



ここ2日間ほどの暖かさで、いつもなら1週間ほど時間差のある山の桜の開花が、一気に始まった。まず、私は「天空のソナタ」と呼んでいる「エドヒガン(江戸彼岸)」から。管理事務所の裏手、日当たりのいい斜面に群生している市天然記念物が濃いピンク色に染まりだした。あと数日すれば見頃、満開の花が天空を彩る。3月に入ってから、ずっと周辺整備をしてきたもうひとつの天然記念物、谷間の群生地の「エドヒガン」もやっと咲き出した。しかし、樹径65cm超の「さくらひとくら」も、樹高31mを超えるこの地域で最も高い「エドヒガン」もまだまだこれからである。しかし、整備の甲斐あって、散策路からの見通しがすっかりよくなった。2011年に私が植樹した「エドヒガン」もすっかり成長して開花。いや嬉しい。

そして、いつもは開花に時間差のある「オオシマザクラ(大島桜)」、「ヤマザクラ(山桜)」も競演のステージへと。いや来週が楽しみである。
さて、「エドヒガン」の定番です。「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/The European Jazz Trio」のクラシック音楽で構成されたアルバム、「天空のソナタ/Sonata」から、「スカルラッティ/D. Scarlatti」の「天空のソナタ/Sonata D minor K 9」。
天空のソナタ
ヨーロピアン・ジャズ・トリオ / エム アンド アイ カンパニー
「European Jazz Trio - D. Scarlatti : Sonata D minor K 9」