大屋地爵士のJAZZYな生活

<   2018年 02月 ( 20 )   > この月の画像一覧

古刹、中山寺の梅林を訪れる

b0102572_18343970.jpg
b0102572_18345266.jpg
b0102572_1835198.jpg

 たしか毎年、3月の第一日曜日が「梅まつり」。それならばと、阪神間屈指の古刹、「中山寺」の梅林公園へと出かける。約1000本の「豊後」や「摩耶」など6種類の紅梅、白梅が植えられており、梅林の小高い斜面からは宝塚市街地を見渡すことが出来る人気の梅林。しかし、やはり今年は春が遅く、まだちらほらであったが、早咲きの梅が迎えてくれた。
   
b0102572_18354779.jpg

 「中山寺」。寺伝では「聖徳太子」が建立したとされる日本最初の観音霊場。現在の本堂(1603年再建)や阿弥陀堂は「豊臣秀頼」が「片桐且元」に命じて再建したという。「中山寺」は「安産の寺」としても関西ではよく知られており、「豊臣秀吉」が「中山寺」に祈願して秀頼を授かり、また、幕末期には「中山一位局」が明治天皇を出産する時、安産祈願して無事出産したことに由来するという。毎月の戌(いぬ)の日には、安産祈願と腹帯を求めて、日本各地から多くの参詣者が訪れる。

 帰りがけに仰ぎ見る五重塔。金、紺に彩られたその鮮やかな色彩は、まるで’60年代のポップ・アートを見ているかのようであった。

 さて、今年の春は遅いのか?、遅くないのか? ふたりの歌姫によって決めてもらいましょうか。まずは、遅い派の歌は「Too Late Now」。「恋愛準決勝戦」という観ていないものには(当然見ていませんが)、意味不明な邦題がつけられたロマンチック・コメディ、 「Royal Wedding」(1951)という映画の挿入歌だそうです。

【 Too Late Now 】  by Burton Lane / Alan Jay Lerner

「♪ Too late now to forget your smile      あなたの笑顔を忘れるにはもう手遅れ
  The way we cling when we danced awhile 束の間のダンスの間に見せてくれたあの笑顔
  Too late now to forget            今はもう忘れたり
        and go on to someone new    新しいことを始めるにはもう手遅れ

  Too late now to forget your voice       あなたの声を忘れるにはもう手遅れ
  The way one word makes my heart rejoice   私を喜ばせてくれたあなたの一言
  Too late now to imagine myself away from you あなたと離れることなんて考えられないわ

  All the things we've done together  一緒にしてきたすべてのことを
  I relive when we're apart       きっと別れた時には思い出すわ
  All the tender fun together       お互いにいたわりあってきたすべてのことは
  Stays on in my heart          私の心の中に残っているの

  How could I ever close the door    いつもと同じように扉を閉めることなんてできる?
  And be the same as I was before?    前と同じようにできるかどうか私にはわからない
  Darling, no, no I can't anymore     だめだめ きっと前のようになんかできないわ
  It's too late now              もう手遅れなの      ♪」


b0102572_13484767.jpg
 最初の歌姫は、私のご贔屓の美魔女歌手の一人、「デニース・ドナテッリ/Denise Donatelli」。生まれはペンシルヴァニア州で、年齢不詳の「美魔女」風であるが、学生結婚してから、1980年代にプロとしての活動を開始したというから、生まれたのは1960年代であろうか。幼い頃からピアノに親しんでいたが、その後、ジャズへの彼女の情熱が導いたのは、ピアノではなくボーカルであった。結婚後、いわゆるシングルマザーとなり、苦労した子育ても終えてから、ジャズ歌手になる夢をあきらめられず、結局2005年に遅咲きのデビューを果たしたという。セレブ然とした風情からは、そんな苦労人だったとは、少しも感じ取ることができない。「フィル・ウッズ/Phil Woods」が「アイリーン・クラール/Irene Kral」以来の歌唱力と折り紙をつけたという。現在は、米西海岸を中心に活躍している実力派。

 アルバムは、懐かしや、なんと「クルセーダーズ/The Crusaders」の代表曲をタイトルにした、「ソウル・シャドウズ/Soul Shadows」(2012)から。しっとりと歌うこのバラードがいい。

SOUL SHADOWS

DENISE DONATELLI / Savant



「Denise Donatelli ー Too Late Now」

          

 そして、遅くない派の歌は「Not Too Late」。「ノラ・ジョーンズ/Norah Jones」で ・・・。同名のタイトルのアルバム、「Not Too Late」(2007)から。

b0102572_1356615.jpg

 「ノラ・ジョーンズ」といえば、父親は、「ビートルズ/The Beatles」も大きな影響を受けたといわれる、インド人のシタール奏者、故「ラヴィ・シャンカール/Ravi Shankar」。ノラは1979年3月にニューヨークに生まれたが、そのとき母親スーはすでにシャンカールと離婚していた。4歳のとき、ダラス近郊に移り住み、それ以来膨大なLPレコードを持つ母の強い影響を受けて育った。長ずるにつれ、ピアノを習いだした彼女は、JAZZミュージシャンの影響も受けるようになった。「ママが8枚組のビリー・ホリデイのアルバムを持っていて、その中から、好きで何度もなんども弾いた曲の入ったディスクを取り出したの。『ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド』("You go to my head")が大好きだった。」 と語った言葉は有名となり、あちこちに引用されている。

 ソウル、カントリー、フォーク、ポップスなどのいろいろな要素を取り込みながら、レトロな「癒し系」といわれるジャズのスタイルを確立し、「癒し系女性ボーカル」、「Jazzy,Not Jazz」ブームを作り出した元祖である。特に大ヒット曲「Don't Know Why」を含むデビューアルバム『Come away with me』(邦題:『ノラ・ジョーンズ』)は、1800万枚を売り上げ、第45回グラミー賞(2003年2月)のグラミー賞では主要4部門を含めノミネート部門すべてで受賞し8冠を獲得したのも記憶に新しい。

【 Not Too Late 】 by Norah Jones  

「♪ Tell me how you've been,      あなたがどう生きてきたかを教えて
  Tell what you've seen,        あなたが何を見てきたかを教えて
  Tell me that you'd like to see me too. あなたも私に会いたいと言って

  'cause my heart is full of no blood,   私の心にはもう血は一滴も残っていないから
  My cup is full of no love,        私のカップにはこれっぽっちの愛も残っていない
  Couldn't take another sip even if I wanted. 飲みたいと思ってももう飲めない

  But it's not too late,   でも 手遅れではないわ
  Not too late for love.   愛に手遅れということはないの

  My lungs are out of air,    私の肺はもう空気を吐き出してしまったの
  Yours are holding smoke,    あなたの肺は煙をいっぱい溜め込んでいる
  And it's been like that for so long.  ずっと長い間そうだったような気がする

  I've seen people try to change,   チャレンジしようとする人たちを見てきたわ
  And I know it isn't easy,     だから、「変わる」ことは簡単でないことはわかっている
  But nothin' worth the time ever is.  しかし、今現在に何の価値があるというの

  And it's not too late,       手遅れではないわ
  It's not too late for love,     愛に手遅れということはないの
  For love,             愛に
  For love,             愛していてば
  For love.             きっと         ♪」


b0102572_13511646.jpg

Not Too Late
ノラ・ジョーンズ/Norah Jones
Blue Note




「Norah Jones - Not Too Late」
 
          
[PR]
by knakano0311 | 2018-02-28 14:53 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(197) ~ 春はまだまだ ~

b0102572_13305387.jpg

 一気に暖かくなってきた。しかしいつものウォーキング・コースに咲いているのは「スイセン(水仙)」ぐらい。梅の蕾も固そうで春はまだまだ・・・。

b0102572_1472358.jpg

 今宵の春の歌、女性ジャズ・ボーカルのレジェンド、「ビリー・ホリディ/Billie Holiday」の「Some Other Spring」。  

 「春の歌」というけれど、私の知っている限り、素直に春の訪れを喜ぶというより、むしろグルーミーに感じたり、素直に喜べないといった曲のほうが多いように思う。この曲は、1939年、「アイリーン・キッチングズ/Irene Kitchings」の書いた曲に、「アーサー・ハーツォグ・ジュニア/Arthur Herzog Jr」が作詞したもので、「ビリー・ホリデイ」が歌って、スタンダードとなったという。この曲も、「今は恋を失った傷みにうちひがれているが、いつか春が来れば、また ・・・」という内容。

 「ビリー・ホリデイ」(1915年 - 1959年)。「レディ・デイ/Lady Day」の愛称で知られ、「サラ・ヴォーン/Sarah Vaughan」や「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」と並んで、女性ジャズ・ヴォーカリスト御三家の一人に数えられる。彼女はその生涯を通して、人種差別や薬物依存症、アルコール依存症との闘いなどの壮絶な人生を送った。彼女の存在は、「ジャニス・ジョプリン/」をはじめとする多くのミュージシャンに影響を与えたという。(Wikipedia参照)

【 Some Other Spring 】  by Arthur Jr. Herzog / Irene Kitchings

「♪ Some other spring    いつの日か春になれば
  I'll try to love       私も恋するかも知れない
  Now I still cling      でも今はまだしがみつく
  To faded blossoms     しおれた花にしがみついている
  Fresh from worn       見頃を過ぎたばかりで
  Left crushed and torn     ボロボロになって残されている花
  Like the love affair I mourn   まるで悼んでいる私の恋のような花に

  Some other spring      いつの日か春になれば
  When twilight falls      日が暮れたとき
  Will the night bring      夜が私に
  Another to me        新しい恋を運んでくるかも知れない
  Not your kind         でも、あなたと同じようなタイプの人ではなく
  But let me find         私が求めるのは、きっとあなたと違ったタイプの人
  It's not true that love is blind  恋すると何も見えなくなるいうが、それは正しくないわ
  Sunshine's around me      私の周りは明るい陽の光がいっぱいなの

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  Some other spring       いつの日か春になれば
  Will my heart awake      私の心はふたたび目覚めて
  Stirring to sing         歌い始めるの
  Love's magic music       恋は魔法の音楽
  Then forget the old duet     だからきっと古いデュエットを忘れさせ    
  And love in some other spring   春になれば恋が芽生えるのよ   ♪」

 ベスト盤から。

Lady Day: The Best of Billie Holiday

Billie Holiday / Columbia/Legacy



「Billie Holiday - Some other spring」

          

  
[PR]
by knakano0311 | 2018-02-27 09:56 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

・・・と地頭には勝てず

b0102572_1812173.jpg

 ヴァレンタイン・ディが終わると、スーパーもデパートも急かすように、今度は「ひな祭り」と「ホワイト・ディ」セールス一色である。業界に乗せられている、操られているというのは十分にわかっているし、腹立たしいとも感じないこともない。「ひな祭り」をはじめ、日本の伝統行事や風習のすべてまでが、業界のイベント化しているように見えてくる。

 2年ほど前だったか、孫娘にヴァレンタインのお返しをしなかったことがある。あとで「じいじ、ホワイト・ディは ・・・」と孫娘に悲しそうに言われてしまった。しかし、孫に「業界の ・・・」なんて言ったて仕方がない。ここは操られるしかしようがないだろう。「・・・と地頭には勝てず」である。

 孫娘はいたって元気印。会うと飛びついてくるが、だんだん持ち上げるのがしんどくなってきたのが本音。このまますくすくと育ってほしいと、「ひなあられ」とヴァレンタインのお返しの品定めをするじいじ、ばあばである。

b0102572_18465587.jpg

 さて、「ひな祭り」にちなんだ今宵の歌は、「Footloose Doll」。「気まぐれな可愛い子ちゃん」とでも訳しましょうか。アメリカのロックというよりロカビリー・ギタリスト、「ブライアン・セッツァー/Brian Setzer」率いる「ブライアン・セッツァー・オーケストラ/The Brian Setzer Orchestra」の演奏。

 金髪のリーゼント、上半身刺青の火の玉エレキおじさん、「ブライアン・セッツァー」。1959年、ニューヨーク生まれのミュージシャン、ギタリスト。なんと今年59歳です。あの「永ちゃん」でもかなわないと思われる、こんな元気でロックなオジサンは多分彼一人だけでしょう。1979年には「ストレイ・キャッツ/Stray Cats」を結成し、そのボーカル、ギター担当として、ネオ・ロカビリー・ブームで一世を風靡した彼。1990年には、「ブライアン・セッツァー・オーケストラ/The Brian Setzer Orchestra」を結成。平行してソロ活動も行っているという。たびたびの日本公演で、そのファンも多いと聞く。


【 Footloose Doll 】  by Brian Setzer

「♪ Look at that chick    おい見ろよ
  In the silvery dress    シルバーのドレスのイカす娘を
  She's got a cool tattoo    クールなタトゥーでキメているぜ
  And her hair is a mess      髪はグチャグチャだけど
  And every single guy in the joint   男どもの眼はみんな彼女に釘付け
  Dance ballerina,shimmy on down   踊ってくれよ どんなダンスでもバッチリだろ
  It's your night on the town       お前の出番だ 今夜だぜ キメるのは
  A little gin goes a long way    ジンをちょっとあおってあの娘に近づけ
  So please pass it around      さあ、ボトルをこっちに回してくれ

  She's the footloose doll   彼女は気まぐれなフットルーズ・ドール
  Dancin' like a hurricane    ハリケーンみたいに踊りまくる
  She's the footloose doll    彼女は気まぐれなフットルーズ・ドール
  I don't even know her name  本当の名前なんて知らなくたってかまわない
  She's the footloose doll     彼女は気まぐれなフットルーズ・ドールさ

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 ビッグバンドの4枚目のアルバムが、「ヴァヴーム/Vavoom!」(2000)。「ペンシルヴェニア 6-5000 /Pennsylvania 6-5000」、「イン・ザ・ムード/Gettin' In The Mood」、「キャラヴァン/Caravan」などを、フルバンドをバックに、エレキをノリノリで弾きまくる、歌いまくる。そのフル・アルバムをアップします。9曲目が、「Footloose Doll」。

Vavoom !

Brian Setzer / Interscope Records



「The Brian Setzer Orchestra - Vavoom! - 2000 - Full Album」

          
   

    
[PR]
by knakano0311 | 2018-02-25 10:20 | マーケッターとしてのシニアから | Trackback | Comments(0)

甲東梅林で梅の薫りを満喫する

b0102572_14591154.jpg
b0102572_14593976.jpg
b0102572_1459496.jpg
b0102572_15035.jpg

 久々に快晴。しかも気温は10℃を超える暖かさ。早咲きの梅の便りが聞こえてきたので、今年はちょっと足をのばして、西宮市上甲東園の梅の名所、「甲東梅林」へ。この梅林はかって財を成した貿易商が、目地17年(1884年)、この地一帯に葡萄、柿、桃などの果樹栽培とともに、梅、桜、楓、樟などの植栽を行ったのが始まりで、その後、移転、移殖や整備を重ね、今の梅林の姿になったという。

 樹齢100年を超える梅も多く、全国から集められた36品種、約200本に及んでいる。そのうちの3割くらいの早咲きの品種がそろそろ見頃を迎えていた。そんなに広い梅林でもないのだが、園内には訪れる人もちらほら。待ちかねた梅の薫りを満喫する。同じ敷地内にあるディ・サービスの施設に設けられている地域の公民館では、「梅びらき・文化祭」も行われ、多くのお年寄りが梅の花見と一緒に楽しんでいるようだ。

b0102572_1501339.jpg

 ちょうど昼食時に差し掛かったので、すぐ近くの「関西学院大学上ヶ原キャンパス」まで歩く。春休みに入ったのか、キャンパス内に学生はまばら。二人合わせても千円でお釣りが来る「学食」でのランチ。私の大学時代と違って、メニューも豊富でしかも安くて美味しい。年寄り二人でもコスパなランチを楽しめた。六甲山系の東端、「甲山」の麓に広がる欧州のような雰囲気あるキャンパス。その時計台前の広場で春らしくなった日差しを浴びる。

      「菜の花や月は東に日は西に」

 この句は、大阪出身で江戸時代の画家でもあり俳人でもある「与謝蕪村」の句。安永3年(1774年)、蕪村が、菜の花の時期、西の空に夕日が沈むころ、現在の神戸市灘区にある六甲山系中程、摩耶山を訪れたときの句だという。しかし、何故か大阪梅田、茶屋町の「梅田芸術劇場前」の広場に、その句碑があったと記憶している。その昔、茶屋町は、あたり一面菜の花畑であったそうだ。

 さて、今宵の歌、東と西が入れ替わって、「East of the Sun (And West of the Moon)」。でもよく考えてみると、太陽の東側で月の西側。だから夕暮れどきの位置関係ということになり、蕪村の句と同じ情景ということでしょうか。邦題は、「太陽の東」。1934年ミュージカル、「Stags at Bay(追い詰められる、進退窮まるという意味らしい?)」で使われた曲で、当時、まだ大学2回生だった「ブルックス・ボーマン/Brooks Bowman」の作詞作曲だという。

【 East of the Sun (And West of the Moon) 】 by Brooks Bowman

「♪ East of the sun and west of the moon  太陽の東側で月の西側
  We'll build a dream house of love dear   そんなところにふたりの家を建てたいわ
  Close to the sun in the day         日中はお日様に近く
  Near to the moon at night          夜はお月様に近いから
  We'll live in a lovely way dear        そこで二人で暮らしましょうよ
  Sharing our love in the pale moonlight    青く輝くお月様の下で愛を交わしながら

  Just you and I, forever and a day     そう、あなたと私だけ、そんな日がずっと続く
  Love will not die; we'll keep it that way  愛は終わらないわ そんな風にずっと続けるの
  Up among the stars           星空の彼方にすばらしい音楽に満ち調和がとれた
     we'll find a harmony of life to a lovely tune 人生を見つけることができるでしょう
  East of the sun and west of the moon dear  ねえあなた、太陽の東側、月の西側よ 
  East of the sun and west of the moon  太陽の東側、月の西側で暮らしましょうよ ♪」

 歌詞を読んでいて、「神戸の東、大阪の西、芦屋か西宮で暮らしたい、それが理想」という何人かの知り合いを思い浮かべた。

b0102572_955405.jpg

 さて、「East of the sun (and west of the moon)」。歌うディーヴァは「ダイアナ・クラール/Diana Krall」。大変な金髪美人で、ピアノも上品で上手く、歌も上手い。そして、顔に似合わないその低いオヤジ声。そんなアンバランスな魅力もあって、そのデビューは衝撃的だった。デビュー5作目のアルバム、「When I Look In Your Eyes」(1999)にも収録されているが、今宵は、「ライヴ・イン・パリ/Live In Paris」(2002)から。ダイアナが最も輝いていた時代のアルバム。
     

When I Look In Your Eyes

Diana Krall / Universal



ライヴ・イン・パリ

ダイアナ・クラール / ユニバーサル ミュージック クラシック




「Diana Krall - East Of The Sun (And West Of The Moon) 」


          
[PR]
by knakano0311 | 2018-02-24 10:04 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)

お雛様が飾られた図書館で「機龍警察」を借りる

b0102572_1872190.jpg

 よく利用する地域の図書館。この地域も旧家が多いらしく、この時期、旧家から寄贈された豪華なひな人形が、郷土館などに展示される。この図書館にも見事なひな人形が置かれていた。

 さて、この日借りたのは、私ご贔屓の「月村了衛」の「機龍警察シリーズ」第3作「機龍警察 暗黒市場」。人気が高いらしく、いつも貸し出し中で、半年くらい待って、やっと借りることができた。昔読んでその面白さは十分知っていたが、昨年、「機龍警察」(完全版)、「機龍警察 自爆条項」(完全版)と相次いで文庫本で発刊されたので、再度読んでみて、3作以降も読む気になり、やっと借りられたという次第。

 テロリズムが横行する近未来の日本。それに対処するため、警視庁に特捜部が設置され、二足歩行型軍用有人兵器、「龍機兵」が採用され、外部から雇われた3名の「傭兵警官」が乗り込んで、テロ組織と戦うというお話。「ガンダム」とか「パトレイバー」のようないわゆる「パワード・スーツ」とか「パワード・アーマー」に分類されるジャンル。しかし設定や背景、登場人物の造形が細部まで行き届いており、また戦闘シーンがアニメを見るような活写ですこぶる面白い。

 現在、第4作「機龍警察 未亡旅団」、第5作短編集「機龍警察 火宅」、第6作「機龍警察 狼眼殺手」が刊行されており、読むのが楽しみである。

b0102572_21245668.jpg

機龍警察 暗黒市場 (ミステリ・ワールド)
月村 了衛 (著)
早川書房




 さて、今宵の「Doll」は、「ジョバンニ・ミラバッシ/Giovanni Mirabassi」のピアノで「Worry Doll」。さて、どんな意味、どんな思いが込められているのでしょうか。アルバムは、「テラ・フリオーザ/Terra Furiosa」から。

 ライナーノーツにいわく、『・・・・ メロディに満ちた「切なさ」を最大限引き出す事に焦点をおき、かつて無いほどの一体感 ・・・ 「聴く」というより「心に注ぎ込まれる」という表現が似合う、繊細さの極致を閉じ込めた結晶』

Terra Furiosa

Giovanni Mirabassi / Discograph



「Giovanni Mirabassi - WORRY DOLL」

         
[PR]
by knakano0311 | 2018-02-23 09:54 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

ネイチャーセンターの雛人形に春を感じる

b0102572_20535272.jpg
b0102572_2054690.jpg

 今日は、炭焼きの反省会。仕出し弁当を食べながら、今年の炭の出来栄えの評価、そう至った原因、今後の課題、来年の目標などについて、データや現物を見ながら、喧々諤々かつ和気藹々と討議する。これを終えるともう3月。市の天然記念物にも指定されている「エドヒガン(江戸彼岸)」桜の群落林周辺の整備が始まる。山の春を迎える万端の準備。

 大きくはなってきたが、「コブシ(辛夷)」の蕾は、まだまだ固そう。同じ時期に咲く「アセビ(馬酔木)」、「サンシュユ(山茱萸)」、「ダンコウバイ(檀香梅)」もまだまだのよう。ネイチャー・センターに置かれた雛人形に春を感じる。

b0102572_1029737.png
 さて、今宵の春にちなんだ曲は、「Younger Than Springtime(邦題:春よりも若く)」。  「ローズマリー・クルーニー/Rosemary Clooney」の歌唱。アルバムは、「Love Songs」(2004)から。

 「ペギー・リー/Peggy Lee」、「ドリス・デイ/Doris Day」、「ジュリー・ロンドン/Julie London」、「ジュディ・ガーランド/Judy Garland」、「パティ・ペイジ/Patti Page」 ・・・。往年の人気白人女性歌手の中で、佇まいも美貌も歌唱も、その「端正」において抜群のローズマリー。「ジュリー・ロンドン」と並んで私が好きな歌手である。代表曲といえば、1951年のヒット曲「Come on-a My House(邦題:家へおいでよ)」でしょうか。

 「ローズマリー・クルーニー」。1928年生まれ。2002年にカリフォルニア州、ビバリーヒルズで肺癌により死去。74歳。妹と1945年に「The Clooney Sisters」として歌手デビューしてから、56年にも及ぶ長き歌手人生であった。俳優の「ジョージ・クルーニー/George Clooney」は、「ローズマリー・クルーニー」の甥だそうです。

 「Younger Than Springtime」は、1949年、作曲家「リチャード・ロジャース/Richard Rodgers」と作詞家「オスカー・ハマースタイン2世/Oscar Hammerstein II」のコンビによる有名なミュージカル「南太平洋/South Pacific」でうたわれる歌。

【 Younger Than Springtime(春よりも若く) 】
           by Richard Rodgers , Oscar Hammerstein II

「♪ Younger than springtime are you  君は春より若く
  Softer than starlight are you     星の光より柔らかい
  Warmer than winds of June      六月の風より暖かいね
  Are the gentle lips you gave me    君の口づけは

  Gayer than laughter are you     笑うというよりもっと陽気で
  Sweeter than music are you     音楽よりもっと魅惑的
  Angel and lover, heaven and earth,  天使で恋人、天国と大地
  Are you to me.            僕にとって君はそれくらい大事な人

  And when your youth         僕の腕の中に押し寄せてきた
  And joy invade my arms,        君の若さや喜び
  And fill my heart as now they do,    僕の心にもいっぱいに満ちてくる

  Then younger than springtime, am I,  そして、僕も春よりもっと若くなり
  Gayer than laughter, am I,        もっともっと陽気になり
  Angel and lover, heaven and earth,    天使で恋人、天国と大地
  Am I with you!               君のように僕もそうなりたい

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 アルバム、「ラヴ・ソングス/Love Songs」(2004)。吹き込み時期は1950〜57年というから、彼女が22歳から29歳くらい。多分一番輝いていた時期でしょうか。
   

Love Songs

Rosemary Clooney / Sony




「Younger Than Springtime ー Rosemary Clooney」


          

 同じアルバムからもう一曲アップしましょうか。「パーシー・フェイス楽団/Percy Faith & His Orchestra」をバックに歌う「テンダリー/Tenderly」なんて最高ですね。

「Rosemary Clooney - Tenderly」

          
[PR]
by knakano0311 | 2018-02-22 17:15 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

支えの輪が手繰り寄せた金メダル

b0102572_14424189.jpg

 スピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した「小平奈緒」選手。長野県茅野市出身。所属は松本市にある「相澤病院」である。2010年のバンクーバー五輪を前にした2009年から、当時まだ無名だった小平を「相澤病院」は支え続けてきた。(写真はNETより拝借)
   
 「長野の人が長野で五輪を目指したいと言っているのに、どうして長野の企業は支援できないの。みんなができないなら僕がやるよ。」 支援を決めたのは、「相沢孝夫」理事長の心意気だったという。ソチ五輪後のオランダへの武者修行も「スタッフの海外留学」という形で支援。帰国後の2017年からはサポート役としてソチ五輪代表でもある栄養士の「石沢志穂」氏も雇用した。

b0102572_17175380.jpg
 実はこの「相澤病院」、私の父親が脳梗塞で緊急入院をし、最後を看取った病院。そして一人暮らしの母親も、私がちょうど帰省の際、骨折をし、救急車で運んだ病院でもある。そんな縁から応援の力も入ってしまうのだが、山岳救助などのヘリポートなども備え、365日24時間救急対応の、地域ではなくてはならない救急病院。映画化もされた、「夏川草介」著、「神様のカルテ」のモデルともなった病院である。

 もうひとつの大きな支えは、地元、信州大学の教授の「結城匡啓(まさひろ)」コーチ。指導を求めて入学してきた小平と二人三脚で13年間指導、彼女を成長させ、ついに夢を実現させたのは、「科学的コーチングの実践をめざす」という独自のコーチング論。小平が、オランダ留学中も含め、トレーニングやスポーツ医科学などの知識も自力で吸収してきたのも結城コーチの存在が大きかったという。

 さらなる支えは、オリンピック過去2大会を連覇した韓国の「イ・サンファ(李相花)」選手との友情。切磋琢磨するライバルでありながら、お互いをリスペクトし合う姉妹のような付き合いだという。(NET参照)

 試合後、「カルガリーの世界大会で500mの世界記録を塗り替えたい」とさらっと語る小平選手。その向上心に驚かされる。一方、鬼気迫るといってもいいくらいの執念のオーラに包まれ、もちろんあったに違いない大変な苦労や努力、苦悩が、あまり表からは窺い知れないスーパー・アイドル的存在の羽生選手。彼とは対照的に、小平選手を支えた周辺や等身大の彼女がはっきりと見える。彼女の飽くなき向上心と地元を中心とした支えの輪が手繰り寄せた金メダル。

 比べるべくもないが、「出し切って人生を終えたい」 そんなことを思いながらTVを見ていた。

 「♪ ・・・・ そして人生に疑問を感じたり、道に迷ったら  目を覚まして、あなたの考えているグッドライフに さよならをしてほしい ♪」と歌う「グッド・ライフ/The Good Life」が今宵の歌。真のグッド・ライフとは何なのか、山あり谷ありをすべて受け入れて「グッド・ライフ」とする人生の真実を歌った「トニー・ベネット/Tony Bennett」、1963年のヒット曲。

【 The Good Life 】   
    作詩;ジャック・リアドン/Jack Reardon 作曲;サッシャ・ディステル/Sacha Distel

「♪ Oh, the good life,         そうね、グッドライフ
  full of fun seems to be the ideal  楽しさ一杯で理想的な生活におもえるわね
  Mm, the good life,         ふ~ん、グッドライフ
  let's you hide all the sadness you feel 悲しみを感じてもみんな覆い隠してくれるかも・・・
  You won't really fall in love      でもあなたが本当の恋に落ちることはないでしょうね
  for you can't take the chance     あなたにそんなチャンスは訪れないだろうから
  So please be honest with yourself,   だから自分自身に正直になりなさいよ
  Don't try to fake romance       偽りのロマンスを作り上げてはいけないわ

  It's the good life           グッドライフ、私が思うには
  to be free and explore the unknown まだ経験してないことを恐れずに求めていくこと
  Like the heartaches          それがたったひとりで向き合わなければならない
  when you learn you must face them alone    「心の痛み」だとしても
  Please remember I still want you, どうぞ忘れないで 私がまだあなたを想っていることを
  and in case you wonder why      そして人生に疑問を感じたり、道に迷ったら
  Well, just wake up,           目を覚まして、
  kiss the good life goodbye あなたの思っているグッドライフにさよならをしてほしい ♪」

 まず大御所、「トニー・ベネット/Tony Bennett」の歌唱から。アルバムは、「I Wanna Be Around」(1963)。

 I Wanna Be Around 

 Tony Bennett / Sbme Special Mkts. 



「Tony Bennett - The Good Life」

          

 ジャズのスタンダードとばかり思っていた「The good life」。「マイ・ウェイ/My Way」とおなじように、元はシャンソン。元々、フランスのシンガー・ソングライター、音楽家、俳優の「サッシャ・ディステル /Sacha Distel」によって、1962年にメロディがつくられたという。「トニー・ベネット」の大ヒットで逆に、1973年にはディステル自身によってフランス語の歌詞で歌われた。そんなフランス語の歌詞と英語でこの曲、「La Belle Vie (The Good Life)/麗しき人生」を歌うのは、「ディー・ディー・ブリッジウォーター/Dee Dee Bridgewater」。

b0102572_1817472.jpg

 「ディー・ディー・ブリッジウォーター」。1950年生まれのテネシー州、メンフィス出身のジャズ歌手・俳優。父がジャズ・トランペッターで、高校の教師をしていたため、早くからジャズを歌い始めたという。大学で学んだあと、ジャズ・バンドに加わり、1972年から音楽家としてのキャリアをスタート。「ヴァーヴ・レコード」から多数のアルバムを発表し、1990年代以降において「ダイアン・リーヴス/Dianne Reeves」、「カサンドラ・ウィルソン/Cassandra Wilson」、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」らと共に最も成功したジャズ歌手の一人といわれている。(Wikipediaより)

 米国のJAZZシンガーである彼女が、10年間ほどパリに定住して音楽活動をした「フランス」。全編フランス語で歌われたアルバムが、「J'ai Deux Amours(二つの愛)/フランスへのオマージュ」である。JAZZ風シャンソン・アルバムでも、シャンソン風JAZZアルバムでもない。「ディー・ディー」風シャンソンとしか言い様がないが、込められたフランスへのオマージュが異彩を放つ。

フランスへのオマージュ
ディー・ディー・ブリッジウォーター / ユニバーサルクラシック
ISBN : B000793BA0

「La belle vie (麗しき人生) / The good life - Dee Dee Bridgewater」

          
[PR]
by knakano0311 | 2018-02-20 10:08 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(2)

路傍の花、樹々の鳥(196) ~ 梅も山茱萸もまだまだですが ~

b0102572_23292266.jpg

 あきらかに春の訪れが遅い。例年なら咲き始めているはずの、「ウメ(梅)」も「サンシュユ(山茱萸)」もまだ固い蕾のまま。ウォーキングの道筋を変えてみたが、「ロウバイ(蝋梅)」は今がさかりであるが、梅はやはり蕾ばかり。しかし、みごとに純白の「アセビ(馬酔木)」が咲いているのをみつけた。山でも最も早く咲く花である。遅いが、確実に春は近づいてきている。

b0102572_1104040.jpg
 さて、今宵の曲、「スーザン・トボックマン/Susan Tobocman」の「Again It's Spring」。キャリアはよくわかっていないが、歌手、作曲家、作詞家、プロデューサ、アレンジャーと多彩な才能を持つ。4歳の時から詩を書き始め、15歳の時には全国コンテストで優勝したという。日本で注目されたのは、「寺島靖国」氏のヒット・コンピレーション・シリーズ、「JAZZ BAR 2012」で紹介されてから。店頭・お客から「オリジナル・アルバムはないのか?」という問い合わせが殺到したという。それに応えて1998年録音、2004リリースのアルバム、「Watercolor Dream」がオリジナル仕様で、2013年に「寺島レコード」からCD化された。

【 Again It's Spring 】  music and lyric by Susan Tobocman

「♪ When you are younger   若い頃あなたは
   Awake with a hunger    お腹がすいては目を覚ましていたわね
   Days flow together    あれから時が過ぎたけど
   And spring is forever    春は相変わらずやってくるわ

   But soon you are older   しかし、もうすぐあなたはいい年になり
   And winters feel colder    冬の寒さがこたえるようになるのよ
   Promises broken       約束は破られ
   And dreams still unspoken   夢も語ることができないような冬の寒さが

   Seasons change       いくつもの季節がすぎたけど
   And the questions start    「どうして?」と思うのよ
   Do you stand apart?      なぜひとりで立ち上がらないの?
   Have you shared your heart?  気持ちを人に分かち合えないの?

   If love should find you     もし愛を見つけたら
   Then let love remind you    その愛があなたに思い出させてくれるわ
   Now is for living         生きるために今があるんだと
   Not taking but giving       貰うだけでなく与えることも必要なんだと
   And all at once again it's spring   そうすれば、すぐ春が再びやってくるわ ♪」


b0102572_23442572.jpg

WATERCOLOR DREAM/ウォーターカラー・ドリーム
スーザン・トボックマン/Susan Tobocman
寺島レコード




 わずか1分ほどですが、「Again It's Spring」のさわりが、プロモーション・ビデオでアップされています。この短いビデオ・クリップ、現在ニューヨークに暮らすという等身大の彼女をヴィヴィッドに感じさせる。

「Again It's Spring ー Susan Tobocman」

          

 

  
[PR]
by knakano0311 | 2018-02-19 09:56 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

魂が掴んだメダル

b0102572_2343711.jpg


 興奮!! 感動!! 
 想像を絶する練習、怪我、不安、焦り、葛藤 ・・・・。 
 その全てを乗り越えて、
 魂が掴んだメダル!!  

 それ以外の言葉が思いつかない。
 
 スケートに身も心も捧げて上った表彰台のふたりへ!! 
 「Body and Soul」。

 それ以外の曲が思いつかない。

【 BODY AND SOUL 】
         by Johnny W. Green / Edward Heyman / Robert Sour / Frank Eyton

「♪     (verse)

  My heart is sad and lonely     私の心は悲しく独りぼっち
  For you I sigh, for you dear only  もらすため息もあなたのせい
  Why haven't you seen it      どうして分かってくれないの
  I'm all for you body and soul    身も心もあなたのものだと

  I spend my days in longing    あたたを思って時を過ごしてきた
  And wondering it's me you're wronging どうして誤解されているのかわからない
  Why haven't you seen it      どうして分かってくれないの
  I'm all for you body and soul    身も心もあなたのものだと

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 「ホセ・ジェイムズ/José James」。ベルギー出身のジャズ・ピアニスト、「ジェフ・ニーヴ/Jef Neve」とのスタンダードのデュエット・アルバム「For All We Know」(2010)から。

フォー・オール・ウィ・ノウ

ホセ・ジェイムズ&ジェフ・ニーヴ / ユニバーサル ミュージック クラシック



「Body And Soul - Jose James & Jef Neve」

          
[PR]
by knakano0311 | 2018-02-17 23:09 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

久し振りに山頂まで上がって

b0102572_14395989.jpg
b0102572_14401217.jpg

 久し振りに山頂まで上がっての間伐作業。山頂まで上がるのは正月4日の安全祈願、山頂まで上がっての作業は、クヌギの伐採から炭焼きと続いたため、昨年11月以来である。ちょっと息の上がる仲間もいたが、久し振りに落葉樹の間を通して、山頂から見る冬景色。夏や秋とはまた違う風情である。山頂にも先人が使った炭窯跡(写真は煙道口)が残っており、この山が、かっては活きた里山であったことがわかる。その里山も、ダムが出来るとともに、放置林となって、自然に任せたままの状態となり、冬でも常緑の照葉樹林化が急速に進んでいる。そんな森を保全し、里山景観を残すため、春の開花期を前に、びっしりと小さな蕾がついた「ヒサカキ(非榊)」や、「アラカシ(粗樫)」など常緑樹を伐ってゆく。

b0102572_1753589.jpg

 今宵の春の曲、「You're My Spring」。「トリオセンス/Triosence」。アルバムは、「Away For A While」(2005)。

 「トリオセンス」。1979年生まれのピアニスト、「ベルンハルト・シューラー/Bernhard Schüler (p)」を中心に、「マティアス・ノヴァク/Matthias Nowak (b)」、「ステファン・エーミッヒ/Stephan Emig (ds)」らにより、1999年に結成され、「First Enchantment」(2002)でドイツからデビューした。哀愁の美メロとリリシズム、そして心地良いドライブ感は、日本でも多くのファンを魅了している。

 そしてアメリカの人気女性ジヤズ・シンガー、「サラ・ガザレク/Sara Gazarek」とのジョイント作、「Where Time Stands Still」(2010)でファン層を広げ、同年コットンクラブでサラとのジョイント&ソロ公演を果たした。主にノルウェーの「レインボウ・スタジオ」でのレコーディングを基本としているようだ。

 「You're My Spring」。この曲、実は「サラ・ガザレク/Sara Gazarek」とのコラボ・アルバム、「Where Time Stands Still」にも収録されていたが、YOUTUBEにアップされていないようなので、第2作、「Away For A While」から聴いていただきましょうか。
        
b0102572_1751613.jpg

アウェイ・フォー・ア・ホワイル/Away For A While (紙ジャケット仕様)
トリオセンス/Triosence
P-JAZZ




「Triosence - You're My Spring」

          
[PR]
by knakano0311 | 2018-02-16 10:56 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)