人気ブログランキング |

大屋地爵士のJAZZYな生活

2014年 12月 19日 ( 1 )

この寒さで霜華を思い出した

この寒さで霜華を思い出した_b0102572_2327517.jpg


初雪 ・・・。私が住んでいる地域ではこの時期に雪が積もることはめったにないのであるが、この季節一番の寒さ、明け方うっすらと雪が積もり、日中には雪も舞った。山へ上がる道路は積雪、凍結で今日の山遊びは中止。昨日もかなり強くて冷たい西風。ウォーキングはさすがに手袋をしたが、その手もかじかむような寒さであった。

この寒さで霜華を思い出した_b0102572_10592328.jpg

TVニュースで見る北国の大変な状況と寒さ。気になって故郷松本の気象状況を見てみたら、寒さは相当厳しいが、雪は大したことはなさそうである。私が暮らしていた頃もそうであったが、北からの寒波が大雪をもたらす時には、北アルプスが盾となり、寒さだけがやって来るのである。子どもの頃の松本地方は平地でも、氷点下10度~15度にまで冷えることは当たり前だったあの寒さ、湿度が低いためか、若かったためか、さほど苦にならなかったような記憶がある。空気中に浮遊する氷の結晶が朝日に輝く「ダイヤモンド・ダスト」や、室内の水蒸気が窓ガラスの表面に疑結してできるいろいろな形の「霜華(しもばな)」(写真)の美しさはいまでもはっきりと覚えている。

この寒さで霜華を思い出した_b0102572_17371211.jpg

さて、今宵のお久しぶり歌姫は、オーストラリア出身で、なんと元モデルという美貌の女性ジャズ・ヴォーカリスト&コンポーザー、「ペネロペ(ペネロープ)・サイ/Penelope Sai」。たしか、これもジャケ買いだったか ・・・。

キャリアなどは、ほとんど分からないが、オーストラリアはシドニーで生まれ育ち、9年間ほどパリに滞在して、フランスの実力派女性ジャズ・シンガー、「アンヌ・デュクロ/Anne Ducros」に師事して、ジャズを学び演奏活動もしたが、現在は母国オーストラリアへ戻って活動中だという。

そんな彼女のセカンド・アルバムが「シアナ/Sinana」。ジャケットを見つつ試聴して、即、買いを決めた記憶がある。清涼感に溢れる澄みきった声。端正でリリカルな歌唱が気に入ったからである。オーソドックスなピアノ・トリオの演奏をベースに展開されるが、全11曲のうち6曲はピアニストの「ショーン・マッケンジー/Sean Mackenzie」やゲスト・プレイヤーのフランスのジャズ・ヴァイオリニスト「ディディエ・ロックウッド/Didier Lockwood」とで作ったオリジナル曲。後は「I’m Glad There Is You」、「My Foolish Heart」などのスタンダード曲。バックの「ショーン・マッケンジー」のピアノがまた実にいい。

Sinana

Penelope Saï / Rip Curl Recordings



まずはスタンダードから。「A.C.ジョビン/A.C.Jobim」の「Once I Loved」。安定感のある澄みきった歌声が、高音域までのびやかに広がり、さらにラストのスキャットが、いい雰囲気を醸し出す。サポートは他に「ジョナサン・ツワルツ/Jonathan Zwartz (double bass)」、「ニック・セシレ/Nic Cecire (drums)」。

「Penelope Sai- Once I Loved」

          

もう1曲は、「君がいてくれて嬉しい」とでも訳しましょうか、「I'm Glad There is You」。


「Penelope Sai - I'm Glad There is You」


          

さて、あと2曲はオリジナル曲。まず彼女自身のオリジナルでアルバム・タイトル曲、「シアナ/Siana」。ベースのアルコ弾きにはじまり、ゲストのフランスのジャズ・ヴァイオリン奏者、「ディディエ・ロックウッド」のしっとりとした音色が彼女の情感溢れる歌唱を際立たせる。そして、もう1曲は、「Green Skies」。

「Penelope Sai - SIANA (featuring Didier Lockwood)」

          

「Penelope Sai - Green Skies」

          
by knakano0311 | 2014-12-19 00:10 | ふるさとは遠くにありて・・・ | Trackback | Comments(2)