今宵の曲、ブルースのスタンダード・ナンバー、「Come Rain or Come Shine」、「降っても晴れても」という邦題が付いている。1946年のミュージカル、「セントルイス・ウーマン/St.Louis Woman」のために書かれた、「ハロルド・アーレン/Harold Arlen」作曲、「ジョニー・マーサー/Johnny Mercer」作詞の曲。
【 Come Rain or Come Shine 】 by Harold Arlen , Johnny Mercer
「♪ I'm gonna love you like nobody's loved you, 君のことを愛している、他の誰よりも
Come rain or come shine. 雨が降ろうと、晴れようと
High as a mountain and deep as a river, 山のように高く、川のように深く愛してる
Come rain or come shine. 雨が降ろうと、晴れようと
Well I guess when you met me たしか最初に会った頃は
That it was just one of those things, そんな風には思っていなかったと思う
But don't you ever bet me, 今は違うんだ、どうして信じてくれない
'Cause I'm gonna be true if you let me. 本当なんだ 信じてくれ
You're gonna love me like nobody's loved me, 君のことを愛している、他の誰よりも
Come rain or come shine. 雨が降ろうと、晴れようと
Happy together, unhappy together, 幸せな時でも不幸な時でもふたり一緒
Won't that be fine? それって素敵じゃないか?
Day may be cloudy or sunny, 晴れの日も曇りの日もあるだろう
We're either in or we're out of the money. お金があるときもないときもね
I'm with you always. でも君と一緒
I'm with you rain or shine. 雨でも晴れでも君と一緒だよ
久しぶりに男性ボーカルの雄、「21世紀のフランク・シナトラ」と評され、世界的にも活躍するイケメン・ジャズシンガー、「マット・ダスク/Matt Dusk」。1978年、カナダ・オンタリオ州トロント生まれ。女性も男性もカナダはボーカル王国ですね。アルバムは、80人編成ものオーケストラを従えて、「チェット・ベイカー」の代表曲を大人の魅力でで歌い上げたアルバムで、没後25周年、チェットへのトリビュート・アルバムでもある、「My Funny Valentine: the Chet Baker Songbook」(2013)。
やはり、ブルースでも聴きたくなりますね。ロック・レジェンド、「エリック・クラプトン/Eric Clapton」とブルースのレジェンド、「B.B.キング/B.B. King」のコラボ・アルバム、2000年のグラミー賞最優秀トラディショナル。ブルース・アルバムに輝いた「Riding with the King」(2000)から。