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大屋地爵士のJAZZYな生活

カテゴリ:炭焼き小屋から( 555 )

持続可能なクヌギ林の再生を願いつつ台場クヌギを伐採する

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 「台場クヌギ」の伐採に取り掛かる。何年か前までは、必要な数だけ伐採ができた「台場クヌギ」だが、近年、鹿の食害により、「クヌギ(椚、櫟)」の新芽が食べられ、それが繰り返され、結局、成長できずに枯死してしまうという「台場クヌギ」が相次いだため、鹿の食害への対応が、我々のずっと大きな課題となっている。

 菊炭の技術の伝承のために毎年行っている炭焼きに必要な窯木の確保ができず、また、炭に適当な太さに育つまでかかる、ほぼ10年毎に行う「輪伐」のサイクルが途切れ、数十年、百年以上続いてきた、パッチワーク状の活きた里山の景観を見てもらうことが難しくなっている。

 そのため、放置されていた高木を伐採して、新たな「台場クヌギ」を育てたり、苗の植樹や防護ネットによる鹿への対策の効果が10年後に出てくるまで、できるだけ「台場クヌギ」の温存を図っている。とはいえ、やはり美しい菊炭を得るためには、手頃な太さの「台場クヌギ」の窯木は欠かせないので、何本かは伐採をする。持続可能なクヌギ林への復活を祈り、願いつつ、そんな貴重な「台場クヌギ」を伐採して、炭焼きの窯木をつくる。

 今宵の曲、私がいままでにご贔屓にした「祈り、願い」という意味を持つ曲を。まずは、「祈り」という 邦題がつけられた「Laia Ladaia (Reza)」。懐かしい「セルジオ・メンデスとブラジル'66/Sergio Mendes & Brasil '66」の演奏で。アルバムは、「フール・オン・ザ・ヒル/Fool On The Hill」(1968 )から。
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 キュービック/Cubicq
 アレッサンドロ・ガラティ・トリオ/Alessandro Galati Trio
 BLUE GLEAM





「Alessandro Galati Trio - mary prayer」
          

 クラシックのジャズアレンジは、「乙女の祈り/The Maiden's Prayer」。「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio」。アルバム、「天空のソナタ/Sonata」(2004)から。

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 天空のソナタ/Sonata
 ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio
 M&I





「The Maiden's Prayer - European Jazz Trio」
          

 「バート・バカラック/Burt Bacharach」の曲を、オランダの歌姫、「トレインチャ/Traincha」の歌う「I Say A Little Prayer」。「ちいさな祈りをつぶやく」、そんな意味でしょうか。アルバム、「The Look of Love: Burt Bacharach Songbook」(2007)から。

【 I Say A Little Prayer 】 by David Hal , Burt Bacharach
  
「♪ The moment I wake up 朝起きたらいつも
  Before I put on my makeup  お化粧の前にもいつもわたしは
  I say a little prayer for you  あなたのために小さな祈りを捧げているわ
  While combing my hair now  髪をとかしながらいつも    
  And wondering what dress to wear now 何を着て行こうかと悩んでいるのわたしは  
  I say a little prayer for you   あなたのために小さな祈りを捧げているわ 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

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 Look of Love: Burt Bacharach Songbook
 トレインチャ/Traincha
 Caroline
   






「I Say A Little Prayer - Traincha」
          

 もう1曲は、洋楽に目覚めた頃、「ザ・プラターズ/The Platters」の歌唱で知った歌、「マイ プレイヤー/My Prayer」。「スー・レイニー/Sue Raney」の歌唱は、名盤「雨の日のジャズ/Songs for a Raney Day」(1960)から。1926年作曲の古い古い歌で、元々はタンゴだったようです。

【 My Prayer 】  by Carlos Gomez Barrera / Georges Boulanger / James Kennedy

「♪ When the twilight has gone  黄昏時が過ぎ
  and no songbirds are singing  小鳥たちの声も聞こえなくなる頃
  When the twilight has gone   黄昏時が過ぎると
  you come into my heart     あなたが私の心に入ってくる
  And here in my heart you will stay そしてずっと居続けるわ
  while I pray            私が願っている間は

  My prayer is to linger with you  わたしの願いは 
  at the end of the day     あなたとずっと一緒にいること
  in a dream that's divine    神が見させてくれる夢の中で
        
  My prayer is a rapture in blue わたしの願いは歓喜に包まれること
  with the world far away    この世を遠く離れた青空の天国で
  and your lips close to mine  そしてあなたの唇が私の唇に触れること

  ・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」
 
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 雨の日のジャズ/Songs for a Raney Day
 スー・レイニー/Sue Raney
 EMIミュージック・ジャパン






「Sue Raney - My Prayer」
          



by knakano0311 | 2019-12-07 17:46 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

枯死したクヌギの高木を伐採する

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 今期一番の冷え込みという朝、伐採作業に向かう。丘の駐車場から再生林へと続く階段脇にある一本の「クヌギ(櫟、椚)」の高木。高さ20m程でしょうか、再生林のシンボルとして残しておいたのだが、数年前、いわゆる「ナラ枯れ」に罹り、今年、ついに枯死してしまった。安全のために伐採を決め、周囲の安全を確保した上で伐採に取り掛かる。枯死した高木は、薪にするか、チップにして腐葉土と混ぜるしか利用の道がない。堂々とした威容を誇っていた高木だが、枯れたら使い道がないとはちょっと気の毒。我々もそんな風にならないように自戒 ・・・・。

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 さて、今宵の曲は、冬の歌2曲。最初は、NYジャズ・ヴォーカルの頂点として活躍する、「グレッチェン・パーラト/Gretchen Parlato」の「Winter Wind」。若手ジャズ・ミュージシャンの登竜門として知られる、通称「モンク・コンペ」と呼ばれる「セロニアス・モンク・インスティチュート・オブ・ジャズ/Thelonious Monk Institute of Jazz」(今年から「ハービー・ハンコック・インスティテュート・オブ・ジャズ/The Herbie Hancock Institute of Jazz」に名称変更)で2004年のウィナー。「ハービー・ハンコック/Herbie Hancock」、「ウェイン・ショーター/Wayne Shorter」ら大御所たちからも絶賛を受けたという。ソングライターとしての才能も見せるこの歌は、アルバムは、3作目となる、「The Lost and Found」(2011)から。

【 Winter Wind 】  by Gretchen Parlato

「♪ He was a winter wind    彼は冬の風だった
  She was a summer flower   彼女は夏の花だった
  She’ll blossom and re-begin  彼女は再び花を咲かせようとしても
  He’ll blow her away      彼はそれを吹き散らし
  And fall into april showers   4月の雨の中にちらしてしまうだろう

  This street that we walk upon 二人で歩くこの通り
  Leading us to tomorrow    明日へと繋がっているわ
  Holds past dreams all come undone 過去の夢をすべてなかったことにして
  With love in our hearts    こころから愛しても  
  We step into all our sorrow  悲しみに足を踏み入れてしまう

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

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 Lost & Found
 グレッチェン・パーラト/Gretchen Parlato
 Obliqsound

        



「Gretchen Parlato - Winter Wind」
          


 次は、フィラデルフィアで活動する女性シンガー、「ローリン・タリーズ/Laurin Talese」のデビュー作、「ゴージャス・ケイオス/Gorgeos Chaos」(2016)から、「ロバート・グラスパー/Robert Glasper」とのコラボで、自身作詞の「Winter」。JazzとR&Bの中間のようなアルバムで、「濃厚でテンションの高いソウル、R&Bはちょっと ・・・」という方にもオススメ。
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 ゴージャス・ケイオス/Gorgeous Chaos
 ローリン・タリーズ/Laurin Talese
 Pヴァイン・レコード

        




「Laurin Talese - Winter (feat. Robert Glasper)」
          
    
    
     


by knakano0311 | 2019-12-05 23:18 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

公園の紅葉もそろそろ見納めです

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 我々森林ボランティアが活動拠点とする「兵庫県立一庫公園」の麓に広がるダム湖、「知明湖」。正面の山が、公園の中心、「知明山」。水面に映る青空と紅葉が美しい。

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 公園の紅葉もそろそろ終盤へ。「サクラ」や、日当たりの良い場所の「イロハモミジ」、「カエデ」などはもうすでに散ってしまったが、色付きが遅れていた「エドヒガン(江戸彼岸)」の谷や、「出会いの谷」の「イロハモミジ(いろは紅葉)」が今がちょうど見頃。目を奪われる鮮やかな赤。静寂。平日は、訪れる人も少ないこの公園は、知られざる紅葉の名所です。
  
 今宵の曲、御贔屓、日本人の琴線にふれる美しい哀愁のメロディを奏でるノルウェー出身のジャズ・ピアニスト、「トルド・グスタフセン・トリオ/Tord Gustavsen Trio」の「Still There」。 アルバム、「Being There」(2007)から。

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 Being There
 Tord Gustavsen Trio/トルド・グスタフセン・トリオ
 ECM

          




「Tord Gustavsen Trio - Still There (live)」
          

 次の曲は、「静寂=still」をタイトルに持つ曲、「In The Still Of The Night」。「夜の静寂(しじま)の中で」という素敵な邦題がついている。実は、この歌、同名異曲、二つの曲があるが、一つは、「コール・ポーター/Cole Porter」が1937年に作った曲で、スタンダードともなっている曲。
    
【 In The Still Of The Night 】 by Cole Porter
    
「♪ In the still of the night    夜の静寂(しじま)の中で
  As I gaze from my window   私は窓から
  At the moon in its flight    空に浮かぶ月をじっと眺める
  My thoughts all stray to you  私の心はあなたを思って千々に乱れる
   
  In the still of the night      夜の静寂の中で
  While the world is in slumber   世界が眠りにつき
  All the times without number   時は動きを止めている間に
  Darling when I say to you    ダーリン、君に尋ねたいんだ 
   
  Do you love me, as I love you   僕が愛するほど、僕を愛しているかい
  Are you my life to be, my dream come true 私の人生になってくれますか、それが僕の夢
  Or will this dream of mine fade out of sight その夢は消えてなくなってしまいますか
  Like the moon growing dim,          まるで輝く月が
        on the rim of the hill       丘の向こうに消えていくように
  In the chill, still, of the night       ひんやりとした夜の静寂の中で ♪」
    
 歌い手は、ジャズ歌手ではないが、大ベテラン、「カーリー・サイモン/Carly Simon」。若い頃は「恋多き女」として数多くの浮名を流したが、すっかり落ち着いて、POPS歌手としてもう円熟の域に達している彼女がリリースしたスタンダード集、「ムーンライト・セレナーデ/Moonlight Serenade」(2005)から。

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 Moonlight Serenade
 カーリー・サイモン/Carly Simon
 Sony

        


  
「Carly Simon - In The Still Of The Night」
          

 そして、もう一つは、1956年の「ファイヴ・サテンズ/The Five Satins」のヒット曲、Doo-Wopの名曲、「In the Still of the <strong>Nite</strong>」。リード・ヴォーカルの「フレッド・パリス/Fred Parris」によって書かれた曲ですが、「コール・ポーター」の曲と間違われないようにとタイトルを「<strong>Nite</strong>」にしたという。こちらの歌唱は、人気急上昇の実力派で、スタイリッシュな、「リン・スタンレー/Lyn Stanley」。アルバムは、「Potions (From the 50s)」(2014)から。ボッサ・テイストの軽快さ、彼女の声が心地よく入ってくる。
   

【 In The Still Of The Night(Nite) 】  by Fred Parris
    
「♪ In the still of the night   夜の静寂(しじま)の中で
  I held you          僕は君を抱いた
  Held you tight        強く強く
  'Cause I love         愛しているからさ
  Love you so         こんなにも深く
  Promise I'll never       約束するよ
  Let you go          決して君を離さないと
  In the still of the night    夜の静寂の中で
   
  I remember          覚えているさ
  That night in May       あの五月の夜
  The stars were bright above  空には星が輝いていたね
  I'll hope and I'll pray      僕は願ったんだ 祈ったんだ
  To keep             君のかけがえのない愛が
  Your precious love       続きますようにと
  Well before the light      夜が明ける前に
  Hold me again         もう一度抱きしめて
  With all of your might      力の限り
  In the still of the night      夜の静寂の中で  ♪」
     
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 Potions (From the 50s)
 Lyn Stanley/ リン・スタンレー
 CD Baby





          
「In the Still of the Night - Lyn Stanley」
          

    
    
    

by knakano0311 | 2019-11-30 14:36 | 炭焼き小屋から

紅葉の中、今日もクヌギを伐る

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 紅葉真っ盛りの公園。その中で、今日も黙々と「クヌギ(椚、櫟)」の高木を伐り、炭焼きの窯木をつくる。順調に伐採は進んでいる。朝の冷え込みは厳しかったが、伐った後、森が開け、背中に陽があたると体が暖かくなる。作業後、紅葉を愛でるゆとりもでてきた。

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 さて今宵、晩秋の宵のピアノは、「ジョン・テイラー/John Taylor」。惜しくも2015年11月に亡くなってしまったが、「ピアノの詩人」と称されるイギリスのジャズピアノ奏者、作曲家。
   
 1942年生まれ、イギリス・マンチェスター出身。音楽一家で育ち、幼少からピアノをマスターしたという。1964年ロンドンに出て、多くのアーティストと共演。1971年トリオを結成し、初リーダー作「Decipher(日本タイトル;覚醒)」を発表。モード手法を基盤としたスピード感溢れる高度なインタープレイを披露した。「ピアノの詩人」と称されるように、欧州ピアニストの例に漏れず、クラシックをベースにした気品あふれる演奏でファンを魅了。現在までにECMレコードに多くの録音を残していることもうなづける。彼の元妻は、英ジャズ歌手、ヴォーカリスト、「ノーマ・ウィンストン/Norma Winstone」である。
    
 今宵のアルバムは、まず、トリオ・アルバム、「Rosslyn」(2002年4月録音)。「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」と多くのトリオ作品がある、「マーク・ジョンソン/Marc Johnson(b)」、「ジョーイ・バロン/Joey Baron(ds)」という、このメンバーで唯一のトリオ・アルバムですが、ECMレーベルらしい静謐で耽美、硬質な演奏を聴かせる。

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 Rosslyn
 ジョン・テイラー・トリオ/John Taylor Trio
 ECM

        



 そこから、「Between Moons」。トリオ演奏がアップされていませんので、2013年11月ロンドンでのソロ演奏で。

「John Taylor - Between Moons」
          

 カナダ・トロント生まれであるが、主にイギリスで活躍するジャズ・トランペット・フリューゲルホーン奏者で、美しくもプログレッシヴな演奏が特長の「ケニー・ホイーラー/Kenny Wheeler」。そのサウンドは、「クリスタル・サウンド」とも呼ばたが、2014年9月に亡くなってしまった。彼とのデュオ・アルバム、「Where Do We Go From Here」(2005)から「Fordor」を。秋にぴったりの映像をYOUTUBEからアップ。

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 Where Do We Go From Here
 Kenny Wheeler & John Taylor/ケニー・ホイーラー & ジョン・テイラー
 CamJazz

        




「Kenny Wheeler & John Taylor - Fordor」
          

 さて、「ジョン・テイラー」とベースのデュオといえば、「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」とのデュオ盤、「Nightfall」(2003)が頭に浮かびますが、フランスのベーシスト、「ステファン・ケレッキ/Stephane Kerecki」とのデュオ盤もなかなかのもの。アコースティック・ベースが醸し出す重厚な音空間の居心地の良さ、アルバムは、「Patience」(2011)から「Gary」。

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 Patience
 Stéphane Kerecki & John Taylor/ステファン・ケレッキ & ジョン・テイラー
 1-2-3-4 GO

        



「Stephane Kerecki and John Taylor - Gary」
          

    
    
     


by knakano0311 | 2019-11-21 17:43 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

高さ30mのクヌギを伐る

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 いよいよ、「クヌギ(櫟、椚)」の伐採作業が本格化してきた。昨日に続いて連日の作業である。今日は、かっての里山、クヌギ林が放置林となってから、伸びるにまかせ、30mにも及ぶ高さとなった高木の伐採。放置林となってから、間伐が行われなくなり、陽が当たらなくなったため、陽を求めて、上へ上へと伸び、なんと30mの高さにまで成長してしてしまった「クヌギ」。高さの割合に幹は30cmほどと太くなく、ひょろ長く、枝もほとんど出てないため、菊炭の原木としては、あまりいい材とは言えないが、鹿の食害により、適当な「台場クヌギ」が枯渇している現状では、こんな高木も使わざるを得ない。そして、この放置林となったクヌギ林を再び台場クヌギ林として復活させようという作業でもある。
    
 高木化は、なにもこの公園や「クヌギ」に限った事でなく、全国いたるところのかっての里山で見られ、防災上の観点からも問題視されている。戦後、林業の国策として「杉」の植林をすすめたが、この杉林は、輸入材との価格競争に負け、手入れのされない放置林となっている。また、生活に必要なのかなりの部分を賄っていた里山の木も、燃料革命、プラスチック化などの材料革命により、不要となり、やはり放置林となっている。結果、手入れのされない森は、冬になっても葉が落ちない常緑広葉樹の森となって暗くなり、樹木は陽を求めてどんどん高木化してゆく。そのため、地面にかかる木の重量は増加し、地すべりが起こりやすく、幹が太くならないので、風で倒れやすくなる。このことが、最近の異常気象、ゲリラ豪雨による土砂災害、流木被害を深刻化しているという。間伐をする以外に対策はないのだが、過疎、高齢化、人手不足 ・・・、日本の抱える問題点の多くが、ここに凝縮されている。

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 そのことはさておき、残そうと決めている余りにも見事な「イロハモミジ」の大木、そして、谷に彩を添えるであろろう「ヤマザクラ(山桜)」、「ウワミズザクラ(上溝桜)」。それらをできるだけ傷つけないように、また観察路の手すりを損傷しないようにと、倒す方向を慎重かつ入念に決めてから、チェーンソーを入れる。結果見事、狙った通りの方向に倒れ、「イロハモミジ」の損傷も最小限に留まった。
  
 あとは、総がかりで我々の炭窯に入れる長さ80cmに「玉切り」をし、伐った切り株断面には、防腐剤を入念に塗る。これで、1本の高木の伐採が完了する。

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 写真のようにすっかり森は明るくなったが、同じような高さの「クヌギ」の高木が、まだ伐採を待っている。なんせ、1,000本ほどの窯木を準備しなくてはならないのだ。伐採はまだまだ続く。活動を続けられているかどうかはわからないが、10年後にここが見事な「台場クヌギ」の林として再生しているようにと願いながら ・・・。

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 さて、今宵のピアノ、「夢盗人、夢泥棒」なんてなんともロマンチックなタイトルが付けられている「シャイ・マエストロ/Shai Maestro」のアルバム、「ザ・ドリーム・シーフ/The Dream Thief」(2018)から。
   
 「シャイ・マエストロ」。初めて聴くピアニスト。1987年生まれ、32歳のイスラエル・ジャズ・シーンを牽引する人気ジャズ・ピアニストだという。現在、ニューヨークを拠点に活動。5歳からクラシック・ピアノを始め、8歳の時に「オスカー・ピーターソン/Oscar Peterson」のアルバムを聴いてジャズに開眼。「テルマ・イェリン国立芸術高等学校」でジャズとクラシックを学び、「バークリー音楽大学」のスカラーシップを得て、ジャズ・ピアノや民族音楽論などを学んだという。
     
 2006年、19歳で同じイスラエル出身のベース奏者、「アヴィシャイ・コーエン/Avishai Cohen」のバンドに抜擢され、2010年に自身のユニットを結成。2012年に初のリーダー・アルバム、「シャイ・マエストロ・トリオ/Shai Maestro Trio」を発表。2018年にECM 移籍第1弾の本作、「The Dream Thief」をリリース。以来、現在に渡り数枚の作品を発表、各所で精力的な演奏活動を展開しているようだ。

 美しさ、静けさ、エキゾチズム、繊細かつ力強いタッチの裏に感じる秘められた情熱。北欧の叙情的なピアニストとは、またちょっと色合いが違う新しい世界を提示しているのかも。アルバムから、プロモーション・ビデオ、タイトル曲、「The Dream Thief」、これが一番気に入ったのだが、「The Forgotten Village」を。パーソネルは、「Shai Maestro(Piano)」、「ジョルジ・ローダー/Jorge Roeder(Double Bass)」、「オフリ・ネヘミヤ/Ofri Nehemya(Drums)」。


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 The Dream Thief
 Shai Maestro Trio
 ECM





        
「Shai Maestro - The Dream Thief (Teaser)」
          

「The Dream Thief - Shai Maestro」
          

「The Forgotten Village - Shai Maestro」
          
    
    
      


by knakano0311 | 2019-11-17 10:59 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

違いを学ぶ

 
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 今日は100名を超える地元の小学生の里山体験学習のサポート。今年最後の学習サポートである。つい先だっての残暑の公園とは劇的に変わり、いま公園は紅葉真っ盛り。ウォーク・ラリーでは、紅葉にちなんだ問題も ・・・。いろいろな葉の形、いろいろの色。さて、違いがわかったかな。

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 「イロハモミジ」、大きなハート型の葉で、初夏に咲く花とは全く違う印象の紅葉は、「ヤマボウシ(山帽子、山法師)」。同じ「ブナ科コナラ属」に属し、ちょっと見分けが付かないくらい同じ形の「ドングリ」や葉を持つ、「クヌギ(椚、櫟)」と「アベマキ(棈)」。紅葉になると、違いが分かる。奥が「クヌギ」、手前が「アベマキ」。
    
 さて、今夜の曲、「What A Difference A Day Made」。よく知られているスタンダードで、「たった1日でこんなに変わるなんて」という意味ですが、邦題は「縁は異なもの」。ことわざの、「縁は異なもの味なもの」からとったんでしょう、「男と女の縁は不思議で面白いもの」、そんな意味でしょうか。
   
 元々はラテンの曲らしく、1934年にメキシコで誕生した曲で、原題は、「Cuando Vuelva a Tu Lado(When I Return to Your Side/あなたのそばに戻る時)」 という意味だという。「スタンレー・アダムス/Stanley Adams」が英語歌詞をつけ、1959年に「ダイナ・ワシントン/Dinah Washington」が、ヒットさせた。また、この「ダイナ・ワシントン」の歌唱は、最近では、「ザック・ブラフ/Zach Braff」監督、「ジーサンズ はじめての強盗/原題:Going in Style」はじめ、いろいろな映画のサウンドトラックで使われている。
   
【 What A Difference A Day Made(Makes) 】 by Maria Grever/Stanley Adams
 
「♪ What a difference a day made(Makes) たった1日でこんなにも変わるなんて
  Twenty-four little hours         24時間過ぎただけなのに
  Brought the sun and the flowers     明るい日差しと花を持ってきてくれたよう
  Where there used to be rain       ずっと雨が降り続いていた場所に

  My yesterday was blue, dear       昨日まで私はブルーだった
  Today I'm part of you, dear       そんな私とはもうお別れよ
  My lonely nights are through, dear   孤独な夜はもう終わり
  Since you said you were mine      だって「君は僕のもの」と言ってくれたから
    
  What a difference a day made(Makes)  たった1日でこんなにも変わるなんて
  There's a rainbow before me       私の前には虹が広がっている
  Skies above can't be stormy       もう嵐なんか起こらない
  Since that moment of bliss,       だってワクワクするようなあのキスで
       that thrilling kiss      これ以上ないような喜びを感じたから
    
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
      
「What A Difference A Day Made」。1970年オーストラリア生まれ、金髪をなびかせてベースを弾きながら歌う、「ニッキ・パロット/Nicki Parrott」から。アルバムは、「ムーン・リバー/Moon River」(2007)。

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 ムーン・リバー (紙ジャケット仕様) /Moon River
 ニッキ・パロット/Nicki Parrott
 ヴィーナスレコード




          
「Nicki Parrott ㅡ What A Difference A Day Made」
          

 「Cuando Vuelva A Tu Lado(What A Difference A Day Makes)」。原曲をスペイン語、ラテン・テイストで歌うのは、「ローラ・フィジー/Laura Fygi」。アルバムは、「ラテン・タッチ/The Latin Touch」(2000)。

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 The Latin Touch
 ローラ・フィジィ/Laura Fygi
 MERCU





          
「Laura Fygi - Cuando vuelva a tu lado」
          

 「ダイナ・ワシントン」も聴いてみましょうか。

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 縁は異なもの/What Difference A Day Makes
 ダイナ・ワシントン/Dinah Washington
 ユニバーサル ミュージック




        
「Dinah Washington - What Difference A Day Makes」
          
   
   
    


by knakano0311 | 2019-11-13 23:31 | 炭焼き小屋から

雲は流れる、山は染まる

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 山を彩る綾錦。活動拠点の公園の紅葉は真っ盛り。紅葉ももちろん綺麗だが、この日の流れゆく秋空の雲も綺麗。「イロハモミジ」、「イチョウ(銀杏、公孫樹)」、「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」と「うろこ雲」、「いわし雲」。
  
 今宵、秋の深まりを感じさせる曲をいくつか ・・・。
    
 まず、何回もこのブログで取り上げている私御贔屓の、ノルウェー、オスロ出身のジャズ・ピアノ・トリオ、「トルド・グスタフセン・トリオ/Tord Gustavsen Trio」の「Colours of Mercy」から聴きましょうか。アルバム、「The Ground」(2005)から。「mercy」とは、「慈悲、寛容、優しさ、神の恵み」の意味。トリオでの演奏がアップされていないので、アンサンブルでの演奏をライブで。ノルウェイ語の発音はよくわかりませんが、パーソネルは、「Tord Gustavsen - piano」、「トーレ・ブルンボルグ/Tore Brunborg - saxophones」、「マッツ・アイレットセン(アイラーツェン)/Mats Eilertsen - double bass」、「ヤーレ・ヴェスペシュタ(ジャール・ヴェスペスタッド)/Jarle Vespestad - percussions」。

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 The Ground Tord
 Gustavsen Trio/トルド・グスタフセン・トリオ
 Ecm Records





        
「Tord Gustavsen Ensemble - Colours of Mercy(Live at La Roque d'Anthéron)」 
          

 続いては、デンマーク・コペンハーゲンで活躍する、「ハイネ・ハンセン/Heine Hansen」のトリオ。聴けばそれとわかる憂いを含んだ美メロの北欧ピアノである。曲は、「The Color Red」、アルバムは、「Signature」(2016)から。

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 Signature
 Heine Hansen Trio/ハイネ・ハンセン・トリオ
 Storyville/octave

        




「The Color Red - Heine Hansen Trio」
          

 秋のヒーリング音楽の定番アルバムといえば、「ジョージ・ウィンストン/George Winston」の「Autumn」でしょうか。「Colors/Dance」を、発売20周年を記念して発表された「Autumn ~20th Anniversary Edition~」(2003)から。

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 オータム~20th Anniversary Edition/Autumn
 ジョージ・ウィンストン/George Winston
 BMG JAPAN

        




「Color/Dance - George Winston」
          
   
    
     


by knakano0311 | 2019-11-10 10:00 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

今年最初のクヌギを伐る

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 いよいよ今日から年が明けてすぐに始まる炭焼きに備え、菊炭の材料、窯木となる「クヌギ(櫟、椚)」の高木の伐採を始める。新しく「台場クヌギ」の再生林にしようと決めた谷筋で伐採する最初の一本である。まず伐採の前に、伐った窯木を下までころがして運搬するのに邪魔にならないよう、「クヌギ」以外の木、雑木はすべて伐採する。そして、転がす時に、勢いが付きすぎないよう、また跳ねて人などに当たらないよう、伐った雑木やその枝で転がる窯木を止めるダムや、飛び跳ねを防ぐクッションを作らねばならない。林床整備、ダム作り、窯木作り、窯木おろし、この一連の作業すべてが人力による作業である。
   
 その準備作業をしてから、炭焼き窯木用の最初の一本の伐採に取り掛かる。ロープで引っ張って、倒したい方向に見事に倒す。もう職人はだし。そのあとは、尺(しゃく)を使って、総がかりで80cmの長さに切りそろえて行く。こうして、最初の一本から10数本の窯木が得られた。炭焼き1回あたりに必要な窯木は約500本。2回の炭焼きを予定しているので、約1,000本の窯木を、これから2ヶ月かけて用意する。「来年のことを言うと鬼が笑う」などというが、1年はあっという間に経ち、もう窯木の用意をする時期になった。
    
 今宵の音楽、「環境音楽」、「ヒーリング・ミュージック」というカテゴリーに入るんでしょうか、「リズ・ストーリー/Liz Story」のアルバム、「森の調べ/In The Forest」(1993)から。

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 「リズ・ストーリー」。ヒーリング・ミュージックの代表格レーベル、「ウィンダム・ヒル/Windham Hill」で「ジョージ・ウィンストン/George Winston」と並んで人気ピアニストの一人。1957年、カリフォルニア生まれ。幼い頃からクラシックピアノを習うが、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」の演奏を聴き、感動を受けたという。その後、レストランでアルバイトとしてピアノを弾きながら音楽学校に通い、ニューヨークの「ハンター・カレッジ」で音楽学理を学ぶ。カセット・テープに吹き込んだ演奏が、「ウィンダム・ヒル」のプロデューサーの耳にとまり、1982年、「ウインダム・ヒル」からデビューする。デビュー・アルバムは、「ソリッド・カラーズ/Solid Colors 」(1983)。
   
 代表作、「ソリッド・カラーズ」(1982)、「予期せぬ効果/Unaccountable Effect」(1985)、「仔馬が逃げた/Escape of the Circus Ponies」(1991)などから、ソロ演奏をピックアップしたのが、「森の調べ/In The Forest」。

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 森の調べ/In The Forest
 リズ・ストーリー/Liz Story
 ポニーキャニオン






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「Greensleeves - Liz Story」

「Liz Story - Hymn」

「Church of Trees - Liz Story Cover (Philip Nacy - Piano)」
          
    
     
      


by knakano0311 | 2019-11-09 09:45 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

残念ながら美味しいところは ・・・


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 山の作業中に見つけた「アケビ(木通、通草)」の実。ちょっと時期が遅かったのか、美味しい中身は鹿か猪に食べられてしまったようだ。しかし、皮は揚げたり、炒めると珍味だという。
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 この日の作業のメインは、昨年の台風21号で倒れた「クヌギ(椚、櫟)」の大木の処理。それと林床整備。この谷を「菊炭」の材料である「台場クヌギ」の新たな見本林にしようと思っているため、その成長を妨げる「クヌギ」以外の木は、皆伐し、伐採した窯木の搬出をしやすくし。来年以降、「台場クヌギ」の成長を促進するための、日当たりをよくするためである。色付き始めた「コムラサキ(小紫)」、これから色づく「イロハモミジ」、「ヒイラギ(柊)」、艶やかな黒い実をつけた「ヒサカキ(非榊)」なども容赦なく伐採していく。

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作業後、すっかり森は明るくなり、もう1日ほど整備作業を行えば、「クヌギ」の高木の伐採にとりかかれそうである。
    
 ということで、今宵の曲はまずピアノ・トリオから。もう大御所といってもいいでしょう、このブログでもお馴染み、私のご贔屓でイタリア出身の「アレッサンドロ・ガラティ/Alessandro Galati」。「On a Sunny Day」を同名のタイトルのアルバム、「On a Sunny Day」(2016)から。

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 On A Sunny Day
 Alessan Galati Trio/アレッサンドロ・ガラティ・トリオ
 Vi Ve






      
「Alessandro Galati Trio - On a Sunny Day」
          

 久しぶりにテナーの響きを堪能できる「スコット・ハミルトン/Scott Hamilton」を迎えての、「エディ・ヒギンズ・トリオ/Eddie Higgins Trio」とのカルテット仕立てで ・・・。アルバムは、「My Funny Valentine」(2006)から、スタンダード、「When Sunny Gets Blue」。

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 マイ・ファニー・バレンタイン/My Funny Valentine
 エディ・ヒギンズトリオ、スコット・ハミルトン/Eddie Higgins Trio with Scott Hamilton
 ヴィーナス・レコード





         
「When Sunny Gets Blue - Scott Hamilton,Eddie Higgins Quartet」
          
    

    
    

by knakano0311 | 2019-11-05 16:52 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

チルホールを使って枯れ木を倒す

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 我々、森林ボランティア・クラブの活動の中で、枯れ木や毀損枝を処理し、森の観察路の安全を確保する作業は、何にも増して優先する作業である。
   
 この日は、観察路の上に大きくせり出し、何時倒れてもおかしくない「コナラ(小楢)」の枯れ木の処理。こんな時に威力を発揮するのが、チルホール。チルホールとは、方向を選ばずに使用でき携行が可能な手動ウインチのこと。これを使って伐採しようと思う木にテンションをかけることにより、倒したい方向に倒すことができる。
   
 まず、これが一苦労であるが、チルホールのワイヤを伐採する木に懸ける。チルホールで木を倒したい方向に「よっさよっさ」とワイヤで引っ張り、チェーンソーで切断。切り倒したら、玉切りをして、処理を完了する。安全にこの作業を行うには、全員の協力が不可欠。この日も事前にみんなで作業手順や役割を確認し、細心の注意を払って作業を行った結果、無事伐採を終えることができた。
   
 今宵の曲、「ビートルズ/The Beatles」の「カム・トゥゲザー/Come Together」。「一緒にやろうぜ」という意味だが、どうも、一緒にやるのは、よからぬドラッグのようだ。俗語、隠語、比喩ばかりで難解な歌詞で、訳すのはやっとやっと ・・・。
  
【 Come Together 】 by John Winston Lennon and Paul Mccartney
   
「♪ Here come old flat top   古い空母に乗って
  He come groovin' up slowly あいつはゆったりした気分でゴキゲン
  He got joo joo eyeballs   目ん玉ひんむいて 
  He one holy roller      かっこいいロッカーみたいだ
  He got hair down to his knee 膝まで届くような髪の毛で
  Got to be a joker       とんでもない奴さ
  He just do what he please   ただ好きなことをしてるだけなんだ
  

  He wear no shoeshine    あいつは靴を履くのがキライ
  He got toe jam football   その足でサッカーするから  
  He got monkey finger     申の足みたいに足の指が汚い
  He shoot Coca-Cola     あいつはコカをやっている
  He say I know you, you know me あいつは言うんだ、お互いよく知ってると
  One thing I can tell you is  ただ一つ言えるのは
  You got to be free      おまえは自由さ
  Come together, right now   でも、一緒にやろうぜ、さあ
  Over me            こっちへ来いよ
   
 ・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・  ♪」

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 「Come Together」。今宵はイタリアのロック爺い、「ルディ・ロッタ/Rudy Rotta」が率いるブルース・バンド、「ルディ・ロッタ・バンド/Rudy Rotta Band」の演奏。全曲ビートルズのブルース・カバーのアルバム、「The Beatles in Blues」(2006)から。
    
「ルディ・ロッタ」。1950年イタリア、ヴェローナ近郊の生まれ。なんともう69歳です。幼少の頃、家族がスイスへ移住、14歳でギターを始め、18歳からプロとしてのキャリアを積んできたという。1987年に自身のバンドを結成。1993年には「モントルー·ジャズ·フェスティバル」で賞賛を勝ち取った。最近は故郷ヴェローナを活動の拠点としているという。
  
 決して「キワモノ」でなく、ブルースにアレンジされたビートルズ・ナンバーはどれも渋めで、イタリヤじじい?のビートルズへの情熱がそのサウンドには感じられる。ちょっと、「ジョー・コッカー/Joe Cocker」のような雰囲気もありますね。
   
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 The Beatles in Blues
 Rudy Rotta
 Pepper Cake




        
「Rudy Rotta - Come together」
          



by knakano0311 | 2019-10-25 13:28 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)