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大屋地爵士のJAZZYな生活

頂上でコナラの大木を伐る

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 炭焼きも窯出しを待つだけで一応終わったので、頂上の眺望を妨げている「コナラ(小楢)」を伐採。寒さも緩んだので、それほどの寒さは感じない。登っていく山道の傍らには「アセビ(馬酔木)」が咲きだしている。春もすぐそこに ・・・。

 今宵の歌は、「Febrero Hums (Veinte Años)/2月のハミング」。元々の歌は、ラテンの名曲で、「ベインテ・アニョス/Veinte años 」。タイトルの意味は「20年の歳月」。「Lagrimas Negras(黒い涙)」で知られている「マリア・テレサ・ベラ/Maria Teresa Vera」の曲で、ラテンの哀愁あふれる、なかなか味のあるいい歌である。私は、あと1ヶ月ほどで、80歳。定年後という全く新しい人生を歩みだしてから20年経つ。

 「Veinte Años(20年の歳月)」、スペイン語歌詞はこちら。

 こんな意味でしょうか。

「♪ 私が愛してもいいんだろうか
    君はもう私を望んでいないのに?
   過ぎ去った愛を
    思い出すべきではないんだ

   私は遠い昔、
    君の幻影だった
   今は、過去の象徴
    私は納得できないままでいる

   もし自分が望むものを
    手に入れることができるとしたら
   君は20年前と同じように
    私を望むだろう

   どれほど悲しいことでしょう
    私たちから去っていく愛を見つめることは
    それは魂の一部
    無慈悲に引きちぎられたもの

    ・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」


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 「ローレン・ヘンダーソン/Lauren Henderson」。1986年 マサチューセッツ州生まれの39歳、いま絶頂期。カリブにルーツを持ち、マイアミとニューヨークを中心に活動を続けるヴォーカリスト。かの「寺島靖国」氏が、「近頃のベスト・フェイバリット」と絶賛した歌姫である。ラテンタッチで叙情的、ややダークで妖艶。「寺島好み」と言えよう。アルバムは「魔女」を意味する「La Bruja」(2022)から。同じアルバムに、元々のタイトルの別バージョン、「Veinte Años (feat. Nick Tannura)」、「Veinte Años II (feat. Nick Tannura)」も収録されている。

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 La Bruja
 ローレン・ヘンダーソン
 寺島レコード







「Veinte Años (feat. Nick Tannura) - Lauren Henderson」

     
  


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 嗄れ声が魅力のスペインのフラメンコ歌手、「ディエゴ・エル・シガーラ/Diego El Cigala」とキューバ・ジャズの「ゴッドファーザー」とも呼ばれる、キューバ音楽界の伝説的ピアニスト、「ベボ・バルデス/Bebo Valdés」とがコラボしたアルバム、「ラグリマス・ネグラス/Lagrimas Negras(黒い涙)」(2004)から。 このアルバムは、世界的大ヒットとなり、2004年のラテン・グラミー賞の最優秀トラディショナル・トロピカル・アルバム賞を受賞したという。
     
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 Lagrimas Negras
 Bebo Valdés & Diego El Cigala
 Sony Bmg Europe







「Veinte Años - Bebo Valdés & Diego el Cigala」


# by knakano0311 | 2026-02-07 00:00 | 炭焼き小屋から | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(501) ~梅一輪 ・・・~

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 ウォーキングの道筋に凛と咲く梅一輪。立春。寒くともやはり3月の1ヶ月前である。天気予報では寒さも少し和らぐとか ・・・。

 今宵一足早く春の曲を ・・・。「Spring Is Here」。といっても、素直に春を喜ぶのではなく、「春が来たのに、なぜ私の心は浮き浮きしないのかしら?」と微妙な女心を歌う歌。

 「リチャード・ロジャース/Richard Rodgers」、「ローレンツ・ハート/Lorenz Hart」のゴールデン・コンビの手になる、古い時代の曲であるが、ほろ苦くほんわかしたムードの漂うスタンダード。 「恋人がいないから春が来ても心が弾まず、憂鬱なの」と、甘く、けだるく、しかし情感豊かに歌われる「ミリー・ヴァーノン/Milli vernon」、「ローズマリー・クルーニ―/Rosemary Clooney」、「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」などの歌唱が人気だという。 
    
 「Spring is here」、ヴァースからの英語歌詞はこちら。
     
 こんな意味でしょうか。

「♪ かつて「春」と呼ばれるものがあったの
   世界が詩を書いていた頃
   あなたと私の詩のように
   小さなテーブルを囲み
   五月のワインを飲みながら
   若者たちが歌っていたものだけど
   今や四月も五月も六月も
   どこか調子外れ
   人生が風船に
   ピンを突き刺してしまったようね

   春が来たって
   でも、私の心が浮き浮きしないのはなぜ
   春が来たって
   でもワルツを聴いても心が弾まないのはなぜ
   欲しいものもやりたいことも何もないい
   多分誰も私のことを必要としていないから
    
   春が来たって
   でもそよ風に私の心が浮き立たないのはなぜ
   美しい星たちも
   でも、夜が私を誘わないのはなぜ
   多分誰も私のことを愛していないから
    
   春が来たって
   春が来たって
   春が来たっていうけど ♪」

    
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 地味ではあるが日本でも根強いファンを持つ「キャロル・スローン/Carol Sloane」の歌唱。1977年10月、来日時のバージョンがリリースされたが、2022年、最新デジタル・リマスタリングによって復刻された。また、1993年に1983年にレコーディングされた曲を加え、「Midnight Sun」(1993)としてリリースされている。パーソネルは、「キャロル・スローン/Carol Sloane(vo)」、「ローランド・ハナ/Roland Hanna(p)」、「ジョージ・ムラーツ/George Mraz(b)」。

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 スプリング・イズ・ヒア(テイク1&2)
 キャロル・スローン
 SOLID/ALL ART PROMOTION






 



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 ミッドナイト・サン
 キャロル・スローン
 TDK








「Carol Sloane - Spring Is Here」

     
  

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 「カーリー・サイモン/Carly Simon」も負けじと情感込めて歌っています。ジャズ歌手ではないが、POPS歌手としてもう円熟の域に達している大ベテラン。1970年代前半のシンガーソングライター・ブームの一翼を担った一人で、よくも悪くもイケイケ、ハチャメチャなイメージ。「キャロル・キング/Carole King」や「ジョニ・ミッチェル/Joni Mitchell」と並ぶ人気を誇った。「ジェームス・テイラー/James Tayler」と結婚し、2児をもうけたが、1983年に離婚。破局の時期に録音されたアルバムが、あのメランコリーなジャズ・スタンダードアルバム、「トーチ/Torch」(1981)。「松明(たいまつ)」という意味の他に、「燃えるような恋心」という意味がある。

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 Torch
 カーリー・サイモン/Carly Simon
 Rhino Flashback







「Spring Is Here - Carly Simon」


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 ベースとピアノのデュオも聴いてみましょう。当代きってのデュオの巨匠、ベースの「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」が、これまたピアノの御大、「ケニー・バロン/Kenny Barron」と組んだデュオの名盤、「ナイト・イン・ザ・シティ/Night And The City」(1996年)である。かって、私も一度だけ訪れたことがあるブロードウェイ近くのジャズ・クラブ「イリジウム/Iridium」でのライブ盤である。クラブで録音された音を聴いているとは気づかないかもしれないほどの静かな緊張感。聴いているだけでマンハッタンの夜景が目の前に現れてくるようである。ニューヨークへの二人の想いが溢れ、とにかくバロンの宝石のようなピアノのタッチには魅了される。ベースとピアノ。この最小限の編成のユニットから紡ぎ出される音には、不必要な音やフレーズは一つもない。夜ふけに静かに耳を傾け、静かな緊張感と都市がもつ哀愁に浸るには最高の一枚であると思う。


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 Night and the City
 ケニー・バロン、チャーリー・ヘイデン
 Verve







「Spring Is Here (Live - Instrumental) - Charlie Haden · Kenny Barron」




# by knakano0311 | 2026-02-06 00:00 | 地域の中で・・・ | Comments(0)

一夜にして ・・・

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 ご近所のスーパー、一夜にして売り場は「福豆」から「ひなあられ」一色に。商売だから仕方ないとは言え、やはりフードロスが気になる。


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 今宵の曲、「クレオパトラの夢/Cleopatra's Dream」。ジャズのスタンダード中のスタンダード曲。作曲は、「バド・パウエル/Bud Powell」。1958年録音のアルバム、「シーン・チェンジス/The Scene Changes' 」の冒頭の曲であるが、本国ではさほど評価されなかったのに、日本ではビ・バップの代表曲、パウエルの代表曲となった。確かに日本人好みの曲であるので、日本向けの企画アルバムに、好んで取り上げられる傾向があるようだ。ずいぶん昔、20代の頃、ジャズ喫茶でよく聞いた曲。

 パーソネルは、「バド・パウエル/Bud Powell(p)」、「ポール・チェンバース/Paul Chambers(b)」、「アート・テイラー/Art Taylor(ds)」。

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 ザ・シーン・チェンジズ+1 (UHQCD)
 Bud Powell/バド・パウエル・トリオ
 Universal Music







「Cleopatra's Dream - Bud Powell」

     
  


  

# by knakano0311 | 2026-02-05 00:00 | 音楽的生活 | Comments(0)

恵方巻き、今年は巷ではつつましく ・・・

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 ご近所のスーパーへ行った。節分の前日だったが、去年まで山ほど積んであった「恵方巻き」が、今年はわずかにと言っていいほど。しかも、それでも高めだが1本500円ほどのリーゾナブル価格。まさか全部売れてしまったわけでもなさそう。少し前までは予約受付のポスターも貼ってあったが、それもない。この何日か、ご近所のスーパーを何軒か見たが、同じような状態で、殆ど盛り上がっていない。

 さらに3日は、所用で行った千里のデパ地下に寄ってみたが、こちらは各店舗、スーパーよりはすこし値段高めだが、以前のバブリー恵方巻きは影を潜めていた。フードロスへの意識の高まり、コメや海鮮などの材料の高騰、物価高の影響であろうか。庶民もマーケットも気がついたのかな。業者に踊らされたイベントだと ・・・。

 そんな一方、TVのニュース、「今年の傾向は」と称して、デパ地下で一本2000円~5000円もするバブリーな「恵方巻き」を取り上げ、思いっきり頬張るお馬鹿なパフォーマンスをやっていた。いやTVが煽っているとしか思えない。またTVと一般庶民との感覚のずれを見てしまった。

 それでも安い恵方巻きと鰯を買って、節分の夜の食卓に。

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 占いというより「ゲン担ぎ」に近いのだが、占いのことを「fortune-telling」などと言う。そこで今宵の曲は、「Fortune Hunter」、「ジョー・サンプル/Joe Sample」です。アルバムは、1985年の「オアシス」以来約1年半振り、全8曲のオリジナル曲を収録した「Roles」(1987)から。

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 ロウルズ/Roles
 ジョー・サンプル/Joe Sample
 ワーナーミュージック・ジャパン






「Joe Sample - Roles - Fortune Hunter」

     


   

# by knakano0311 | 2026-02-04 00:00 | マーケッターとしてのシニアから | Comments(0)

今宵はスノームーンだとか ・・・

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 2月の満月は「スノームーン」と呼ばれ、2日の午前7時9分に満月を迎えるが、1日の今宵もほぼ満月だというので、月の出を待って観月。今夜は、太平洋側では広く晴れる予報通り、冬は空気の透明度が高いので、「スノームーン」がきれいに見ることが出来た。

 満月には英語圏で様々な呼び名があり、3月は「ワームムーン」、4月は「ピンクームーン」、5月は「フラワームーン」など、月ごとに呼び方が変わるという。月どころではないでしょうが、雪に覆われ、寒さが厳しい北の地方ではどのように見えたのだろうか。「スノームーン」、なかなか素敵なネーミング ・・・。

 今宵の曲、「Winter Moon」。 「ハロルド・アダムソン/Harold Adamson」作詞、「ホーギー・カーマイケル/Hoagy Carmichael」作曲になるもの。

 「Winter Moon」、英語歌詞はこちら。

 こんな意味でしょうか。

「♪ ウィンタームーン
   夜空に
   ひとりぼっち輝く
   私に聞こえるのは
   「さよなら」の
   言葉だけ

   ウィンタームーン
   おぼえている?
   6月の夜を
   恋の魔法はどこへ行ったの?
   もう終わってしまったの?
   あの夏の日と同じように
   私たちが
   親しかったあの夏の日のように
    
   ウィンタームーン
   夜空に
   ひとりぼっち輝く
   おまえも私と同じように
   今夜も
   ひとりぼっち ?         ♪」 
   


 「長田明子/Akiko Osada」が「エディ―・ヒギンズ/Eddie Higgins」とコラボしたアルバムの第3作、「Winter Moon」(2005)に秀逸な歌唱があるが、残念ながら、YOUTUBEにアップされていない。

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 ウィンター・ムーン
 長田明子/Akiko Osada 、エディ・ヒギンズ・トリオ
 インディペンデントレーベル








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 「長田明子」の歌唱は、YOUTUBEにアップされてなかったので、「ジョディ・サンドハウス/Jody Sandhaus」のなかなかジャズっぽくていい歌唱をアップしましょう。アルバムは、「Winter Moon」(1997)。


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 WINTER MOON
 Jody Sandhaus
 SARANAC







「Winter Moon (Hoagy Carmichael) - Jody Sandhau」

     


 アルトサックスの「アート・ペッパー/Art Pepper」にも名演があります。アルバム「Winter Moon」(1981)。
  
    
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 Winter Moon
 アート・ペッパー
 Ojc







「Winter Moon (Remastered) - Art Pepper」




# by knakano0311 | 2026-02-03 00:00 | 音楽的生活 | Comments(0)