大屋地爵士のJAZZYな生活

2018年 07月 03日 ( 1 )

今年も半夏生に蛸を食う

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 ウォーキングの道筋に、「ハンゲショウ(半夏生、半化粧)」が一面に咲いている。名前の由来は、旧暦の「七十二候」の1つである「半夏生」の頃に花を咲かせることに由来する説と、葉の一部を残して、片面(表面)だけが白く変化する様子から、「半化粧」とする説がある。後者の意味で、「カタシログサ(片白草)」とも呼ばれているという。
 
 7月2日は、「半夏生(はんげしょう)」。「半夏(からすびしゃく)」が生え始めるころという意味の「半夏生ず(はんげしょうず)」から作られた暦日で、農家にとっては、この日までに田植えなどの農作業を終わらせる大事な節目の日とされ、この頃に降る雨を「半夏雨(はんげあめ)」といい、大雨になることが多いという。
 
 関西地方では、「半夏生」の日に、「蛸」を食うという習慣がある。この日もスーパーの魚売り場には、蛸が山と積まれ、「稲の根が蛸の足のように地面にしっかりと張って豊作になりますように」という願いを込めて蛸を食べるようになったと書いてあった。今年もやはり「半夏生」には蛸を食う。もちろん、食べるのは「明石の蛸」 ・・・。

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 久しぶりに、「和」テイストのジャズ・アルバムを聴く。W杯予選リーグで負けた相手、ポーランドの歌姫、「アンナ・マリア・ヨペック/Anna Maria Jopek」が、ジャズ・ピアニスト、「小曽根真」、邦楽篠笛奏者の「福原友裕」とコラボし、日本とポーランドの伝統音楽を結びつけた極上のセッションのアルバム「HAIKU(俳句)」。
 
 「アンナ・マリア・ヨペック」。1970年、ワルシャワ生まれの音楽家、歌手。作詞家、作曲家、音楽プロデューサー。父親の舞踏団の花形ソリスト、母親は舞踏団の歌手でダンサー、妹は現役のバイオリニストという。音楽一家に生まれ育つ。ワルシャワの名門、「ショパン音楽アカデミー」で学ぶ。卒業後はニューヨークにある「マンハッタン音楽院」でジャズを学ぶ。1997年アルバム、「Ale jestem」でデビュー。その後、2002年に「パット・メセニー/Pat Metheny」とのコラボレーション・アルバム、「Upojenie」(ポーランド国内盤)を発表し、2008年に同作品のインターナショナル盤をリリース。このあたりから、世界中に彼女の名が知られることになる。2017年の最新アルバム、「Minione」はキューバ出身の実力派ピアニスト、「ゴンサロ・ルバルカバ/Gonzalo Rubalcaba」とのコラボ・アルバム。
 
 まずは、2014年3月、「ブルーノート東京」で、「小曽根真」をゲストに迎えた、一夜限りのプレミアム・ライヴのプロモーション映像から。
 
「ANNA MARIA JOPEK : BLUE NOTE TOKYO 2014」

          

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 このアルバム、「俳句(Haiku)」は、福原の作曲になる「Yoake(夜明け)」に始まり、「和泉式部」の和歌に着想を得たという「Biel/ビェル(白)」、ポーランドの民族舞曲「OBEREK / オベレック」や「KUJAWIAK /クヤヴィアク」などを経て、やはり福原の手になる最終曲の「Yuugure(夕暮れ)」で幕を閉じる。さらに歌舞伎から題材をとった「Do Jo Ji(道成寺)」では、和太鼓、大鼓、小鼓などが演奏に使われている。福原の奏でる篠笛、そして和太鼓などが、ポーランドのミュージシャンたちとのコラボに違和感なく溶け込み、「和と洋との邂逅」を際立たせていることに驚嘆する。
 

Haiku

Anna Maria Jopek / Universal Poland


 
上記アルバムからYOUTUBEにアップされている2曲を続けて ・・・。いずれもポーランド民謡で、「Dolina/ドリナ (谷)」、「O, Mój Rozmarynie/オー・ムイ・ロズマリーニェ(ローズマリーよ)」、「Biel(白)」」などを。
 
「Anna Maria Jopek & Makoto Ozone - Dolina, O Mój Rozmarynie」
 
          

「Anna Maria Jopek, Makoto Ozone - Biel(白)」

          

「Anna Maria Jopek & Makoto Ozone - KUJAWIAK」

          










 
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by knakano0311 | 2018-07-03 13:34 | 我が家の歳時記 | Trackback | Comments(0)