケッターとしてのシニア考(14)~

「寿命は引き算、楽しみは足し算」。定年後はそんな感じで日々を送っていますが、そんな「わが楽しみ」の今年の総決算をしてみたいと思います。(12月26日現在時点で)

・まず、ほぼ日課として定着したこの「JAZZYブログ」ですが、本稿を含めて今年132本(開始からの総数では372本)の駄文を書き連ねました。付き合っていただいている読者の皆さんには本当に感謝いたします。ある読者からの知らせですが、驚いたことにexciteブログの団塊世代ブロガーの部で、アクセス数No1だったそうです。来年もよろしくお付き合いください。

・健康、ダイエットということで、定年後からはじめた「夫婦楽しみウォーキング」は205日を数えました。大体50分~1時間ほど、4~5kmくらいでしょうか。従って800~1,000km位(Waooo~~~!)歩いたことになります。歩き始めてから15kgもやせて、その体重を維持できていますので、ダイエットの効果もめでたく得られたということになります。そして、さらに週1日のGym通いを続けていますが、こちらは年間41日でした。

・定年後、劇的に増え、またそれが大きな楽しみとなった「シネマな生活」は、映画館へ足を運んだ回数は、26回、DVDによる映画鑑賞は50本(旧作を含む)にのぼっています。夫婦で2,000円。この企画に本当に感謝しています。 

・これまた、定年後に増えた楽しみの一つですが、「アートな時間」。コンサートは4回、芝居は2回、展覧会5回というライブや本物の芸術に直に触れた感動の回数です。コンサートや芝居の料金の高さが何とかなれば、もっと足を運ぶと思いますが・・・。

・そして本、CDなどは、カウントしていないから数はわかりませんが、聴いたCDは相当な数で、TSUTAYAさんなどにはずいぶん通いましたね。子供達が全部家を出たので、やっと自分の部屋が持て、特に音楽環境は相当改善されそうです。やはりCDの値段の高いことを考えると気楽にはとても買えません。当分TSUTAYAさんが頼りになります。また音楽ダウンロードが「違法化」というNEWSもあり、この問題は少し考えてみたいと思います。

・温暖化防止、CO2排出防止に抵抗したわけではないですが、「気まぐれドライブ」。足の向くまま気の向くまま、ずいぶんハシっていろんなところにいきましたね。帰省も含めてですが、約12,500km走っています。行動半径に比例して世界も拡がりました。

・そして、私にとってこれからますます大事になる「地域に根ざした暮らし」ですが、地域の行事、ボランティア活動への参加は20日ほどでした。これからもっと多くしていかなければならない活動です。

・生活の糧という面もあるが、定年で責任や権限など肩の荷がなくなって、むしろリアルタイムで経済社会とかかわり、刺激を受ける楽しみとなった「仕事」ですが、138日の労働日。これはもう「ちょこっと仕事」の域を超えていますね。これ以上増やさないようにしないと、他が出来なくなりますね。

以上、大雑把に総括してみましたが、最後の2項を除いて、いずれも「お金」の裏づけが必要な活動です。特にドライブに関しては、高速料金、高騰したガソリンで今年は一番お金がかかった楽しみだったと思います。来年は全体を通して、もっと智恵とアイデアを出し、お金を出来るだけかけない「楽しみ方」を創造していかなければ・・・と思っています。

「楽しみは日々の積み上げ」と思う一方で、一日で劇的に変わるハプニングがあってもいいかなと、まだ心のどこかで思っている私がいます。
そんな想いで、選んだ曲は、いずれもスタンダードから、「Day By Day/アストラッド・ジルベルト」と「What A Difference A Day Made/ニッキ・パロット」

「アストラッド・ジルベルト」。もともと「Joao Gilberto」の奥さんで、彼女がキッチンか何かで、鼻歌を口ずさんでいるのを、夫のJoaoがきいて、「これはいける」というんで、主婦から歌手になったという。まさに劇的な変化。軽快にはずむように「Day By Day」を歌っているが、あんな風に軽やかに生きていけたらいいなあ。

いそしぎ
アストラッド・ジルベルト / ユニバーサルクラシック
ISBN : B00008KKUZ
スコア選択:

「Astrud Gilberto-Day By Day」

          

「What A Difference A Day Made」。「縁は異なもの」と訳されているが、その歌詞の内容は、「たった一日でこんなに変わってしまうなんて」と、恋に落ちた女性の心境を歌った歌である。シニアの我々にもまだこの先、心がときめいたり、劇的に何かが変わるようなハプニングがあってもいい。
「ニッキ・パロット/Nicki Parrott」。金髪をなびかせ、ベースを弾きながら歌うディーバ。秘密の花園からの登場である。

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ムーンリバー/ニッキ・パロット /ヴィーナス・レコード
by knakano0311 | 2008-12-26 09:01 | マーケッターとしてのシニアから | Comments(0)
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