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大屋地爵士のJAZZYな生活

2014年 08月 15日 ( 1 )

嵐が去った後の森を片付ける

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嵐が去った後の「遊びの山」に入る。台風が直撃に近かったためか、あの強風で、いたるところで、枯れ木が倒れたり、枝が折れたりしている。自然観察林を訪れる来園者の散策の邪魔になるし、なにより安全のために、台風後には、いつも散策路をふさぐ折れた木の伐採や、垂れ下がったり、散らばったりしている枝の片付けという作業を行っている。いまはお盆休みなので、朝から家族連れの来園者で一杯である。早く片付けねばと、今回も午前中いっぱいかかって、3コースある散策路の片付けを行った。もう汗びっしょりであるが、斜面を吹き上がってくる風が心地よい。

台風後、いつもより森の薫りがきつく感じるのは気のせいか ・・・。猪がいたるところで、餌を求めて枯葉の堆積している地面を掘り返した跡がある。この猛暑と台風、彼らも生き延びるのに必死なのだ。片付けを終えて下ってくると、仲間の一人が丹精込めて作った西瓜が待っていた。

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さて、今宵の「たんすの肥やしから ・・・」は、イタリアの北東部の海辺の街、トリエステ出身のピアニスト、「ロベルト・マグリス/Roberto Magris」を中心としたピアノ・トリオ、「グルッポ・ジャズ・マルカ/Gruppo Jazz Marca」のアルバム、「Comunicazione Sonora」。

このアルバムも、前回同様、残念なことに今はクローズしてしまったが、神戸・栄町にあった個性的なCDショップ、「ディスク・デシネ/disques dessinee」で薦められて、買い求めたものである。

1981年録音のこのアルバムが(2005年CDにて再発)、デビューアルバムで、リリース当時は若干22歳だったという。1959年生まれ、ジャズを始めたのは1970年代の終わりの頃だったという。だから、’80年代に入って、すぐ「Gruppo Jazz Marca」を結成し、デビュー・アルバムをリリースしたことになる。多分察するに、ほぼ自主制作盤的なものであったろう。1987年には、「Roberto Magris Quartet」を結成し、イタリアを本拠に、ヨーロッパ一円で精力的に活躍、成功を収め、既に10数枚のアルバムのリリースや30カ国以上の国でのコンサートを成功させているという。

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アルバムは、「ロベルト・マグリス」のオリジナルを中心に構成、繊細なピアノ・ソロの序章から、一転軽やかでメロディアスなワルツへと劇的に変化する「Pierrot/ピエロ」あたりが、ベスト・トラックだと思うのだが、ハードなドラム・ソロが展開されるタイトル曲、「Comunicazione sonora」、全曲を通じ、切れ味鋭く、弾けるようなエレキ・ベースも聴きものである。若さのほとばしり、あふれる才気、エモーション、アグレッシヴなノリとはこういうことか ・・・。なんと30年以上も前のイタリアの片田舎から。

彼らの気負いが、アルバム・タイトルやジャケットのデザインからも感じられる。「Sonora」とは「音、響き」を意味するスペイン語だそうだ。さすれば、「Comunicazione sonora」とは、「交感し合う音」という意味だろうか。ユニット名、「Marca」は「マーク」のことで、「印、標章、指標、目標 ・・・」。

  
パーソネルは、「Roberto Magris(p)」、「Franco Testa(el.b)」、「Franco Polisseni(ds)」。

Comunicazione Sonora

Gruppo Jazz Marca / Arision



なんとアルバム丸ごとYOUTUBEにアップされていました。

「Gruppo Jazz Marca - Comunicazione Sonora (full album)」
 
          
 
by knakano0311 | 2014-08-15 09:56 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(4)