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大屋地爵士のJAZZYな生活

2014年 11月 07日 ( 1 )

もみぢ ふた色

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遊びの山の「イロハモミジ(いろは紅葉)」である。ほとんど同じ場所に在るのに、ちょっとした日当たりの差か、個体差か、色がまるで違う。不思議なものである。山全体が赤や黄色に染まりだした中で、年が明けたら本番を迎える、今シーズンの炭焼きの一連の作業も、この日スタートした。

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ほぼ10年前に伐採した「クヌギ(櫟、椚、橡)」が、「台場クヌギ」として適当な太さに成長してきたので、いよいよ今年から10年サイクルで、伐採区域を回していこうという試みを始める。そのためにも、まず伐採予定区域にどのくらいの数の台場クヌギが育っていて、どのくらいの量の窯木が採れそうかを調べなくはならない。伐採予定区域の台場クヌギの数をナンバリングし、一本一本の太さ、樹高を記録してゆく。その結果、「台場クヌギ」でおおよそ一窯分、さらに新たに高木を伐採することでもう一窯、計二窯分のクヌギを確保できると思われる。一応の目途を得て調査を終え、いよいよ来週より伐採を始める。老体にはきつく、しんどい作業ではあるが、あの菊炭の美しさを見たいばかりに、今年もまた楽しき3K作業に挑戦する。

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さて、今宵のお久しぶり歌姫は、「カトリーヌ・レガー/Cathrine Legardh」。デンマークの女性歌手である。とりたたてて美人というわけではないし、特筆するような歌唱テクニックがあるわけではない。強いて言えば、まるで絵本に出てくるピノキオみたいな高い鼻が個性的。しかし、聴いていると、自然に心が和んでくるジャズ向きの渋めの落ち着いた声が気に入っている歌手。

「カトリーヌ・レガー」。1973年、スウェーデン、ノルウェー、デンマークの血を引く両親のもとに生まれる。元々は音楽教師を目指し、童謡アルバムも2枚リリース。しかし、その音楽の勉強の途中でジャズに出会い、英国で「アニタ・ワーデル/Anita Wardell」、米国では「シーラ・ジョーダン/Sheila Jordan」に師事したという。 スタンダード・ジャズをメインに歌う彼女は、上海万博でデンマークを代表して歌い、母国やアイスランドなどで多くの音楽賞に輝いているという実力派でもある。

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その「カトリーヌ・レガー/Cathrine Legardh」の2008年のデビュー・アルバムが、「Gorgeous Creatures(華麗なる生き物たちの意?)」である。知名度もほぼない新人ながら、このスタンダード集、結構ヒットしたという。古くは「ナット・キング・コール/Nat King Cole」、そして最近では、「ホリー・コール/Holly Cole」、「ジャネット・サイデル/Janet Seidel」などのボーカル・トリオと同じ、ドラムレスで、ギターとベース、ピアノをバックにした編成である。時折アコーディオンも混じるこの古き良き時代を感じさせる編成に共通しているのは、穏やかで、レトロで、スローで、ロマンチックな空気。

Gorgeous Creature

Cathrine Legardh / Storyville


 
その中から、レトロな雰囲気を感じさせるスタンダードを2曲 ・・・。

「Cathrine Legardh - Once upon a summertime」

          

「Cathrine Legardh - I'm old fashioned」

          

デビュー作でも参加したピアノの「ブライアン・ケロック/Brian Kellock」とのデュオ・アルバムが、「Love Still Wears A Smile」(2013)。たった2人ということを感じさせない多彩な音空間も、穏やかで暖かみだけでなく変化も演出する彼女の歌唱と、端正でロマンティック、しかしダイナミックに鍵盤を行き来するケロックのピアノならではの作り出せる空間であろうか。冒頭の「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」の「First Song」からひきこまれてしまう。バラードだけではなく、全ての曲に穏やかではあるが個性的な表情が漂うスタンダード集。

Love Still Wears A Smile [輸入盤]

Cathrine Legardh-Brian Kellock / Storyville



「Cathrine Legardh - A Time For Love」

          


「Cathrine Legardh & Brian Kellock - The Party's Over」


          
by knakano0311 | 2014-11-07 16:37 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)