大屋地爵士のJAZZYな生活

2018年 05月 18日 ( 1 )

初夏のハイキングは豊能町石仏巡り(2)

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 切畑の「法性寺」で一休みしたあとは、大円(おおまる)に向かって歩き出す。大円釈迦堂を目指したが、道標に気づかず行き過ぎてしまい、戻る。しかし、この道標が、設置場所を間違えたのか、はなはだ不親切でとんでもない所まで、道に迷ってしまう。なんとか行き着いたが、不親切で不正確な道標に多少異議あり。以下に表示する先達のブログからのマップを参考にされたい。

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 さて、「大円釈迦堂」。ここには、「阿弥陀三尊笠塔婆」と「宝筐印塔」が祀られている。極楽往生を願う庶民の願いが込められたお堂であろう。天頂部に突起があり、かってはここに「笠」状の覆いが嵌め込んであったと推定される。中尊は「阿弥陀如来」の坐像で、左右の脇侍、「観音菩薩」は蓮台を持ち、「勢至菩薩」は合掌している。鎌倉時代後期、乾元二年(1303)の作で、豊能町最古の石仏という。「宝筐印塔」は、室町中期の作風を伝えるという。

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 さて、石仏巡りハイキングの最後は、「釈迦堂」と府道挟んでほぼ反対側にある、大円(おおまる)下所の「地蔵石仏」と「多尊石仏」。「法性寺」の「地蔵菩薩」とよく似たすらりとした長身で、お顔は判別し難いが、全体的に柔和な印象を受ける。やはり癒しのお顔立ち。この付近から掘り出されたものらしいが、南北朝時代の造立と推定されている。

 そして、圧巻は「多尊石仏」。この日、一番印象に残った仏。旧・長安寺の磨崖仏とも言われ、自然石に、中央に光輪を背に合掌した「阿弥陀」が立ち、さらに、その左右に2体づつと1基の「五輪塔」、中段には4体、最下段に14体、計22体の合掌坐像が彫られている。銘文から、天正二年(1574)の作と知れるいう。700年昔の鎌倉時代、南北朝時代へのタイムスリップ。連綿と続く住民の厚い信仰心に触れた旅。そして、あたり一面、「シャガ(射干、著莪、胡蝶花)」が咲く中、万歩計は2万歩近くに達していた。

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 さて、現世にもどって、お土産は、地元で採れた大粒の大豆を使った納豆、「山口納豆」の「豊能納豆」。

 今宵も旅にまつわる曲。短い旅は、「Trip」と言うが、「Tripper」というと、「(彼女は今日はこの男、今日はあっちの男と、男の間を)日帰り旅行する人、浮気な女」という意味と、「ドラッグでトリップしている人」という意味があるという。ということで、今宵「Day Tripper」。邦題は、「恋の片道切符」と付けられた「ビートルズ/The Beatles」の曲。浮気っぽい女の子に翻弄される男の子の歌である。

【 Day Tripper 】  by Paul McCartney, John Lennon

「♪ Got a good reason        ちゃんとした理由があったんだ
  For taking the easy way out   楽な道に逃げたのは
  Got a good reason        ちゃんとした理由があったんだ
  For taking the easy way out now  楽な道に逃げたのは
  She was a day tripper       彼女は次々と男を変えていくディ・トリッパー
  One way ticket, yeah        片道切符しか持たないね
  It took me so long to find out    分かるまで長い時間かかったけど
  And I found out           やっと分かったんだ

  She's a big teaser          彼女は焦らしの達人
  She took me half the way there   いつも半分のところで僕を置き去りにしてしまう
  She's a big teaser           彼女は焦らしの達人
  She took me half the way there, now  いつも半分のところで僕を置き去りにしてしまう
  She was a day tripper         彼女は次々と男を変えていくディ・トリッパー
  One way ticket, yeah         片道切符しか持たないね
  It took me so long to find out     分かるまで長い時間かかったけど
  And I found out            やっと分かったんだ
  Ah, ah, ah, ah, ah, ah

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 フェイク・ボッサの元祖の一人といっていいでしょう、「セルジオ・メンデスとブラジル’66/Sergio Mendes & Brasil '66」のパフォーマンスで。「マシュ・ケ・ナダ/Mas Que Nada」が世界的に大ヒットした、1966年のデビュー・アルバムから。

マシュ・ケ・ナーダ

セルジオ・メンデス&ブラジル’66 / ユニバーサル ミュージック クラシック



「Sergio Mendes & Brasil '66 - Day Tripper」

          

 もう一つ「旅」に因んだ曲を。「Travel」は、一般的な旅行を意味するが、「travelin' light」というと、「荷物をあまり持たずに身軽な旅をする」ということから、「責任を背負い込まずに身軽に生きる」という意味もあるという。同名異曲で「エリック・クラプトン/Eric Clapton」の歌もありますが、「ビリーホリデイ/Billie Holiday」の「Travelin' light」を。

【 Travelin' light 】  by James R Mundy / John H. Mercer

「♪ I'm travelin' light           すっかり身軽になったわ 
     because my man has gone   あいつが去ってしまったから
  So from now on, I'm Travelin' Light  これからもずっと身軽に生きてゆける
  He said, "Goodbye",          あいつは「グッバイ」と言いながら
     and took my heart away    私の心も遠くへ連れ去ってしまった
  So from today, I'm Travelin' Light  だから、これからもずっと身軽に生きてゆける

  No one to see,             わたしを気に掛ける人なんていない
       I'm free as the breeze    だから私は風のように自由
  No one but me and my memories   わたしを思い出す人なんていない
  Some lucky night he may come back again 運がよければあいつ帰ってくるかしら
  So until then, I'm Travelin' Light    それまではずっと身軽に生きてゆける ♪」


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Billie Holiday Centenary Album - The Very Best of Billie Holiday
ビリー・ホリデイ/Billie Holiday
Musical Concepts




「Billie Holiday - Trav'lin Light」


          
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by knakano0311 | 2018-05-18 10:10 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)