人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大屋地爵士のJAZZYな生活

コゲラの開けた孔を探して

コゲラの開けた孔を探して_b0102572_22423754.jpg


 森林ボランティアの活動拠点の公園をウォーキングしていて、この公園に生息している「コゲラ(小啄木鳥)」の開けた孔をいくつか見つけた。以前、もの凄く目立って、わかりやすい孔だらけの枯れ木があったが、台風で倒木してしまい、小学生の里山体験学習の教材がなくなってしまった。代わりになる教材がないかと気にしていたが、運良く見つけることができた。それにしても上手に開けるものである。(コゲラの写真はNETより拝借)

 「キツツキ(啄木鳥)」の仲間の雄は、早春から秋にかけてドラミングをするが、繁殖期の春がもっとも盛んである。今は冬なので聞こえないが、爽やかな春から初夏の公園をウォーキングしていると、すぐにそれとわかるドラミングの甲高い音に気付き、おもわず顔がほころぶことがある。

コゲラの開けた孔を探して_b0102572_23314368.jpg


 今宵の曲、「Far More Drums」。「Take Five」でよく知られた懐かしい「デイヴ・ブルーベック・カルテット/The Dave Brubeck Quartet」の演奏。アルバムは、「Time Out」の続編とも言える「Time Further Out」(1931)。パーソネルは、「デイヴ・ブルーベック/Dave Brubeck(Piano)」、「ポール・デスモンド/Paul Desmond(Alto Saxophone)」、「ユージン・ライト/Eugene Wright(Bass)」、「ジョー・モレロ/Joe Morello(Drums)」。

 このアルバムは、変拍子が主題となっており、3拍子の曲、「It's a Raggy Waltz」から始まり最終的に同じ曲の9拍子(9/8)バージョンでで終わる。「Far More Drums」は、あの「Take Five」と同じ5拍子の曲。テーマが演奏される部分を除いて、ほとんどがドラムスをフューチャーしている。

コゲラの開けた孔を探して_b0102572_23480538.jpg

 Time Further Out
 デイヴ・ブルーベック
 Sbme Special Mkts.







「Far More Drums Dave Brubeck」

     





# by knakano0311 | 2026-02-11 00:00 | 炭焼き小屋から | Comments(0)

魅力的なダーク・ヒロインたちにはまっている

魅力的なダーク・ヒロインたちにはまっている_b0102572_10480522.jpg


 魅力的なダーク・ヒロインたちにはまっている。
  
 日本作品初、英ダガー賞を受賞した「王谷晶」著、「新道依子」が主人公の「ババヤガの夜」、スパイ・アクション小説、「長浦京」著、第19回大藪春彦賞受賞作、「小曽根百合」が主人公の「リボルバー・リリー」などを前回紹介したが、その後も、ジャズ的テンポの良さに魅かれて、ダーク・ヒロインのミステリーを読んでいる。

 人はなぜ、金に狂い、罪を犯すのか――。ニュース記事で知人女性による監禁・傷害事件を知った花。
彼女たちと疑似家族のように暮らした20年前の記憶が甦る。「伊藤花」、「吉川黄美子」を取り巻く女性たちを描いた「川上未映子」著、「黄色い家(上・下)(中公文庫)」。1924年、「読売文学賞」を受賞。

 若くも美しくもない女が、男たちの金と命を奪った――。現実に起こった事件を基に殺人とグルメが濃厚に融合し、「カジマナ(梶井真奈子)」というキャラクターに魅了されてしまう、「柚木 麻子」著、「BUTTER (新潮文庫) 」。イギリスで文学賞を獲得、世界35か国で翻訳されたという。

 そして極めつけは、「桐野 夏生」の「村野ミロシリーズ」。1993年、「江戸川乱歩賞」を受賞したデビュー作、「顔に降りかかる雨」以来、「天使に見捨てられた夜」、「ローズガーデン」、「ダーク(上・下) (講談社文庫)」、最新作にして完結編、「ダークネス」までの5作品。

 名前、肉体、そして魂。すべてを葬り去りたい。姦淫、強欲、そして殺人。でも罰は絶対に受けない。悪人であるが魅力的なそのキャラに魅かれてしまう。

魅力的なダーク・ヒロインたちにはまっている_b0102572_11171630.jpg

 黄色い家(上・下) (中公文庫 )
 川上 未映子 (著)
 中央公論新社






 BUTTER (新潮文庫)
 柚木 麻子 (著)
 新潮社






 ダーク (上・下) (講談社文庫)
 桐野 夏生 (著)
 講談社







 ふと頭をよぎったのは、最強無敵のダーク・ヒロインは「高市早苗」首相ではないかと ・・・。群れない、忖度しない、はっきりとものを言うキレの良さ ・・・。早期奇襲解散を
仕掛け、並みいる「中道改革連合」の古色蒼然たる昭和のオジサンさんたちを蹴散らして、自民党を大勝に導いた。「高市は、実質的なことを言う必要がない。彼女は“存在”すればいい」とは英紙の評。

   
魅力的なダーク・ヒロインたちにはまっている_b0102572_16551504.jpg


 大暴れする映画のヒロインがをあげろと言われれば、3本。まず「エイリアン」シリーズの「エレン・リプリー」、「カモン!」とエイリアンに向かって叫ぶ彼女のカッコよさ。そして、「バイオハザード」シリーズの「アリス」。ウイルス感染でゾンビ化した圧倒的な数の敵と戦うヒロインの活躍に手に汗を握る。「キル・ビル Vol. 1、2」の「ザ・ブライド」。その殺陣のすさまじさと美しさに目を奪われる。

 今宵の曲は、「クエンティン・タランティーノ/Quentin Tarantino」監督・脚本による、「キル・ビル Vol. 1/Kill Bill Vol. 1」(2003年公開)のテーマ、「Battle Without Honor Or Humanity」を。
   
 この曲は、日本のギタリストである「布袋寅泰」の楽曲。「阪本順治」監督の映画「新・仁義なき戦い」のメインテーマとして作曲された楽曲で、後に「キル・ビル」のメインテーマとしても使用された。

魅力的なダーク・ヒロインたちにはまっている_b0102572_09473165.jpg

 Kill Bill Vol. 1.
 Original Soundtrack
 Wea






魅力的なダーク・ヒロインたちにはまっている_b0102572_16450839.jpg

 キル・ビル Vol.1 [DVD]
 ユマ・サーマン,ダリル・ハンナ, マイケル・マドセン (出演)
 クエンティン・タランティーノ (監督)
 UPJ/ジェネオン エンタテインメント









  大暴れ、映画のシーンはこちら。

     

   
魅力的なダーク・ヒロインたちにはまっている_b0102572_16544693.jpg



 「布袋寅泰」の演奏する「キル・ビル」のテーマ。シングル・リリースされた「Battle Without Honor Or Humanity」(2004)、2008年に行なわれた「東大寺」でのスペシャル・ライヴと、アルバム「GUITARHYTHM V」を引っさげて行なったツアー「GUITARHYTHM V TOUR 2009」をひとつにパッケージしたDVDから。

魅力的なダーク・ヒロインたちにはまっている_b0102572_16342808.jpg

 BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY
 布袋寅泰 EMI
 ミュージック・ジャパン







魅力的なダーク・ヒロインたちにはまっている_b0102572_16271123.jpg

 東大寺 + G.V. / TIME AND SPACE (2枚組) [DVD]
 布袋寅泰 (出演)
 ユニバーサルミュージック










「Tomoyasu Hotei  - Battle without Honor or Humanity」


   


# by knakano0311 | 2026-02-10 00:00 | 読むJAZZ | Comments(0)

関係あるのかないのか ・・・

関係あるのかないのか ・・・_b0102572_11042607.png

  
 先日、1月24日(土)の朝、NHKの「チコちゃんに叱られる!」の再放送を見ていて、関係あるのかないのか、興味を持った理由は後述するが、「ハイタッチをするようになったのはなぜ?」というテーマでした。チコちゃんの答えは、「ロサンゼルス・ドジャース の ダスティ・ベイカー 選手が思わず手を合わせてしまったから」。(写真はNETより拝借)以下は、「NHK ONE」からの要約。
  
 物語の舞台は1977年10月2日。ロサンゼルス・ドジャース と ヒューストン・アストロズ の試合中、ベイカー選手がホームランを放ち、ホームインした瞬間に、次の打者だった グレン・バーク 選手が右手を高く掲げ、「おめでとう」の気持ちを全身で表現。熱狂的な観客がスタンディングオベーションを送る中、バーク選手は右手を高く掲げ、「よくやった!」と叫び、ベイカー選手に叩くように促し、ベイカー選手は戸惑いながらも反射的に自分の手のひらを合わせたのです。

 そのワンシーンがカメラにバッチリ捉えられたが、当時、そのジェスチャーはまだ名前のない動きで、後日、ロサンゼルス・タイムズ の一面に掲載されるほど話題となりました。さらに3日後の試合では、意図的に同じ動作を行い、それがいわゆる「ハイファイブ」として定着していきます。

 そして、1980年には ドジャース が「ハイファイブ」をモチーフにしたTシャツを販売。これが野球だけでなく街中にも広まり、やがて世界中のスポーツへ伝わり、現代では自然なコミュニケーション手段として使われるようになりました。

 番組ではさらに、「ハイタッチ」が日本語特有の和製英語で、英語では 「ハイファイブ」 と呼ばれていること、「ハイタッチ」が、辞書に初めて掲載されたのが2005年であること、そして日本でなぜ「ハイタッチ」と呼ぶようになったのかは実は分かっていないということなどが説明された。

 ちなみに、「ハイタッチ」をすると、「オキシトシン」という幸せホルモンが分泌され、多幸感が向上、パフォーマンスが向上するという。

 私が興味を覚えたのは、ご贔屓のイタリアのハードバップのコンボに「ハイ・ファイヴ (ハイ・ファイヴ・クインテット)/High Five (High Five Quintet)」という名前のバンドがあり、従来からその英語名に何となく意味不明感を覚えていたからであった。しかし、この番組を見て疑問氷解、「ハイ・ファイヴ 」、いい名前じゃありませんか ・・・。

関係あるのかないのか ・・・_b0102572_14095981.jpg

  
 今宵のJAZZ、イタリア五人囃子、当代に生きるビ・バップ・コンボ、その「ハイ・ファイヴ (ハイ・ファイヴ・クインテット)/High Five (High Five Quintet)」 (ハイ・ファイヴ・クインテット)/High Five (High Five Quintet)」。「ファブリッツィオ・ボッソ/Fabrizio Bosso(tp,flh)」、「ダニエル・スカナピエコ/Daniele Scannapieco(ts)」の双頭リーダー率いるイタリアのジャズ・バンドで2002年結成。同年にアルバム「Jazz For More…」でデビュー。演奏スタイルは、ハード・バップ色の強い切れ味と小気味の良さが持ち味のキレのある演奏で人気を博している。

 「Five For Fun」。同タイトルの「FIVE FOR FUN」(2008)から。パーソネルは、「Fabrizio Bosso(tp,flh)」、「Daniele Scannapieco(ts)」、「ルカ・マヌッツァ/Luca Mannutza(p)」、「ピエトロ・チャンカリーニ/Pietro Ciancaglini(b)」、「ロレンツォ・トゥッチ/Lorenzo Tucci(ds)」。ジャケットも「ハイ・ファイヴ (ハイ・タッチ)」を思わせます。これを見て、いわゆる「ハイタッチ(ハイファイヴ)」をバンド名にしたのだと確信しました。

関係あるのかないのか ・・・_b0102572_14243177.jpg
  
 Five for Fun
 ハイ・ファイヴ
 EMI Music Italy







「Five For Fun ― High Five Quintet」

     





# by knakano0311 | 2026-02-09 00:00 | JAZZ的トリビア | Comments(0)

久しぶりの大雪の中で

久しぶりの大雪の中で_b0102572_10374414.jpg

  
 8日、投票日の朝、このブログを書いている。滅多に積もることのないこの地域では、天気予報通り、久しぶりの大雪である。この降り方と積雪では、止んで融けるまで投票に行くことは難しいだろう。まして高齢化率が40%超のこの地域では ・・・。私は大雪の予報が出ていたので期日前投票を金曜日に済ませていたが、入場券が配布されたのが水曜日、雪の予報、期日前投票場は市内2カ所のみとあって、大行列。投票するまでに30分以上かかった。ずっと積雪が続いている北陸、北日本では、期日前も当日も投票に行くことは、かなり難しいのではなかろうか。投票の機会を奪ったとは言えないだろうか。この時期に解散総選挙を実施した判断は拙速と言わざるを得ない。そして国民が直接総理大臣を選ぶ制度ではないのに、「私かそうでない人かの信任を問う」としたこの選挙、首相の支持率の高さと自民党の支持率の低さの大きな乖離に、国民の戸惑いを見て取れる。混迷の度を増す世界情勢の中での日本のかじ取りを託す選挙。はたしてメディアの予想通り、自民党の圧勝となるのか ・・・。
   
久しぶりの大雪の中で_b0102572_17534916.jpg

   
 今宵のピアノは、このうえもなく甘美であるが、硬派の魂が込められた「ジョバンニ・ミラバッシ/Giovanni Mirabassi」のソロ・アルバム、「AVANTI!」から。「AVANTI」とはイタリア語で「前進」という意味であったように思うが、このアルバムに収められた曲は、すべて革命歌、反戦歌である。しかし何の知識もなくこのアルバムを聴けば、その甘美さが故に、反戦歌のコレクションだとはだれも思わないであろう。それくらい甘美さにあふれているのである。「響け!魂の歌よ。こころの叫びを調べにのせて、静かに、そして強くピアノが歌う。」 そんなキャッチ・コピーだったと思う。
  
 冒頭の曲は、「El Pueblo Unido Jamas Sera Vencido」。この曲はチリの圧政に対して抵抗したレジスタンスのリーダー「セルジオ・オルテガ/Sergio Ortega」によって書かれた曲。その後、抵抗の歌として南米だけでなく世界に広がった歌だという。「The United People Will Never Be Defeated/団結した民衆は決して負けない」(邦題;不屈の民)という英語タイトルが記されている。
  
 この哀切に満ちた情感と魂とをこめて、ミラバッシにより演奏される抵抗の歌が見事なピアノ・ソロに昇華している。ミラバッシ入魂のソロ・ピアノ・アルバム、「Avanti!」。
   

久しぶりの大雪の中で_b0102572_23475634.jpg
 AVANTI!
 ジョバンニ・ミラバッシ ピアノソロ
 澤野工房



 


  
「Giovanni Mirabassi - El Pueblo Unido Jamas Sera Vencido」

 
     
 
 
 




# by knakano0311 | 2026-02-08 12:00 | 想うことなど・・・ | Comments(0)

でも美しい

でも美しい_b0102572_14061224.jpg


 2回目の「くどさし」から10日後、期待に胸を膨らませ、炭窯を開けた。美しい菊炭が今年も焼けた。思わず「ほっと」安堵のため息をつく。炭焼き塾の参加者も大満足の様子。

 今宵の歌、「でも美しい/But beautiful」。作詞、「ジミー・ヴァン・ヒューセン/James Van Heusen」、作曲は、「ジョニー・バーク/Johnny Burke」の手になる1947年の曲。

 「But Beautiful」、英語歌詞はこちら。

 こんな意味でしょうか。

「♪ 恋は不思議で、時には切なく
   静かなこともあれば、狂おしいこともある
   良いものだったり、悪いものだったり
   でも――美しい

   踏み出してみることは
   それだけで美しい
   たとえ転んだとしても
   それはそれでいい
   そう思っている
   少しもかまわないんだ

   恋は涙を誘うこともあれば
   陽気にさせることもある
   厄介な問題だったり
   ただの遊びだったり
   どちらにしても胸は痛む
   でも――美しい

   ・・・・・・・・・・・・  ♪」


でも美しい_b0102572_16144349.jpg

   
 まずは、ピアノの弾き語りから。惜しくも2017年に92歳で亡くなってしまったが、小粋なピアノと落ち着いた深みのある歌声、「バーバラ・キャロル/Barbara Carroll」のトリオ演奏です。同タイトルのアルバム、「月に願いを/I Wished on the Moon」(2015)から。はじめての女性バップ・ピアニストといわれた女性ジャズ・ピアニストのパイオニア的存在で、このアルバムは、2015年リリースだからなんと90歳の時である。パーソネルは、「Barbara Carroll(Piano, Vocals)」、「ジェイ・レオンハート/Jay Leonhart(Bass)」、「ジョー・コクッツォ/Joe Coccuzzo(Drums)」。

でも美しい_b0102572_10560853.jpg

 月に願いを(紙ジャケット仕様)
 バーバラ・キャロル・トリオ
 ヴィーナス・レコード








「But Beautiful - Barbara Carroll Trio」

     


でも美しい_b0102572_16481251.jpeg


 「マンハッタン・トランスファー/The Manhattan Transfer」のメンバーでもある人気ヴォーカリスト、「シェリル・ベンティーン/Cheryl Bentyne」。 アルバムは、「Sings Waltz For Debby」(2004)。


でも美しい_b0102572_16002838.jpg

 シングズ・ワルツ・フォー・デビー
 シェリル・ベンティーン
 キングレコード







「But Beautiful - Cheryl Bentyne」


でも美しい_b0102572_16071475.jpg


 「ランディ・クロフォード/Randy Crawford」の歌唱は、あまり重々しくなくてさらっとしていい。「ジョー・サンプル/Joe Sample」とコラボしたアルバム、「Feeling Good」(2006)から。サンプルの息子の「ニコラス・サンプル/Nicklas Sample(b)」、 「スティーヴ・ガッド/Steve Gadd(ds)」とのトリオによるライブ盤もあります。「Live」(2016)。

でも美しい_b0102572_15473756.jpg

 Feeling Good
 ジョー・サンプル&ランディ・クロフォード
 ビデオアーツ・ミュージック







「But Beautiful - Joe Sample · Randy Crawford」




# by knakano0311 | 2026-02-08 00:00 | 炭焼き小屋から | Comments(0)