ということで今宵の曲は、「ジェット機のサンバ/Samba do Avião」。かのボサノヴァの創始者、「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antonio Carlos Jobim」の代表曲。
ブラジル、リオ・デ・ジャネイロの「ガレオン空港/Aeroporto Internacional do Rio de Janeiro/Galeão」をイメージして書かれたという曲。そして、この曲も、ボサノバも、「A.C・ジョビン」も世界的ブランドになった後、この空港は、「アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港/Aeroporto Internacional do Rio de Janeiro/Galeão - Antônio Carlos Jobim」という名に変わった。
ポルトガル語、英語、いろいろなカバーがあるが、歌詞を読むと、まるで「リオ・デ・ジャネイロ」のPRソング。「霧のサンフランシスコ/I Left My Heart In San Francisco」という有名な曲があるが、それと同じ感じだろうか。それもその筈、もともとは自国の航空会社、一回だけ乗ったことがありますが、強烈な印象だった、今はなき「ヴァリグ・ブラジル航空」、そのCM用に書き下ろした曲だったが、のちに世界中で愛される人気曲となった。
【 Samba do Avião/Song of the Jet 】 by Antonio Carlos Jobim
「♪ Minha alma canta, 心が歌っている Vejo o Rio de Janeiro, リオ・デ・ジャネイロが見えてきた Estou morrendo de saudade. 懐かさがこみ上げてくる Rio, teu mar, praias sem fim, リオ、その海、果てしなく続く浜辺 Rio, você foi feito pra mim. リオ 私の街
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How my heart is singing, 私の心が弾んでいる I see Rio de Janeiro. リオ・デ・ジャネイロが見えてきたから My lonely longing days are over. 寂しい日々はこれで終わり Rio, my love there by the sea, リオ、私の愛は海辺のこの街に Rio, my love waiting for me. リオ、私の愛が待っている
See the cable cars グアナバラ湾の上をわたる that sway above the Bay of Guanabara. ケーブルカーから見ると Tiny sail boats far below ヨットが眼下に小さく見える dance the samba as they go. きっとサンバを踊りに向かう人々の船 Shining Rio, there you lie, そこにあるだけで輝いているリオ city of sun, of sea and sky, 太陽の街、海と空の街 mountains of green rising so high. そびえ立つ緑豊かな山まで Four minutes more, 4分ほど we'll be there at the airport of Galeao. ガレオン空港に着いたんだ Rio de Janeiro, Rio de Janeiro, リオ・デ・ジャネイロ、リオ・デ・ジャネイロ Rio de Janeiro, Rio de Janeiro. 我が心のリオ・デ・ジャネイロ
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まずは、新しい音楽の創始者だった、「アントニオ・カルロス・ジョビン」から。アルバムは、「The Wonderful World Of Antonio Carlos Jobim」 (1965)。
今日の曲、「Good Day Sunshine」。オリジナルは、「ビートルズ/The Beatles」ですが、歌姫は、「コニー・エヴィンソン/Connie Evingson」。「ビートルズ」のカヴァー・アルバム、「Let It Be Jazz: Connie Evingson Sings the Beatles」(2003)から。
【 Good Day Sunshine 】 by John Lennon, Paul McCartney
「♪ Good Day Sunshine, いい日だ 天気は上々 Good Day Sunshine, いい日だ 天気は上々 Good Day Sunshine いい日だ 天気は上々
I need to laugh and when the sun is out 笑わなくっちゃ 太陽が出てきたら I've got something I can laugh about なにか笑えることはあるさ I feel good in a special way なにか特別な気分だ I'm in love and it's a sunny day 僕は恋してる そして天気は上々
Good Day Sunshine, いい日だ 天気は上々 Good Day Sunshine, いい日だ 天気は上々 Good Day Sunshine いい日だ 天気は上々
We take a walk, the sun is shining down 散歩しよう 陽が降り注いでいるから Burns my feet as they touch the ground 地面触れると足が熱いくらい
今日の曲は「サニー/Sunny」。ご存知、「ボビー・ヘブ/ Bobby Hebb」の1966年の大ヒット曲。悲劇的な死を遂げた兄の思い出を、この「サニー」という曲に込めて書いたという。
【 Sunny 】 by Bobby Hebb
「♪ Sunny サニー Yesterday my life was filled with rain 今まで僕の人生土砂降りだった Sunny サニー You smiled at me and really eased the pain 君の微笑みが痛みを癒してくれた Now the dark days are gone, 暗闇の日々は去り and the bright days are here 明るい日がやってきたよ My sunny one shines so sincere 僕のサニー 輝いているね Sunny one so true, I love you 本当だよ 愛しているよ
Sunny サニー Thank you for the sunshine bouquet 陽の光のブーケをありがとう Sunny サニー ありがとう Thank you for the love you brought my way 僕の道を見つけてくれた君の愛に You gave to me your all and all 全てを捧げてくれた君に感謝 And now I feel ten feet tall だからすっかり舞い上がっているんだ Sunny one so true, I love you 本当だよ 愛しているよ
「サブスク」である Amazon Prime のサービスのひとつ、Amazon Music を利用し、「スマホ」を使うことで、私の音楽生活が少し変わり、「i-POD」を使っていた頃の「いつでもどこでも」という究極のBGMを目論む音楽ライフのかなりの部分が復活したことは、少し前のブログでも書いた。(参照「大屋地爵士のJAZZYな「サブスク」生活」) そして、小型のUSBメモリーから音楽データがスマホに読み込めるようになり、「いつでもどこでも」という音楽ライフはほぼ完成した。
私は、パソコンの「Windows Media Player(WMP)」に全ての音楽CDをデータとして入れてあるので、このWMPから音楽データを取り込んだUSBメモリーを車のポートに挿して、いつもドライブを楽しんでいる。このUSBをスマホと繋げたのである。 システムはいたって簡単。市販の「マイクロUSB変換アダプタ」(私の場合はサンワサプライ㈱製 AD-USB18 624円)を用意し、スマホとUSBを接続する。あとは予めスマホにダウンロードしておいた無料アプリ、「ファイルマネージャー」によりUSBを開き、曲リストをタップすれば聴ける。わずか600円ほどの費用でこの環境が実現するとは ・・・。
もう1曲は、フランスの作曲家、「ジョルジュ・ビゼー/Georges Bizet」のオペラ、「真珠採り/Les Pêcheurs de Perles(仏)、The Pearl Fishers (英)」より、アリア、「耳に残るは君の歌声/Je Crois Entendre Encore」。日本では「真珠採りのタンゴ」として知られている曲。歌うは、カウンター・テナー歌手、「スラヴァ/Slava」。アルバム、「Beautiful」(2003)から。「グリーンスリーブス/Greensleeves」、「ベサメ・ムーチョ/Bésame mucho」、「クライ・ミー・ア・リヴァー/Cry Me A River」、「見上げてごらん夜の星を」など、クラシックの枠にとらわれない幅広い選曲のアルバム。