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大屋地爵士のJAZZYな生活

異世界から舞い降りたミューズ(1)~時を駆ける女たち 

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第一章は日本の女優編。

「原田知世」。一般のオーディションから抜擢され、大林宣彦監督の「時を駆ける少女」でデビュー。アイドル歌手としてもかなりの人気でいくつものCDも出しているし、確かABBAか、カーディガンズをプロデュースした、スエーデン人と音楽製作をしている話は聞いていた。関心はまったくなかったが、何かの拍子にこれから紹介する「Summer breeze」を知ってビックリした。よく知っている洋楽曲のカバー集であるが、単なる女優さんのお遊びなんぞという域は充分超えている出来ばえである。聞けば、あの「ゴン・チチ」がプロデュースしたという。よくぞ彼女のかくされし特長を引き出したものだと感心する。「You've got a friend」「Sunny」、シンプルな響きの中で、ゆったりとした安心感につつまれる、まさしく癒し系のアルバム。

Summer breeze
原田知世 Patti Austin Bobby Hebb RANDY VANWARMER Barry Robin Maurice Gibb David Gates Paul Simon Arthur / フォーライフミュージックエンタテインメント
ISBN : B00005L9K1
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「夏木マリ」。 「ぁ やめて!」という出だしの「絹の靴下」で歌手デビューし、オヤジたちを翻弄し、その後女優に変身したもともと実力派の大姉御。「13シャンソンズ」は、小西康陽氏プロデュースの「9月のマリー(1995年)」と「GORILLA(1996年)」をあわせて+2曲といった編集盤。オリジナル2アルバムは現在廃盤であるが、TSUTAYAなどで見つかるかも。シャンソンとあるが、シャンソンよりもむしろJazzテイストに満ちたオリジナルアルバムである。「ゴリラ」、「港のマリー」、「カウボーイ」はまさしくJAZZといっていい。独自の世界を展開する大姉御、艶女(アデージョ)の正しい見本。

13シャンソンズ
吉田日出子小西康陽 ジェームス・テイラー 菊地成孔 河野伸 / 徳間ジャパンコミュニケーションズ
ISBN : B00005GGBO
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「吉田日出子」。ああ、「夏木マリ」に続いて、個性的な姉御を選んでしまったことをちょっぴり悔
してます。自由劇場のヒット・ステージ『上海バンスキング』のナンバーを、六本木ピットインでのライヴ、スタジオ録音の2枚のアルバムから選曲した、ベスト・アルバム。オリジナルキャストによるライブアルバムも別にある。
吉田日出子のヴォーカルは,「1930年代・上海租界・ジャズ」の雰囲気を実にうまくかもし出している。「月光価千金」、「 サイド・バイ・サイド」、「ダイナ リンゴの木の下で 」、「私の青空」、「アレキサンダーズ・ラグタイム・バンド」などむしろ私の親の世代が聴いたら懐かしいと思う、昭和初期の日本のJAZZの黎明期のスタンダードがいっぱいである。
上海は揚子江の支流、黄浦江ほとりの旧フランス租界のたたずまいを色濃く残す観光スポット、外灘(バンド)にある和平飯店、ここのバーでは、老人jazzバンドの生演奏が聴けます。昔の魔都、上海の雰囲気を大陸浪人になったような気分で味わえます。新しいJAZZの息吹は、少し離れた繁華街「新天地」のほうでどうぞ。

吉田日出子/上海バンスキング ツイン・ベスト
吉田日出子 / 日本クラウン
ISBN : B00008Z6PF
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「原田知世 - Say You Love Me」

          
# by knakano0311 | 2006-07-23 18:09 | ミューズたちの歌声 | Comments(0)

カバーとスタンダード

このブログで「カバー」だ「スタンダード」だと適当に使ってきましたが、よく考えてみると、どこがどう違うのか?よく分からないので、どうでもいいことかもしれないが、私なりに定義を試みました。反論大歓迎。

スタンダード;何人のアーティストによって何回となく繰り返し演奏されている作品。プレイヤー、作詞家、作曲家などオリジナルにかかわったアーティストは他界している。もう何十年かたつと、古典或いはクラシックと呼ばれる?
カバー;スタンダードになる一歩手前、或いは有力な候補。オリジナルにかかわったアーティストはまだ生存している。すべて他界したらスタンダードになる。したがってビートルズのナンバーは、まだカバーとよばれる。

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20年ほど前、大ファンであった「金子晴美」。最近は名前もアルバムも見ないがどうしたんだろう?それまでの日本のJazzシンガーといえば、巻き舌風で、わざわざしゃがれ声でうたうお姉さんたちが多かったが、きちっとボイストレーニングと英語の発音訓練をうけている彼女のデビューには当時ビックリもしたし、阿川泰子以来の感動もした。おすすめアルバムの1枚目は当時「スペシャル・メニュー」のタイトルでリリースされた、全編「サザン・オールスターズ」のJazzカバーアルバム。これほど桑田の曲がJazzにアレンジするとすばらしいとはと驚いた。あの「いとしのエリー」がJazzアレンジでカバーされた、おそらく最初のアルバム。「レイ・チャールス」がとりあげ、ヒットするのはずっと後のことである。「ミュージックマン」「メモリーズ・オブ・ラブ」「Just A Little Bit」など今聞いてもそのJazzyなセンスと新鮮さには感激する。まだまだアルバムがあるのに、タイトルも変わって、2枚しか再発売されていないし、amazonにデーターもない。まだまだ十分活躍できるし、熟年になってからの成長も見てみたかった。ほんとうに彼女どうしたんだろう?誰か知りませんか?

いとしのエリー
金子晴美 / ユニバーサルクラシック
ISBN : B00005FEJT
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これも桑田の名曲で、「中村雅俊」が歌い、映画「蒲田行進曲」で、松坂慶子が一人身重な体で雪降るなかを産院に向かう印象的なシーンに流れていた、「恋人も濡れる街角」のボサノバ・バージョンが聴ける。

金子晴美/TRISTEZA
金子晴美 / ユニバーサルミュージック
ISBN : B00005MWBD
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「Memories of You(恋人も濡れる街角) -Harumi Kaneko 1986」

          

松任谷由実のナンバーをフランス人歌手「キャロル・セラ」が全編フランス語でカバーしたアルバム。最初は1991年10曲入りで「ルージュの伝言」として発売されたが、のちに、他の1枚「ANNIVERSARY」と組合わせた下記のベスト盤が、曲数もお値段もお得。第一曲目の「あの日に帰りたい」がアレンジとしてはノリが最高で秀逸で、これ一曲で十分にノックアウトされる。曲数は少ないが、もちろん「あの日に帰りたい」も入っている、1991年のオリジナル盤のほうが、ハイヒールのイラストのジャケットで私は好み。相方「Anniversaire」のオリジナルは懐中時計のイラストのジャケでこちらもおしゃれ。

GOLDEN☆BEST/キャロル・セラ ルージュの伝言+ANNIVERSARY
キャロル・セラ / Sony Music Direct
ISBN : B0002CHQL2
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「Carole Serrat - Ces Beaux Jours(あの日にかえりたい)」
 
          

つぎは「Take Me To The Sunshine ~今井美樹ソング集」。なぜかライフログがエラー表示で、イメージ、データが貼り付けられません。ビクターエンターテイメントからリリースされていますが、なんと言ってもカバーをしているアーティストたちがすごい。あの「ジェーン・モンハイト」、「ジェーン・モンハイト」ですよ。「ジョイス」ですよ。あのヒット曲「PRIDE」は「ジェーン・モンハイト」が、「AQUA」は「ジョイス」が、「瞳がほほえむから 」は「ケヴィン・レトー」がカバーしています。「PRIDE」はボサノバにアレンジされ、こんなにもいい曲だったのかと思えるほど素敵な唄に。ドライブにも最適、多分、私のよく聴く曲の上位にランクされています。
「今井美樹」または「ジェーン・モンハイト」でamazon.comで検索してください。

「PRIDE - ジェーン・モンハイト」

          
 

カバーとは何か?分かった?かく言う私もよく分からないが、ま、いいか。
# by knakano0311 | 2006-07-22 11:57 | おやじのジャズ | Comments(0)

おとなの隠れ家~Jazz Clubの楽しみ

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京都の風物「床」。季節になりましたねえ!鴨川の上に張り出した桟敷のことを「床」というんですが、暑い夏の京都を涼しく過ごすための昔から知恵ですね。夕暮れ時になると鴨川の川面を渡る風が本当に涼しく感じます。お客さんをお連れして何回か行ったものですが、特に外国のお客さんには喜んでいただけましたね。最近は、女性のお客さんには好きな浴衣を着て「床」へ
食事に行っていただき、その浴衣はそのままお持ち帰りといったホテルのサービスが人気で、浴衣姿の女性観光客が最近多くなりました。じゃ「床」での食事の後は、どうするのか?私は京都にたくさんある隠れ家的なバーをおすすめします。とてもお茶屋さんはいけないけど、まっ、バーなら何とか。祇園花見小路の黒塀の小さなくぐり戸をあけると、外からはまったくその存在が分からなかった、小粋なバーが現れたりします。JAZZが流れ、日本庭園を見渡せる、まさに隠れ家。店の名前は教えませんよ。「スコッチ、ストレート、ノー・チェーサー」などとたまには気取ってみるのも楽しみ。木屋町三条には25周年を迎える老舗のライブハウス「RAG」をはじめとして京都にはJAZZ SPOTはたくさんありますのでたのしみには事欠きません。神戸についてはまたそのうちに。

ま、私は大阪が本拠地ですので、なかなか京都、神戸までは出かけづらいのですが、北新地に気の休まるJazz Clubがあります。もちろんプロの演奏(マスターのピアノはすごい)もあるのですが、昔学生時代にやっていた人、Jazzボーカルが趣味なんだけどプロのバックで歌ってみたい人などのお客さん(シニアが多い)が集まってきて、時には「ファン待望生オケJazz大会」みたいなすごいことになる時があります。でもJazz好きが集まって、時にはシニアの方なども決してうまくはないボーカルやピアノをやってみるなんてほほえましいし、素敵だなあと思います。店の名前は「ヌーヴォー」。ええいつかは私もボーカルデビューなんて・・・・・。

「隠れ家」とは言わないまでも、シニアになっても永く通えるJAZZクラブを知っていることも、Jazzyな生活を楽しむ上での大きな要素。奥様でも連れて行ったら「株」があがること請け合い。きっと恋愛時代のあの頃ににタイムスリップできるかもしれませんよ!

シカゴを中心に活躍しているピアノの弾き語り歌手、「パトリシア・バーバー」のタイトルもずばり「ナイトクラブ」。アンニュイなムードが、Jazzクラブにいるような雰囲気を醸し出す。3曲目「Yesterdays」、12曲目「I Fall in Love too Easily」などが私の好きなスタンダード。

ナイト・クラブ
パトリシア・バーバー ミカエル・アルノポル アダム・クルーズ チャーリー・ハンター マーク・ジョンソン アダム・ナスパウム / 東芝EMI
ISBN : B00005HLEL
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フランスで最も人気のある歌手の一人、「パトリシア・カース」がフランスの誇るフレンチ・スタンダードを英語で歌っているアルバム。「ナイトクラブ」とはまた違った雰囲気であるが、古きよき時代のピアノバーとういう雰囲気は十分伝わってきます。「If You Go Away 行かないで」「枯葉」など永遠のフレンチ・スタンダード。前に紹介した「Dee Dee Bridgewater」と比べてみるのも一興。ジャケットも粋でおしゃれ。

ピアノ・バー
パトリシア・カース / ソニーミュージックエンタテインメント
ISBN : B00006IIFF
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「Patricia Barber - I Fall in Love Too Easily」

          
 
# by knakano0311 | 2006-07-22 11:22 | 音楽的生活 | Comments(0)

我が心のギターラ

サンバが祭りの最中なら、ボサノバは祭りの前の静けさか、はたまた祭りの後のけだるさか。ひめたる情熱、今はなき喧騒、そんな感じがぴったりの音楽かも知れない。ボサノバという音楽はギターと切っても切れない関係にある。ギターなしではありえなかった音楽といってもいい。スペインのフラメンコがそうであったように。多分スペインが中南米を侵略したときにギターも持ち込まれ、やがて定着しラテンの音楽を生み出して行ったのであろう。きっとギターにまつわる悲しい思いや物語がショーロ、タンゴ、ルンバなどの中南米の様々な国の音楽、いわゆるラテン音楽を形作って行ったのであろう。一本のギターにまつわるサスペンスは逢坂剛の「カディスの赤い星」に譲るとして、私がギターに関心を持ったのは、きっと皆さんと同じ「ナルシソ・イエペス 禁じられた遊び」であろう。かの曲が弾きたいばかりに高一のときにギターを買い、同じような友達と練習に明け暮れていた時期もあった。セゴビアに憧れ、「月の光」「ラグリマ(涙)」「アストウーリアス」「アルハンブラの思い出」などが弾けるようになりたくて、「カルカッシ・ギター教則本」にいそしむとともに、いつかスペインに行きたいと憧れもしていたが、去年の6月は仕事、今年の3月は妻と定年旅行と続けてスペインを訪問することが出来た。地中海、街角ギタリスト、ガウディ、ピカソ、ダリ、ミロ、カザルス、タブロー(フラメンコレストラン)でのフラメンコ、パエリア、Cava(発泡ワイン)などすべてを満喫し、44年におよぶ「我が心のギターラ」はここに完結した。ガウディについてはまた稿を改めて語りたい。

「ジョアン・ジルベルト」の「声とギター」に代表されるようにガットギターの伴奏を中心に歌われるボサノバ。そんなシンプルかつ、プリミティブな歌い方で、ビッグネームではないが、最近聴いて気に入ったラテン、ボサノバのミューズを紹介したい。

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「Heloisa Raso/Samba,viola e eu」。バーデン・パウエルの陰に隠れて目立たなかった感があるが、速弾きのギターの名手「セバスチャン・タパジョス」との共演でデビューした驚異の新人とかいうショップでの宣伝文句でつい買ったアルバム。しかしジャケットをみると、アルゼンチンはブエノスアイレスで1975、76に録音とあるから30年前の録音。ボサノバの歴史シリーズとあるからCD復刻盤か。マイナーな輸入盤のためか残念ながら、amazon.comにデータがありません。しかし中身はびっくりするほど充実の名盤、タパジョスの自在な速弾きのギターもさることながら、Rasoの歌声も伸びやかで愛らしく、かといってJazzっぽさ流れずに南米の香りを感じさせるさわやかなアルバム。30年前の録音とは思えないくらい音質も良好。
発売元;Ediciones RAYUERA 品番092.

次は「Luciana Souza」。タイトルもずばり「デュオスⅡ DUOSⅡ」。サンパウロ出身で現在は米国で活躍しているJazzとブラジル風の自作曲を得意とするシンガー。バークリー音楽院でJazzを学んだとあるからJazzの基本は十分出来ている。もっと情報がほしい方は彼女のサイトへアクセスされんことを。本アルバムの詳しい情報が得られます。   www.lucianasouza.com 
このアルバムでは4人のギタリストとコラボしている。サンバの中にJAZZのスパイスが充満している注目すべきアルバム。

デュオスII
ルシアーナ・スーザ / ユニバーサルクラシック
ISBN : B000EZ8ALW
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「松田 美緒/アトランティカ」。去年のアルバムデビュー後、急速に評価が上がっているラテン風コスモポリタン歌手とでも言ったらいいのかな。大学時代ポルトガルのアマリア・ロドリゲスのファドに出会い、現地で独学で学んだ後、ブラジルなどポルトガル語圏のミュージシャンと交流し、デビューにいたったとある。聴いてみてビックリ。まさに「大西洋から届いた声、サウダーデ(郷愁)の歌姫・・・」というキャッチがぴったしのアルバム。中でも4曲目日本語をたくみに曲の中に取り込んだ「サイコー」は最高。全編、ファドのゆったりとしたなつかしい歌声に心洗われる想い。

アトランティカ
松田美緒 / ビクターエンタテインメント
ISBN : B000A38QXU
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特に南米で大ヒットした日本発コスモポリタンの名曲「ブーム/島唄」のポルトガル語によるカバーが次のコンピレーション・アルバムで聴けます。これもサイコー。

リゾート・エア~パシフィカ
オムニバス 松田美緒 サンディー 夏川りみ ケアリイ・レイシェル オータサン BEGIN / ビクターエンタテインメント
ISBN : B0009J8IHY
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ボーカル、ギター、アルトサックスの組み合わせによる、アコースティックなグループ「Three For Brazil/homage」 富士通の JAZZ フェスティバルにも来たことがあるが、多分日本ではほとんど無名。V、G、ASのアコースティックな組み合わせが極めて新鮮。ボサノバの名曲のほか「フラジャイル」「ブルーライト ヨコハマ」などおなじみの曲もあって、仕事の合間にリラックスできること請け合い。これも癒しの名盤の1枚。

homage
スリー・フォー・ブラジル / ポニーキャニオン
ISBN : B00006G8WA
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# by knakano0311 | 2006-07-20 23:18 | サウダージ | Comments(0)

熟年離婚あるいは婦唱夫随 (2)

さあ、前回に続いて第3組目からの紹介ですが、まさしく、この世界は「夫唱婦随」ならぬ「婦唱夫随」です。

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「ステイシー・ケント」。私が最も好きな女性ジャズボーカリストの一人ですが、彼女名義でのアルバムについては別の機会に譲るとして、彼女もパートナーと一緒のアルバムがあります。テナーサックス奏者の「ジム・トムリンソン」。いつも彼女のアルバムでは、バックで絶妙なサックスを聞かせています。このアルバムは彼名義のボサノバ中心のアルバムで、「リリック The Lyric」。たしか2曲を除いて、ステイシーがボーカルでまさしく「婦唱夫吹」しています。さわやかな印象の好アルバム。アルバム6曲目の「What Are You Doing The Rest Of Your Life?」は定年オヤジにとっては身につまされる歌詞。そのほかスキャットを含め4曲程度参加しているこれまたBOSSAのアルバム「Brazilian Sketches」もある。

The Lyric
Jim Tomlinson / Token
ISBN : B000EHPOTQ
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Brazilian Sketches
Jim Tomlinson / Candid
ISBN : B00005QZGZ
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「Jim Tomlinson & Stacey Kent - Corcovado (from the Lyric) 」
 
          

さあ、次はまたピアノ。この場合は「婦唱夫弾」か? 「マリエール・コーマン with ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ」。 彼らの作品はヨーロッパの知られざるJazzの名盤を発掘することで有名な浪花のJAZZ工房、「澤野工房」から発売されているアルバムです。残念なことにこのブログからはデーターベースにアクセスできませんので、詳しくは「澤野工房」のHPにアクセスして確かめてください。  http://www.jazz-sawano.com/

お奨めの2枚は、「From The Heart  型番AS023」「Between You & Me  型番AS043」。「From The Heart」はマリエール+トリオを意味してかジャケットは4つ葉のクローバ。自然のままの飾らない、チャーミングなマリエールの歌声。奇をてらうようなアレンジも超絶的な技巧もなく、甘くなりすぎることもないトリオの演奏。さらっとしたさわやかな気持ちよさを味わえます。
特に「Estate」はトリオだけの演奏であるが、今まで聴いた数ある「Estate」のなかで一番美しい出来ばえではないかと思う。8曲目、A.C.Jobimの「黒と白の肖像」がポルトガル語でこれまた甘美に、実に叙情豊かに歌われる。
1)Early Autumn 2)Moonlight in Vermont 3)I've Got The World On The Staring 4)Corcovado 5)Broadway 6)Estate 7)Dein Ist Mein Ganzes Herz
8)Retrato Em Branco E Preto 9)Everything Happens To Me 10)You Must
Believe In Spring

「Between You & Me」もBOSSA、スタンダードのアルバム。夫婦が見つめあっているジャケットもほほえましく素敵。オランダはアムステルダムを中心に活躍している彼ら。本当にヨーロッパにはリリカルなJazzアーティストが多いと思う。JAZZはUSAだけの音楽ではなく、本当にグローバルな音楽だということが、この二人のアルバムからだけでも実感できる。「Gentle Rain」「You Don’t Know What Love Is」「It Might As Well Be Spring」・・・・。2枚とも何回も聴いているとその暖かさが「じわっ」と伝わってくるアルバム。2枚とも長距離の海外出張の帰りのナイトフライトの機内でいつも聞いていた癒しの愛聴盤となっている。
1)Too Marvellous 2)So Tinha De Ser Com Voce 3)My Foolish Heart 4)Thou
Swell 5)Gentle Rain 6)The Song Is You 7)Que Reste Il De Nos Amours
8)You Don't Know What Love Is 9)It Might As Well Be Spring 10)I Never
Went Away

アムステルダムといえば、運河に行く手を阻まれて目の前に見えるホテルにたどり着くのに1時間以上かかったというお馬鹿な経験を今思い出した。

4組の「婦唱夫吹、婦唱夫弾」を紹介しましが、かくありたいなと思う夫婦の有り様かな。
# by knakano0311 | 2006-07-19 00:14 | おやじのジャズ | Comments(0)