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大屋地爵士のJAZZYな生活

2015年 03月 20日 ( 1 )

早春の安曇野にて

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「♪ 春は名のみの風の寒さや ・・・ ♪」(吉丸一昌作詞、中田章作曲)。

安曇野市穂高にある「早春賦」の歌碑が実感できるような曇り空。母親の戸籍謄本をとるため、現在は安曇野市となっている旧・豊科町へと向かう。(早春賦の歌碑については、拙ブログ「春は名のみの ・・・」「早春賦」を参照して下さい)

用事をすませたら、ちょうど昼食時、美味しいパスタでも食べたいと、道筋でみかけたイタリアン・レストラン、「ピッコラーナ」へ寄ってみた。晴れていれば、北アルプスと安曇野の田園風景が眺められる絶好のロケーションだが、この日はあいにくの曇り空。残念ながら雪が残る山の中腹までしか眺められない。観光には季節はずれのこの時期とはいえ、一時のなごみの時間と、美味しいパスタをゆっくりと楽しむ。

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そしてもう一つ、ここまで来たからと寄ってみたのが、前から訪れてみたかった「田淵行男記念館」

「田淵行男」。1905年鳥取県生まれ。1945年疎開をきっかけに安曇野に移り住む。壮大な北アルプスと緑豊かな安曇野をメインフィールドとして、高山蝶、アシナガバチなどの生態研究や、山岳などの自然写真の撮影にその生涯を捧げ、1989年他界。(NETより)

雪解け時期にアルプスの山腹に浮かび上がる、山肌の黒と残雪の白の織りなす模様を「雪形」と呼ぶが、田淵はその研究でも知られ、日本の「雪形」の集大成を成し遂げたことでも知られている。この雪形、この地方に育ったものなら昔から馴染んできた景色である。記念館に信州の雪形についてのリーフが売っていたので、早速買い求めた。下の写真はリーフに載っていた田淵が発見した北アルプス「中岳」の「舞姫」と名付けられた雪形である。(雪形については拙ブログ「林檎の花」を参照下さい)

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記念館の周りは、わさび田が取り囲んでいる。そういえば、穂高の「大王のわさび田」、「御法田」もこのすぐ近く。記念館ではまだなようだったが、「わさびの花」の咲き出す時期でもある。田淵氏の業績と、同時に開催されていた「大西浩次」氏の写真展「天空の樹」にも強い印象を受けて記念館を後にした。

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さて、今日もお久しぶりホーンと参ります。「グラント・スチュアート/Grant Stewart」。「歌うテナー」というプレイ・スタイルを貫く白人サックス奏者。1971年、カナダ・トロント生まれ。父親の影響で、「チャーリー・パーカー/Charles Parker」や「コールマン・ホーキンス/Coleman Hawkins」を聴いて育ち、10歳でアルト・サックスを始める。17歳でテナーに転向して19歳でニューヨークに移住し、「ヴィレッジ・ヴァンガード/Village Vanguard」などのジャズ・クラブに出演、多くのジャズメンとセッションを重ね、現在に至る。太くて豪快なメロディック・ブロウが持ち味で、トランペッターの「ライアン・カイザー/Ryan Kisor」、「エリック・アレキサンダー」の盟友だという。

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そんな彼が同じくテナーで歌心と豪快なブロウを持ち味とする「エリック・アレクサンダー/Eric Alexander」をゲストに迎えたアルバムが、「エスターテ/Estate」(2005年12月録音)。「歌うテナー」の持ち味が十二分に発揮され、盟友の「エリック・アレキサンダー」とのスリリングなテナー対決も興味深い。



エスターテ

グラント・スチュワート / ビデオアーツ・ミュージック



YOUTUBEにこのアルバムからのアップが見当たらないので、「Wailin' 」(2005年録音)というアルバムから、スチュアート&アレキサンダーの「歌うテナー」を聴いてみましょうか。パーソネルは、「Eric Alexander (tenor sax)」、「Grant Stewart (tenor sax)」、「David Hazeltine (piano)」、「Peter Washington (bass)」、「Kenny Washington (drums)」。

「Eric Alexander, Grant Stewart - The Shadow of Your Smile」

          
by knakano0311 | 2015-03-20 10:13 | ふるさとは遠くにありて・・・ | Trackback | Comments(0)