大屋地爵士のJAZZYな生活

カテゴリ:地域の中で・・・( 401 )

路傍の花、樹々の鳥(227) ~ 団地を抜けた小道では ~

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 いつもとウォーキングのコースを変えて、団地を出て、延喜式にも記載されているという古い神社、「多太神社」の脇を通る古い道をゆく。団地とはがらっと雰囲気が変わり、タイムスリップしたような古い古道の面影が残されている。そして路傍には雑草も交えて色とりどりの花が ・・・。「セイダカアワダチソウ(背高泡立草)」、「ガーベラ」でしょうか。

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 ハロウィンも近づいたようで ・・・。

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 7月にはいつも楽しませてくれる「ハンゲショウ(半夏生)」の場所には、「ホトトギス(杜鵑草)」が一面に。我が家にも咲くが、これだけ一面に群生するのも珍しい。

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 お地蔵さんとハロウィンが同居する小道。このお地蔵さんには、いつも花が絶えない。8月には「地蔵盆」も行われており、地域に根付いている素朴な信仰心が窺われる。

 さて、今宵の曲、「So Many Stars」。あの「セルジオ・メンデス/Sérgio Mendes」の1967年のボッサで、「マリリン・バーグマン&アラン・バーグマン/Marilyn Bergman & Alan Bergman」夫妻が英語詩をつけたもの。

【 So Many Stars 】  by Sérgio Mendes, Marilyn Bergman, Alan Bergman

「♪ The dawn is filled with dreams       夢いっぱいの夜明け
  So many dreams which one is mine    きっと私のもあるはず
  One must be right for me         きっとその一つは私の夢

  Which dream of all the dreams      この夢の中のどれだろうか
  When there's a dream for every star   ひとつひとつの星に夢が宿るのは何時
  And there are oh so many stars      こんなにもいっぱいの星が輝く 
  So many stars               いっぱいの星が

  The wind is filled with songs        歌いっぱいの風
  So many songs which one is mine     きっと私のもあるはず
  One must be right for me         きっとその一つは私の歌

  Which song of all the songs        この歌の中のどれだろうか 
  When there's a song for every star     ひとつひとつの星に歌が芽生えるのは何時 
  And there are oh so many stars,       こんなにもいっぱいの星が輝く
  so many stars               いっぱいの星が

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 3人の歌姫の競演。まずは、「ダイアナ・パントン/Diana Panton」の可憐な歌唱から。アルバムは、「ムーンライト・セレナーデ~月と星のうた/If the Moon Turns Green... 」(2007)。

 ムーンライト・セレナーデ~月と星のうた

 ダイアナ・パントン / MUZAK/fab.



「Diana Panton - So Many Stars」

          

 「ジェーン・モンハイト/Jane Monheit」。アルバム、「サレンダー/Surrender」(2007)から。

 Surrender

 Jane Monheit / Concord Music Group



「Jane Monheit & Sergio Mendes - So Many Stars」

          

 最後は、「ナタリー・コール/Natalie Cole」のアルバム、「Ask a Woman Who Knows」(2002)。動画は、アルバムリリース後、ロンドンで行われたライブ・パフォーマンスの模様を収録した同タイトルのDVD(2003)から。

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Ask a Woman Who Knows
ナタリー・コール/Natalie Cole
ユニバーサル ミュージック クラシック



「Natalie Cole - So Many Stars」

          
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by knakano0311 | 2018-10-19 09:42 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(226) ~ 青、白、赤、秋の風景 ~

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 樹々の鳥ではないが、頭上を轟音を轟かせて 自衛隊ヘリの編隊が飛んでいく。伊丹にある「中部方面隊創隊58周年記念行事(兵庫県伊丹駐屯地)」に向かうための編隊飛行のようだ。もう風物詩といってもいい毎年の年中行事である。そして、季節ですね、真っ白な「シュウメイギク(秋明菊)」、大量の真っ赤な実をつけた「ピラカンサス(サンザシ属の植物の総称で、日本では、タチバナモドキ/橘擬、トキワサンザシ/常盤山樝子などが栽植されている)」。

 今宵の曲、「アーヴィング・バーリン/Irving Berlin」の「青空/Blue Skies」。ボーカルは、ちょっと前の記事(参照拙ブログ 「天高く」)で歌詞とともに取り上げました。今回は、ピアノ演奏で。

 最初は、「北欧の貴公子」と呼ばれるスウェーデンのジャズ・ピアニスト、「ヤン・ラングレン/Jan Lundgren」。アルバムは、「シャレード/Charade 」(2002)から。

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シャレード/Charade
ヤン・ラングレン・トリオ/Jan Lundgren Trio
エムアンドアイカンパニー/M&I



「Jan Lundgren Trio - Blue Skies」

          

 歌ものを弾かせたらこの人と定評がある「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」率いる「ニューヨーク・トリオ/New York Trio」。欧州ジャズとはまた違った雰囲気の「Blue Skies」が楽しめる。アルバムは、「夜のブルース/Blue in the Night」(2003)から。

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夜のブルース(紙ジャケット仕様) /Blue in the Night
ニューヨーク・トリオ/New York Trio
ヴィーナス・レコード



「New York Trio - Blue Skies」

          
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by knakano0311 | 2018-10-16 15:22 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(225) ~ お好きな服は? ~

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 咲きだした庭の「フジバカマ(藤袴)」。「オ・ス・キ・ナ・フ・ク・ハ ?(お好きな服は?)」。TVか何かで聞いた「秋の七草」の覚え方である。「女郎花(ミナエシ)」、「尾花(オバナ/スキのこと)」、当時は朝顔といわれていたという「桔梗(キョウ)」、「撫子(デシコ)」、「藤袴(ジバカマ)」、「葛(ズ)」、「萩(ギ)」のことで、「山上憶良(やまのうえのおくら)」が詠んだ次の2首の歌がその由来とされている。

「秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種の花」 (万葉集・巻八 1537)

「萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし)
                 また藤袴 朝貌(あさがお)の花」 (万葉集・巻八 1538)

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 秋の七草ではないが、「センニチコウ(千日紅)」もこの季節の印象的な花。花そのものではなく紫やピンク、白、黄、赤に色づく苞(ほう)を楽しむ。苞とは、つぼみを包んでいた葉のことをいうが、「センニチコウ」のように、花弁や萼(がく)に見えるような植物もある。花名の「千日紅(センニチコウ)」は、百日咲き続けるといわれる「百日紅(サルスベリ)」よりも花期が長いとされることに由来するという。

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 さて、今宵の曲、イタリアの巨匠、「エンリコ・ピエラヌンツイ/Enrico Pieranunzi」と、ボーカルと演奏というJAZZ二刀流のはしり、「チェット・ベイカー/Chet Baker」のコラボで、「Fairy Flowers」。アルバムは、「ソフト・ジャーニー/Soft Journey」(1980)から。長らく廃盤になっていたが、エンリコの作品を多くリリースしているEGEA から復刻、再発したもの。1979年12月と1980年1月に分けて、ローマのスタジオで録音された。「チェット・ベイカー」の代名詞ともいえるような「マイ・ファニー・ヴァレンタイン/My Funny Valentine」も収録。

 Soft Journey[輸入盤]

 Chet Baker / Egea



「Chet Baker & Enrico Pieranunzi - Fairy Flowers」

          
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by knakano0311 | 2018-10-04 14:19 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(224) ~ 運動会の季節の花 ~  

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 台風が近づいてくる前の秋晴れの一日。ウォーキングの道筋で、ひときわ強い芳香を放つのは、「キンモクセイ(金木犀)」。 子供の頃は、「秋の運動会の季節の花」と記憶していたように思う。

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 野菊。もともと「野菊」と言う言葉は、野生の菊の総称で、特に「野菊」という草花があるわけではないという。 その野菊の代表格が、「シオン(紫苑)」。えらく優雅な名がつけられている。その「シオン」の栽培の歴史は古いらしく、「万葉集」には、別名の「オニノシコグサ(鬼の醜草)」、「古今和歌集」には「シオニ」、「枕草子」や「源氏物語」には「シオン」の名で登場するという。2m近く、低木と見間違うほど成長する草で、伸びた茎の先に薄紫色の可憐な花をたくさんつける。

 残念なことに、記事を書いている今日、29日は朝から雨。孫の運動会は延期となってしまった。

 さて、今宵の曲は「花」にちなんで、「Stone Flower」。「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antonio Carlos Jobim」の曲で、イージーリスニング・ジャズの分野を確立し、一世を風靡したCTIシリーズで1970年にリリースされた同タイトルのアルバムから。

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ストーン・フラワー/Stone Flower
アントニオ・カルロス・ジョビン/Antonio Carlos Jobim
キングレコード



「Antonio Carlos Jobim - Stone Flower」

          

 「カルロス・サンタナ/Carlos Santana」がカバーしています。アルバム、「キャラバンサライ/Caravanserai」(1972)から。

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キャラバンサライ(紙ジャケット仕様)/Caravanserai
サンタナ/Carlos Santana
Sony Music Direct



「CARLOS SANTANA - Stone Flower」

          
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by knakano0311 | 2018-09-29 10:49 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

ゴージャス、ダリヤ園へ

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 買い物のついでに、「黒川ダリヤ園」へ。森林ボランティアの活動フィールド、「県立一庫公園」のすぐ近くにある。今年は、9月13日にオープンにオープンしたばかりで、満開とまではいかなかったが、ゴージャスな大輪から清楚な小輪、愛らしいポンポン咲きまで、多彩でゴージャスなダリヤが目を楽しませてくれた。

 平成13年に、同じ「川西」という名を持つ、山形県東置賜郡川西町から、「友好の証」として贈られた279株のダリアがその発端。翌年から市内で育て、少しずつ殖やしていき、平成17年に64種約1500株の花が咲く「黒川ダリヤ園」をオープン、それ以降、地元住民らの協力のもと育成を行い、今では約0.6ヘクタールの園内に約400種1100株のダリアが植えられている。「ダリヤ」は、日本には、江戸時代(1842年)にオランダ人によってもたらされ、花姿が「ボタン(牡丹)」に似ているため「テンジクボタン(天竺牡丹)と名づけられているという。

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 ゴージャスと聞いて、私の中ですぐに思い浮かぶのは、「ジェーン・モンハイト/Jane Monheit」でしょうか 。あでやか、大輪の花を思わせ、猫科、肉食系を感じさせるその印象的な目。

 1977年生まれ、40歳。油の乗り切った熟女シンガー。1998年、20歳にして「セロニアス・モンク・コンペティション」で第2位を獲得したことで、一躍注目を集め、2000年にデビュー。2003年と2005年にグラミー賞にノミネートされている実力派でもある。

 そんな艶やかぶりが味わえるのが、1934年オープン、ニューヨークのエリート達が集まる社交場として知れ渡っているという老舗のサパークラブ、「レインボー・ルーム」で、2002年9月に行われた、モンハイトのステージを記録したDVD、「Live at the Rainbow Room」(2003)。真紅のドレスで、あでやかに唄う様は、まさにゴージャス。もちろんCDもリリースされていますが、DVDがフルアルバムで、YOUTUBEにアップされています。

Live at the Rainbow Room(DVD)

JANE MONHEIT /



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Live at the Rainbow Room (CD)
ジェーン・モンハイト
Encoded Music



「Jane Monheit Live At The Rainbow Room (2003) 」

          
     



     
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by knakano0311 | 2018-09-25 10:20 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(223) ~ 秋を感じさせる空と雑草 ~  

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 山では秋を感じさせるシーンが多くなってきたが、里でもその気配が。いわし雲のような秋空ではないが、台風一過、月、雲、空の色に、なんとなく秋の気配を感じる。今年は、もう少し暗くなると赤く輝く火星が、月の脇にはっきり見える。十五夜も近くなってきた。

 道端や空き地では、この大雨を受けてか、個性的な名前が多い雑草が繁茂。葉や茎に悪臭があることから名付けられたという「ヘクソカズラ(屁糞葛)」もそのひとつ。蔓性の多年草なので、至る所に生え、刈っても刈っても次の年にはまた茂ってくる。実家に庭にも生えていので、今頃は、草茫茫で近所に迷惑をかけていないか気になるところ。しかし、花は意外と可愛らしい。

 「図書館戦争」や「阪急電車」でも知られている「有川浩」の恋愛小説で2年ほど前に映画化もされた、「植物図鑑 (幻冬舎文庫)」の第1章にこの花が出てくる。ひょんなことから、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクで、イケメンの「樹(イツキ)」と奇妙な同棲生活を始めた女の子の話。そこには、「花の姿の愛らしさは雑草の中でもかなり上位に入る」と弁護するように書かれている。

植物図鑑 (幻冬舎文庫)

有川 浩 / 幻冬舎


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 そして、ブラシのように長い穂の形が独特な雑草、「エノコログサ(狗尾草)」。この花穂が、犬の尾に似ていることから、「犬っころ草(いぬっころくさ)」が転じて「エノコログサ」という呼称になったという。また、花穂を振ると、猫がじゃれつくことから、「ネコジャラシ(猫じゃらし)」とも呼ばれる。こちらの名前の方が、馴染みが深い。子供の頃、よく遊んだものだ。

 「ヘクソカズラ(屁糞葛)」とひどい名前をつけられたのでは、余りにも可愛そう。そこで今宵の歌、「花はどんな花でも愛らしい」という意味を込めて、「A Flower Is A Lovesome Thing」。「A列車で行こう/Take The ”A” Train」の作者として知られ、アメリカのジャズピアノ奏者、作曲家、アレンジャーであった、「ビリー・ストレイホーン/Billy Strayhorn」の有名な曲。「lovesome;美しい、チャーミングな」、「luscious;薫りがいい」、そんな言葉でヨイショしておきましょう。

【 A Flower Is A Lovesome Thing 】  by Billy Strayhorn, Duke Ellington

「♪ A flower is a lovesome thing
   A luscious living lovesome thing
   A daffodil, a rose, no matter where it grows
   Is such a lovely lovesome thing ・・・  ♪」


 YOUTUBEにアップされていた、「デューク・エリントン楽団/The Duke Ellington Orchestra」との共演が多いことで知られている男性シンガー、「オジー・ベイリー/Ozzie Bailey」と「ビリー・ストレイホーン」のピアノのデュオで。コンピ・アルバムだと思われますが、1965年録音のものが、「Lush Life」に収録されているようです。

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Lush Life
Billy Strayhorn
Sony



「Ozzie Bailey & Billy Strayhorn - A Flower Is A Lovesome Thing」

          

 おなじくYOUTUBEから、「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」と「デューク・エリントン/Duke Ellington」のコラボで。「Ella at Duke's Place」(録音1965年)から。

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Ella at Duke's Place
デューク・エリントン & エラ・フィッツジェラルド
Polygram Records



「A Flower is a Lovesome Thing -Ella Fitzgerald」

          
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by knakano0311 | 2018-08-29 09:28 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

地域の夏まつりは大賑わい

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 我が団地の地域の夏まつり、自治会主催の「サマーカーニバル」がこの土日の二日間、地域の小学校のグランドで開催された。妻は団地の盆踊りクラブに入っているため、揃いのTシャツで参加すると勇んで出かけていった。

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 ことし、自治会は50周年を迎えた。このカーニバル、いつから始まったのかは知らないが、この団地に移ってきた25年前には、もう開催されていた。街の面積222ヘクタール 、世帯数 6,200世帯、人口 14,000人 という大団地であるが、空家も増え、高年齢化率42%という昭和に開発された大規模団地に共通する問題を抱えている。

 盆踊りのほか、夜店、子どもみこし、ダンス、吹奏楽、ギター演奏、琉球太鼓エイサーなど、若い世代や子供向けのプログラムも準備されているので大賑わいではあるが、やはり参加者はシニア層が多い。私もそのひとりであるが、高度成長時代、必死に働いて、この団地に終の棲家を求めた人たちである。とっくに子育ても終わり、孫の手を引いて参加している方も多いようだ。「皆、活き活きとして楽しんでいた」とは妻の報告。

 さて、今宵の曲は、「オールド・フォークス/Old Folks」。古い古いスタンダードです。「Old Folks」とは、「お年寄り」という意味だそうだが、「デデッテ・リー・ヒル/Dedette Lee Hill」、「ウィラード・ロビソン/Willard Robison」によって、この曲が作られた頃は、「南北戦争を経験した、昔気質の老人」のことを指しているという。古き世代のお年寄りへのリスペクトと愛情がこもった歌。

【 Old Folks 】   by Dedette Lee Hill / Willard Robison

「♪ Everyone knows him as old folks    誰もが彼を昔気質の男と呼ぶ
  Like the seasons he comes and he'll go    季節が移ろうように彼も生きてきた
  Just as free as a bird and as good as his word 鳥のように自由で、言葉どおり善良に
  That's why everybody loves him so     だから誰もが彼を愛するのだ

  Always leaving his spoon in his coffee  いつもスプーンはコーヒーカップに残したまま
  Tucks his napkin up under his chin    ナプキンは、あごの下に付けたまま
  And his own corn cob pipe is so mellow, hits right コーンパイプは色褪せ、もう限界
  But you needn't be ashamed of him   でもそれを恥ずかしく思わなくていい

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  Some day there will be no more old folks  やがて昔気質の古い世代はいなくなる
  What a lonely old world this will be     そうなったらどんなにか寂しくなるだろう
  Children's voices at play will be still fonding  子供たちの遊ぶ声は聞こえても
  The day they take old folks away      そこに一緒に昔気質のお年寄りはいない ♪」


 まずは、「カーメン・マクレエ/Carmen McRae」。円熟の極みといえる名唱を聴かせてくれるアルバム、「Carmen McRae At The Great American Music Hall」(1976)から。

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カーメン・マクレエ・アット・ザ・グレート・アメリカン・ミュージック・ホール/Carmen McRae At The Great American Music Hall
カーメン・マクレエ/Carmen McRae
ユニバーサルミュージック



    
「Carmen McRae ー Old Folks」

          

 ギターの「パット・メセニー/Pat Metheny」にベースの「ディヴ・ホランド/Dave Holland」、それにドラムの「ロイ・ヘインズ/Roy Haynes」を加えたトリオ演奏で。アルバム、「 Question and Answer」(録音1989)から。
  
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Question and Answer
パット・メセニー WITH デイヴ・ホーランド&ロイ・ヘインズ/Pat Metheny with Dave Holland & Roy Haynes
Geffen Records




「Pat Metheny & Dave Holland - Old Folks」


          
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by knakano0311 | 2018-08-06 09:30 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(222) ~ サバイバルの花 ~  

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 道筋に、夏の花、「キョウチクトウ(夾竹桃)」が咲いている。広島市の市花。73年前、原爆が投下された当時、草木が生えるまでに数十年かかるといわれたが、そんな焦土に「夾竹桃」はいち早く蘇って、市民に復興への勇気と元気を与えたという。

 また、近くの兵庫県尼崎市でも、公害や、昭和20年代中頃の「ジェーン台風」などの度重なる台風で、尼崎南部が海水に浸かってしまった時も、「夾竹桃」は残り、花を咲かせ市民を元気付けたので、天災や戦災からの復興のシンボルとして市の花に選定された。

 乾燥や大気汚染に強いため、街路樹などに利用されたが、強い毒性の成分を含むので、近頃は公園などの植栽には禁止されているようだ。

 たしか、こんな歌がありました。「夾竹桃のうた 」(作詞/藤本 洋、作曲/大西 進)。

 「♪ 夏に咲く花 夾竹桃 戦争終えた その日から  母と子供の おもいをこめて
    広島の 野にもえている 空に太陽が 輝くかぎり 告げよう世界に 原爆反対を ♪」

 そして、「クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル/Creedence Clearwater Revival;CCR」の「雨を見たかい/Have You Ever Seen The Rain」。1971年ころのヒット曲であるが、当時はベトナム戦争末期。雨をナパーム弾に見立てた反戦歌として、アメリカで放送禁止になったという。

【 Have You Ever Seen The Rain 】  by John Fogerty

「♪ Someone told me long ago,      昔、誰かが言っていたね
   there's a calm before the storm.  嵐の前には静けさがくると
   I know, and it's been comin' for some time.  そうさ、いつもそうなのさ
   When it's over, so they say,      そして静けさが過ぎるとそいつはやってくるのさ
   it'll rain a sunny day.             晴れているのに雨が降るんだ
   I know, shinin' down like water.    そうさ、水滴のように輝きながら落ちてくるんだ

   I want to know, have you ever seen the rain? 君はあの雨を見たことがあるかい? 
   I want to know, have you ever seen the rain  君はあの雨を見たことがあるかい?
   comin' down on a sunny day?       知りたいんだ、君は晴れた日に降ってくる
                           あの雨を見たことがあるかどうかを

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」
                            

C.C.R. クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル

クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル / ビクターエンタテインメント



「Creedence Clearwater Revival ー Have You Ever Seen The Rain?」  

          
  
   
   
     
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by knakano0311 | 2018-08-05 09:34 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(221) ~ 図書館で本を借りて、公園を歩く ~

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 いつもの山遊びの公園が閉園になっているので、図書を借りるついでに、図書館の横の公園を久ぶりに歩く。我が家のあたりより、標高も高く、気温も低いように感じる。そんなためか、すこし遅れて咲く花を楽しめる。

 今が旬の花「ムクゲ(木槿)」。あたり一面にスィーツのような香りを漂わせるのは、大形で八重咲きの「ヤエクチナシ(八重梔子)」でしょうか。葉が夕方になると閉じ、その姿が眠りにつくように見えるところから名をつけられたという「ネムノキ(合歓木)」も。淡紅色の長い雄しべが愛らしい。

 秋になったら見事に色づくのは、「ナンキンハゼ(南京櫨・南京黄櫨)」。いまは、長い穂状の花が鮮やか。そして日陰にひっそりと咲く「アジサイ(紫陽花)」。

 やっと、我が家の周りでも蝉が鳴きだした。

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 さて、今宵は女性ボーカルの夏唄。最初は我が永遠のディーヴァ、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」。ノーベル文学賞作家、「カズオ・イシグロ」氏が3曲歌詞を提供しているアルバム、「The Changing Lights」(2013)から、「The Summer We Crossed Europe in the Rain」。「カズオ・イシグロ」氏の作詞、作曲は、ステーシーのパートナーでもあるサックス奏者、「ジム・トムリンソン/Jim Tomlinson」。こんな時期に聴くのがいいでしょう、爽やかなボッサ・テイストの曲。

【 The Summer We Crossed Europe in the Rain 】
                      by Kazuo Ishiguo / Jim Tomlinson

「♪ You say it's the way             過ぎ去った日々は周り道だったと     
    these passing years have treated you   あなたは言う
  That the weight of the dreams         一度は思い描いた夢の重さに
    you once carried has now defeated you   あなたは負けてしまったのね
  That our candlelit dinners            キャンドルを灯したあのディナーも
     will all just be reheated through      もう一度温め直さなければならないの?
  Our quarrels and disappointments        仲違いや失望を
      just get repeated too             また繰り返したいのね

  Well I've packed our bags,           お互い荷物はまとめ終わったわ
     I know I should have consulted you    そう、あなたの考えを聞くべきね
  But pretending to bargain            でも駆け引きをしたら
     would have only insulted you        私を侮辱することと同じよ
  So do just as I say, we'll go away today   だから私が言うように、今日別れましょう
  The fire still burns whatever you may claim  どう言おうとも私の怒りは収まらないの

  Let's be young again,              週末だけでも
      if only for the weekend           若い頃に戻れたら
  Let's be fools again,               とことんやれるほど
      let's fall in at the deep end          もう一度馬鹿になれたら
  Let's do once more all those things       いままでふたりでやってきたこと全てを
       we did before                もう一度やってみたい 
  The summer we crossed Europe in the rain   雨の中、ヨーロッパを旅したあの夏を

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

Changing Light

Stacey Kent / Warner Bros UK



「The Summer We Crossed Europe in the Rain ー Stacey Kent」

          

 定番曲です。「エスターテ/Summer (Estaté)」。この有名な夏の定番曲は、1960年に「ブルーノ・ブリゲッティ/Bruno Brighetti」の詞に、イタリアのピアニスト、作曲家、歌手である「ブルーノ・マルティーノ/Bruno Martino」が曲をつけた。愛の記憶の「夏」を懐かしむ、哀調のこもった美しいバラードであるが、当時イタリアではさほどのヒットにならなかったという。

 やがて、ボサノヴァ創始者の一人であるブラジルのミュージシャン、「ジョアン・ジルベルト/」のアルバム、「Amoroso」(1977)によって取り上げられることで、世界に知られることとなった。またイタリア語歌詞に、「ジョエル・シーゲル/Joel E. Siegel」らが英語詞を付ける事によって、ジャズ・ボーカリストに好んで取り上げられることとなった。

【 Estate 】 by Bruno Martino/Bruno Brighetti/English lyrics;Joel E. Siegel

「♪ Estate                   エスターテ、夏
  You bath me in the glow of your caresses   燃えるようなあなたの思いに溺れそう
  You've turned my eager no to tender yeses 私をノーからイエスに変えてしまったあなた
  You sweep away my sorrow with your sigh  ため息で私の悲しみをぬぐい去ったあなた

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」


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 大御所、「シャーリ-・ホーン/Shirley Horn」です。彼女の代表アルバム、「Here's to Life」(1992)から。代表するアルバムは「Here's To LIfe」と、「I Remember Miles」(1998年)であるが、このアルバム「Here's To Life」を1990年にレコーディングするに当たって、マイルスが2曲に参加することになっていたらしいが、レコーディングが実現する前に、マイルスは死んでしまい、「I Remember Miles」は、彼へのトリビュート・アルバムとしてレコーディングされたという。晩年は、乳がんと糖尿病と関節炎と闘い、脚も切断し、満身創痍の日々を送っていたが、2005年に脳卒中で倒れ、亡くなった。71歳だった。このアルバムを聴くと、彼女の71年の人生がこのアルバムに凝縮されているような思いがこみ上げててくる。

ヒアズ・トゥ・ライフ

シャーリー・ホーン / ユニバーサル ミュージック クラシック




「Shirley Horn - Estate (Summer) 」


          
    


    
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by knakano0311 | 2018-07-15 09:40 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(220) ~ 炎天の花も一気に ~

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 雨が収まった後も、余波の災害が続いている。記録的な大雨が終わったと思ったら、どうやら今度は記録的?な猛暑。久しぶりにいつものコースを変えて、ひとりでウォーキング。炎天の花も一気に咲き出し、一気に夏気分に ・・・。とはいえ、急に真夏日になったため、体がすこしだるい。蝉はまだ鳴かない。

 けだるいトランペットの響きで、定番「サマータイム/Summertime」。「チェット・ベイカー/Chet Baker」です。「バークレイ・レコード/Barclay Records」時代の演奏のコンピ・アルバム、「In Paris: Barclay Sessions 1955-1956」(2000)から。オリジナルは、「CHET BAKER QUARTET」(1955)。 カルテット仕立てで、パーソネルは、「Chet Baker (trumpet)」、「Gerard Gustin (piano)」、「Jimmy Bond (bass)」、「Nils-Bertil Dahlander (drums)」。

ベスト・オブ・チェット・ベイカー・イン・パリ
チェット・ベイカー / / ユニバーサルクラシック
  
   

「Chet Baker Quartet - Summertime」


          

 気だるさと甘さでは引けを取らないのが、フリューゲル・ホーンの名手、「アート・ファーマー/Art Farmer」。「ミシェル・ルグラン/Michel Legrandの代表曲でもある映画主題歌、「The Summer Knows(おもいでの夏)」を同名のアルバム(1976)から。

おもいでの夏

アート・ファーマー / ユニバーサル ミュージック クラシック



「Art Farmer - The Summer Knows」

          
  


  
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by knakano0311 | 2018-07-11 17:33 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)