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大屋地爵士のJAZZYな生活

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違いを学ぶ

 
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 今日は100名を超える地元の小学生の里山体験学習のサポート。今年最後の学習サポートである。つい先だっての残暑の公園とは劇的に変わり、いま公園は紅葉真っ盛り。ウォーク・ラリーでは、紅葉にちなんだ問題も ・・・。いろいろな葉の形、いろいろの色。さて、違いがわかったかな。

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 「イロハモミジ」、大きなハート型の葉で、初夏に咲く花とは全く違う印象の紅葉は、「ヤマボウシ(山帽子、山法師)」。同じ「ブナ科コナラ属」に属し、ちょっと見分けが付かないくらい同じ形の「ドングリ」や葉を持つ、「クヌギ(椚、櫟)」と「アベマキ(棈)」。紅葉になると、違いが分かる。奥が「クヌギ」、手前が「アベマキ」。
    
 さて、今夜の曲、「What A Difference A Day Made」。よく知られているスタンダードで、「たった1日でこんなに変わるなんて」という意味ですが、邦題は「縁は異なもの」。ことわざの、「縁は異なもの味なもの」からとったんでしょう、「男と女の縁は不思議で面白いもの」、そんな意味でしょうか。
   
 元々はラテンの曲らしく、1934年にメキシコで誕生した曲で、原題は、「Cuando Vuelva a Tu Lado(When I Return to Your Side/あなたのそばに戻る時)」 という意味だという。「スタンレー・アダムス/Stanley Adams」が英語歌詞をつけ、1959年に「ダイナ・ワシントン/Dinah Washington」が、ヒットさせた。また、この「ダイナ・ワシントン」の歌唱は、最近では、「ザック・ブラフ/Zach Braff」監督、「ジーサンズ はじめての強盗/原題:Going in Style」はじめ、いろいろな映画のサウンドトラックで使われている。
   
【 What A Difference A Day Made(Makes) 】 by Maria Grever/Stanley Adams
 
「♪ What a difference a day made(Makes) たった1日でこんなにも変わるなんて
  Twenty-four little hours         24時間過ぎただけなのに
  Brought the sun and the flowers     明るい日差しと花を持ってきてくれたよう
  Where there used to be rain       ずっと雨が降り続いていた場所に

  My yesterday was blue, dear       昨日まで私はブルーだった
  Today I'm part of you, dear       そんな私とはもうお別れよ
  My lonely nights are through, dear   孤独な夜はもう終わり
  Since you said you were mine      だって「君は僕のもの」と言ってくれたから
    
  What a difference a day made(Makes)  たった1日でこんなにも変わるなんて
  There's a rainbow before me       私の前には虹が広がっている
  Skies above can't be stormy       もう嵐なんか起こらない
  Since that moment of bliss,       だってワクワクするようなあのキスで
       that thrilling kiss      これ以上ないような喜びを感じたから
    
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
      
「What A Difference A Day Made」。1970年オーストラリア生まれ、金髪をなびかせてベースを弾きながら歌う、「ニッキ・パロット/Nicki Parrott」から。アルバムは、「ムーン・リバー/Moon River」(2007)。

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 ムーン・リバー (紙ジャケット仕様) /Moon River
 ニッキ・パロット/Nicki Parrott
 ヴィーナスレコード




          
「Nicki Parrott ㅡ What A Difference A Day Made」
          

 「Cuando Vuelva A Tu Lado(What A Difference A Day Makes)」。原曲をスペイン語、ラテン・テイストで歌うのは、「ローラ・フィジー/Laura Fygi」。アルバムは、「ラテン・タッチ/The Latin Touch」(2000)。

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 The Latin Touch
 ローラ・フィジィ/Laura Fygi
 MERCU





          
「Laura Fygi - Cuando vuelva a tu lado」
          

 「ダイナ・ワシントン」も聴いてみましょうか。

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 縁は異なもの/What Difference A Day Makes
 ダイナ・ワシントン/Dinah Washington
 ユニバーサル ミュージック




        
「Dinah Washington - What Difference A Day Makes」
          
   
   
    


by knakano0311 | 2019-11-13 23:31 | 炭焼き小屋から

路傍の花、樹々の鳥(356) ~ 唐楓の鮮やかな色に目を奪われる ~

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 よく行く地域の図書館。その駐車場の「トウカエデ(唐楓)」が、陽に当たって鮮やかな色を見せる。隣の公園の「メタセコイア」、「イチョウ(銀杏)」と競う黄色。その黄色に目を奪われる。
   
 「唐楓」。中国を原産とする「カエデ」の仲間で、別名「サンカクカエデ(三角楓)」のとおり、浅く三つに裂けた葉を持つ。江戸時代に中国から徳川幕府に寄贈されたのが始まりで、紅葉が美しい上に、大気汚染などの公害に強いので、街路樹などに植栽されることが多く、現在は北海道から九州まで幅広く分布するという。

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 さて、今宵のボーカルは、スウェーデンの女性ボーカル、「ジャネット・リンドストレム/Jeanette Lindstrom」。彼女は、ストックホルムから車で数時間北にある街、エステルスンドで生まれ育った。「ルンド大学」で学んだ後、「ストックホルム王立音楽アカデミー」で学位を得たのは1995年、23歳の時で。この年、隣国デンマークのコペンハーゲンで、アルバムを録音し、歌手デビュー。そのデビュー・アルバム、「Another Country」は、「Jazz In Sweden」賞を受賞したという。
    
 今宵の曲は、「Leaf」。アルバムは、「In the Middle of This Riddle ~この謎解きの途中で」(2005)。1曲を除いてすべて彼女の作詞、そしてすべて曲の作曲・アレンジは彼女の手になるものであるという。そんなオリジナル曲で構成されている「JAZZ」と言えるかどうかわからないアルバムではあるが、少しハスキーで、か細くて繊細で、しかも透明感あふれる声にすっかり魅せられてしまう。
  
【 Leaf 】 by Jeanette Lindstrom
    
「♪ Lightly,close to me        軽やかに近づいてきて
  I agree We might have met before  前に会ったことあるよねなんて言う
  One look apparently         ちょっと見ただけで
  Got to Thee             君が運命の人なんて言う
  Sad to be on my way         私の人生の途中だけなんて悲しいわ
  It's too bad you can't stay     もう行ってしまうなんて最悪よ
  Just to talk,take a walk       話しましょうよ、歩きましょうよ
  Down Robson              Robsonまで 
    
   ・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・   ♪」
    
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 In the Middle of This Riddle
 Jeanette Lindstrom/ジャネット・リンドストレム
 Amigo




     
「Leaf - Jeanette Lindström」
          

 そして、「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」は、「True Colors」。アルバム、「American Tune」(2003)から。オリジナルは、「シンディ・ローパー/Cyndi Lauper」で、彼女のアルバム「トゥルー・カラーズ/True Colors」(1986)のアルバム・タイトル曲。「Color」には、「色、色彩」という意味の他に、「人柄、個性、人の内面、味」という意味があり、ここではその意味で使われているようだ。
  
【 True Colors 】  作詞 / 作曲: Billy Steinberg , Tom Kelly
    
「♪ You with the sad eyes    なんて悲しい目をしてるの
  Don’t be discouraged     落ち込むことないわ
  Oh I realize          私はちゃんとわかっているから
  It’s hard to take courage   勇気を持つことの難しさを
  In a world full of people   たくさんの人々に囲まれても
  You can lose sight of it all その人の全てを見ることはできない 
  And the darkness inside you  あなたの心の中のダークネスもね
  Can make you feel so small   自分を未熟だと感じさせるその心もね
     
  But I see your true colors   でも私は見えるの あなたの「本当の色」が
  Shining through          輝いている「本当の色」が
  I see your true colors      私は見えるの あなたの「本当の姿」が
  And that’s why I love you      それがあなたを愛している理由
  So don’t be afraid to let them show だから自分をさらけ出すことを恐れないで
  Your true colors          あなたの「本当の色」
  True colors are beautiful,    あなたの「本当の色」は美しいのよ
  Like a rainbow           まるで虹のように
  
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

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 American Tune  
 Eva Cassidy/エヴァ・キャシディ
 Blix Street





        
「Eva Cassidy - True Colors」
          

 「エヴァ・キャシディ」とくれば、もうとどめはこの曲でしょう。「枯葉/Autumn Leaves」。皮膚がんで急死するほぼ1年前の1996年1月3日、ワシントンDCにある老舗のジャズ・クラブ、「The Blues Alley」で行われたライブが最期の絶唱となってしまった。その模様は、「LIVE AT BLUES ALLEY」(2006)、完全版は「Nightbird」(2015)に収録されている。

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 LIVE AT BLUES ALLEY
 Eva Cassidy
 BLIX

        



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 Nightbird
 Eva Cassidy
 BLIX





       
「Eva Cassidy - Autumn Leaves」
          
   
    
     


by knakano0311 | 2019-11-12 00:37 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

雲は流れる、山は染まる

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 山を彩る綾錦。活動拠点の公園の紅葉は真っ盛り。紅葉ももちろん綺麗だが、この日の流れゆく秋空の雲も綺麗。「イロハモミジ」、「イチョウ(銀杏、公孫樹)」、「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」と「うろこ雲」、「いわし雲」。
  
 今宵、秋の深まりを感じさせる曲をいくつか ・・・。
    
 まず、何回もこのブログで取り上げている私御贔屓の、ノルウェー、オスロ出身のジャズ・ピアノ・トリオ、「トルド・グスタフセン・トリオ/Tord Gustavsen Trio」の「Colours of Mercy」から聴きましょうか。アルバム、「The Ground」(2005)から。「mercy」とは、「慈悲、寛容、優しさ、神の恵み」の意味。トリオでの演奏がアップされていないので、アンサンブルでの演奏をライブで。ノルウェイ語の発音はよくわかりませんが、パーソネルは、「Tord Gustavsen - piano」、「トーレ・ブルンボルグ/Tore Brunborg - saxophones」、「マッツ・アイレットセン(アイラーツェン)/Mats Eilertsen - double bass」、「ヤーレ・ヴェスペシュタ(ジャール・ヴェスペスタッド)/Jarle Vespestad - percussions」。

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 The Ground Tord
 Gustavsen Trio/トルド・グスタフセン・トリオ
 Ecm Records





        
「Tord Gustavsen Ensemble - Colours of Mercy(Live at La Roque d'Anthéron)」 
          

 続いては、デンマーク・コペンハーゲンで活躍する、「ハイネ・ハンセン/Heine Hansen」のトリオ。聴けばそれとわかる憂いを含んだ美メロの北欧ピアノである。曲は、「The Color Red」、アルバムは、「Signature」(2016)から。

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 Signature
 Heine Hansen Trio/ハイネ・ハンセン・トリオ
 Storyville/octave

        




「The Color Red - Heine Hansen Trio」
          

 秋のヒーリング音楽の定番アルバムといえば、「ジョージ・ウィンストン/George Winston」の「Autumn」でしょうか。「Colors/Dance」を、発売20周年を記念して発表された「Autumn ~20th Anniversary Edition~」(2003)から。

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 オータム~20th Anniversary Edition/Autumn
 ジョージ・ウィンストン/George Winston
 BMG JAPAN

        




「Color/Dance - George Winston」
          
   
    
     


by knakano0311 | 2019-11-10 10:00 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

今年最初のクヌギを伐る

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 いよいよ今日から年が明けてすぐに始まる炭焼きに備え、菊炭の材料、窯木となる「クヌギ(櫟、椚)」の高木の伐採を始める。新しく「台場クヌギ」の再生林にしようと決めた谷筋で伐採する最初の一本である。まず伐採の前に、伐った窯木を下までころがして運搬するのに邪魔にならないよう、「クヌギ」以外の木、雑木はすべて伐採する。そして、転がす時に、勢いが付きすぎないよう、また跳ねて人などに当たらないよう、伐った雑木やその枝で転がる窯木を止めるダムや、飛び跳ねを防ぐクッションを作らねばならない。林床整備、ダム作り、窯木作り、窯木おろし、この一連の作業すべてが人力による作業である。
   
 その準備作業をしてから、炭焼き窯木用の最初の一本の伐採に取り掛かる。ロープで引っ張って、倒したい方向に見事に倒す。もう職人はだし。そのあとは、尺(しゃく)を使って、総がかりで80cmの長さに切りそろえて行く。こうして、最初の一本から10数本の窯木が得られた。炭焼き1回あたりに必要な窯木は約500本。2回の炭焼きを予定しているので、約1,000本の窯木を、これから2ヶ月かけて用意する。「来年のことを言うと鬼が笑う」などというが、1年はあっという間に経ち、もう窯木の用意をする時期になった。
    
 今宵の音楽、「環境音楽」、「ヒーリング・ミュージック」というカテゴリーに入るんでしょうか、「リズ・ストーリー/Liz Story」のアルバム、「森の調べ/In The Forest」(1993)から。

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 「リズ・ストーリー」。ヒーリング・ミュージックの代表格レーベル、「ウィンダム・ヒル/Windham Hill」で「ジョージ・ウィンストン/George Winston」と並んで人気ピアニストの一人。1957年、カリフォルニア生まれ。幼い頃からクラシックピアノを習うが、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」の演奏を聴き、感動を受けたという。その後、レストランでアルバイトとしてピアノを弾きながら音楽学校に通い、ニューヨークの「ハンター・カレッジ」で音楽学理を学ぶ。カセット・テープに吹き込んだ演奏が、「ウィンダム・ヒル」のプロデューサーの耳にとまり、1982年、「ウインダム・ヒル」からデビューする。デビュー・アルバムは、「ソリッド・カラーズ/Solid Colors 」(1983)。
   
 代表作、「ソリッド・カラーズ」(1982)、「予期せぬ効果/Unaccountable Effect」(1985)、「仔馬が逃げた/Escape of the Circus Ponies」(1991)などから、ソロ演奏をピックアップしたのが、「森の調べ/In The Forest」。

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 森の調べ/In The Forest
 リズ・ストーリー/Liz Story
 ポニーキャニオン






 埋込みが無効になっていますので、太字部をクリックしてください。
        
「Greensleeves - Liz Story」

「Liz Story - Hymn」

「Church of Trees - Liz Story Cover (Philip Nacy - Piano)」
          
    
     
      


by knakano0311 | 2019-11-09 09:45 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

山は紅、空は碧 ~ 絶景の六甲山を駆け抜けた一日 ~

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 六甲山系の西にある「神戸市立森林植物園」の紅葉が見頃だというので、早速車を走らせる。新名神、阪神高速北神戸線を乗り継いで、我が家から1時間ほど。六甲山は、桜、花、新緑、避暑、ウォーキング、絶景、紅葉、静寂などが楽しめる、多彩で手近なリゾートなので、よく出かける。園内を1時間半ほどかけて、紅葉を楽しみながらゆっくり歩く。色鮮やかな「メタセコイア」、「イロハモミジ」、「アメリカフウ」。そして「十月桜」が満開なことに驚く。昼食は園内のカフェで、温かいスープとパン。

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 森林植物園を後に、六甲山系の尾根を、東へ向かって走り、着いたところは、「ガーデン・テラス」。大阪平野、大阪湾、明石海峡、紀伊水道まで見渡せる絶景スポットで人気の場所。この日も、欧米人、中国人のツアーが来ていた。もう何もいうことはなし。空と海と山の絶景が眼下に広がる。山は紅(くれない)、空は碧(あお)。絶景の六甲山を駆け抜けた一日。8日はもう「立冬」。何日か前、近畿地方には、冬の訪れの前奏曲、「木枯らし1号」が吹いたという。
  
 ドライブの間、流していたのは、北欧デンマークの美女ジャズ・シンガー、「クラーラ・ヴースト/Clara Vuust」のアルバム、「Here's to Love」(2013)。その中で、今まで聴いていて気がつかなかったが、聞き覚えのあるメロディに気がついた。「Samba Em Preludio(プレリュードのサンバ)」。たしか、「バーデン・パウエル/Baden Powell」作曲、「ヴィニシウス・ヂ・モライス/Vinicius de Moraes」作詞の甘美なメロディをもつ曲でボッサの名曲の一つ。
   
 調べてみたらこんな詩がついていた。
   
【 Samba em prelúdio 】  by Baden Powell , Vinicius de Moraes
   
「♪ Eu sem você, não tenho porque   あなたがいないと、なにもできない
  Porque sem você, não sei nem chorar  あなたがいないから、泣くこともできない
  Sou chama sem luz, jardim sem luar  私は光のない炎のよう、月の光のない庭のよう
  Luar sem amor, amor sem sedar     愛をなくした月、ぶつけようのない愛
   
  Eu sem você, sou só desamor     あなたがいないと、やるせなくなる
  Um barco sem mar, um campo sem flor  海のない舟よう、花のない野原のよう
  Tristeza que vai, tristeza que vem  悲しみが去っても、また悲しみが来る
  Sem você meu amor, eu não sou ninguém. 恋人よ、あなたがいないと、生きて行けない
   
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
   
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 Here's to Love
 Clara Vuust/クラーラ・ヴースト
 STORYVILLE RECORDS





       
「Samba Em Preludio - Clara Vuust」
         


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 聞き覚えがあったのは、「セバスチャン・タパジョス/Sebastiao Tapajos」の演奏。かって、彼のLP盤を所有していたが、手元から逸し、長い間そのCD復刻版を探していた。10数年前になるが、やっとのことで、その復刻版CDが見つけ、その喜びをこのブログに載せたことがある。その、アルバムは、「Sebastiao Tapajos/Brasil - El Arte De La Guitarra」(trova 1971録音)。
     
 「セバスチャン・タパジョス」。1944年生まれ。9歳のときに父親からギターを学び始め、後に20代のころ、ヨーロッパに留学し、リスボンとマドリードでギターを学んだ。2000年代には、ヨーロッパでツアーも。彼のキャリアの中で50以上のアルバムをリリースしているという。。「バーデン・パウエル/Baden Powell」の陰に隠れて目立たなかった感があるが、パウエルを超える速弾きのギターの名手であると私は思っている。久しぶりに引っ張り出して、聴いてみた。

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 Brasil - Arte De La Guitarra
 Sebastiao Tapajos/セバスチャン・タパジョス
 Intercd Brasil




       
「Sebastião Tapajos - Samba em preludio」
          
   
    
    


by knakano0311 | 2019-11-08 00:26 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)

さらば、金色の眼の女逝く ~ マリー・ラフォレ逝く ~

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 仏メディアによると、女優で歌手の「マリー・ラフォレ」が2日、スイス西部で死去した。80歳だった。1939年、生まれ。「ルネ・クレマン/René Clément」監督の「太陽がいっぱい/原題:Plein soleil」(1960年)でデビュー、「アラン・ドロン/Alain Delon」の相手役を演じて、一躍フランスのアイドルとなった。1960~70年代を中心に歌手としても活躍し、売り上げたアルバムは累計3,500万枚に上るという。1978年以降は、ジュネーヴに在住し、スイス国籍となっている。
   
 私が高校へ入学してからすぐの名画鑑賞会で見たのが、「太陽がいっぱい」。サスペンス一杯のストーリー、「ニーノ・ロータ/Nino Rota」の哀切極まりない音楽、「アラン・ドロン」の際立った二枚目ぶりが話題になった映画であった。しかし、私はその映画のヒロイン、吸い込まれるような眼をもち、実在感が希薄な、まるで「竹久夢路」が描く絵のような女性の「マリー・ラフォレ」に釘付けになってしまったのである。あの物憂げな表情と眼にやられ、いっぺんでファンになってしまった。(参照拙ブログ「青春のシネマ・グラフィティ(2) ~金色の眼の女/マリー・ラフォレ~」

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 その後、「赤と青のブルース/原題;Saint-Tropez Blues(サントロペ・ブルース)」(1961)、「金色の眼の女/原題;La Fille aux yeux d'or」(1961年)、「素晴らしき恋人たち/原題;Amours célèbres」(1961年)、「女は夜の匂い/原題;À cause, à cause d'une femme」(1963年)、「ジャガーの眼/原題;Marie-Chantal contre le docteur Kha」(1965年)と立て続けに公開され、ほとんどストーリーなんか覚えていないが、あの眼に魅了された。間違いなく我が青春のシネマ・グラフィティを彩る女優の一人であった。
   
 さらば、金色の眼の女。  合掌 ・・・。
   
 あの頃のフランスの女優さんたちは、みな歌ったんですね。「ブリジッド・バルドー/Brigitte Bardot」、「ジャンヌ・モロー/Jeanne Moreau」、「カトリーヌ・ドヌーヴ/Catherine Deneuve」 ・・・、「マリー・ラフォレ」も。「赤と青のブルース」は、他愛もない青春ラブコメ映画でしたが、この主題歌はヒットした記憶がある。そして「金色の眼の女」を見たのは高校1年、多分「太陽がいっぱい」を見て、ノックアウトされた直後の頃であったろう。ただ、彼女見たさに映画館に行ったので、ストーリーなどはよく覚えていない。「ナルシソ・イエペス/Narciso Yepes」の奏でるギターのメロディを今でも爪弾けるほどはっきりと覚えている。
    
 他愛もない青春ラブコメ映画でしたが、この主題歌はヒットした記憶がある。「赤と青のブルース」を。

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 Les Vendanges De L'amour
 Marie Laforêt
 Imports




        
「Marie Laforêt - Saint Tropez blues」
         

 映画「金色の眼の女(原題;LA FILLE AUX YEUX D'OR)」のテーマ曲。「ナルシソ・イエペス」の奏でる哀調を帯びたメロディにのって、あの「マリー・ラフォレ」の「眼」に魅かれた頃の甘酸っぱい想い出が甦ってくる。

「La Fille aux yeux d'or - Narciso Yepes」
         

 最後は、彼女が劇中ギターを爪弾くシーンもあった映画「太陽がいっぱい」のテーマ曲を ・・・。「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio (Featuring Art Farmer)」の演奏が、YOUTUBEでは見当たらなかったので、映画のサウンド・トラックから。

「Plein Soleil(太陽がいっぱい) - Nino Rota」
          

     
     
   

by knakano0311 | 2019-11-06 09:59 | 訃報を聞いて | Trackback | Comments(0)

残念ながら美味しいところは ・・・


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 山の作業中に見つけた「アケビ(木通、通草)」の実。ちょっと時期が遅かったのか、美味しい中身は鹿か猪に食べられてしまったようだ。しかし、皮は揚げたり、炒めると珍味だという。
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 この日の作業のメインは、昨年の台風21号で倒れた「クヌギ(椚、櫟)」の大木の処理。それと林床整備。この谷を「菊炭」の材料である「台場クヌギ」の新たな見本林にしようと思っているため、その成長を妨げる「クヌギ」以外の木は、皆伐し、伐採した窯木の搬出をしやすくし。来年以降、「台場クヌギ」の成長を促進するための、日当たりをよくするためである。色付き始めた「コムラサキ(小紫)」、これから色づく「イロハモミジ」、「ヒイラギ(柊)」、艶やかな黒い実をつけた「ヒサカキ(非榊)」なども容赦なく伐採していく。

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作業後、すっかり森は明るくなり、もう1日ほど整備作業を行えば、「クヌギ」の高木の伐採にとりかかれそうである。
    
 ということで、今宵の曲はまずピアノ・トリオから。もう大御所といってもいいでしょう、このブログでもお馴染み、私のご贔屓でイタリア出身の「アレッサンドロ・ガラティ/Alessandro Galati」。「On a Sunny Day」を同名のタイトルのアルバム、「On a Sunny Day」(2016)から。

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 On A Sunny Day
 Alessan Galati Trio/アレッサンドロ・ガラティ・トリオ
 Vi Ve






      
「Alessandro Galati Trio - On a Sunny Day」
          

 久しぶりにテナーの響きを堪能できる「スコット・ハミルトン/Scott Hamilton」を迎えての、「エディ・ヒギンズ・トリオ/Eddie Higgins Trio」とのカルテット仕立てで ・・・。アルバムは、「My Funny Valentine」(2006)から、スタンダード、「When Sunny Gets Blue」。

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 マイ・ファニー・バレンタイン/My Funny Valentine
 エディ・ヒギンズトリオ、スコット・ハミルトン/Eddie Higgins Trio with Scott Hamilton
 ヴィーナス・レコード





         
「When Sunny Gets Blue - Scott Hamilton,Eddie Higgins Quartet」
          
    

    
    

by knakano0311 | 2019-11-05 16:52 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

新しくできた公園を抜けて

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 この日のウォーキングは、阪急・能勢電鉄・川西能勢口駅の北側にある市の再開発区域に2017年完成した「キセラ川西せせらぎ公園」を抜けて。公園の完成後、公園を取り巻くように、役所関係の施設や、本格的なホールの「川西キセラホール」、今年になってからは、大型のホームセンターやショッピング・モールが相次いで完成し、ショッピングモール~公園~駅前の市立図書館というコースが、私の新たなウォーキングのコースとなっている。
  
 この公園、市民の意見を取り入れた公園を目指したといい、「日本一の里山」と称される市北部の黒川地区から「台場クヌギ」を移植し、黒川地区を象徴する「里庭エリア」や、ホタルのすみかになれるような「せせらぎ(水路)」を作り、生き物観察会や、子どもたちが自由に遊べる公園となっている。
   
 この日も広場には、子供を遊ばせる多くのお母さんたち、せせらぎで魚を獲る子供が憩い、せせらぎの岸には「アメジスト・セージ(メキシカン・セージ)」が色鮮やかに咲いていた。

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 さて、今宵の歌、ノルウェー出身、北欧を代表するディーヴァ、根強い人気を誇るいぶし銀熟女ジャズ・シンガー、「インガー・マリエ(グンデシェン)/Inger Marie(Gundersen)」の歌唱で「I Know These Hills」。寡作な彼女の5枚目のアルバム、「Feels Like Home」(2017)から。
   
 アンニュイでちょっぴりダーク、ひんやりとした陰翳を感じる彼女のボーカルが秋の夜は聴きたくなる。大人のムードを湛え、いぶし銀のように鈍い光を放つ。一度聴いたら、その声が深く心に刻まれる、そんなシンガー。そんな彼女が好きで、このブログでも、何回か取り上げてきた。
   
 1959年生まれ、ノルウェイ出身。2004年、JAZZシーンに彗星のごとくデビューしたが、この時45歳というから相当な遅咲きで、苦労人でもある。寡作で、私が知る限り、たった4作しかアルバムはリリースされていないが、遅咲きの苦労人という彼女のキャリアが、どのアルバムにも何とも言えない色艶とアンニュイ、ダークさが漂っているが、その奥に温もりを垣間見ることができる。
   
 今宵取り上げた曲、「I Know These Hills」は、調べてみたら、自らバンドを持ち、ギターを弾くことでも知られているハリウッド・スター、「ケヴィン・コスナー/Kevin Costner」がオリジナルのようだ。 彼が制作・出演した3話のミニTVドラマシリーズ、「ハットフィールド&amp;マッコイ 実在した一族の物語/原題:Hatfields &amp; McCoys」(2012)のために作ったサウンド・トラック・アルバム、「Famous For Killing Each Other」(2017)に収録されているという。比喩や寓意に満ちていますが、下手な訳は不要でしょう。
   
【 I Know These Hills 】 by Park Chisolm / Kevin Costner / Teddy Morgan
   
「♪ I know these hills
  I know these hills
  I know the touch of the sacred ground
  They'll lay my body down
   
  I know these hills
  Stone in the Earth
  Rain in the sky
  Blood on the blade
  Hear the angels cry
  Remember my name
  Look in my eyes
  Oh oh
    
  I know these hills
  I know these hills
  Ash into ash
  Dust into dust
  Father to son
  Seal and a rust
  Time comes a calling
  And we all rise up
    
  ・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
   

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 Feels Like Home
 Inger Marie Gundersen/インガー・マリエ
 Master Music




    

  
「I Know These Hills - Inger Marie Gundersen」
          

 「ケヴィン・コスナー」率いるバンドも聴いてみたくなりませんか? YOUTUBEにアップされていました。「ケヴィン・コスナー&モダン・ウェスト/Kevin Costner &amp; Modern West」のアルバム、「Hatfields &amp; Mccoys: Famous for Killing Each Other」(2012)から。

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 Hatfields & Mccoys: Famous for Killing Each Other
 ケヴィン・コスナー&モダン・ウェスト/Kevin Costner & Modern West
 Madison Gate Records





      
「I Know These Hills (Hatfields & McCoys Theme)  
 - Kevin Costner & Modern West (feat. Sara Beck) 」

          
    
    
     


by knakano0311 | 2019-11-03 23:22 | 秘密の花園 | Trackback | Comments(0)

鳥になった気分で ~ 標高1,100mの絶景 ~

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 朝起きたら、雲ひとつない快晴の空。かねてから行きたいと思っていた「びわ湖テラス」へ、あまり寒くならないうちに、せめて雪が降る前に行こうと思い立つ。「びわ湖テラス」は、「琵琶湖」の西側に位置し、標高1100mから、「琵琶湖」を望める高原リゾート。もともとスキー場として関西では有名で、私も入社した頃、何回か行っていた。この付近は有数の豪雪地帯であったが、年々降雪量も少なくなり、またスキー人気の衰えもあり、高原リゾートとして2016年にオープン、さらに昨年リニューアルをし、絶景が満喫できる大人の天空リゾート、「びわ湖テラス」として一気に人気が高まった。我が家から、名神高速、湖西道路を経て1時間20分ほど。駐車場からロープウェイで一気に1,000mを上がる。
   
 そこに待っていたのは、まさしく言葉通り、「この世とは思えぬ絶景!大人の天空リゾート」であった。まるで、鳥になった気分。そういえば、「鳥人間コンテスト」の舞台も「琵琶湖」。日が陰ると少し寒く、もうリフトは営業期間が終わっていたが、ウォーキングを兼ねて、広いスキー場も歩き回って、天空リゾートを満喫した一日となった。

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 さて今宵のピアノ。ともにチェコ出身のミュージシャン、ベースの「ジョージ・ムラーツ/George Mraz」とピアノの「エミル・ヴィクリッキー/Emil Viklicky」によるデュオ・アルバム、「Duo Art: Together Again」(2014)から、「A Bird Flew By」。
  
 「ジョージ・ムラーツ」。現在活躍するジャズ・ベーシストの中でもすぐれた技巧を誇り、特にクラシック音楽を学んだ音感の良さと、アルコ弾き(弓弾き)の技術は非常に高く評価されているという。 1944年、現チェコ共和国、ボヘミア地方に生れ、「プラハ音楽院」にてクラシックとベースを学び、在学中よりチェコのジャズ・グループである「チェコスロバキア・オールスター・バンド」で活躍。卒業後の1968年、「バークレー音楽院」特待生として渡米。
    
 その後は、ニューヨークで活躍し、25歳の若さにして才能を見込まれ、「オスカー・ピーターソン・トリオ/Oscar Peterson Trio」のレギュラー・メンバーとなったという。その後も「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald 」等と共演、1978年からは「トミー・フラナガン/Tommy Flanagan」のレギュラー・ベーシストとして活躍。1992年、「トミー・フラナガン」の元を離れてからも、フリーのベーシストとして活躍中。親日家で70年代より頻繁に来日し、来日回数は50回を超えるという。
  
 「エミール・ヴィクリッキー」。チェコを代表するジャズ・ピアニスト。チェコ出身の作曲家、クラシック音楽の「レオシュ・ヤナーチェク/ Leoš Janáček」を大変敬愛し、ベースに「ジョージ・ムラーツ」、ドラマーに「ルイス・ナッシュ/Lewis Nash」を迎え、それをジャズで表現することを試みたアルバム、「SINFONIETTA - THE JANACEK OF JAZZ/シンフォニエッタ・ヤナーチェク・オブ・ジャズ」、そして、「村上春樹」の小説で、同じくチェコ出身の「フランツ・カフカ/Franz Kafka」にちなんだ小説、「海辺のカフカ」にインスパイアされたアルバム、「Kafka On The Shore - Tribute To Haruki Murakami/海辺のカフカ - 村上春樹に捧ぐ -」(2011)でも知られている。

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 Together Again
 George Mraz & Emil Viklicky/ジョージ・ムラーツ&エミル・ヴィクリッキー
 ACT Music

        




「A Bird Flew By - George Mraz,Emil Viklicky」
          
    
    
     


by knakano0311 | 2019-11-02 13:57 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)