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大屋地爵士のJAZZYな生活

枯死したクヌギの高木を伐採する

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 今期一番の冷え込みという朝、伐採作業に向かう。丘の駐車場から再生林へと続く階段脇にある一本の「クヌギ(櫟、椚)」の高木。高さ20m程でしょうか、再生林のシンボルとして残しておいたのだが、数年前、いわゆる「ナラ枯れ」に罹り、今年、ついに枯死してしまった。安全のために伐採を決め、周囲の安全を確保した上で伐採に取り掛かる。枯死した高木は、薪にするか、チップにして腐葉土と混ぜるしか利用の道がない。堂々とした威容を誇っていた高木だが、枯れたら使い道がないとはちょっと気の毒。我々もそんな風にならないように自戒 ・・・・。

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 さて、今宵の曲は、冬の歌2曲。最初は、NYジャズ・ヴォーカルの頂点として活躍する、「グレッチェン・パーラト/Gretchen Parlato」の「Winter Wind」。若手ジャズ・ミュージシャンの登竜門として知られる、通称「モンク・コンペ」と呼ばれる「セロニアス・モンク・インスティチュート・オブ・ジャズ/Thelonious Monk Institute of Jazz」(今年から「ハービー・ハンコック・インスティテュート・オブ・ジャズ/The Herbie Hancock Institute of Jazz」に名称変更)で2004年のウィナー。「ハービー・ハンコック/Herbie Hancock」、「ウェイン・ショーター/Wayne Shorter」ら大御所たちからも絶賛を受けたという。ソングライターとしての才能も見せるこの歌は、アルバムは、3作目となる、「The Lost and Found」(2011)から。

【 Winter Wind 】  by Gretchen Parlato

「♪ He was a winter wind    彼は冬の風だった
  She was a summer flower   彼女は夏の花だった
  She’ll blossom and re-begin  彼女は再び花を咲かせようとしても
  He’ll blow her away      彼はそれを吹き散らし
  And fall into april showers   4月の雨の中にちらしてしまうだろう

  This street that we walk upon 二人で歩くこの通り
  Leading us to tomorrow    明日へと繋がっているわ
  Holds past dreams all come undone 過去の夢をすべてなかったことにして
  With love in our hearts    こころから愛しても  
  We step into all our sorrow  悲しみに足を踏み入れてしまう

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

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 Lost & Found
 グレッチェン・パーラト/Gretchen Parlato
 Obliqsound

        



「Gretchen Parlato - Winter Wind」
          


 次は、フィラデルフィアで活動する女性シンガー、「ローリン・タリーズ/Laurin Talese」のデビュー作、「ゴージャス・ケイオス/Gorgeos Chaos」(2016)から、「ロバート・グラスパー/Robert Glasper」とのコラボで、自身作詞の「Winter」。JazzとR&Bの中間のようなアルバムで、「濃厚でテンションの高いソウル、R&Bはちょっと ・・・」という方にもオススメ。
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 ゴージャス・ケイオス/Gorgeous Chaos
 ローリン・タリーズ/Laurin Talese
 Pヴァイン・レコード

        




「Laurin Talese - Winter (feat. Robert Glasper)」
          
    
    
     


# by knakano0311 | 2019-12-05 23:18 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

紅葉も終わり、高まる年の瀬気分

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 いよいよ12月。冬本番。朝から紅葉を散らしてしまうだろう雨。「こんな日は ・・・」と、年賀状の印刷にとりかかる。午後から出かけた近所のスーパーには、クリスマス・ツリーや正月飾りが所狭しと置いてある。一気に「年の瀬気分」が強まってくる。
   
 さて、今宵、年の瀬に聴くピアノ、「Winter」をタイトルにもつ曲をいくつか ・・・。

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 まずは、「トリオセンス/Triosence」。曲は、「Winter Rain」。アルバム、「Turning Points」(2013)から。「トリオセンス」は、ドイツ出身で、ピアニストの 「ベルンハルト・シューラー/Bemhard Schüer」を中心に、「Matthias Nowak/マティアス・ノヴァク(bass)」、「ステファン・エーミッヒ/Stephan Emig (drums)」によって、1999年に結成されたJAZZピアノトリオ。バンドの名前を「トリオセンス」とした由縁は、「トリオ」と「エッセンス」とを併せた造語だそうで、そこに彼らの思いが込められているようだ。最新作は、結成20周年を記念して、新メンバーによりリリースされた「スコルピオ・ライジング/Scorpio Rising」(2019)。
   
 この「Winter Rain」、YOUTUBEにアップされていないので、ライブ・アルバム、「One Summer Night」(2017)に収録されているライブ・バージョンをアップします。

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 Turning Points
 Triosence/トリオセンス
 ヤマハミュージックアンドビジュアルズ






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 One Summer Night
 トリオセンス/Triosence
 Mons Records

  


        
「Winter Rain (Live) - Triosence」
          

 そして、デビュー・アルバム、「First Enchantment」(2004)から、「Winter Samba」を。
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 First Enchantment
 トリオセンス/Triosence
 MONS

          




「Winter Samba - Triosence」
          

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 このブログで、「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」、「ジョバンニ・ミラバッシ/Giovanni Mirabassi」、「アレッサンドロ・ガラティ/Alessandro Galati」、「トルド・グスタフセン/Tord Gustavsen」など、数多くのヨーロッパの美メロ・ピアノを紹介してきましたが、日本にも彼らに匹敵する美メロ・ピアニストがいる。「Manabu Ohishi/大石学」。
    
 永遠をテーマに彼がトリオで奏でる心温まるピアノの旋律は、アルバム、「ETERNAL」(2013)。曲は、「Winter Waltz」。パーソネルは、「大石学/Manabu Ohishi(piano)」「ジャン=フィリップ・ヴィレ/Jean-Philippe Viret(bass)」、「シモン・グーベル/Simon Goubert(drums)」。
   
 YOUTUBEにトリオ演奏でのアップがありませんので、ソロ・バージョンで ・・・。

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 ETERNAL
 マナブ・オオイシ・トリオ(大石学トリオ)
 澤野工房

        

  
「Calm ~ Winter Waltz - 大石学」
          
    
    
      
      

# by knakano0311 | 2019-12-03 16:04 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

公園の紅葉もそろそろ見納めです

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 我々森林ボランティアが活動拠点とする「兵庫県立一庫公園」の麓に広がるダム湖、「知明湖」。正面の山が、公園の中心、「知明山」。水面に映る青空と紅葉が美しい。

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 公園の紅葉もそろそろ終盤へ。「サクラ」や、日当たりの良い場所の「イロハモミジ」、「カエデ」などはもうすでに散ってしまったが、色付きが遅れていた「エドヒガン(江戸彼岸)」の谷や、「出会いの谷」の「イロハモミジ(いろは紅葉)」が今がちょうど見頃。目を奪われる鮮やかな赤。静寂。平日は、訪れる人も少ないこの公園は、知られざる紅葉の名所です。
  
 今宵の曲、御贔屓、日本人の琴線にふれる美しい哀愁のメロディを奏でるノルウェー出身のジャズ・ピアニスト、「トルド・グスタフセン・トリオ/Tord Gustavsen Trio」の「Still There」。 アルバム、「Being There」(2007)から。

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 Being There
 Tord Gustavsen Trio/トルド・グスタフセン・トリオ
 ECM

          




「Tord Gustavsen Trio - Still There (live)」
          

 次の曲は、「静寂=still」をタイトルに持つ曲、「In The Still Of The Night」。「夜の静寂(しじま)の中で」という素敵な邦題がついている。実は、この歌、同名異曲、二つの曲があるが、一つは、「コール・ポーター/Cole Porter」が1937年に作った曲で、スタンダードともなっている曲。
    
【 In The Still Of The Night 】 by Cole Porter
    
「♪ In the still of the night    夜の静寂(しじま)の中で
  As I gaze from my window   私は窓から
  At the moon in its flight    空に浮かぶ月をじっと眺める
  My thoughts all stray to you  私の心はあなたを思って千々に乱れる
   
  In the still of the night      夜の静寂の中で
  While the world is in slumber   世界が眠りにつき
  All the times without number   時は動きを止めている間に
  Darling when I say to you    ダーリン、君に尋ねたいんだ 
   
  Do you love me, as I love you   僕が愛するほど、僕を愛しているかい
  Are you my life to be, my dream come true 私の人生になってくれますか、それが僕の夢
  Or will this dream of mine fade out of sight その夢は消えてなくなってしまいますか
  Like the moon growing dim,          まるで輝く月が
        on the rim of the hill       丘の向こうに消えていくように
  In the chill, still, of the night       ひんやりとした夜の静寂の中で ♪」
    
 歌い手は、ジャズ歌手ではないが、大ベテラン、「カーリー・サイモン/Carly Simon」。若い頃は「恋多き女」として数多くの浮名を流したが、すっかり落ち着いて、POPS歌手としてもう円熟の域に達している彼女がリリースしたスタンダード集、「ムーンライト・セレナーデ/Moonlight Serenade」(2005)から。

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 Moonlight Serenade
 カーリー・サイモン/Carly Simon
 Sony

        


  
「Carly Simon - In The Still Of The Night」
          

 そして、もう一つは、1956年の「ファイヴ・サテンズ/The Five Satins」のヒット曲、Doo-Wopの名曲、「In the Still of the <strong>Nite</strong>」。リード・ヴォーカルの「フレッド・パリス/Fred Parris」によって書かれた曲ですが、「コール・ポーター」の曲と間違われないようにとタイトルを「<strong>Nite</strong>」にしたという。こちらの歌唱は、人気急上昇の実力派で、スタイリッシュな、「リン・スタンレー/Lyn Stanley」。アルバムは、「Potions (From the 50s)」(2014)から。ボッサ・テイストの軽快さ、彼女の声が心地よく入ってくる。
   

【 In The Still Of The Night(Nite) 】  by Fred Parris
    
「♪ In the still of the night   夜の静寂(しじま)の中で
  I held you          僕は君を抱いた
  Held you tight        強く強く
  'Cause I love         愛しているからさ
  Love you so         こんなにも深く
  Promise I'll never       約束するよ
  Let you go          決して君を離さないと
  In the still of the night    夜の静寂の中で
   
  I remember          覚えているさ
  That night in May       あの五月の夜
  The stars were bright above  空には星が輝いていたね
  I'll hope and I'll pray      僕は願ったんだ 祈ったんだ
  To keep             君のかけがえのない愛が
  Your precious love       続きますようにと
  Well before the light      夜が明ける前に
  Hold me again         もう一度抱きしめて
  With all of your might      力の限り
  In the still of the night      夜の静寂の中で  ♪」
     
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 Potions (From the 50s)
 Lyn Stanley/ リン・スタンレー
 CD Baby





          
「In the Still of the Night - Lyn Stanley」
          

    
    
    

# by knakano0311 | 2019-11-30 14:36 | 炭焼き小屋から

ついに年貢の納め時、仕方なくスマホに

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 定年退職してからは、外出先で調べなければいけない事や、緊急に対応しなければならない何かがあるわけでもなく、「PCとガラ携で十分、スマホは必要ない」とずっと抵抗してきたが、ついに年貢の納め時来たと、二人共スマホに買い変えた。変えた主な理由は、
1)長電話が好きな妻の友達は皆スマホ。ガラ携の妻と話すには1回5分以内の時間制約があるという。
2)妻の趣味のお仲間がこれまた皆スマホ。どうも同調圧力が掛かっているようだ。
3)大手スーパーの割引サービスが、紙媒体のダイレクト・メールから、スマホ・アプリに変更になるという予告が来た。
 など、妻からの圧力である。とは言いつつ、スマホの世の中になっていくのは間違いなく、時代についていくためにも、この辺が潮時かと決断。
   
 「多分初期設定や使い方できっと質問攻めにあうだろうな」と危惧していたが、一応私も工学部卒、私も使っていなければ、質問に答えることもできない。案の定、家に帰ってから妻からいろいろ聞かれても、残念ながら答えられない。簡単なマニュアルを見ながら、悪戦苦闘しつつ、なんとかアカウントの設定、一部機能を使うまでには至った。PCとは操作方法が全く違うことにかなり戸惑う。きっと、スイスイと使いこなしている息子か孫娘に聞いたほうが早いんだろうな。
    
 こうやって、GAFAだ、ビッグデータだのという、この先チラチラ見えるAIに操られる社会に取り込まれていくんだ。
    
 さて、今宵の曲、「The telephone song(Oh Telephone とも)」。リオデジャネイロ生まれ、ブラジルの作曲家、ソングライター、レコード・プロデューサー、ジャーナリストで一時、「エリス・レジーナ/Elis Regina」のパートナーだった、「ホナルド・ボスコリ/Ronaldo Bôscoli」の作詞・作曲。それに、「ノーマン・ギンベル/Norman Gimbel」が英語詩をつけた。
  
【 The telephone song 】   By Ronaldo Bôscoli, Norman Gimbel &amp; Roberto Menescal
    
「♪ Buzz! Buzz! Line is busy every time that I call  私が電話してもいつもお話中
  Buzz! He's the longest talker I've ever known    なんて長電話なの 彼は
  Buzz! Buzz! I've been trying hard to reach him all day もう一日中かけ続けているわ
  Buzz! When I get him I'll forget what to say 
                      繋がった時には言おうとした事を忘れてしまっているわ

  Should I call the operator?        交換手に聞いてみようかしら
  Is the number that he gave me my own?  彼が番号を教えてくれたのは私だけかって
   
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
    
 可憐な声で電話をかけてくれるのは、「ダイアナ・パントン/Diana Panton」。アルバムは、「To Brazil With Love/フェリシダージ ~わたしが愛したブラジル 」(2011)から。

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 To Brazil With Love/フェリシダージ ~わたしが愛したブラジル
 Diana Panton/ダイアナ・パントン
 MUZAK,Inc.

        





「Diana Panton -The telephone song」
          

 大姉御、「ローラ・フィジィ/Laura Fygi」の円熟の電話も。アルバム「The Lady Wants to Know」(1994)に収録されていますが、ライブ映像で。

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 The Lady Wants to Know  
 Laura Fygi/ローラ・フィジィ
 Mercury





        
「Laura Fygi - Oh Telephone」
          

        
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 次は、ロンドン生まれで、南アフリカ共和国で育ち、その後ニュー・ヨークに移り、「マンハッタン・スクール・オブ・ミュージック」を卒業、ニュー・ヨークを拠点に活動しているという気鋭のボーカリスト&ソングライター、「ニッキー・シュライア/Nicky Schrire」のかける電話は、「Bless the Telephone」。アルバムは、「Space and Time」(2013)。
   
 彼女が、3人のピアニスト、「ファビアン・アルマザン/Fabian Almazan」、「ジェラルド・クレイトン/Gerald Clayton」、「ギル・ゴールドスタイン/Gil Goldstein」とそれぞれ4曲ずつ共演したヴォーカル&ピアノのデュオ・アルバム。アレンジはすべて「ニッキー・シュライア」が担当、プロデューサーは、「ブラッド・メルドー/Brad Mehldau」等を手掛けた「マット・ピアソン/Matt Pierson」。透明感ある歌声とピアノのデュオ。親密でイノセントな空間。
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 Space & Time
 Nicky Schrire/ニッキー・シュライア
 Nicky Schrire Music





「Bless the Telephone(feat. Gerald Clayton) - Nicky Schrire」
          
     



     


# by knakano0311 | 2019-11-28 14:23 | マーケッターとしてのシニアから | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(358) ~ ご近所の紅葉 ~

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 関西には京都をはじめ、紅葉の名所が数多くありますが、いま真っ盛りの「ご近所の紅葉」、これも結構楽しめます。「ブドウ(葡萄)」の実に似た青紫色の実とのコントラストも鮮やかな「ツタ(蔦)」。燃えるような赤の「シダレモミジ(枝垂れもみじ)」、「ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星)」。そして「イチョウ(銀杏)」も ・・・。家の近くの小山の紅葉も鮮やかですが、なんとも電線が邪魔。

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 さて、今宵はピアノとベースのデュオ。イタリアの巨匠「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」とデンマークのエース・ベーシスト、「トーマス・フォネスベック/Thomas Fonnesbæk」、アルバムは、「Blue Waltz」(2018)。2017年、コペンハーゲンでのライブ・アルバム。
  
 「エンリコ・ピエラヌンツィ」は、もう紹介不要のイタリアの巨匠。「トーマス・フォネスベック」は、1977年、デンマーク生まれ、油が乗った現在、42歳のベーシスト。「ラーシュ・ヤンソン・トリオ/Lars Jansson Trio」のベーシストとして名を馳せ、繊細かつエキサイティングなプレイで日本のジャズファンにも人気が高いという。
   
 彼は、「ケニードリュー/Kenny Drew」の生涯の演奏のパートナーであった、「ニールス=ヘニング・エルステッド・ペデルセン(NHOペデルセン)/Niels-Henning Ørsted Pedersen」の生徒として薫陶を受け、「ラーシュ・ヤンソン」がデンマークの「オールヒュス音楽大学」で教授を努めていた時期にラーシュから指導を受けたという。若い頃から頭角を現した逸材で、1997年には、「バーリンスケ・タイデンデ音楽コンテスト」でソロベース奏者として金賞を受賞、「ヨーロピアン・ジャズ・コンテスト」では、準優勝を果たした経歴を持ち、「エンリコ・ピエラヌンツィ」がその才能に目をつけたのであろう。
    
 近作のソロアルバム、「Wine & Waltzes」(2018)にも収録されていたアルバム・タイトル曲、ピエラヌンツィ作曲の「Blue Waltz」、「blue
がつく曲にハズレなし」などと言われていますが、どうでしょうか。そして、フォネスベック作曲の「First Impression Last」など4曲を ・・・。

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 BLUE WALTZ
 Enrico Pieranunzi & Thomas Fonnesbæk/エンリコ・ピエラヌンツィ & トーマス・フォネスベック
 Stunt Records





          
「Blue Waltz · Enrico Pieranunzi & Thomas Fonnesbæk」
          

「Everything I love - Enrico Pieranunzi & Thomas Fonnesbæk」
          

「First Impression Last - Enrico Pieranunzi & Thomas Fonnesbæk」
          

「Miradas - Enrico Pieranunzi & Thomas Fonnesbæk」
          
     
     
      

# by knakano0311 | 2019-11-26 10:51 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(357) ~ 晩秋に咲く ~

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 紅葉ばかりが目立つ晩秋の路傍。よく見ると、結構たくさんの花が咲いている。定番の「サザンカ(山茶花)」、孤高の大輪「皇帝ダリヤ」、いろいろの「キク(菊)」、思わず微笑みたくなる「チロリアン・ランプ」、毒性があるらしいがユニークな形の「エンジェルス・トランペット」など ・・・。

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 さて、今宵の女性ボーカル。ウッド・ベースを抱えながら、ブロンドの長い髪をなびかせて、スタンド・マイクでジャズを歌う、オーストラリア出身の美人女性ジャズ・ベーシスト、「ニッキ・パロット/Nicki Parrott」。
   
 1970年生まれ。4歳の頃からピアノを学しんだニッキは、その後フルートを経て、15歳の時にはもうベースを手にし、シドニーの音楽院でジャズを学んだ後、CDデビュー。1994年に渡米し、N.Y.の有名なジャズ・クラブ、「イリディウム/the Iridium Jazz Club」で、「レス・ポール・トリオ/Les Paul Trio」のベーシストを務めるなど、ウッド・ベースを弾きながら艶やかにシルキー・ヴォイスで歌うスタイルで、注目されたという。デビュー後、日本でもジャケ買いしたくなるほどのそのキュートな愛らしさが人気を集め、多くのファンを獲得している。
   
 ニッキのニュー・アルバムは、「コーヒー・ルンバ/Moliendo Cafe」、「キス・オブ・ファイアー/Kiss of Fire(原曲:エル・チョクロ/El choclo」、「ある恋の物語/Historia De Un Amor」など、タンゴ、マンボ、ルンバなどラテン・ジャズ・サウンドが満載の「Papa loves Mambo/パパはマンボがお好き」(2019)。
   
 かって中学生の頃、洋楽に目覚めたきっかけの一つがラテン音楽であった。ラジオから流れてくる「ナット・キング・コール/Nat King Cole」、「トリオ・ロス・パンチョス/Trío los Panchos」、「ペレス・プラード楽団/Pérez Prado And His Orchestra」、「ザピア・クガート楽団/Xavier Cugat Orchestra」 ・・・などに夢中になったものでした。このアルバム、そんな昔の想いが蘇るような懐かしい曲、14曲。いや、これは楽しい。

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 パパはマンボがお好き/Papa Loves Mambo
 ニッキ・パロット/Nicki Parrott
 ヴィーナスレコード

        




 それでは、懐かしいおなじみのラテン・スタンダードを4曲続けて。

「Papa Loves Mambo(パパはマンボがお好き) - Nicki Parrott」
          

「Moliendo Cafe(コーヒールンバ) - Nicki Parrott」
          

「Historia De Un Amor(ある恋の物語) - Nicki Parrott」
          

「Perfidia(パーフィディア) - Nicki Parrott」
          
     
    
    
   

# by knakano0311 | 2019-11-25 09:49 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

「バー堂島」を読んで「ケ・サラ」を聴く

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 最近読んだ本。「バー堂島」(吉村喜彦 ハルキ文庫)。
   
 大阪・北新地のはずれ、堂島川に面したカウンター五席の「バー堂島」。還暦近いマスターは、元ブルース・ミュージシャン。美味しいお酒とつまみ、心優しい音楽が売りの、ざっくばらんなお店。個性豊かな連中がやってくる。帯には、「笑ったあと、ちょっぴり切ない。夕日を映す川の街を舞台に、心ほどける4つの物語。」とあった。
   

 カウンターだけのちいさなバー。ジャズが流れて、常連さんがやってきては、与太話に花を咲かせる。もちろん大阪弁で ・・・。こんな隠れ家ともいえる北新地の店、現役時代の私にもありました。帯にあるとおり、読んでいるうちに、いろいろと昔を思い出しながら、心がほどけていく。

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 バー堂島
 吉村喜彦
 ハルキ文庫(角川春樹事務所)







 この本のなかで、関西出身の日本のブルース歌手でちょっと語られていたのが、ブルース・バンド、「憂歌団」のボーカル、ギタリストの「木村充揮」とR&amp;B・ソウルシンガー、シンガーソングライターの「上田正樹」。ちょっと聴いてみたくなり、CDを引っ張り出してきました。
    
 「木村充揮」。映画、「毎日かあさん」(2011年公開)のエンディングで流れて、涙腺崩壊した「ケサラ ~ CHE SARA ~」。アルバム、「小さな花」(2006)から。
   
 「ケ・サラ(イタリア語: Che sarà )」は、1971年の「サンレモ音楽祭」で発表された楽曲で、その意味は、日本語に訳すと、「どうなってしまうんだろう?」という意味だという。イタリアでこの歌が発表された1971年、日本では学生運動や安保闘争の火が燃え上がっていた。 当時、「にしむらよしあき」が日本語に訳した歌詞が、権力と闘いながら平和と自由を訴えていた学生達によって、集会や歌声喫茶などで歌われた。東大安田講堂事件が1969年、 日本航空機よど号ハイジャック事件、三島由紀夫事件が1970年、1971年は、ちょうど入社して関西に2年ほど経った頃ころ。「木村充揮」独自の訳は、そんな政治色は消えてる。香港のニュース映像が頭をよぎる。
    
【 ケサラ ~ CHE SARA ~ 】
  作詞・作曲:Francesco Migliacci・Cario Pes・Italo Nicola Greco・Enrico Sbriccoli
  日本語詞:木村充揮

「♪ 海を見てると 君のことを思い出す
  振り向きざまの あの笑顔 この胸に広がる
   
  楽しい楽しい日々を 辛く切ない日々を
  君と共に暮らした日々を 忘れられない日々を
   
  ケサラ ケサラ ケサラ
  今日の一日を 雨の日も風の日も ケサラ
   
  夢の中 行き交う 今日もいろんな人が
  争うことなく暮らせるように 共に暮らせるように
  
  ケサラ ケサラ ケサラ
  君の一日を 雨の中 風の中 ケサラ
  
  ケサラ ケサラ ケサラ
  巡る季節の中を 前を向いて歩いてく ケサラ
   
  ケサラ ケサラ ケサラ
  今日の一日を ふれあい 分けあい 愛しあい ケサラ 
   
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」
   
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 小さな花
 木村充揮 
 ヒップランドミュージック





        
「木村充揮 -ケサラ - Che Sara - 」
          

 「上田正樹」。「悲しい色やね Osaka Bay Blues」。アルバム、「Songs - 男が女を愛する時 -」(1983)から。この歌をカラオケの十八番にしているオジサンたちも私の周りにたくさんいました。
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 Songs ~男が女を愛する時~
 上田正樹
 CBS/Sony





        
「悲しい色やね〜OSAKA BAY BLUES - 上田 正樹」
          

 年は「令和」となったが、「カラオケ」と聞くと、なぜか「昭和」の匂いがしてくる。これもオジサンたちの十八番、「河島英五」の昭和の「男唄」は「酒と泪と男と女」。「木村充輝」と「近藤房之助」のカバーで。アルバムは、「男唄~昭和讃歩」(2007)。
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 男唄~昭和讃歩
 木村充揮、近藤房之助
 ZAIN RECORDS




        
「木村充揮×近藤房之助 - 酒と泪と男と女」
          
    
    
     


# by knakano0311 | 2019-11-24 00:25 | 読むJAZZ | Trackback | Comments(0)

紅葉の中、今日もクヌギを伐る

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 紅葉真っ盛りの公園。その中で、今日も黙々と「クヌギ(椚、櫟)」の高木を伐り、炭焼きの窯木をつくる。順調に伐採は進んでいる。朝の冷え込みは厳しかったが、伐った後、森が開け、背中に陽があたると体が暖かくなる。作業後、紅葉を愛でるゆとりもでてきた。

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 さて今宵、晩秋の宵のピアノは、「ジョン・テイラー/John Taylor」。惜しくも2015年11月に亡くなってしまったが、「ピアノの詩人」と称されるイギリスのジャズピアノ奏者、作曲家。
   
 1942年生まれ、イギリス・マンチェスター出身。音楽一家で育ち、幼少からピアノをマスターしたという。1964年ロンドンに出て、多くのアーティストと共演。1971年トリオを結成し、初リーダー作「Decipher(日本タイトル;覚醒)」を発表。モード手法を基盤としたスピード感溢れる高度なインタープレイを披露した。「ピアノの詩人」と称されるように、欧州ピアニストの例に漏れず、クラシックをベースにした気品あふれる演奏でファンを魅了。現在までにECMレコードに多くの録音を残していることもうなづける。彼の元妻は、英ジャズ歌手、ヴォーカリスト、「ノーマ・ウィンストン/Norma Winstone」である。
    
 今宵のアルバムは、まず、トリオ・アルバム、「Rosslyn」(2002年4月録音)。「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」と多くのトリオ作品がある、「マーク・ジョンソン/Marc Johnson(b)」、「ジョーイ・バロン/Joey Baron(ds)」という、このメンバーで唯一のトリオ・アルバムですが、ECMレーベルらしい静謐で耽美、硬質な演奏を聴かせる。

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 Rosslyn
 ジョン・テイラー・トリオ/John Taylor Trio
 ECM

        



 そこから、「Between Moons」。トリオ演奏がアップされていませんので、2013年11月ロンドンでのソロ演奏で。

「John Taylor - Between Moons」
          

 カナダ・トロント生まれであるが、主にイギリスで活躍するジャズ・トランペット・フリューゲルホーン奏者で、美しくもプログレッシヴな演奏が特長の「ケニー・ホイーラー/Kenny Wheeler」。そのサウンドは、「クリスタル・サウンド」とも呼ばたが、2014年9月に亡くなってしまった。彼とのデュオ・アルバム、「Where Do We Go From Here」(2005)から「Fordor」を。秋にぴったりの映像をYOUTUBEからアップ。

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 Where Do We Go From Here
 Kenny Wheeler & John Taylor/ケニー・ホイーラー & ジョン・テイラー
 CamJazz

        




「Kenny Wheeler & John Taylor - Fordor」
          

 さて、「ジョン・テイラー」とベースのデュオといえば、「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」とのデュオ盤、「Nightfall」(2003)が頭に浮かびますが、フランスのベーシスト、「ステファン・ケレッキ/Stephane Kerecki」とのデュオ盤もなかなかのもの。アコースティック・ベースが醸し出す重厚な音空間の居心地の良さ、アルバムは、「Patience」(2011)から「Gary」。

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 Patience
 Stéphane Kerecki & John Taylor/ステファン・ケレッキ & ジョン・テイラー
 1-2-3-4 GO

        



「Stephane Kerecki and John Taylor - Gary」
          

    
    
     


# by knakano0311 | 2019-11-21 17:43 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

高さ30mのクヌギを伐る

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 いよいよ、「クヌギ(櫟、椚)」の伐採作業が本格化してきた。昨日に続いて連日の作業である。今日は、かっての里山、クヌギ林が放置林となってから、伸びるにまかせ、30mにも及ぶ高さとなった高木の伐採。放置林となってから、間伐が行われなくなり、陽が当たらなくなったため、陽を求めて、上へ上へと伸び、なんと30mの高さにまで成長してしてしまった「クヌギ」。高さの割合に幹は30cmほどと太くなく、ひょろ長く、枝もほとんど出てないため、菊炭の原木としては、あまりいい材とは言えないが、鹿の食害により、適当な「台場クヌギ」が枯渇している現状では、こんな高木も使わざるを得ない。そして、この放置林となったクヌギ林を再び台場クヌギ林として復活させようという作業でもある。
    
 高木化は、なにもこの公園や「クヌギ」に限った事でなく、全国いたるところのかっての里山で見られ、防災上の観点からも問題視されている。戦後、林業の国策として「杉」の植林をすすめたが、この杉林は、輸入材との価格競争に負け、手入れのされない放置林となっている。また、生活に必要なのかなりの部分を賄っていた里山の木も、燃料革命、プラスチック化などの材料革命により、不要となり、やはり放置林となっている。結果、手入れのされない森は、冬になっても葉が落ちない常緑広葉樹の森となって暗くなり、樹木は陽を求めてどんどん高木化してゆく。そのため、地面にかかる木の重量は増加し、地すべりが起こりやすく、幹が太くならないので、風で倒れやすくなる。このことが、最近の異常気象、ゲリラ豪雨による土砂災害、流木被害を深刻化しているという。間伐をする以外に対策はないのだが、過疎、高齢化、人手不足 ・・・、日本の抱える問題点の多くが、ここに凝縮されている。

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 そのことはさておき、残そうと決めている余りにも見事な「イロハモミジ」の大木、そして、谷に彩を添えるであろろう「ヤマザクラ(山桜)」、「ウワミズザクラ(上溝桜)」。それらをできるだけ傷つけないように、また観察路の手すりを損傷しないようにと、倒す方向を慎重かつ入念に決めてから、チェーンソーを入れる。結果見事、狙った通りの方向に倒れ、「イロハモミジ」の損傷も最小限に留まった。
  
 あとは、総がかりで我々の炭窯に入れる長さ80cmに「玉切り」をし、伐った切り株断面には、防腐剤を入念に塗る。これで、1本の高木の伐採が完了する。

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 写真のようにすっかり森は明るくなったが、同じような高さの「クヌギ」の高木が、まだ伐採を待っている。なんせ、1,000本ほどの窯木を準備しなくてはならないのだ。伐採はまだまだ続く。活動を続けられているかどうかはわからないが、10年後にここが見事な「台場クヌギ」の林として再生しているようにと願いながら ・・・。

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 さて、今宵のピアノ、「夢盗人、夢泥棒」なんてなんともロマンチックなタイトルが付けられている「シャイ・マエストロ/Shai Maestro」のアルバム、「ザ・ドリーム・シーフ/The Dream Thief」(2018)から。
   
 「シャイ・マエストロ」。初めて聴くピアニスト。1987年生まれ、32歳のイスラエル・ジャズ・シーンを牽引する人気ジャズ・ピアニストだという。現在、ニューヨークを拠点に活動。5歳からクラシック・ピアノを始め、8歳の時に「オスカー・ピーターソン/Oscar Peterson」のアルバムを聴いてジャズに開眼。「テルマ・イェリン国立芸術高等学校」でジャズとクラシックを学び、「バークリー音楽大学」のスカラーシップを得て、ジャズ・ピアノや民族音楽論などを学んだという。
     
 2006年、19歳で同じイスラエル出身のベース奏者、「アヴィシャイ・コーエン/Avishai Cohen」のバンドに抜擢され、2010年に自身のユニットを結成。2012年に初のリーダー・アルバム、「シャイ・マエストロ・トリオ/Shai Maestro Trio」を発表。2018年にECM 移籍第1弾の本作、「The Dream Thief」をリリース。以来、現在に渡り数枚の作品を発表、各所で精力的な演奏活動を展開しているようだ。

 美しさ、静けさ、エキゾチズム、繊細かつ力強いタッチの裏に感じる秘められた情熱。北欧の叙情的なピアニストとは、またちょっと色合いが違う新しい世界を提示しているのかも。アルバムから、プロモーション・ビデオ、タイトル曲、「The Dream Thief」、これが一番気に入ったのだが、「The Forgotten Village」を。パーソネルは、「Shai Maestro(Piano)」、「ジョルジ・ローダー/Jorge Roeder(Double Bass)」、「オフリ・ネヘミヤ/Ofri Nehemya(Drums)」。


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 The Dream Thief
 Shai Maestro Trio
 ECM





        
「Shai Maestro - The Dream Thief (Teaser)」
          

「The Dream Thief - Shai Maestro」
          

「The Forgotten Village - Shai Maestro」
          
    
    
      


# by knakano0311 | 2019-11-17 10:59 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

Let's Spend The Night Together ~ 昔の仲間と話が弾んだ夜 ~

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 久しぶりの梅田。1年ぶり。もう40年も昔の話であるが、かって勤めていた会社のヨット部に、ある一時期所属していた仲間のOB会。70~80歳のジイサマたちが未だに集まって他愛のない話を繰り広げるのだが、もう10数年続いている。一般に言われるような体育会系のクラブの先輩、後輩といった上下関係が、全く持ち込まれず、海の上で共に戦った仲間として、フラットな関係が保たれている心地よさから、会社の他のOB会には全く出席しない私も、この会にはできる限り出席をしている。最近大きく変貌した梅田界隈であるが、なんとか迷うことなく宴会の場までたどり着くことができ、積もる話に花が咲く。話題はどうしても「健康」が多いが、元来、自然相手のヨット乗り気質の仲間たち、残念にも鬼籍に入ったのは、一人だけである。
  
 心ゆくまで話に花を咲かせ、楽しい時を過ごした帰り電車。勤めを終えた会社員でいっぱい。しかし、車両の中で、スマホを見ていないのは、私を含めてたった二人。眠りこけている酔っぱらいも、夕刊を広げている人も、本を読んでいる人も全くなく、ただひたすらに画面を見てる、操作している。なにか、私にとっては異様に思える光景だった。
   
 今宵の曲は、集う喜びを歌った曲。最初は、「ヘイリー・ロレン/Halie Loren」の「Happy Together」。アルバム、「Simply Love」(2013)から。「わたしのことだけ考えたいてくらたら幸せ ・・・」。訳は不要でしょう。
    
【 Happy Together 】  by GARRY BONNER / ALLAN LEE GORDON
   
「♪ Imagine me and you, I do
  I think about you day and night, it's only right
   To think about the girl you love and hold her tight
   So happy together
   
   If I should call you up, invest a dime
   And you say you belong to me and ease my mind
   Imagine how the world could be, so very fine
   So happy together
   
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

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 Simply Love
 ヘイリー・ロレン/Halie Loren
 Justin Time Records

            



「Halie Loren - Happy together」
          

 「ジョー・サンプル/Joe Sample」の「Together We'll Find a Way」。フュージョンの名盤、「レイラ・ハザウェイ/Lalah Hathaway」をフューチャーした「Rainbow Seeker/虹の楽園」(1978)から。

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 Rainbow Seeker/虹の楽園
 Joe Sample/ジョー・サンプル feat.Lalah Hathaway/レイラ・ハザウェイ
 ユニバーサル ミュージック





            
「Together We'll Find A Way - Joe Sample」
          

 最後は、ずばり「Let's Spend The Night Together」。「ローリング・ストーンズ/The Rolling Stones」、アルバム、「Between The Buttons」(1967)から。ただ、どういうわけか「夜をぶっとばせ」という邦題がついている。う~~~ん。

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 Between The Buttons
 ザ・ローリング・ストーンズ/The Rolling Stones
 Abkco





            
「Let's Spend The Night Together - The Rolling Stones」
          
     


     

# by knakano0311 | 2019-11-16 10:27 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)