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大屋地爵士のJAZZYな生活

<   2018年 12月 ( 16 )   > この月の画像一覧

今年もお世話になりました

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 今年もお世話になりました。
 来年もよろしくお願いいたします。

 今年最後の曲は、「Isn't This A Lovely Day」。「なんていい日なんだ」、そんな意味でしょうか。作詞・作曲、ともに「アーヴィング・バーリン/Irving Berlin」。「フレッド・アステア/ Fred Astaire」、「ジンジャー・ロジャース/Ginger Rogers」の1935年の映画、「トップ・ハット/Top Hat」のために書かれた曲。「雷と大雨、最悪だけど、君に会えた。なんていい日なんだ。」 そんな、ポジティヴ思考の見本のような曲。来年もそんなポジティヴな考えで過ごせたら ・・・。

【 Isn't This A Lovely Day 】  by Irving Berlin

「♪ The weather is fright'ning    ぞっとするような大変な天気
  The thunder and lightning     雷に稲妻
  Seem to be having their way    なすすべもない
  But as far as I'm concerned, it's a lovely day でも僕にとってはなんていい日なんだ

  The turn in the weather      天気が変わったから
  Will keep us together        僕たちは一緒にいられる
  So I can honestly say        正直に言えば
  That as far as I'm concerned, it's a lovely day  僕にとってはいい日
  And everything's O.K.             すべてが上々さ

  Isn't this a lovely day         なんていい日なんだ
  To be caught in the rain?         雨に降られたけれど
  You were going on your way      君は僕のことなんか気にしてくれなかったけど
  Now you've got to remain        今はこうして一緒にいてくれる

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」

 まずは、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」。「フレッド・アステア」に捧げられたアルバム、「Let Yourself Go: Celebrating Fred Astaire」 (2000)から。

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Let Yourself Go: Celebrating Fred Astaire
ステイシー・ケント/Stacey Kent
Candid Records



「Stacey Kent - Isn't This A Lovely Day?」

         

 そして「ダイアナ・クラール/Diana Krall」、「フロム・ディス・モーメント・オン/From This Moment On」(2006)から。

 フロム・ディス・モーメント・オン

 ダイアナ・クラール / ユニバーサル ミュージック クラシック



「ISN'T THIS A LOVELY DAY? - DIANA KRALL」

         
    



      
by knakano0311 | 2018-12-31 13:03 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

こんなに明るくて ・・・

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 洗面所の照明器具の調子がおかしい。リビングのシーリング・ライトもだいぶ暗くなってきた。先日暗くなった照明器具の蛍光灯を替えた。高所作業、まだまだ大丈夫ではあるが、この先、だんだん蛍光灯の取替えもおぼつかなくなってくることは目に見えていると実感。省エネということもあるが、落下や転倒による怪我の方がむしろ心配。最近は、価格も相当安くなっているので、この際思い切って、寿命20年とも言われ、多分この先替えることが不要と思われるLED照明器具に替えようと決めた。順次替えていくつもりであるが、とりあえずリビング、洗面所、スタンドを替えた。

 元々、電設機器メーカーで働いていたので、この手の工事はおてのもの。だいぶ手先が不器用になってきているのを嘆きながらも、なんとか無事に工事を終えた。白熱電球、蛍光灯に比べ、発色や雰囲気はあまり違和感は感じなかったが、こんなに明るくていいのだろうかと思うくらい明るい。近い将来「陰翳礼讃」、「仄暗さ」、「翳り」なんて日本語はひょっとしたら、死語になっていくのではないかと思う。しかし、老眼がすすみ、手元が見えにくくなってきた私にとっては、ありがたい明るさではある。

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 大雪のニュースが流れている今宵の曲、「Snow + Light」。「色彩のピアニスト」ともよばれる「ダスティン・オハロラン/Dustin O'Halloran」のオリジナル。1971年生まれ、ベルリン在住のアメリカ人ピアニスト/作曲家で、「ソフィア・コッポラ/Sofia Coppola」監督の映画、「マリー・アントワネット/Marie-Antoinette」(2006年)への楽曲提供で注目を集めたピアニスト。

 その音色は、欧州ジャズといってもいいくらいアメリカン・ジャズの香りは全く感じない。「光」と名付けられたアルバム、「Lumiere」(2011)から。このアルバムに収録されている「Snow + Light」などの曲は、「ドレイク・ドレマス/Drake Doremus」監督の映画、「今日、キミに会えたら/原題:Like Crazy」や、「ダコタ・ファニング/Hannah Dakota Fanning」が主演した、「オル・パーカー/Ol Parker」監督の映画、「17歳のエンディングノート/原題:Before I Die」に使用された。

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Lumiere
ダスティン・オハロラン/Dustin O'Halloran
Fat Cat



「Snow + Light - Dustin O'Halloran」

          
  


  
by knakano0311 | 2018-12-30 13:31 | マーケッターとしてのシニアから | Trackback | Comments(0)

小雪がちらつく中、今年も門松をつくる

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 今季最強の寒波の来襲だという。年に2、3度積雪があるかないかくらいの私が住んでる地域でも、県北部は大雪で、そのため流れ込んできた雪雲による小雪がちらつく。そんな中、近所の山に松の枝と「ウラジロ(裏白)」採りに入る。例年のように、ミニ門松を作るためである。数年前から始めたが、次男夫婦とお嫁さんの実家に贈ると、意外にもこれが大好評。それ以降、毎年年末に作っては贈っている。最近は手際も良くなってきて、鉢と竹はクラブのイベントであらかじめ用意してあるので、鉢に竹を固定して、松を活け、縁起物や梅、ウラジロを配したら出来上がり。さっそく届けに行ったついでに4ヶ月になった孫の笑顔に会ってきた。

 大雪のニュースがTVでトップになる本格的な冬日。今日のジャズは雪にちなんだ美しい2曲。最初は、北欧デンマーク出身の熟女ジャズ・ヴォーカル、「セシリア・ノービー/Cæcilie Norby」。彼女のパートナーは、ベーシストで知られる「ラーシュ・ダニエルソン/Lars Danielsson」。

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 1964年、デンマークのコペンハーゲン生まれ。クラシック作曲家の父、オペラ歌手の母に持ち、当然のようにクラシックの教育を受けたが、セシリアは、「ナンシー・ウィルソン/Nancy Wilson」、「アレサ・フランクリン/Aretha Franklin」、「ダイナ・ワシントン/Dinah Washington」といったジャズ・ミュージシャンに影響を受け、クラシックではなくジャズ、ロック&ポップの分野からデビューすることになった。

 彼女の2作目であるが、デンマーク人として初めて「ブルーノート/Blue Note」からのメジャーでのデビュー・アルバムとなったのが、「マイ・コーナー・オブ・ザ・スカイ/My Corner of the Sky」(1995年NY録音、1997年リリース)から「Snow」。

 メロディも美しいが、彼女自身の手になる詩も美しいので全文を ・・・。

【 Snow 】  by Frans Bak , Cæcilie Norby

「♪ Here you come again - snow is your name またあなたがやってくる あなたの名前は雪
  Memories I recall - appears as you fall    あなたが降りだすと思い出が蘇るの
  Blinded by the light              あなたが眩しくて目が眩むわ
  Deafened by the white and crystal silence 白い水晶のような静けさで何も聞こえなくなる
  I will always feel the same          いつもそう感じるの

  Paralyzed again - Nature's to blame   また麻痺している この季節のせいだわ
  Ice-blue is the sky - and so am I      空はアイスブルー 私みたい
  In springtime I'll forget       春になれば、きっと忘れてしまうわ 彼が言ったこと
  Everything he said but when the snow falls   でも雪が降り出すと
  I will always feel the same           いつも同じ思いになるの

  Merrily and so unaware         楽しいから気がついていないだけ
  Snowflakes are dancing in the air      空で踊っている雪の結晶が
  Disappear as they are landing on my heart 私の心に落ちる前に消えてしまうのと同じ

  Birdless willow tree - is weeping for me  鳥もいない柳の木が私のために泣いている
  Naked to bone - I fall alone         すべてをはがされて私はたった一人
  In summer I'll deny          夏になれば、彼が私を泣かせたことを否定するわ
  He'd ever made me cry but snow reminds me  でも雪が降り出すと
  I will always feel the same            いつも同じ思いになるの  ♪」


 My Corner of the Sky

 Norby Ceacilie / EMI Europe Generic



「Snow - Cæcilie Norby」


          

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 2曲目は、同じ北欧デンマーク出身のピアノ・トリオ、「サン・ビービー(ソレン・ベベ)トリオ/Soren Bebe Trio」の演奏で、「Sne/Snow」。アルバムは、「サン・ビービー・トリオ・フィーチャリング・マーク・ジョンソン/Soren Bebe Trio Featuring Marc Johnson」(2013)。アルバムのタイトル通り、1979年から1980年の死に至るまで「ビル・エヴァンス/Bill Evans」の音楽性を支え、また1987年からは、イタリアの巨匠、「エンリコ・ピエラヌンツイ/Enrico Pieranunzi」のトリオ活動したベーシスト、「マーク・ジョンソン/Marc Johnson」との共演アルバム。アルバム・ジャケットのロゴとして象形化された文字は「EVA」。「Bill Evans」からデザインされたことは容易に想像できる。ドラムは、「アンダース・モーゲンセン/Anders Mogensen」。

 サン・ビービー・トリオ・フィーチャリング・マーク・ジョンソン

 サン・ビービー・トリオ / スパイス・オブ・ライフ



「Sne/Snow - Søren Bebe Trio」

          


     
by knakano0311 | 2018-12-29 13:34 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(334) ~ 新しい芽生えを感じる ~

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 いつものウォーキング・コース。すっかり葉が落ちた「ハナミズキ(花水木)」の枝にあらわになった鳥の巣。廃棄されているようで、うら寂しく、冬らしい光景。しかし僅かに膨らんでいる新芽が春を予感させる。

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 枝の間をびっしりと埋めているのは、「モチノキ(黐の木)」の実。常緑の葉、夥しく実ったその真っ赤な実は、確かな生命力を感じさせる。

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 さて、年の瀬も近づいた今宵聴くピアノは、1974年生まれのスウェーデン出身で、現在はドイツ・ハンブルグを中心に活動しているというご贔屓の俊英ピアニスト、「マーティン・ティングヴァル/Martin Tingvall」。彼のピアノ・ソロ・アルバム、「En Ny Dag」(2012)。「A New Day」という意味だそうだ。

 彼はまた「ティングヴァル・トリオ/The Tingvall Trio」を率いるリーダーでもあるが、このトリオとつきあいは、2ndアルバム「NORR」(2008)からであった。仕事であるが、何度となく訪れた北欧、私が感じたその空気、景色、時間にぴったりと思えたのが、「マーティン・ティングバル」であった。

 流れ星、犬、雷鳴、子供たち ・・・といったタイトルを付された美しい曲は、透明感、哀愁、儚さ、ロマンティシズムといった北欧らしさを強く感じるとともに、この大地で育った彼のメンタリティを色濃く感じる。

 En Ny Dag

 Martin Tingvall / Skip



上のアルバムから、うっとりするような美メロを5曲を ・・・。

「Martin Tingvall - En stjärna faller (A Falling Star) 」

          

「Martin Tingval - Efter VI Skildes at (After We Had Parted) 」

          

「Martin Tingvall - Kvällens sista dans (The Last Dance Of The Evening)」

          

「Martin Tingvall - När barnen sover(when the children are sleeping)」

          


「En ny dag(A New Day)- Martin Tingvall」

          
by knakano0311 | 2018-12-27 14:38 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

年越しにはちょっと早いが蕎麦を喰う

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 年越しにはまだちょっと早いが、住んでいる団地内にある蕎麦屋で蕎麦を喰う。この蕎麦屋、けっこう美味しい蕎麦を食わせてくれる。この日はもちろん新蕎麦で、富山県産の蕎麦粉を使った十割蕎麦で「粗挽き田舎蕎麦」を食す。

 いつもこの蕎麦屋はBGMにジャズが流れているが、この日は懐かしいビ・バップを’80年代に復活させ大ヒットさせたバンド、「マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet」。学生時代に聴いた懐かしいジャズを再び聴けるということで、結構MJQに夢中になって、CDを買ったりコンサートに行ったものである。

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 ということで、今宵は、「マンハッタン・ジャズ・クインテット」。「デヴィッド・マシューズ/David Matthews」を中心に結成され、1984年にアルバム、「マンハッタン・ジャズ・クインテット」でデビュー。元々は「スイングジャーナル」誌と「キングレコード」の発案によるプロジェクトだったそうだ。日本向けに結成されただけに、毎年のように来日しており、とりわけ「デヴィッド・マシューズ」は大の親日家で、日本語での会話はもちろん、ひらがな、カタカナの読み書きもお手のもので、来日は80回を超えるという。私も現役時代、貸切で同席はできなかったが、ご贔屓にしていた北新地のジャズ・バーで出会ったことがある。趣味はセイリングで、そのため、彼のトレードマークであるキャプテン・ハットはそれに由来しているという。

 1987年に行われた中野サンプラザ・ホールでのライブがYOUTUBEにアップされていた。このライブは、「マイ・フェイバリット・シングス/My Favorite Things: Live In Tokyo」(1987年)というタイトルで、CDでもリリースされている。

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マイ・フェイバリット・シングス/My Favorite Things: Live In Tokyo
マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet
キングレコード



 パーソネルは、「デヴィッド・マシューズ/David Matthews(Piano)」、「ジョージ・ヤング/George Young (Tenor Saxophone)」、「ルー・ソロフ/Lew Soloff(Trumpet)」、「エディ・ゴメス/Eddie Gomez(Bass)」、「スティーヴ・ガッド/Steve Gadd(Drums)」。ベースが、結成当初のメンバー、「チャーネット・モフェット/Charnett Moffett」から、「エディ・ゴメス」に代わっている。

 アルバムとは曲順などが変わっていて、
00:00 — Big Apple Jam
08:20 — Recado Bass Nova
17:00 — My Favorite Things
26:12 — No Groovin' Allowed
34:52 — [Introduction of band members]
35:59 — You'd Be So Nice To Come Home Too
41:28 — The Sidewinder
51:50 — Autumn Leaves


「Manhattan Jazz Quintet Tokyo 87 - S.Gadd,E.Gomez,L.Soloff,D.Matthews,G.Young 」


          
   


   
by knakano0311 | 2018-12-25 10:13 | 我が家の歳時記 | Trackback | Comments(0)

心に残るクリスマス・イルミネーション

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 ご近所のクリスマス・イルミネーション。この地に移ってきた25年前は、まだバブルの名残も残っており、住民たちも皆若かったためか、団地中いたるところで競うようにして、イルミネーションを飾る家が多く、中には名所化して新聞記事になるほどの一種の風物詩とも言える光景であった。あれから25年、すっかり住民は高齢化し、幼い子供がいる家も少なくなり、エコの意識も高まったためか、一部のお店などを除いては、イルミネーションは、ほとんど見られなくなった。

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 出張でいろいろな国に行ったが、心に残るクリスマス・イルミネーションはいくつかある。イルミネーションに彩られたニューヨーク五番街の華やかでゴージャスな夜景、有名なロックフェラー・センターの巨大クリスマス・ツリー。ミネアポリスに隣接するミネソタ州、州都セントポール市の高級住宅街に延々と続くイルミネーション・ストリート。フロリダ州の高級リゾート、ボカラトンのお宅にお邪魔した際、リビングルームの真ん中に聳えていた天然モミの木の大きなツリー。まるで映画の1シーンのようであった。家族やカップルで訪れ、ホット・ワインを飲みながら、思い思いのツリーやオーナメントを買い求めていたミュンヘン市庁舎前の大きなクリスマス市。

 そして一番印象に残っているのは、よく出張で訪れていたスウェーデン。冬は午後3時にはもうすっかり暗くなってしまうのだが、オフィスといわず、住宅といわず、通りに面した窓という窓には山形の電燭に火が点る。通りには雪。その光景は幻想的であるが、暖かさを感じさせる光景として、いまも心に残っている。 

 しかし、スウェーデン人の同僚は、『スエーデンでは、クリスマスよりむしろ「12月13日」に行われる「光の祭り」とも呼ばれている「ルシア祭」のほうが「一番大切な冬の行事」であるから、是非、この祭りをみてゆけ』と何回か勧められたが、ついに観られずじまいであったのが心残り。

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 さて、クリスマスにちなんだ今宵のアルバム。世界最高峰の歌姫とも呼ばれている「サラ・ブライトマン/Sarah Brightman」の5年ぶりの最新作、「Hymn」。「賛美歌、聖歌」という意味ですね。

 「サラ・ブライトマン」。1960年生まれの、イギリスのソプラノ歌手、女優。1980年代にミュージカル女優として活動し、1990年代以降はソロ歌手として活動している。クラシカル・クロスオーバーというクラシックとポップスを融合した独自の音楽スタイルは、世界的人気を誇っている。1991年(平成3年)の第42回NHK紅白歌合戦に出場したこともある。

 そのアルバム、「HYMN」からPVも含めていくつか。

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HYMN~永遠の讃歌
サラ・ブライトマン
Universal Music



「サラ・ブライトマン『HYMN~永遠の讃歌』解説映像(日本語字幕付) 」

          


「Sarah Brightman - Sogni ft. Vincent Niclo」


          

 大晦日のNHK紅白歌合戦で「Yoshiki」と共演するという。

「Sarah Brightman - Miracle (Sarah's Version) ft. Yoshiki」

          
   


   
by knakano0311 | 2018-12-23 10:33 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

思いがけない置き土産は ・・・

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 クヌギの再生林の最上部。先の台風21号で倒れた「コナラ(小楢)」の高木2本の処理が今日の作業。しかし、てっきり「コナラ」だと思っていたが、近づいてみたら、2本とも「クヌギ(椚、櫟)」であった。鹿の食害で、菊炭の材料である台場クヌギが危機的な状況である今、高木を伐採をする手間が省け、我々には、思いがけない台風の置き土産、いやうれしいXマス・プレゼントとなった。

 久しぶりの急斜面での作業、先般、クラブ員ひとりひとりに支給したアイゼン、今日初めて使ってみたが、効果抜群、威力を発揮。斜面での上り下りや体の支えが極めて楽なことを実感。やはり必要な道具を上手に使うことが仕事を楽にし、安全にもつながるのだ。

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 昨年、伐採した台場クヌギ。新しい枝が芽生えてきているが、やはり新芽が鹿に食べられている。またどこからか侵入しているようだ。早急にチェックせなばなるまい。乗り越えなくてはならない鹿との戦い、知恵比べが、また来年も続く。朽ちた台場クヌギの切り株に「ヒラタケ(平茸)」がいっぱい。こちらも自然からの恵み、プレゼント。今宵のご馳走にとクラブ員で分ける。

 さて今宵の曲、「We Can Work It Out」。「きっと乗り越えられる、うまくやっていける」、そんな意味でしょうか、「ビートルズ/The Beatles」の曲。邦題は、「恋を抱きしめよう」。お互いの考え方や感性が噛み合ない恋人たちが、その違いを乗り越えようとする歌である。

【 We Can Work It Out 】  作詞 / 作曲 Paul McCartney, John Lennon

「♪ Try to see it my way  僕の立場にもなってみてごらんよ
  Do I have to keep on talking till I can't go on? 行き着くところまで話し合わないとダメ?
  While you see it your way  君が自分のことだけ考えている間は
  Run the risk of knowing     ふたりの愛はもう終わりという
     that our love may soon be gone  リスクまで行きついてしまうよ

  We can work it out    僕たちは乗り越えられるさ
  We can work it out    僕たちはきっとうまくやっていける

  Think of what you're saying  自分の言っていることよく考えてごらんよ
  You can get it wrong       間違っているのに
     and still you think that it's alright  自分が正しいと思っている
  Think of what I'm saying   僕の言っていることもよく考えてみてよ
  We can work it out       ふたりで乗り越えていくか

  We can work it out     僕たちは乗り越えられるさ
  We can work it out     僕たちはきっとうまくやっていける

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

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 ポーランドの歌姫、「グラジーナ・アウグスチク/Grazyna Auguscik」のボーカルとブラジリアン・ギタリスト、「ポリーニョ・ガルシア/Paulinho Garcia」のアコースティック・ギターによるビートルズ・カヴァー集、「ふたりのボサノヴァ〜ビートルズ・ノヴァ/The Beatles Nova」(2008)から。

「グラジーナ・アウグスチク」、1955年ポーランド生まれのジャズ・ヴォーカリスト、作曲家、アレンジャー。故国ポーランドでギターを学んだあと、ボストンのバークレー音楽院でボーカルを学んだという。歌手としてのデビューは、1977年。その後ポーランドで、いくつかの賞に輝いたが、1988年アメリカに移住、現在は、シカゴに在住し、音楽活動を続けているという。

 一方の「ポリーニョ・ガルシア」。1948年、ブラジル生まれ。子供の頃、歌を皮切りに音楽を学び、10代の頃はドラム、ベースと変遷、最終的にギターに落ち着いたという。1979年にシカゴに移住、ブラジル音楽を主とした音楽活動を続けている。そんなシカゴ在住の二人が出会い、もう10数年来の親交を続けている中でのアルバム。

 ガット・ギターで紡がれるナチュラルで柔らかなボサノヴァと、アンニュイな雰囲気をもち、そっとつぶやくような美しい歌声。ビートルズが築いた世界とは全く別のノスタルジックで哀愁漂う世界が現われる。

 ふたりのボサノヴァ~ビートルズ・ノヴァ

 グラジーナ・アウグスチク&パウリーニョ・ガルシア / MUZAK



「We Can Work It Out - Grazyna Auguscik and Paulinho Garcia」

           

 オリジナルも聴いてみましょうか。「恋を抱きしめよう」は、1965年12月に「ビートルズ」が発表した、「ディ・トリッパー/Day Tripper」とカップリングされた、11枚目のオリジナル・シングル曲。アルバムは、オリジナル・アルバム未収録のシングル曲やEP曲等を全て収録した、「パスト・マスターズ Vol.2/Past Masters Volume Two」(1988)に収録されている。

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パスト・マスターズVol.2/Past Masters Vol.2
ザ・ビートルズ/The Beatles
EMI MUSIC JAPAN



「The Beatles - We Can Work it Out」

          
by knakano0311 | 2018-12-21 16:07 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

年が明けるまでにしておかねばならないことを片付ける

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 何年ぶりだろうか、妻に頼まれていた障子の張替え、玄関周りの清掃、家具の修繕、蛍光灯の取替え、雪のたよりも聞こえてきたので冬タイヤへ交換と洗車、e-taxに必要なID、PWの取得、年賀状・クリスマス・カードの投函など、年が明けるまでにしておかねばならないことを大急ぎで片付ける。最近は、とりたてて大掃除はしないが、正月を迎える前に、家の掃除や片付けをしたり、生活に区切りをつけたり、見直しをすることは、日本古来のいい習慣には違いない。残るはミニ門松の製作だが、これは時間があるので、もう少し後で ・・・。

 今宵の曲、「Fixing A Hole」。1967年に発表された「ビートルズ/The Beatles」のアルバム、「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド/Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」に収録された曲。

 この曲は直訳すると「穴を修理する」となるが、スラング読みだと「(覚せい剤などの)液体の麻薬を注射した跡」となってしまうため、BBCでは放送禁止に指定されてしまったというエピソードを持つという。ポールはこの曲の意味を「雨漏りする屋根を直す」という意味で、「考えを変えない」と言う意味の比喩だと言っているという。

【 Fixing A Hole 】  by John Lennon, Paul McCartney

「♪ I'm fixing a hole where the rain gets in  僕は雨漏りがする穴を直している
  And stops my mind from wandering    漏れた雨がどこに行くかなんて
  Where it will go               考えはしない

  I'm filling the cracks that ran through the door ドアのひび割れを直しながら
  And kept my mind from wandering    このひび割れがどこまで続いているのかなんて
  Where it will go                考えはしない

  And it really doesn't matter          僕が正しいか間違っているかなんて
         if I'm wrong I'm right       そんなことは問題じゃない
  Where I belong I'm right           どこにいたって僕が正しい
  Where I belong.                どこに居てもね

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 「コニー・エヴィンソン/Connie Evingson」の歌唱で。この人器用な歌手で、スタンダード、ラテン、ボッサから「ビートルズ」まで、なんでも上手にこなす。アルバムは、「Let It Be Jazz: Connie Evingson Sings the Beatles」(2003)から。

 Let It Be Jazz-Connie Evingson Sings the Beatles

 Connie Evingson / CD Baby



「Fixing a Hole - Connie Evingson (Sings the Beatles) 」

          

 ご本家も。

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サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド/Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
ザ・ビートルズ
ユニバーサルミュージック



「The Beatles - Fixing a Hole」

          


    


  
by knakano0311 | 2018-12-18 14:09 | 我が家の歳時記 | Trackback | Comments(0)

ミニ門松とXマスリースを作って遊ぶ

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 やってきたのは約30人の家族連れ。この日は、ちょっと早いが、ミニ門松とクリスマス・リースの手作りを楽しむイベント。我がクラブ主催の人気イベントで、毎年予約がすぐにいっぱいになってしまう。数日前までに、門松用の竹、リース用の蔓、木の実、正月飾りなどは用意して、この日の朝、イベントの前に松、「ウラジロ(裏白)」を採りに行く。さっそく竹を選んで、鉢に立て、周りを松で埋めてゆく。ウラジロと正月飾りを添えれば出来上がり。リースは大きな「ベイマツ(米松)」の松ぼっくりや「コウヨウザン(広葉杉)」の実をふんだんに使った豪華な手作りリース。そして焼きたての竹パンは最高においしい。

 さて、今宵の曲、「Nice Work If You Can Get It」。「それができたら素敵」という意味の古い古いスタンダード。「ジョージ&アイラ・ガーシュウィン/George Gershwin & Ira Gershwin」兄弟が、1937年、「フレッド・アステア/Fred Astaire」主演の映画 「A damseil in distress(邦題:踊る騎士)」に書いた曲だという。
  
【 Nice Work if You Can Get It 】 by George Gershwin , Ira Gershwin

「♪ The man who only lives for making money 金のためだけに生きている男の人生って
  Lives a life that isn't necessarily sunny    楽しい人生であるとは限らない
  Likewise, the man who works for fame    同じように、名声だけを追う男の人生も
  There's no guarantee              時がその名声を消してしまわないという
      that time won't erase his name    保証はない

  The fact is, the only work            たった一つ確かなことは
        that really brings enjoyment    本当の楽しさをもたらしてくれるのは
  Is the kind that is for girl and boy meant    男と女の間にある本質
  Fall in love, you won't regret it       すなわち恋することさ 後悔なんてないさ
  That's the best work of all if you can get it   それができたら最高だね

  Holding hands at midnight, 'neath a starry sky  満天の星空、真夜中に手を握り合う
  Nice work, if you can get it            それができたら素晴らしいね
  And you can get it if you try           きっとやればできるさ
  Strolling with the one girl(guy),           一人の娘と散歩してみるんだ
            sighing sigh after sigh     吐息をつきながらね
  Nice work, if you can get it            それができたら素晴らしいね
  And you can get it if you try            きっとやればできるさ

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・

  Won't you tell me how?    でもどうやったらいいか教えてくれ ♪」


 今は亡き大御所、「カーメン・マクレエ/Carmen McRae」の歌唱で。アルバム、「After Glow」(1957)から。「うまくやれたら」なんて邦題がついている。

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アフター・グロウ/After Glow
カーメン・マクレエ/Carmen McRae
ユニバーサル ミュージック




「Carmen McRae / Nice Work if You Can Get It」


          

 渋い爺さんたちのインストゥルメンタル・デュオで。「アーチー・シェップ/Archie Shepp」と「マル・ウォルドロン/Mal Waldron」というちょっと異色の組み合わせ。

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 昔々、50年以上も前、「マル・ウォルドロン」のアルバムに、「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」(1915年~1959年)が作詞、彼女の最後の伴奏者を務めたマルが作曲した「レフト・アローン/Left Alone」という一世を風靡した曲がある。「ジャッキー・マクリーン/Jackie McLean」のアルトサックスにむせび泣いたものです。 そのビリーが亡くなって42年後、2002年2月にパリで録音されたアルバムが、「追憶 ~ レフト・アローン/Left Alone Revisited」(2005)。冒頭、マル自身による「Left Alone」の詩の朗読があり、ゆっくりとした噛み締めるようなシェップのサックスが流れ出す。透明感があるマルのピアノが絡み、「レディ・デイ/Lady Day」と呼ばれたのビリーの歌を今に蘇らせる。やや湿度が高く、感傷的に流れた感じがある「マル・ウォルドロン+ジャッキー・マクリーン」バージョンに比べ、かつて前衛派でならした二人が人生の重みを感じさせる枯れた枯淡の味わいが印象的。マルはその年の12月に亡くなってしまった。そんなアルバムから「Nice Work If You Can Get It」。

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Left Alone Revisited: A Tribute to Billie Holiday
Archie Shepp, Mal Waldron
Enja




「Nice Work if you can get it - Archie Shepp & Mal Waldron」


          
by knakano0311 | 2018-12-17 10:29 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

門松用の竹、Xマスリース用の蔓を採る

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 この日曜日はクラブ主催のイベント、「クリスマス・リース&ミニ門松づくり」である。毎年、人気のイベントで予約申し込みが多く、今年も早々に定員に達してしまった。いつもの木工のイベントと違って、材料の準備が大変である。この日は朝から、門松に使う数10本の竹を近くの竹林から伐り出し、切断機で先端を鋭角に切り落とす。そして、午後はリースに使う蔓を森で採集する。最近、「ヤマブドウ(山葡萄)」や「アケビ(木通、通草)」などの上質の蔓が手に入れにくく、すぐに繁茂する「フジヅル(藤蔓)」がどうしても多くなってしまう。山の手入れの結果か・・・。集積した蔓の中に、「アオツヅラフジ(青葛藤)」でしょうか、鮮やかな青。

 そのほか、木の実集めや、正月飾り、クリスマス・リースのオーナメントを事前に100均ストアで準備する。もちろん、イベントの準備ということもあるが、ミニ門松は次男夫婦、嫁さんの実家で大好評ということもあって、孫へのクリスマス・リースとあわせて贈るということが、年末恒例化している。だから、楽しい準備でもある。

 神戸ルミナリエをはじめとして、冬の夜の風物詩として、ライトアップや3Dプロジェクション・マッピングが各地で始まったというニュースが伝えられる。そして、雪のニュースも。そんな寒さが増す冬の夜に聴く、今宵の曲は、「Nights in White Satin(邦題: サテンの夜)」。イギリスのロックバンド「ムーディー・ブルース/The Moody Blues」が、1967年シングルでリリースした曲。当時はロックとクラシックとの融合と言われていたと思う。作詞・作曲は、「ジャスティン・ヘイワード/Justin Hayward」。「白いサテン」。それは雪なんでしょうね。

【 Nights in White Satin 】
 by Justin Hayward

「♪ Nights in white satin   白いサテンに包まれた夜
  Never reaching the end  それは決して終わりはしない
  Letters I've written     何通も書いた手紙
  Never meaning to send   それは全く意味がなかった

  Beauty I've always missed  いつも逃してしまった美しさ
  With these eyes before     ずっと目の前にあったのに
  Just what the truth is     真実というものが何か
  I can't say any more     僕はもう語ることができない

  'Cause I love you       だって君を愛しているから
  Yes I love you         そうさ愛しているんだ
  oh oh oh I love you       oh oh oh

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 当時はロックとクラシックとの融合と言われていたとあって、クラシック出身の「イル・ディーヴォ/Il Divo」、フュージョンの鬼才、「デオダート/Deodato」も取り上げています。

「Nights in White Satin (Notte di Luce) 」。なぜかイタリア語で歌うのは、イギリスでデビューした多国籍男性4人組のヴォーカル・グループ、「イル・ディーヴォ」でアルバム「Siempre/オールウェイズ-SIEMPRE-」(2006)、「An Evening With Il Divo - Live in Barcelona」(2009)
から。

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SIEMPRE
IL DIVO/イル・ディーヴォ
ARIOL



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An Evening With Il Divo: Live in Barcelona (W/Dvd)
Il Divo
Sony



「Il Divo - Nights In White Satin」

          

 「デオダート」。「ラプソディー・イン・ブルー/Deodato 2」(1973)から。

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ラプソディー・イン・ブルー/Deodato 2
エウミール・デオダート/Deodato
キングレコード



「Deodato - Nights in white satin」

          

 オリジナルも聴いてみましょうか。「ムーディ・ブルース」、「デイズ・オブ・フューチャー・パスト/Days of Future Passed」(1967)から。

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デイズ・オブ・フューチャー・パスト/Days of Future Passed Live
ムーディ・ブルース/The Moody Blues
ユニバーサル インターナショナル




「The Moody Blues - Nights In White Satin」


          
    



   
by knakano0311 | 2018-12-15 22:50 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)