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大屋地爵士のJAZZYな生活

2013年 08月 05日 ( 1 )

一支国にて国見をする

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長崎県壱岐市まで義父の墓参りを兼ねて、義母の納骨にいってきた。
「壱岐島」。「又南渡一海千余里 名曰瀚海 至一大(支)国 ・・・・ (それからまた南に一海を渡ることで一支(大)国に到着する。この海は瀚海と名づけられる。 ・・・・)」。かの「魏志倭人伝」に「一支(大)国(いきこく)」と言われているところである。

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少し時間があったので、「一支国(いきこく)博物館」へ行ってみた。この博物館は、すぐ近傍にある「原の辻(はるのつじ)遺跡」を中心とした、壱岐島内の遺跡に関する資料や出土品を収蔵展示し、2010年3月にオープンした。冒頭の写真はそこの展望台から、「原の辻遺跡」を臨んだものである。

「原の辻遺跡」は、この島の南東部にある最大の平野、「深江田原(ふかえたばる)」に広がる、佐賀県の「吉野ヶ里遺跡」と同じように、弥生時代前期から古墳時代初期にかけての環濠をめぐらせた大規模集落の遺跡である。近年までの発掘調査で、三重の濠、祭祀建物跡、住居跡、楼、船着き場の跡なども確認され、朝鮮半島、中国との交流を示す遺物などから、ここが「一支国」の王都と特定され、2000年(平成12年)には国の特別史跡に指定された。私は、高校時代は考古学クラブに所属し、発掘に明け暮れていたこともあって、古代史、とりわけ、「邪馬台(壹)国」ファンの一人でもある。「邪馬台(壹)国」の場所については諸説あるものの、「対馬国」と、この「一支国」については、場所が特定されていると言ってもいいだろう。

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いや、驚きました。その発掘された王都の存在を裏付けるような出土品の数々。それをもとに復元されたこの地域の古代の人々の活き活きした生活。「原の辻遺跡」の復元整備と連動した展示構成で、現在から時代を遡っていくような分かりやすい工夫がされている。また大スクリーンによる映像プレゼンテーションが終わると、スクリーンがするすると上がって眼前に「原の辻遺跡」が拡がるという演出には、すっかり感心してしまった。展望台から見る風景は、弥生の昔から変わっていないという。まさに「一支国」の王となり、「国見」を体験した思いである。博物館を後にし、復元住居が建ち並ぶ「原の辻遺跡」の現場に立ってみたが、一瞬、私の魂は悠久の時を超え、かって夢中になった「魏志倭人伝」の世界へと飛んだ様な気がした。(上、下の写真は一支国博物館HPより)

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妻の一族の出自の島への初めての旅。初めて会う義母方の親戚たち。そして義父、義母双方の一族の先祖への墓参りもでき、知らなかったルーツを訪ね、確認できた旅でもあった。
 
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さて、「If I could be kIng / Even for a day ・・・ And our love will rule / In this kingdom we hav made ・・・」 なんて歌がありましたね。そう、「エリック・クラプトン/Eric Clapton」の「Change The World」。「ジョン・トラボルタ/John Travolta」主演の映画「フェノミナン/Phenomenon」のテーマ曲でしたね。

チェンジ・ザ・ワールド

エリック・クラプトン / ワーナーミュージック・ジャパン



「Eric Clapton - Change The World」

          



 
 
 
 
by knakano0311 | 2013-08-05 06:29 | JAZZY紀行 | Trackback | Comments(0)