私が最初に「ナスカの地上絵」を知り、興味を持ったのは、1974年「角川文庫」より発刊されたスイス出身のSF作家、「エーリッヒ・フォン・デニケン/Erich von Däniken」の著書、「未来の記憶/原題;Erinnerungen an die Zukunft(未来の記憶)」(角川文庫)を呼んだことであった。18世紀に描かれた正確な南極の地図、ピラミッド、南米のケツアコル伝説、ナスカの地上絵等の謎に対し、太古の神々=宇宙人という大胆な仮説で挑み、G・ハンコックなど数々の追従者を生んだ伝説の書。そのころずいぶん夢中になって彼の一連の本を読んだ。
「フォン・デニケン」は、「未来の記憶」のなかで、「ナスカの地上絵」は、地球外生命体からの指示でその宇宙船の飛行場として作られたのではないかと提案し、1998年の本「神々の帰還/英語:Arrival of The Gods」においては、これらの絵のいくつかは地球外生命体を描いていると記した。しかし彼の著書で提起されたこれらの考えは、科学者および大学人の多数派によって拒絶され、彼の作品は偽史、偽考古学および偽科学のカテゴリーに入れられた。
そして、イギリス・エディンバラ生まれの作家、「グラハム・ハンコック/Graham Hancock」。これもずいぶんと前に読んだ本だが、世界中で700万部を超える世紀のベストセラーとなった「神々の指紋/原題:Fingerprints of the Gods」(1996)から28年、「人類前史/原題;America Before」が文庫化されたというので、さっそく読んでみた。
そう、私は技術者にあるまじき性癖かもしれないが、いわゆる「トンデモ本」が大好きなんです。ですから、真偽について議論まで起きたイエス・キリストの異説による映画化までされた歴史ミステリー、「ダン・ブラウン/Dan Brown」著、「ダ・ヴィンチ・コード/ The Da Vinci Code」(角川文庫)、そして、「神道とはなにか?天皇家の正統性とは?日本人はどこからきたのか?」とういう日本の歴史に挑む歴史ミステリー、「伊勢谷武」著、「アマテラスの暗号」(宝島社文庫)などに飛びついたのは言うまでもありません。
「♪ When autumn sings her lullaby 秋が子守唄を歌う時 And green leaves turn to gold 緑の葉が黄金に変わる Then I remember last September そして私は去年の9月を思い出す You and I said goodbye あなたと私が別れを告げたことを Whispering that we would be returning そして、また秋が来たら戻ると When autumn comes again ささやいたことを
Now autumn roams the hills once more 今、秋が再び丘をさまようけれど But you forgot your vow あなたは誓いを忘れてしまった Now here am I with, alone with only memories 今私はここに一人ただ思い出だけ Only lonely memories, ただ孤独な思い出だけが、 autumn memories of you 秋のあなたの思い出が
Love, when the leaves are turning 愛する人よ、葉が色づく時 I get a hungry yearning for your arms あなたの腕を求め切ない思いに駆られる Love, when a heart is so blue 愛する人よ、心がこんなにも寂しい時 It shadows bright October's golden charm 10月の黄金の魅力も影を落とす
The flaming moon reminds me of 燃え盛る月は思い出させる The night of love that we once knew かつて私たちが知った愛の夜を Each tiny star is but a prayer 小さな星たちは祈りのよう That when it's fall again, 秋が再び訪れた時、 love will call again 愛がまた呼びかけてくれることを And you'll be beside me to make そしてあなたが私のそばにいて My autumn dreams come true 私の秋の夢を叶えてくれることを ♪」
【 Lazy Bones 】 by Johnny Mercer , Hoagy Carmichael
「♪ Lazybones, sleepin' in the sun, 怠け者よ、太陽の下で眠っている How you 'xpect to get your day's work done? どう一日の仕事を終えるつもりだ? You'll never get your day's work done そのままじゃ仕事なんて終わらないさ Sleepin' in the noonday sun! 真昼間から太陽の下で眠っているんじゃね!
Lazybones, sleepin' in the shade, 怠け者よ、日陰で眠っている How you 'xpect to get your corn meal made? どうトウモロコシ粉を作るつもり? You'll never get your corn meal made そのままじゃトウモロコシ粉はできないさ Sleepin' in the evening' shade! 夕方の日陰で眠っているままじゃね!
Now when them taters need sprayin', じゃがいもに虫除けスプレーが必要な時 I bet you keep prayin' お前は祈り続けるんだろうな That the bugs'll fall off o' the vine! 虫がツルから落ちるようにって! And when you go fishin', 魚釣りに行った時も I bet you keep wishin' お前は祈り続けるんだろうな That the fish won't grab at your line! 魚が餌を食わないようにって!
You're an ol' lazybones, loafin' all the day, お前は一日ブラブラしている怠け者だ How you 'xpect to make a dime that way? そんなんでどうお金を稼ぐつもりだ? You'll never make a dime that way, そのままじゃ一銭も稼げないさ You never hear a word I say! お前、俺の言うことなんて全然聞いてないだろ!
オリジナル5曲、「ヨハン・セバスティアン・バッハ/Johann Sebastian Bach」の合唱曲2曲、ノルウェーの伝統的な教会賛美歌、そして19世紀のイギリスの合唱曲「Near My God, to Thee」を通して、ジャズ、ブルース、ゴスペル、スカンジナビアの民族音楽、教会音楽をブレンドした独自の音楽を深く掘り下げている。2023年秋に南フランスの「ステュディオ・ラ・ビュイソンヌ」で「マンフレッド・アイヒャー/Manfred Eicher」のプロデュースの下、録音された、ECMレコード創立55周年を飾る作品の一つ。