大屋地爵士のJAZZYな生活

カテゴリ:地域の中で・・・( 375 )

新しい道路の新しいパンの店

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 先月、「新名神高速道路」が、高槻JCTから神戸JCT間全線が開通し、中国道から渋滞の名所、「宝塚トンネル」を通らずに、名神高速道路へバイパスできるようになった。それに伴って、ご近所にある川西ICへのアクセス道路も大幅に整備され、周辺に新しい店もオープンするようになった。そんな新しい道路の新しいパンの店。私はあんパンが大好きで、この新しい店でも、あんパンを買ってみた。少しづつ変わっていく地域。

 そして、いつもの図書館の横の公園。この辺は私が住んでいる地域より、2.3℃気温が低いので、花の咲くのもやや遅め。「ヤエザクラ(八重桜)」、「ハナズオウ(花蘇芳)」などが満開を迎えていた。借りた本は、「佐藤正午」著、「鳩の撃退法」(小学館)。

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 そして、今宵の曲、カナダ出身で、ピアノを弾き語るジャズ・ボーカリスト、「キャロル・ウェスマン/Carol Welsman」の「On The Road Again」。アルバムは、「Journey」(2012)

 1960年、トロント生まれのカナダのジャズ・ヴォーカリストでピアニスト。ボストンの「バークリー音楽大学」でピアノを、また、ヨーロッパに渡って声楽を学んだという。1990年、トロントにもどった彼女は、トロント大学でジャズ演奏の実技を担当する教員となり、学生への個別指導やジャズ・ヴォーカルの即興アンサンブルを編成して指導にあたっていたが、1987年、「Just Imagination」でデビュー。2000年には、本格的に全米進出。「オスカー・ピーターソン/Oscar Peterson」が絶賛し、「ハービー・ハンコック/Herbie Hancock」が惚れ込んだという。

女性ジャズ・ボーカル王国カナダを代表する本格派シンガー&ピアニスト。なにかと「ダイアナ・クラール/Diana Krall」と比較されることも多いが、「キャロル・ウェルスマン」の方が好きという根強いファンも多い。

【 On The Road Again 】  by Carol Welsman

「♪ On the road again             また旅にでるのよ
  Just can't wait to get on the road again   もう待ちきれないわ また旅にでるのよ
  The life I love is making music with my friends 友達と音楽することが私の愛する暮らし
  And I can't wait to get on the road again  もう待ちきれないわ また旅にでるのよ

  On the road again              また旅にでるのよ
  Goin' places that I've never been      まだ行ったことのない場所へ行ってみよう
  Seein' things that I may never see again  きっとまだ見たことのないものも見てみよう
  And I can't wait to get on the road again  だからもう待ちきれないわ 旅にでるのよ

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」

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Journey
キャロル・ウェルスマン/Carol Welsman
Justin Time Records




 「再び旅に」という意味でしょう。多分、コンサート・ツアーにでる時の心情を歌ったもの。ボッサのノリが軽快、おもわずハンドルを握る手も弾む、そんな「On The Road Again」を ・・・。
   
「On The Road Again - Carol Welsman」

          

   
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by knakano0311 | 2018-04-21 13:01 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(208) ~ひっそりと陰に咲く~

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 お向かいの家のガスメータのある窪みに、ひっそりと紅い「ポピー/poppy」が咲いている。ヨーロッパ原産のケシ科の一年草。この花は、いろいろな名前で呼ばれることが多い花でもある。「ヒナゲシ(雛芥子、雛罌粟)」、「グビジンソウ(虞美人草)」、「コクリコ(フランス語: Coquelicot)」、「アマポーラ (スペイン語:Amapola) 」などなど。恥ずかしながら私は、全部別々の花と思っていた時期もあった。

 今宵の曲、もうお分かりですね、「アマポーラ/Amapola)」。スペイン出身の作曲家、「ホセ・ラカジェ/Joseph LaCalle」が1924年に発表したポップ・ミュージック。

【 Amapola 】

「♪ Amapola, lindisima amapola,     ひなげしよ 美しきひなげしよ
  Será siempre mi alma tuya sola.    いつも僕の心は君だけのもの
  Yo te quiero, amada niña mia,     君を愛している 僕の愛しい君
  Igual que ama la flor la luz del día.   花が太陽の光を愛するように

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」 (訳はNET参照)


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 さて今宵、歌う名花一輪、「ガブリエラ・アンダース/Gabriela Anders」。1972年、ブエノスアイレス生まれ。デビュー・アルバムのジョビンのカバー集「ベレーザ:ジョビンに捧ぐ」が大ヒットしたボサノバ・ユニット、「ベレーザ/Beleza」のリード・ヴォーカル。ユニットとはいうが、実質は一人ユニットであったようである。

 1999年、初のソロ・アルバムが、「Wanting」をリリース。彼女の最大の魅力であるシルキー・タッチの歌声、ボサ・ノヴァ、ジャズ、サルサ、クンビア、ボンバ、レゲエ、ジャズファンク、タンゴ等々、多くのジャンルを見事にブレンドさせ自分のカラーにしてしまう生まれつきの才能、作曲のセンスを世に知らしめることとなった。 そして、「Beleza」時代をオマージュするも、新しいガブリエラをアピールするかのように、全編ボッサで綴ったアルバムが 「ボッサ・ベレーザ/Bossa Beleza」(2008)。

ボッサ・ベレーザ

ガブリエラ・アンダース / ビクターエンタテインメント



「Amapola ー Beleza(Gabriela Anders)」

          

 ピアノ・トリオでも聴いてみましょうか。ノルウェイのピアニスト、「ヘルゲ・リエン/Helge Lien」率いるトリオ。1975年、ノルウェイ生まれ。「ピンク・フロイド/Pink Floyd」に最初に音楽的影響を受けたがクラシックへ。しかし、「オスカー・ピーターソン/Oscar Peterson」を聴いてジャズの世界に入ったという。デビュー・アルバムは、2001年リリースの「What Are You Doing The Rest Of Your Life」。バラードにもその冴えを見せるアルバムは、トリオとしては第5作、「To The Little Radio」(2006)。   

トゥー・ザ・リトル・ラジオ

ヘルゲ・リエン・トリオ / ディスク・ユニオン



「Amapola - Helge Lien Trio」

          


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 もうひとりの奏でる名花一輪は、「寺井尚子」。1988年プロ・デビュー以来、デビュー30周年を迎えたJAZZバイオリニスト。ヨーロッパの「ステファン・グラッペリ/Stéphane Grappelli」の例はあるにしろ、異色の楽器を日本JAZZ界に持ち込み、新分野を切り開いた功績は大きい。アルバム15作、「小さな花~アマポーラ/Petite Fleur-Amapola」(2008)は、従来のジャズのスイング感をバイオリンで表現するというスタイルを少し変え、アルバム表題の2曲のほか、有名曲の旋律の美しさをしっとりと聞かせるというスタイルになっている。

 「頭の中で、突然アマポーラのメロディが鳴ったんです。常に核になる曲からイメージを膨らませて、流れを組み立てるので、アマポーラの強さのせいでバラードが増え、旋律重視のアルバムになってしまった」と彼女は語っている。

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小さな花~アマポーラ
寺井尚子 /
EMIミュージック・ジャパン


「Naoko Terai - Amapola」

          
  
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by knakano0311 | 2018-04-20 22:46 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(207) ~ まち山に咲く ~

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 ほの暗い急斜面の林一面に広がるように、真っ白な「ツツジ(躑躅)」が、群落となって咲いている。「シロバナウンゼンツツジ(白花雲仙躑躅)」である。

 少し前に取り上げた、私の団地内にある「エドヒガン(江戸彼岸)」で知られている「猪名川(いながわ)」の「溪のサクラ」を挟んで、対岸にすっぽりと開発から取り残されているエリアがある。「猪名川」に注ぐ「虫生川(むしゅうがわ)」の渓谷。周りは昭和40年代に開発された大規模住宅団地、清和台であるが、その川沿いだけはどこに迷い込んだのかと思うほどの渓谷で、自然が手付かずになっているだけでなく、周りが住宅地のため、鹿や猪の食害にもあっていない。そんな住宅地と隣合っている山は、「さとやま(里山)」に対して、「まちやま(街山)」と呼ばれている。

 その「まちやま(街山)」に自生し、群落となって咲いているのが、「シロバナウンゼンツツジ」。伊豆半島、紀伊半島南部、六甲山はこの「ツツジ」の三大自生地であるが、「六甲山」はすべて白い花の「シロバナウンゼンツツジ」であるという。「ウンゼン」と名がついているが、「雲仙岳」には全く自生しておらず、この「ツツジ」の名の由来ははっきりしないらしい。

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 この渓谷の手入れをし守っているのが、団地住民を中心としたボランティア・グループ、「虫生川周辺の自然を守る会」。マムシ谷と呼ばれ、不法投棄やツル、ササの繁茂、枯れ倒木などで暗く誰も寄り付かなかった場所を、作業道を作り、植生調査をし、間伐をして、多様性が維持できるように変えた。この期間限定で、川西五木ともなっている「シロバナウンゼンツツジ」を公開している。この前見た、「カタクリ」の群落と同じように、初めて見る、そして息を呑むような光景であった。街中にもこんな自然が残されている。ボランティア・グループに脱帽。

 さて、「town」にちなんだ今宵の曲は、古い古い、そして懐かしい曲。「It's a Lonesome Old Town」。元々は、1930年に「ハリー・トビアス/ Harry Tobias」と「チャールス・キスコ/Charles Kisco」が、共同で作詞・作曲し、大ヒットしたたスタンダード・ナンバーだという。その後、「レス・ポール&メリー・フォード/Les Paul & Mary Ford」、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」などのカバーでも知られ、息の長いポップスとして、いまだに人々の記憶に残っているようだ。

 私が知ったのは、洋楽に目覚めた高校生の頃。1961年に、邦題を「白い夜霧のブルース」として、「ビリー・ヴォーン楽団/Billy Vaughn & His Orchestra」、「ナット・キング・コール/Nat King Cole」、「ブレンダ・リー/Brenda Lee」などのカバーで再び大ヒット。マイナーの曲で抒情性があれば、なんにでも「・・・ブルース」と邦題が付けられていた時代。日本において、「ブルース」という音楽を誤解させた元凶の一曲でもある。そうそう、この頃「松尾和子」もこの歌を歌っていた記憶がある。

【 It's a Lonesome Old Town 】  by Harry Tobias & Charles Kisco

「♪ It's a lonesome old town,        ここは寂しい古い街
    When you're not around       あなたがもういないから
  I'm lonely, as I can be          やっぱり一人ぼっち         
  I never knew how much I'd miss you,  こんなに寂しくなるなんて思ってもみなかった
  But now I can plainly see.        でも今はっきりとわかったんだ
  It's a lonesome old town,         ここは寂しい古い街
     when you're not around,       あなたがもういないから
  How I wish you'd come back to me    あなたは帰ってきてくれるのだろうか

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」


 これらの曲にミスリードされたシニア世代の音楽感覚からすると、ブルースといえば、やはりむせび泣くようなサックスでしょう。ということで最初は「エディ・ヒギンズ・トリオ/Eddie Higgins Trio」に、「スコット・ハミルトン/Scott Hamilton」のサックスが絶妙に絡むコラボ・アルバム、「煙が目にしみる/Smoke Gets In Your Eyes」(2002)から。

煙が目にしみる

エディ・ヒギンズ&スコット・ハミルトン / ヴィーナス・レコード



「Eddie Higgins Quartet - It's A Lonesome Old Town」

          

 そして、「スティング/Sting」の歌唱でも。この作品でアカデミー主演男優賞を受賞した「ニコラス・ケイジ/Nicolas Cage」主演の映画、「Leaving Las Vegas」(1996)のサウンド・トラックから。ジャズ感覚あふれる「スティング」の歌唱が記憶に残っている。

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リービング・ラスベガス [DVD]
ニコラス・ケイジ、エリザベス・シュー、マイク・フィッギス (監督)
パイオニアLDC



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Leaving Las Vegas Soundtrack
Sting、Don Henley、Mike Figgis
Ark 21



「Sting - It's a Lonesome Old Town」

          

 泣き節サックスの曲をもう一つ。「It's the Talk of the Town」。「ヒューストン・パーソン/Houston Person」の演奏で、ご贔屓のコンピ・アルバム、「Jazz For A Rainy Afternoon」(1998)から。

Jazz for a Rainy Afternoon

Various Artists / 32. Jazz Records


   

「It's the Talk of the Town - Houston Person (Jazz For A Rainy Afternoon)」


          
  


   
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by knakano0311 | 2018-04-19 13:37 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(206) ~ 続・サクラのあとは ・・・ ~

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 「エドヒガン(江戸彼岸)」、「ソメイヨシノ(染井吉野)」、「ヤマザクラ(山桜)」など主だった桜はほとんど散ってしまった。とは言え、ワンテンポ遅れて咲き出した「ヤエザクラ(八重桜)」の手鞠が艶やか。

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 「ハナモモ(花桃)」、「ミツマタ(三椏)」、「ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星)」。「リキュウバイ(利休梅)」でしょうか、鮮やかな白。「リラ(仏語:Lilas)」とも呼ばれる「ライラック(英語: Lilac)」。 和名は「ムラサキハシドイ(紫丁香花)」も鮮やか。こんな花たちが、今ウォーキングの路傍を彩っている。

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 さて、今宵の曲、「スイート・メモリー/Sweet Memories」。そうです「松田聖子」のカバーです。歌姫は、1985年生まれのシンガポール出身の女性歌手、「オリビア(・オン)/Olivia (Ong)/中国語名:王 俪婷」。

 2005年、20歳で日本でプロデビューし、その後2008年からは活動拠点を台湾へ移し、現在は、母国シンガポールを拠点にアジア各地で活動しているという。日本で活動していた時期は、主に英語によるボサノバやジャズ、フュージョン系アレンジのカバー曲を多く歌ったが、そんな日本での活動時代に残されたアルバムの一つが、「A Girl Meets Bossanova 2」(2006)。日本デビュー・アルバムの「A Girl Meets Bossanova」(2005)に続く第2弾。

 すこしハスキーがかった声に、ロリータ・テイストが加わり ・・・。そうなると、これは私の守備範囲とも言える。リラックスしたなかにも、絶妙のテンションが感じられ、それが心地良さを醸し出すのであろう。特にこの「スイート・メモリー/Sweet Memories」のカバーは、オリジナルの歌唱よりこちらのほうが ・・・と思わせるほどなかなかいい。「Jazzy、Not Jazz」ではあるが、極上のボッサBGMといっていいだろう。

【 SWEET MEMORIES 】   作詞:松本隆  作曲:大村雅朗

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   Don't kiss me baby we can never be
   So don't add more pain
   Please don't hurt me again
   I have spent so many nights
   Thinking of you longing for your touch
   I have once loved you so much

   あの頃は若過ぎて
   悪戯に傷つけあった二人
   色褪せた哀しみも今は
   遠い記憶 Sweet memories  

   失った夢だけが
   美しく見えるのは何故かしら
   過ぎ去った優しさも今は
   甘い記憶 Sweet memories       ♪」
   
    

a girl meets BossaNova 2

OLIVIA / インディペンデントレーベル



「Sweet Memories - Olivia Ong」

          
  
 ひょっとしてノックダウンされた方のために、フルアルバムもアップされていました。

「Olivia Ong - A Girl Meets Bossanova 2 [Full Album] 」

          
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by knakano0311 | 2018-04-15 15:07 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(205) ~ サクラのあとは ・・・ ~

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 春の来るのが遅かった分、桜は一足飛びに去っていってしまった。ひと呼吸遅れて主役争いをしている花たち。団地を見渡す山の中腹まで上がってみる。斜面に咲く「モモ(桃)」。長閑な景色そのものである。

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 「ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)」。毎年そのヒラヒラする紅い花弁が愛らしい。

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 こちらは個性的脇役、「ツタバウンラン(蔦葉海蘭)」。別名、「ツタカラクサ(蔦唐草)」、「ウンランカズラ(海蘭葛)」ともいう。ヨーロッパ原産であるが、広く日本に帰化している。薄い青紫色をしており、つる性で繁茂し、石垣などで垂れ下がる。初夏の花であるが、もう咲き始めている。

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 「ボケ(木瓜)」でしょう。同じバラ科であるが、梅や桜、桃とも違って、5枚の花びらを、丸く壺のように重ねた独特の花。赤、白、桃色、いろいろの色がある。

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 淡いピンク色でラッパ状の小さな花を咲かせるのは「ウグイスカグラ(鶯神楽)」。遊びの山では見かけるが、これだけおおきな株は、この近所では珍しい。

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 「花水木通り」という名がついているくらい私の団地では馴染みの花、「ハナミズキ(花水木)」。いつもは桜の後、一呼吸おいてというところだが、もう満開のところも。桜のあと、主役、脇役入り乱れての花の競演が始まった。

 今宵は、歌うフランス女優。往年のフランス女優には、もちろん映画の中でも歌っているが、けっこう歌手としても味わい深い歌唱をする女優さんが多い。私が知っているだけでも、「ジャンヌ・モロー/Jeanne Moreau」、「ブリジッド・バルドー/Brigitte Bardot」、「カトリーヌ・ドヌーヴ/Catherine Deneuve」、「マリー・ラフォレ/Marie Laforêt」、「ミレーユ・ダルク/Mireille Darc」、「シャルロット・ゲンズブール /Charlotte Gainsbourg」などなど。

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 歌は人生を演ずる3分間の舞台。特にシャンソンは物語性が強く、ドラマチックであり、その歌手の生き方、歌い方、振りまで含めての歌唱力が評価される。そんな意味では、フランス映画女優にとって、シャンソンも映画とあまり次元の違わないもう一つの表現手段なのかも知れない。

 そんなフランス映画女優たちの歌を集めたオムニバスCDがある。「美しい人」。ここに集められた歌は、映画の演技同様、実にクオリティが高い。フランス語が分からないので、対訳でしか詩の深い世界にまでは入っていけないのだが、その音楽的な質の高さはよく分かる。

美しい人

オムニバス / マーキュリー・ミュージックエンタテインメント



 そんな中から、「ブリジッド・バルドー」と「カトリーヌ・ドヌーヴ」、「ジャンヌ・モロー」を。

「Brigitte Bardot ー La Madrague(ふたりの夏にさよなら)」

          

「Catherine Deneuve avec Serge Gainsbourg - Dieu est un fumeur de havanes(神様はハバナタバコが大好き)」

          

「Jeanne Moreau - Quelle histoire(なんて話!)」

          

 この女優たちが好んで歌いたがるのが、「セルジュ・ゲンスブール/Serge Gainsbourg」の曲。先にあげた女優達に加え、歌手もですが、「ペトゥラ・クラーク/Petula Clark」、「アンナ・カリーナ/Anna Karina」、「ジュリエット・グレコ/Juliette Gréco」、 「ジジ・ジャンメール/Zizi Jeanmaire」、 「フランソワーズ・アルディ/Françoise Hardy」、こんなそうそうたる歌手や女優達が、ゲンスブールを歌っているのである。ドヌーヴの「神様はハバナタバコが大好き」もそう。

ゲンスブールを歌う女たち

オムニバス / ユニバーサル インターナショナル



 そんな中から、「ブリジッド・バルドー」とのデュエット、「ボニー&クライド」と、懐かしいですね、つい最近訃報に接した「フランス・ギャル/France Gall」の「夢見るシャンソン人形/Poupée de cire, poupée de son」を。

「Serge Gainsbourg & Brigitte Bardot - Bonnie And Clyde」

          

「France Gall - Poupée de cire, poupée de son」

          
   


   
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by knakano0311 | 2018-04-11 10:15 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

わが街のヒストリカル・パレード

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 4月8日。清和源氏発祥の地であるわが町では、「川西市源氏まつり」が行われた。この日、鎧、兜に身を固めた満仲、頼光、義家、頼朝など源氏ゆかりの武将たちや、馬上の巴御前、時代衣装を纏った静御前や少年少女武者、お稚児さんなどが、懐古行列を繰り広げる。昭和28年に「多田神社」のまつりとして始まり、今年で54回を数える。いつもは桜が満開の下を往くのであるが、今年は桜はほとんど散って、もう葉桜。京都の「葵祭」や「時代祭」に及ばないが、神社の境内では、弓の奉納射会や杖術の演舞、篠笛奉納演奏などもあり、それなりに楽しめる祭りである。

 毎年見ているわけではないが、今年は孫娘が、「稚児行列」に参加するとあって、見物に行った。保護者の方が多いと思われる稚児行列であったが、稚児姿がよく似合う可愛らしい孫娘もよく頑張って歩いた。

 4月のヒストリカル・パレードというと、かってイタリアを旅したとき、ルネッサンスの都、「花の都」という意味の、フィレンツェの大聖堂(ドウオーモ)の前で行われた、「イースター/Easter(復活祭)」のセレモニーとパレードを見たのを思い出す。

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 「イースター・パレード」の終点が大聖堂で、ここでパレード最大のイベントが行われた。ルネッサンス当時の衣装に身を包んだ、鼓笛隊、旗手隊、騎士団などの隊列のあと、牛に引かれた山車(だし)が登場。鼓笛隊の演奏や、旗手によるパフォーマンスやらがあって、大聖堂の中から火縄を咥えた「白鳩」が飛んできて、山車に点火すると、山車は猛烈な煙と大音響の花火に包まれる。そのあとは、祝福を受けた卵や花が大観衆に与えられイベントは終了。予定もしていなかったこのイベントに遭遇し、ヨーロッパのキリスト教文化の一端に触れるとともに、華やかなルネッサンスの気分も味わえた旅だった。

 そんな思い出から、今宵の曲は、「イースター・パレード/Easter Parade」。歌でも映画でもよく知られている。元々は、「アーヴィング・バーリン/Irving Berlin」作詞・作曲による歌で、ミュージカル 、「As Thousands Cheer」(1933年)のために書きおろされ、後に、「ビング・クロスビー/」、「フレッド・アステア/Fred Astaire」の主演映画「スウィング・ホテル/原題;Holiday Inn」(1942)のなかで、「ビング・クロスビー」が歌って有名になったという。その後、「フレッド・アステア」、「ジュディ・ガーランド/Judy Garland」主演のミュージカル映画、「イースター・パレード/Easter Parade」(1948)の主題歌として、「ジュディ・ガーランド」が歌い、映画も歌も大ヒットしたという。

 しかし、もうこんな歌を歌う歌手はいないでしょうね。きっと、ディズニー・ランドのパレードの歌としての方が知られているのでは ・・・。

【 Easter Parade 】   by Irving Berlin

「♪   verse  省略

  In your Easter bonnet,         きみのイースターの飾り帽子に、
        with all the frills upon it,     この飾りのフリルをいっぱいつければ
  You'll be the grandest lady        君はイースターパレードで
         in the Easter parade.      町一番のレディになれる

  I'll be all in clover             僕はきっと贅沢な気分になっちゃう
       and when they look you over,     みんなが君を見るからね
  I'll be the proudest fellow          僕はイースターパレードで
        in the Easter parade.         一番鼻が高い男になれるんだ

  On the avenue, fifth avenue,          大通り、五番街では
        the photographers will snap us,    カメラマンたちが僕たちを撮る
  And you'll find that you're in the rotogravure. そして君はグラビアを飾るだろう

  Oh, I could write a sonnet            そうだ、僕は君の飾り帽子の
            about your Easter bonnet,   ソネット(十四行詩)を書こう
  And of the girl                   それとパレードに連れて行く
         I'm taking to the Easter parade.     女の子についてもね   ♪」


 最初は、「ビング・クロスビー」。そして、映画のシーンから、「フレッド・アステア & ジュディ・ガーランド」で。

「Bing Crosby - Easter Parade」

          

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イースター・パレード [DVD]
ジュディ・ガーランド, アン・ミラー フレッド・アステア (出演)
チャールズ・ウォルターズ (監督)
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント



「Judy Garland & Fred Astaire - Easter Parade (Easter Parade, 1948) 」

          
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by knakano0311 | 2018-04-09 18:02 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(204) ~3ショット、2ショット~

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 昨日の雨で、桜はすっかり散ってしまった。その前に見せた今年の春を象徴するような時間差なしの3ショット。「サクラ(桜)」、「モクレン(木蓮)」、「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」の揃い咲き。そして、こちらも同じ一本の木に「紅白梅」の同時咲き。

 今宵の曲は、古い古いそして懐かしいスタンダード、「We'll Be Together Again」。「また逢う日まで」なんて邦題がついていた。この曲は、1945年、作詞「フランキー・レーン/Frankie Laine」、作曲「カール・フィッシャー/Carl T. Fischer」によるスタンダード曲。「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」、「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」、「カーメン・マクレエ/Carmen McRae」といった歌手ばかりでなく、「スタン・ゲッツ/Stan Getz」など多くのジャズ・プレイヤーに愛されたスタンダード曲である。

 今宵は、大御所、「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」の歌唱から。アルバムは、オーケストラをバックにした「Like Someone In Love」(1957)から。

【 We'll Be Together Again 】

「♪ No tears               泣かないで、
  No fears                怖がらないで、
  Remember there's always tomorrow  必ず明日があるのだから
  So what if we have to part       離れ離れになったとしても
  We'll be together again         きっと再び会えるから

  Your kiss                あなたのキス
  Your smile               あなたの微笑み
  Are memories I'll treasure forever   私の永遠の宝物となる思い出よ
  So try thinking with your heart     思い描いてみて
  We'll be together again         再び会えることを

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  Some day                きっといつか
  Some way                なにかの縁で
  We both have a lifetime before us    お互いにこれから長い人生が待っているから
  For parting is never goodbye       離れたとしても、それはお別れじゃない
  We'll be together again.         きっと再び会えるから   ♪」


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Like Someone in Love
エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald
Polygram Records




「Ella Fitzgerald ー We'll Be Together Again」


          

 そして、「エディ・ヒギンズ/Eddie Higgins」の流麗なピアノで。アルバムは、「Dear Old Stockholm」(2002)。

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懐かしのストックホルム~スイングジャーナル・リーダーズ・リクエスト~
エディ・ヒギンズ・トリオ/Eddie Higgins Trio
ヴィーナス・レコード


              
「We Will Be Together Again - Eddie Higgins」

          

 ここに出てきたジャズの大御所たち、私がジャズに目覚めた頃はまだ現役だったプレイヤーたちは、みんな鬼籍に入ってしまった。懐かしいはずである。
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by knakano0311 | 2018-04-08 17:04 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

「一目千両、絶景のタムシバふたたび」と毎年追いかけているが ・・・

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 画質が悪いが、5年ほど前、買い物の後、ちょっと春の里山あたりを寄り道してと車を走らせた時の光景の写真。宝塚市とわが町の境付近にあるトンネルを抜けると、そこには驚くべき景色が広がっていた。白い花が、まるでモザイクのように山一面を覆っている。そして、そんな絶景が数kmにわたって続いているのである。「タムシバ(田虫葉)」という花を知った時であった。

 「一目千両」。吉野山の桜の絶景を表する言葉である。「ヤマザクラ(山桜)」、「エドヒガン(江戸彼岸)」など桜の絶景ポイントは、ご近所にいくつもあるが、桜以外にも、その言葉に当たるような絶景ポイントがこの「タムシバ」の景色。ただ残念なことに、毎年お目にかかれるわけではなく、何年かに一度だけこのような絶景にお目にかかれるのである。

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 私は「タムシバ街道」とよんでいるが、あの絶景が忘れられずに、毎年「そろそろかな」という時期になると、買い物の帰りなどに、この街道の「タムシバ」をチェックしている。しかし、桜よりずっと前に開花したり、遅れたり、開花の時期を予想することがなかなか難しく、絶景を見逃してしまうこともままある。今年のように桜の開花とシンクロしたりすると、「ヤマザクラ(山桜)」と混在して、印象が薄れたり、咲き加減、天候、光などによって、かなり見え方が左右されるようで、あれ以降あれほどの景色にはお目にかかっていない。ことしも満開は確認したが、絶景というには程遠く、残念な結果に終わっている。来年こそは ・・・。

 「タムシバ」。モクレン科モクレン属の落葉小高木。花の香りが群を抜いていいところから、別名を「ニオイコブシ(匂辛夷)」といい、早春に白い六弁花を葉に先立って咲かせる。 他に「カムシバ」の別名をもつが、こちらは「噛む柴」で、葉を噛むとキシリトールのような甘味がするためにこの名前がつき、転じて「タムシバ」となったといわれる。 花は「コブシ」に似るが、やや小ぶりで、「コブシ」が花の下に葉が一枚ついているのに対し、「タムシバ」は花の下に葉がないので、見分けは容易であるともいう。山に春を告げる白い花が、「タムシバ」で、里に春を告げる白い花が、「コブシ」である。(下の写真は「コブシ」)

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 今宵の曲、その絶景を形容して、「ブリリアント・コーナーズ/Brilliant Corners」。「大西順子トリオ」の演奏で。今曲は、ジャズ・ピアニストの「セロニアス・モンク/Thelonious Monk」が1957年に発表したアルバムのタイトル曲。不協和音を多用したイントロ、7小節単位の展開など、モンクの代表作に挙げられることが多い。

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 「大西順子」。1967年、京都府生まれのジャズ・ピアニスト。4歳からピアノを始め、高校時代に兄が持っていた「セロニアス・モンク/Thelonious Monk」のレコードを聴いて衝撃を受け、ジャズに開眼したという。卒業後渡米し、1989年にバークリーを首席で卒業、しばらくアメリカで活動したが、1992年帰国。デビュー作となるピアノ・トリオ・アルバム、「ワウ/WOW」を1993年リリース、大反響を巻き起こし、ジャズ・レコードとしては異例の5万枚のセールスを記録し、「スイング・ジャーナル誌ジャズ・ディスク大賞日本ジャズ賞」を受賞した。

 その後、国内外で演奏やレコーディング活動を行うも、1998年秋に突然活動を休止。2005年、演奏活動を再開したが、2012年秋には「やりたいことは全てやった」と引退宣言、今度は本当に演奏を辞めることになった。しかし、最後のライブ会場に居合わせた「小澤征爾」と大西の大ファンである「村上春樹」が、その場で「引退反対」と叫んだことから、「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」において、「小澤征爾」の指揮する「サイトウ・キネン・オーケストラ」とガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」の共演が実現したという。

 私の中では長い間ポジションが定まっていなかったピアニストである。はっきり言えば、分かりやすいピアノではないのだ。私のようなジャズを「人生のBGM」と言ってはばからないような軟弱なジャズ・ファンにとっては、なおさらである。話題になった1994年5月の「ヴィレッジ・ヴァンガード/the Village Vanguard」出演。その時のライヴ第2弾、「ビレッジ・バンガードII」から。

ビレッジ・バンガードII

大西順子トリオ / EMIミュージック・ジャパン




「Brilliant Corners - Junko Onishi Trio」


          

 なんといっても、このアルバムのハイライトは、「美空ひばり」のヒット歌謡「りんご追分」を延々20分以上にわたって演奏している。そういえば、ふるさと松本の実家の周辺は、桜が終わると、次は林檎の花だった。
  

「Junko Onishi Trio ー Ringo Oiwake(りんご追分)」


          
   


   
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by knakano0311 | 2018-04-06 09:27 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

脈あり ???

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 前回、住民のボランティア活動によって、貴重な「エドヒガン」の群生林が再生し、結果、街おこしのシンボルともなっていることを紹介した。

 そしてその整備が進むにつれ、「ツツジ(躑躅)」などの低木や「スミレ(菫)」、「ハクサンハタザオ(白山旗竿)」などの群生や「フデリンドウ(筆竜胆)」、「キンラン(金蘭)」などの貴重な草花も出現し、植生の多様化も進んでいると聞く。

 訪れたこの日も、むかし、鉱山師(やまし)は鉱脈を発見する目印にしたともいわれる「ハクサンハタザオ」や「ヘビノネゴザ(蛇の寝御座)」の群生、可憐な花をつける「タチツボスミレ(立坪菫)」の群生が迎えてくれた。この地域には、すぐご近所にある「多田銀銅山」に代表される鉱脈が広く分布しているのである。大昔、こんな草花から鉱脈が発見されたんでしょうね。

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 そして、いつもなら桜のあとの主役となる「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」。桜に劣らない華麗で鮮やかな色が目を惹く。

 今宵の歌は、鉱脈にちなんでの懐かしい曲、「ニューヨーク炭鉱の悲劇/New York Mining Disaster 1941」。「村上春樹」が1981年に発表した短編小説「ニューヨーク炭鉱の悲劇」のタイトル。「村上春樹」がその作品の中で題名などに用いた曲のコンピ・アルバム、「アメリカから届いた10のオマージュ」(2006)に、ア・カペラ。グループという以外、まったくわかりませんが、「サディス・クーク・ハレル・グループ」のパフォーマンスで収録されており、「どこかで聞いた曲だな」と思ったら、「ビージーズ/Bee Gees」の1967年のデビュー曲でした。

 軽やかにスウィングするゴスペル調のア・カペラが気に入っていたのですが、アップされてませんので、オリジナル、「ビージーズ」で ・・・。ちなみに、「ニューヨーク炭鉱」があったわけではないようなので、なにかの比喩と思われる。

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アメリカから届いた「10のオマージュ」
オムニバス (アーティスト)
SPACE SHOWER MUSIC




【 New York Mining Disaster 1941 】by Barry Alan Gibb / Robin Hugh Gibb

「♪ In the event of something happening to me,  もし僕に何か起こったら
  There is something I would like you all to see.  みんなに見てもらいたいものがある
  It's just a photograph of someone that I knew. それは昔知っていた人の写真なんだ

  Have you seen my wife, Mr. Jones?  僕の妻を見かけませんでしたか、Mr. ジョーンズ?
  Do you know what it's like on the outside? 外はどうなっています わかりますか?
  Don't go talking too loud,          大声を出さないでください
     you'll cause a landslide, Mr. Jones.  地すべりを引き起こすから Mr. ジョーンズ

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」


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One Night Only
CD, Original recording remastered, Import
ザ・ビージーズ/Bee Gees
Rhino / Wea



「Bee Gees - New York Mining Disaster 1941」

          
  


  
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by knakano0311 | 2018-04-03 13:22 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

住民のボランティア活動がこの景観を作った

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 昭和40年代に開発が始まり、今では6000世帯を数える私の住んでいる団地の西側、猪名川がつくる渓谷の斜面に、樹齢40~50年の「渓の櫻」と呼んでいる「エドヒガン(江戸彼岸)」が、70本ほど群生している。兵庫県のレッドデータブックに記載されている絶滅危惧種で、川西市が天然記念物に指定されているこの群生林が、この時期になると、公開されて住民の目を楽しませている。このようになるには、地元のボランティア「溪のサクラを守る会」の皆さんの長年にわたる努力があったからである。

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 従来、この渓谷はゴミの不法投棄の場所ともなっていて、永年の不法投棄によるゴミで「エドヒガン」の根元が傷められ、危機に瀕していた。このままでは貴重な櫻が失われてしまうと、10年ほど前から地元の有志の皆さんが、この谷の整備を始め、放置されていた粗大ごみを片付け、雑木やつるなど伐採をして光を林にいれ、弱っていたエドヒガンを再生させた。そして整備を進め、遊歩道などもつけ、この渓は見違えるようになった。

 開花時期には、多くの住民たちがお花見に訪れるが、この保全活動には、地域の小学3年生も環境体験学習として参加している。団地の住民たちには、「わが団地の自慢できる財産」という意識が芽生え、また活動が受け継がれていく子供たちにも、「自慢できる宝物のようなふるさと」という思いも生まれてきている。いい連鎖を生んでいるのである。

 地域でおきるものごとに対し、地域はどうしたいのか、或いはどうしたら解決するのかを実践し、発信をしてゆく。「守る会」の活動が、そのことをよく示していると思う。小さな活動でも、その積み重ねや広がりが、確実に地域を住みよくすることにつながっていく。

 「自然の素晴らしさ」を「the splendor of nature」などというが、「splendor」は、「素晴らしさ、見事さ、豪華さ、輝き、壮麗、壮観」などを表す言葉。ということで、今宵の曲は、「Love Is A Many Splendored Thing」。懐かしの香港を舞台とした恋愛映画。「ウィリアム・ホールデン/William Holden」、「ジェニファー・ジョーンズ/Jennifer Jones」主演の「慕情/原題: Love Is a Many-Splendored Thing」(1955年公開)の主題歌。わたしが洋楽に芽生えた頃、好きなった曲でもある。

 今宵は、ピアノ・トリオ、「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio」のアルバム「モナリザの微笑み/Mona Lisa (European Jazz Trio With Strings)」(2006)と、「ダニーロ・レア/Danilo Rea」率いる「Trio di Roma」のアルバム「33」(2009)、二つの弾きくらべで ・・・。

モナリザの微笑み

ヨーロピアン・ジャズ・トリオ / ポニーキャニオン



「Love Is A Many Splendored Thing ー European Jazz Trio」

          

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33
Trio Di Roma
Emarcy



「Trio di Roma - Love is a many-splendored thing」

          

 そして、洋楽に目覚めて、歌詞を一生懸命覚えた歌。そのときは「ナット・キング・コール/Nat King Cole」でした。訳は必要ないかもしれません。

【 Love is a many splendored thing 】 by Sammy Fain / Paul Webster

「♪ Love is a many splendored thing   愛は輝きに満ちているんだ
  It's the April rose            それは、早春に芽生え
  That only grows in the early spring   4月に咲く薔薇のように
  Love is nature's way of giving      愛は自然が与えてくれた生き方
  A reason to be living           生きてゆくための理由さ
  The golden crown that makes a man, a king 人を王にする黄金の王冠みたいにね

  Once on a high and windy hill       風が強い丘の上で
  In the morning mist            朝霧に包まれながら
  Two lovers kissed and the world stood still 恋人たちはキスを交わす、そして時は止まる
  Then your fingers touched my silent heart 君の指が僕の無言の心に触れて
  And taught it how to sing          どう歌えばいいかを教えてくれる 
  Yes, true love's a many splendored thing  そうさ、本当の愛は素晴らしい ♪」


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ナット・キング・コール・ベスト
ナット・キング・コール/Nat King Cole
ユニバーサルミュージック



「Nat King Cole - Love Is A Many Splendored Thing」


          
  



   
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by knakano0311 | 2018-04-02 13:05 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)