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大屋地爵士のJAZZYな生活

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手前味噌ですが ・・・

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 妻の手作りの「手前味噌」である。友人から教えてもらい、近くの米屋で米麹を入手、2月から仕込んでいた自家製の味噌が頃合になったので、初めて食べてみた。程よい辛さ、甘さ、まろやかさでちょうどいい味に仕上がっている。初めての味噌作りにしては上出来であろう。私の故郷は信州、自家製ではなかったが、昔、父親や叔父たちが名代の味噌を肴に、酒を飲んでいたことを思い出した。味噌の味を際立たせるには、これが一番と、さっそく、ビールのつまみに、キュウリにこの味噌を付けて食べてみる。いや美味いこと。これが本当の「手前味噌」。味噌を塗った焼きおにぎりもかなりいけそうだ。
   

 雨が降り続く今宵の曲、「By Myself」。1937年、「アーサー・シュワルツ/Arthur Schwartz」と「ハワード・ディーツ/Howard Dietz」の手になる古い古いスタンダード・ジャズ。
   

【 By Myself 】  by Arthur Schwartz , Howard Dietz
   

「♪ I'll go my way by myself,        自分で道を切り開いていくわ
        this is the end of romance   ロマンスはもうおしまい
  I'll go my way by myself,         自分で道を切り開いていくわ
        love is only a dance       恋なんてすぐ終わるダンスみたいなもの
  I'll try to apply myself          一生懸命やってみるわ
        and teach my heart to sing   私のハートが歌いだせるように
  I'll go my way by myself          自分で道を切り開いていくわ 
        like a bird on the wing      鳥が羽ばたくように
  I'll face the unknown,            未経験のなにかに出会ったとしても
       I'll build a world of my own;    私自身の世界に作り上げていくわ
  No one knows better than I, myself,  だって私以上に私のを知っている人はいないから
         I'm by myself alone      だから たった一人で進んでいくの
   

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
   
    
 まずは、我が永遠のディーヴァ、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」。 アルバムは、「フレッド・アステア/Fred Astaire」に関わりのある教区を歌った「Let Yourself Go: Celebrating Fred Astaire」(2000)から。

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 Let Yourself Go: Celebrating Fred Astaire
 ステイシー・ケント/Stacey Kent
 Candid Records





          
「Stacey Kent - By Myself (Let Yourself Go) 」

          

 小気味のいい軽快な歌いっぷりのイタリア娘のファースト・アルバム、「アリーチェ・リチャルディ/Alice Ricciardi」。「カムズ・ラヴ/Comes Love」(2008)から。

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 カムズ・ラヴ/Comes Love
 アリーチェ・リチャルディ/Alice Ricciardi
 EMIミュージック・ジャパン






「By Myself - Alice Ricciardi」

          

 
 最後はすこしダークでアンニュイだが、いぶし銀のような魅力を放つ、北欧ノルウェーのご贔屓ディーヴァ、「インガ・マリエ/Inger Marie Gundersen」のアルバム、「By Myself」(2006)。

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 By Myself
 Inger Marie Gundersen/インガ・マリエ
 Stunt Records





          
「By Myself - Inger Marie Gundersen」

          
  
   
   
   


by knakano0311 | 2019-06-30 10:17 | いもたこなんきん | Trackback | Comments(0)

今年は穏やかな雨であって欲しい

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 梅雨入りした途端、熱帯低気圧から変わった台風3号が接近、足早に通り過ぎていった。今日から大阪で開催のG20サミットにもあまり影響はなかったようで何よりである。嫌な予感。思い出すのは、去年、7月の西日本豪雨。西日本一帯に広い範囲で土砂崩れや河川の氾濫が多発し、甚大な被害をもたらしたが、我々が活動する「兵庫県立一庫公園」も甚大な被害を受けた。7月5日、ちょうど採り頃となっていた「ヤマモモ(山桃)」の実を採集している頃、急に土砂降りとなってきたので、帰路に着いたが、その直後にアクセス道路が土砂崩れで埋まり、以後1ヶ月近く公園は休園、後始末やら復旧に我々の活動も大きな影響を受けた。最近の梅雨は、いわゆる「しとしと雨」、「優しい雨」といった印象ではなく、「集中豪雨」、「暴れ雨」といった猛々しい印象が強い。今年は、本当に穏やかな雨で終わって欲しい。
   

 本格的に梅雨入りした蒸し暑い一日を終え、今宵は思い切り哀切のスムース・ジャズで ・・・。「エスターテ/Estate(夏)」。定番曲ですね。ボサノバのイメージが強い曲ですが、元々は、1960年、「ブルーノ・マルティーノ/Bruno Martino」作曲、「ブルーノ・ブリゲッティ/Bruno Brighetti」作詞のイタリアの曲。「Estate」はイタリア語で「夏」という意味で、「夏は嫌い、あのひとを思い出させるから」という内容の詩から、このタイトルがつけられたという。ボサノヴァ創始者の一人であるブラジルのレジェンド、「ジョアン・ジルベルト/João Gilberto」が取り上げてからは、すっかりボサノヴァの代名詞のような曲として世界的に知られるようになった。
   

 ジャズや映画の評論家、レコード・プロデュ―サーの、「ジョエル・シーゲル/Joel Siegel」による「Estate」、伝説のジャズ・シンガー、「ジョン・ヘンドリックス/Jon Hendricks」による「In Summer」という2つの英語版歌詞が作詞されているが、今宵は、「ジョエル・シーゲル」バージョンを ・・。
   

【 Estate 】  
     Music:Bruno Martino Words: Bruno Brighetti English Lyrics:Joel Siegel
   

「♪ Estate                         夏
  You bath me in the glow of your caresses  あなたの熱い抱擁に溺れてしまった夏
  You've turned my eager no to tender yeses イエスと言って欲しかった願いも消えた夏 
  You sweep away my sorrow with your sigh 貴方の溜息が私の哀しみを消し去った夏
   

  Estate                           夏
  Oh how the golden sunlight bends the willow  柳が撓んでしまうほど強い日差しの夏
  Your blossoms send the perfume to my pillow  私の枕元へ貴方の香りを運んできた夏
  Oh who could know you half as well as I    私ほど貴方のことを知っている人はいない
   

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」
  
   

 「ダイアナ・パントン/Diana Panton」の可憐な歌唱から。アルバムは、「Solstice~Equinox/シーズンズ~美しい季節」(2017)から。

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 シーズンズ ~ 美しい季節/Solstice~Equinox
 ダイアナ・パントン/Diana Panton
 MUZAK/fab.







「Diana Panton - Estate」

          
    
     
 甘いピアノはどうでしょうか? 「アン・バートン/Ann Burton」の歌伴で有名な「ルイス・ヴァン・ダイク・トリオ/Louis van Dijk Trio」、アルバム、「BALLADS IN BLUE」(2004)から。

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 バラード・イン・ブルー/BALLADS IN BLUE
 ルイス・ヴァン・ダイク・トリオ/Louis van Dijk Trio
 ポニーキャニオン





           
「ESTATE - Louis Van Dijk Trio」

          

 英語詩を作詞した「ジョエル・シーゲル」は、「シャーリー・ホーン/Shirley Horn」のプロデューサだったこともあるという。ちょっと重いかもしれませんが、その「シャーリー・ホーン」の歌唱。名盤、「Here's To Life: Shirley Horn With Strings」(1992)から。

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 Here's to Life
 シャーリー・ホーン/Shirley Horn
 Universal Jazz





           
「Shirley Horn - Estate(Summer)」

          
  


   


by knakano0311 | 2019-06-29 09:57 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(347) ~ 初夏のイメージ ~

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 ウォーキングをしていると目に付く初夏の花。定番の「アジサイ(紫陽花)」のほかにも、「キョウチクトウ(夾竹桃)」、「ザクロ(柘榴)」、「ギボウシ(擬宝珠)」、「スモークツリー(煙の木)」。この街でこんな風景を26年見続けてきた。

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 今宵の曲、懐かしい人の懐かしい曲。「笠井紀美子」、「夏の初めのイメージ(Image of the beginning of summer)」。アルバム、「トーキョー・スペシャル/Tokyo Special」(1977)。
 

 1945年生まれ、京都府京都市出身。1970年代、スタンダード曲を歌ったり、フュージョンの要素を取り入れたりして人気を集めた。アンニュイでちょっと小悪魔的な雰囲気を漂わせていた彼女は、たちまち一世を風靡した。現在、74歳。20年ほど前の1998年、音楽活動から引退したというが、その後どんな風に年輪を重ねたのだろうか。カリフォルニア州サンタモニカ在住だという。
  
 
【 夏の初めのイメージ 】  作詞:安井かずみ 作曲:筒美京平
   

「♪ 見慣れたこの街に住み 
    見慣れた毎日が過ぎる 
     アスファルト色の時間 
      人生はそんなものだと
   

  そんなある日に 聞こえてきたのは
     恋をするかもしれないと 
      私の中 私の声 
       いつもと違う 見慣れた街が 
         光を増して
           あのひとのイメージを回る 
              季節は夏の初め
    

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
   
   
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 トーキョー・スペシャル/Tokyo Special
 笠井 紀美子
 SMJ




           
   
「Kimiko Kasai (笠井纪美子) - 夏の初めのイメージ」
    
          
 
   
懐かしいと思われる方にはフル・アルバムを ・・・。
   
「笠井紀美子 (Kimiko Kasai) - Tokyo Special(1977) [full album] 」
   
          
   


   

by knakano0311 | 2019-06-26 10:16 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

Oh,Baby !

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 この時期子供たちに大人気の「丘の流れ」。朝から元気いっぱい子供たちの歓声が響く。入園料、駐車料が無料の県立一庫公園、安全安心に一日遊べるとあって、休日はもちろん、平日でも夏は来園者でいっぱい。

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 春が花の季節なら、初夏の公園は実が育つ季節。つい最近まで咲いていた「エゴノキ」、「カキ(柿)」、「ヤマモモ(山桃)」の実が大きく育つ。そして、「クヌギ(椚、櫟)」のドングリの赤ちゃん。これから2年かけてゆっくりと大きなドングリに育っていく。

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 こちらは3日ほど前に金網を張った「台場クヌギ」。2年ほど前に伐採したが、その後何回も芽が出ては食べられるということを繰り返していた。今回、鹿から見事に守られて、たった3日でこれだけ新芽が育った。驚異的。やはり手をかけただけのことはある。素直に嬉しい。
 

 今宵、「Babyソング」ということで、スタンダード。「ジョニー・マーサー/Johnny Mercer」と「ハロルド・アレン/Harold Arlen」の曲から、「One For My Baby (And One More For The Road)」。
  

 深夜の酒場でバーテン相手に、恋人に去られた男が愚痴っぽく「俺のベイビーのためにもう一杯、俺の新たな旅立ちにもう一杯」なんてくだを巻く情景を歌ったちょっと粋な歌。
   

【 One For My Baby (And One More For The Road) 】  
                      by Johnny Mercer , Harold Arlen
   

「♪ It's quarter to three   もう3時15分前だ 
   there's no one in the place except you and me  店には君と俺だけだ
   So set'em up, Joe   ジョー、片付けてしまえよ
   I've got a little story you ought to know  ちょっとした話があるんだ
   We're drinking, my friend       友よ一緒に飲もうぜ
   to the end of a brief episode      短い話を終えるまで
   Make it one for my baby        もう一杯作ってくれよ俺のベイビーに
       and one more for the road   そして新しい俺の旅立ちにもう一杯     

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」
   

 オーディオ・ファンに支持が多いと聞く「ジャシンサ(ジャシンタ)/Jacintha」の歌唱。私は間違いなく名盤だと思っている「Autumn Leaves: The Songs of Johnny Mercer」(2000)から。

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 Autumn Leaves SACD
 Jacintha/ジャシンサ
 Groove Note Records





          
「One For My Baby - Jacintha

          

 そして私ご贔屓のふたり、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」の「Let Yourself Go: Celebrating Fred Astaire」(2000)と「カーラ・カーラ・ヘルムブレヒト/Carla Helmbrecht」の「One for My Baby」(2003)から。

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 Let Yourself Go: Celebrating Fred Astaire
 ステイシー・ケント/Stacey Kent
 Candid Records





          
「One For My Baby (And One More For the Road) - Stacey Kent」

          

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 One for My Baby
 Carla Helmbrecht/カーラ・ヘルムブレヒト
 Heart Music






「One For My Baby - Carla Helmbrecht」

         

 そして、この歌は、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」の十八番として知られていますが、元々は映画「The Sky's the Limit/邦題:青空に踊る」(1943) で「フレッド・アステア/Fred Astaire」が歌っていた歌。そのシナトラの歌唱が、SF映画の金字塔、「ブレードランナー/Blade Runner」(1982)の続編で、前作の「リドリー・スコット/Ridley Scott」総指揮、「ドゥニ・ビルヌーブ/Denis Villeneuve」監督の映画「ブレードランナー2049/Blade Runner 2049」(2017)で使われていた。

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 ブレードランナー 2049 DVD
 ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード (出演)、ドゥニ・ヴィルヌーヴ (監督)
 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント






     
「Frank Sinatra - Make It One For My Baby (Blade Runner 2049)」

          

   


  


by knakano0311 | 2019-06-25 10:41 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

母を思い出す花

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          甲子園の熱戦終わり夕風にノウゼンカズラの残り花散る  豊子


 花が好きだった母。母を思い出す花はいくつかあるが、その花の一つが、「ノウゼンカズラ(凌霄花)」。ご近所の石塀に、今年もまた真っ赤な大輪の花が開いた。この花にはなぜか派手さより哀切を感じるのは、その赤の深さゆえだろうか。
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 今宵の曲は、「Alfonsina y el Mar/アルフォンシーナと海」。この曲を初めて聴いたのは、「ジョバンニ・ミラバッシ/Giovanni Mirabassi」のアルバム、「テラ・フリオーザ/Terra Furiosa」であった。

 「アルフォンシーナ」とは、「アルフォンシーナ・ストルニ/Alfonsina Storni」(1892〜1938)というアルゼンチンの女流詩人。苦悩の人生を辿り、最終的には自身が癌に侵されたことを苦に1938年46歳の折、入水自殺をしてしまった。

 1938年10月22日、アルフォンシーナはブエノスアイレスの駅から、有名な海岸の避暑地マル・デル・プラタに向かう列車に乗り込んだ。二日後の夜中、一人息子のアレハンドロに手紙をしたためると、深夜の1時ごろ海へ向かったという。そして数時間後、近くを通りがかった若者が波打ち際で息絶えていたアルフォンシーナを見つける。「ばあや、もう眠るから・・・。灯りをもう少し落として。一人にして。 ・・・ 」という残された最後の詩とともに夕刊で偉大な詩人の死は伝えられた。(Wikipedia参照)

 その後、彼女の最後の詩をもとに、1969年に「アリエル・ラミレス/Ariel Ramírez」と「フェリックス・ルナ/Félix Luna」によって書かれた曲が、「アルフォンシーナと海」というサンバである。「メルセデス・ソーサ/Mercedes Sosa」によって最初に歌われてから、世界中の歌手に歌われるようになった。

「♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   ばあや、灯りをもう少し落として
    私はゆっくり眠るから
    もし彼が電話してきたらここにはいないと伝えて
    アルフォンシーナはもう戻ってこないと伝えて

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

 耽美的な美メロが魅力の「ミケーレ・ディ・トロ/Michele Di Toro」。ソロ・ピアノ中心のアルバム、「Thanks(Piano Solo)」から。全11曲のうち、この曲を含め、2曲だけがトリオ演奏。切なさと優しさと愛しさをこめて、「ミケーレ・ディ・トロ」が奏でる「アルフォンシーナと海」 ・・・。

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 THANKS-PIANO SOLO
 Michele Di Toro
 MUSIC CENTER






「Alfonsina y el Mar - Michele Di Toro」

          
  


  


by knakano0311 | 2019-06-24 11:49 | ふるさとは遠くにありて・・・ | Trackback | Comments(0)

差し迫った問題ではありませんが ・・・

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 思い立っていくつかの霊園を回ってみた。市が運営する霊園の募集があったのを機会に、自分の墓をどうするのか、差し迫った問題ではないが、終活の、またその先の話である。
 
 「墓など持たない」、「両親の眠っている故郷の墓に入る」、「今住んでいる地域に墓を持つ」と3つの選択肢があるのだが、決めかねているのが本音。とりあえず3番目の選択肢の検討を始めるべく、市営霊園や今流行りだという樹木葬を含む民間の霊園を回ってみた。いずれも足の便のことも考えなければならない高台にあったが、下から上がってくる風に吹かれながら、母親が好きでよく聴いていた歌を思い出した。
   

 「千の風になって」。アメリカ合衆国で話題となった詩、「Do not stand at my grave and weep」に、2001年、「新井満」が、日本語に訳し、自ら曲を付けた。原詩の3行目、「I am a thousand winds that blow」から、「千の風になって」のタイトルがつけられたという。詩の原作者は、諸説あってまだ定まっていないらしい。
   

【 Do not stand at my grave and weep 】    作者不詳、作曲:新井満
   

「♪ Do not stand at my grave and weep,
  I am not there, I do not sleep.
   

  I am a thousand winds that blow.
  I am the diamond glint on snow.
  I am the sunlight on ripened grain.
  I am the gentle autumn rain.
   

  When you wake in the morning hush,
  I am the swift, uplifting rush
  Of quiet birds in circling flight.
  I am the soft starlight at night.
   

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」
   

 ニュージーランド、クライストチャーチ出身の歌手、「ヘイリー・ウェステンラ/Hayley Westenra」の歌唱。16歳で日本CDデビューを果たしたヘイリーの1stアルバム「純~21歳の出会い」(2013)から
  
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 純~21歳の出会い~ヘイリー・ミーツ・ジャパニーズ・ソングス/Hayley sings Japanese songs
 ヘイリー・ウェステンラ/Hayley Westenra
 UNIVERSAL CLASSICS




      
「Hayley Westenra - Do not stand at my grave and weep(千の風になって)」

          

 「新井満」自身の歌唱も。      
     
【 千の風になって 】    訳詩、作曲:新井満
   

「♪ 私のお墓の前で 泣かないでください
  そこに私はいません 眠ってなんかいません
  

  千の風に
  千の風になって
  あの大きな空を
  吹き渡っています
   

  秋には光になって 畑にふりそそぐ
  冬はダイヤのように きらめく雪になる
  朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
  夜は星になって あなたを見守る
  

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
 

「千の風になって ~ 新井満」

          
   


   


by knakano0311 | 2019-06-23 17:24 | マーケッターとしてのシニアから | Trackback | Comments(0)

今やらないと ・・・

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 急に蒸し暑くなってきた中を、「台場クヌギ」の周りに金網を張る作業を始める。「台場クヌギ」の再生林の周りには一応上の写真のように、ワイヤ入りの鹿除けのネットを張り巡らしてある。しかし、一昨日も、どこからか鹿が侵入し、大好物の「クヌギ(櫟、椚)」の新芽を食い荒らしている。新芽が出ては食われ、また出ては食われ、これを繰り返すと、もうクヌギのもつ生命力が失われ、朽ちていってしまう。
 
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 もう限界である。手間ではあるが、今やらないと、「台場クヌギ」の林は永久に失われ、菊炭の材料が取れないばかりか、生きた里山の教材としての活用もできなくなってしまう。そんなことから、2、3年前に伐採した再生林の「台場クヌギ」で、かろうじて微かに芽が生き残っている切り株の周囲に金網を張って、個別に保護することにした。7、8年後、下の写真のように、台場クヌギの林が復活することを願って ・・・。
  
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 「どっちなのよ、するのしないの、白黒はっきりして!」なんて言われると男は弱いもの。さて、今宵の曲アジアの歌姫、フィリッピン出身の「ジーナ・ロドウィック/Jheena Lodwick」の歌唱。イタリア民謡「オー・ソレ・ミオ/'O sole mio(私の太陽)」の「エルヴィス・プレスリー/Elvis Presley」版、「It's Now Or Never(さあ今なのよ、次は二度とないわ)」。伸びやかでピュア―、張りがあるが決して硬くはないしなやかな高音には本当に癒される。1950~60年代の懐かしいPOPSのヒット曲集、アルバム「All My Loving」(2004)から。
   

【 It's Now Or Never 】  by Aaron H. Schroeder / Wally Gold
   

「♪ It's now or never,     さあ今しかないよ
  come hold me tight     強く抱きしめて
  Kiss me my darling,     キスしておくれ
  be mine tonight       今夜じゃなきゃダメだ
  Tomorrow will be too late,  明日じゃ遅いよ
  it's now or never      今だよ、次は二度とないよ
  My love won't wait.     もう待てないんだ
   

  When I first saw you     優しい笑顔いっぱいの君を
  with your smile so tender  初めて見たとき
  My heart was captured,    僕のハートはもう君に釘付け
  my soul surrendered     降参だよ
   
  I'd spend a lifetime     この時を求めて
  waiting for the right time  ずっと僕は生きてきたんだ
  Now that your near       そしてついに
  the time is here at last.   君と二人きりになれた
  

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・ ♪」

 
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 All My Loving
 Jheena Lodwick/ジーナ・ロドウィック
 Jvc / Xrcd




         
「It's Now or Never - Jheena Lodwick」

            
 
 懐かしのプレスリーも ・・・。1960年ころの歌唱でしょうか。

「Elvis Presley - It's Now Or Never」

          
   


  


by knakano0311 | 2019-06-21 10:07 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

勉強できたかな ?

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 今日公園にやってきたのは、50人ほどの地元の小学校4年生。兵庫県がすすめているカリキュラム、「里山体験学習」に参加するためである。今日のカリキュラムは、かってこの地域にくらしていた人々の暮らしと里山の関係を学んでもらうというテーマに沿ったカリキュラム。
    

 「柴刈り」、「竈」、「火吹き竹」なんて言葉は、子供達にとっては多分死語になっている思われるが、柴や薪が、炊事、風呂、暖房など、電気やガスがなかった昔の生活にとって、どれだけ大切だったか、かっての生活のほとんどが、里山から得られる木によって支えられていたということを知ってもらうため、自分たちで、鋸で木を伐り、柴束をつくり、マッチで焚付に火を点け、竈で火を熾し、湯を沸かし、それぞれが持ってきた具材をいれ、カレーを作ってもらう。ほとんどの子供にとって、初めての経験だっただろう。自分たちでつくったカレーはよほど美味しかったと見えて、おかわりが相次ぎ、最後の一汁まで見事完食。
   

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 午後からは、ウォークラリー。公園一帯を歩いて、炭窯跡や課題の木や花を探し、かってはこの地域の生業であった炭焼き、とりわけ日本一とも言われた菊炭=一庫炭の材料となるクヌギ林を見てもらい、里山を手入れすることの大事さも学んでもらう。さてそんな大人の思惑通りに勉強できたかな ? そして、鹿に遭遇するというハプニングも ・・・。
   

 さて、ウォークラリーの問題から。次の写真の植物を見つけ、名前を書いてください。
  

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 さて今宵の曲は、思わせぶりたっぷりな歌、「Teach Me Tonight(邦題:今夜教えて)」。ちょっと意味深でやばくて、色っぽい曲なので、「ブロッサム・ディアリー/Blossom Dearie」が歌いだしたあたりから、コケティッシュでお色気たっぷりに歌われることが多いようです。作詞「サミー・カーン/Sammy Cahn」と作曲「ジーン・ド・ポール/Gene De Paul」による1953年の作品。
   

【 Teach Me Tonight 】  by Sammy Cahn / Gene De Paul
   

「♪ Did you say I got a lot to learn?     「もっとたくさん学ばないとね」と言ったわね
  Well don't think I'm trying not to learn?   学ぶ気がないなんて思わないでね
  Since this is the perfect spot to learn,    学ぶには今ここがパーフェクトな場所だから
  Teach me tonight.              今夜教えてネ
  

  Starting with the ABC of it         まずはABCから始めて
  Right down to the XYZ of it         最後のXYZまで徹底的にネ
  Help me solve the mystery of it,      謎が解けるまで
  Teach me tonight              今夜教えてネ
   

  The sky is blackbord high above you    空が黒板のように広がっているわ
  If a shooting star goes by,         もし流れ星が流れたら
  I'll use that star to write "I love you"     その流れ星で、「I love you」と
  A thousand times across the sky      1000回も空に書くわ
    

  One thing isn't very clear my love     でも、まだはっきりしないことが一つあるの
  Should the teacher stand so near my love 先生、そんなに近づいてきちゃっていいの?
  Graduation's almost here my love      卒業はもう間近かしら
  Teach me tonight.              今夜教えてネ           ♪」
   
   
 まずは、これがこの歌の正しい(?)歌い方かも知れません。美しく、セクシーに、そしてロマンティックに。「アレクシス・コール/Alexis Cole」。「クローズ・ユア・アイズ/Close Your Eyes」(2013)から。

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 クローズ・ユア・アイズ/Close Your Eyes
 アレクシス・コール/Alexis Cole
 ヴィーナスレコード





         
  「Teach Me Tonight - Alexis Cole」

         
  

 すこしアップ・テンポで軽快に。ギターとのディオがスウィンギーなデンマーク出身、「スーシ・フィルドガード(スーシ・フルゴールとも)/Susi Hyldgaard」がかける恋の呪文、「恋に落ちる11の呪文/Magic Words」(2007)から。
 
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 恋に落ちる11の呪文/Magic Words 【HQCD】
 スーシ・フルゴール(スーシ・フィルドガード)/Susi Hyldgaard
 MUZAK,Inc.






「Teach Me Tonight - Susi Hyldgaard」
  
          
  
 最後は大ベテラン、「リン・スタンレー/Lyn Stanley」。こうなるともう、「Teach Me Tonight」ではなく、「Teach You Tonight」でしょうね。アルバムは、懐かしのスタンダード集、「Potions (From the 50s)」(2014)から。
  
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 Potions (From the 50s)
 Lyn Stanley/リン・スタンレー
 CD Baby





         
「Lyn Stanley - Teach Me Tonight」
  
          
   


   

by knakano0311 | 2019-06-20 13:45 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

梅雨入りを告げる花、梅雨明けを告げる花

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 まだ梅雨入りの宣言が出ない関西地方。開花真っ盛りの北摂地域の名産、「能勢栗」をこの地域のいたるところで見る。「栗の花」のことを、「栗花落」ともいう。「クリ(栗)」の花は梅雨の時期までに散ることから、「つゆおち」と読むのだそうだ。秋になると、テニスボールくらいの大きな栗の実がたわわに実る。焼き栗、栗ご飯、渋皮煮 ・・・、待ち遠しい。
  
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 一方、すっくと立って咲く「タチアオイ(立葵)」。「タチアオイ」の花は、垂直に伸びた花茎の下から上に咲き上っていき、ちょうど梅雨入りの頃に咲き始め、花茎の頭頂部まで開花が進むと、梅雨明けになるという俗説がある。そんなことから、「ツユアオイ(梅雨葵)」という別名で呼ばれているという。もう天辺まで開花しているのだが ・・・。
     

 両方真っ盛りのご近所。さて、梅雨に入ったのか、入っていないのか? どっちかな。
    

 さて、今宵の曲。「The Answer Is Yes」。この歳になると、物事を悲観的に考えがちだが、出来るだけ楽観的に、肯定的に考えたいと思うようになってきた。一世を風靡したCTIシリーズ最大のベスト・セラー・アルバム、「ジム・ホール/Jim Hall」の「Concierto/アランフェス協奏曲」(1975)から。
   
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 アランフェス協奏曲/Concierto
 ジム・ホール/Concierto
 キングレコード





          
「Jim Hall - The Answer Is Yes」

          
   


   


by knakano0311 | 2019-06-18 17:58 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

ご近所のあじさい寺へ ・・・

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 多分、全国どこの地域にも、「あじさい寺」と呼ばれ、地元の人から親しまれているお寺があると思う。雨模様の間を縫って、今日出かけたのは、ご近所で「あじさい寺」と呼ばれている寺、「酒呑(酒天)童子」退治で知られる「源頼光」ゆかりの寺、「頼光寺」である。
    

「源頼光」は、源氏の祖、「源満仲」公の長子で、「渡辺綱」、「坂田公時」らの四天王と、丹波国大江山での「酒呑童子」討伐や土蜘蛛退治の説話でも知られる。「頼光寺」は、満仲公の夫人である「法如尼」の発願で、満仲公の四男、「源賢」僧都(幼名美女丸)を開基とし、頼光の子「永寿」によって建てられ、その後、寛文11年(1671年)に禅僧「万愚」によって中興されたという。梅雨時ともなれば、500株ものあじさいが、色鮮やかに咲きほこり、この時期地元の人が多く訪れる地域の名所。
    
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 今宵のピアノ、いま私が最も注目しているのが、イタリア出身のロマン派ピアニスト、「ミケーレ・ディ・トロ/Michele Di Toro」。ロシア出身のベーシスト、「ユーリ・ゴロウベフ/Yuri Goloubev」のデュオ・アルバム、「Duonomics」(2019)を聴いてからすっかり気に入り、続けて、ソロ・アルバム、「Comepromesso 2」(2016)、「Playing With Music」(2009)をずっと聴き続けている。日本では入手可能は配信のみのようですが、同じくソロ・アルバム「Come promesso」(2014)からの演奏をいくつか。雨上がりの虹。「Over The Rainbow」から始めましょうか。あじさい寺での一刻のように優雅でゆっくりとした時間が流れる。
  
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 Come promesso (Piano solo)
 Michele Di Toro/ミケーレ・ディ・トロ
 Wide Sound





          
「Over the Rainbow - Michele Di Toro」

          
  
 同じイタリア出身の映画音楽の巨匠、「エンニオ・モリコーネ/Ennio Morricone」へのオマージュ。「La legenda del pianista sull'oceano(海の上のピアニスト) / Nuovo cinema paradiso(ニュー・シネマ・パラダイス) / Giù la testa(夕陽のギャングたち) / Indagine su un cittadino(殺人捜査) / C'era una volta l'america(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ)」の甘美なメドレー。
 
「Michele Di Toro - omaggia Ennio Morricone」

          

 「モーツアルト/Wolfgang Amadeus Mozart」の賛美歌、「アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618 ニ長調/Ave verum corpus D-Dur K.618 」。
 
「Ave Verum Corpus, K. 618 - Michele Di Toro」

              
  


   
  
by knakano0311 | 2019-06-17 11:46 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)