大屋地爵士のJAZZYな生活

2014年 02月 26日 ( 1 )

いくつになっても奇跡は起こせる ~映画「JAZZ爺MEN」~

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音楽関連映画(DVD)、第5弾目は、「JAZZ爺MEN」。埼玉県本庄市を舞台に、不器用に生きてきたシニア・エイジが、町おこしのためのジャズ・バンド結成のために集められたが、ほとんどが未経験者。それぞれのメンバーが、それぞれの人生に向き合い、小さな奇跡を起こす人間ドラマ。監督は、「宮武由衣」、主演は、「井上順」。共演は、「清水章吾」など。

埼玉県北部の町・本庄で、町おこしのために市民ジャズバンドを結成する計画が発足。元音楽教師が指導することになる。しかし、吹奏楽経験者という形で募集をかけたはずが、集まってきたのは、お調子者の洋菓子店主・後藤をはじめ素人ばかりだった。そんななか、後藤の妻・朝子が癌のために、長くて余命半年と宣告される。後藤は妻に自分の演奏を聞かせてやりたいと思うが、クリスマス・コンサートまで、あと3ヶ月と迫っていた。

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素人集団、余命六ヶ月、挫折、仲違い、仲間、団結、お決まりのラスト ・・・。型にはまった「泣かせる映画」の典型とも思えるし、それほどJAZZの演奏シーンが出てくるわけでもない。しかも、残念ながら、演奏はすべてアテレコ。「スウィングガールズ」のように、実際の演奏に挑戦して欲しかった気もする。しかし、「いくつになっても奇跡は起こせる」、そんなキャッチを信じたくなるような、そしてまた、「人生、生きるに値する」という励ましを貰ったような、ほのぼのとした映画であった。この映画のモデルは埼玉県本庄市を中心とする実在の「SWING HARD JAZZ ORCHESTRA」であるとのこと。いまやご当地の人気バンドとなっているようだ。

JAZZ爺MEN [DVD]

J.V.D.



「映画『JAZZ爺MEN』予告編」



JAZZが町興しに効果的かどうかは知らないが、「ヤマハ」によると、日本全国で開催されるJAZZフェスティバルの数は、なんと300イベントほどで、特にここ数年、増加傾向が強まっているという。それなりに集客があるところを見ると、経済効果を期待出来るのかもしれない。しかし、開催が増えれば競争も生まれる。来場者数が減り、また、長年の不況から、企業、地方自治体の協賛金も減り、中止に追い込まれたジャズ・フェスティバルもあるという。

 
ジャズは、スタンダード、POPS、ボサノバ、アレンジにより子どもに人気のアニメ楽曲など、幅広い年齢層が楽しめる。経済効果は少ないかもしれないが、しかし、視点を変えてみれば、間違いなく原発よりはるかにリスクが少なく、安全で、楽しい町興しである。いいではないか ・・・。

ラストのライブのシーンで演奏された曲は、オリジナルのテーマ曲、「君と駆け抜けた人生」。演奏は、小学校の音楽専科の教員だったが、定年退職を経て、ミュージシャンに戻ったという「佐野啓」氏率いる「ハイクラソーナ・オーケストラ」。
 

「君と駆け抜けた人生 - Hikurasona」

 
         
 




 
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by knakano0311 | 2014-02-26 11:29 | 観るJAZZ | Trackback | Comments(0)