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大屋地爵士のJAZZYな生活

紅葉狩りウォーキングは1万歩を超えた

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 今日も上天気。昨日に続いて、紅葉狩りウォーキング。昨日の「満願寺」が明治時代、神仏分離令、廃仏毀釈によって飛び地に移されるまであった多田院の地にある源氏の祖廟、「多田神社」へ。我が家から徒歩30分ほどの距離。まず目につくのは、鮮やかな黄色の大銀杏の樹。
  
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 折しも、「七五三詣で」の家族が何組もお祓いを受けていた。燃え立つような赤。今年は見頃の期間は短いという。天気は上々、猪名川沿いに歩き、年金生活者の味方のレストランで、ランチをとる。そして、買い物も済ませて帰宅。歩数計は、久しぶりに10,000歩を超えていた。
    

 今宵の曲、「枯葉/Autumn Leaves」。前回に続いて、ある意味ベタな演奏も交えて、とびきり聴きやすいピアノ演奏をたっぷりとアップしてみます。


 聴きやすいジャズ・ピアニストの代表と言ったらこの人でしょう、「エディ・ヒギンズ/Eddie Higgins」、「魅せられて/Bewitched」(2001)から。

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 Bewitched/魅惑のとりこ
 Eddie Higgins/エディ・ヒギンズ・トリオ
 ヴィーナスレコード







「Autumn Leaves - Eddie Higgins」

     

   
 
 スウェーデンの貴公子、「ヤン・ラングレン/Jan Lundgren」の端正な演奏。映画音楽集、「シェルブールの雨傘/Les Parapluies De Cherbourg」(2004)から。

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 シェルブールの雨傘 (紙ジャケット仕様)
 ヤン・ラングレン・トリオ
 インディペンデントレーベル







「Autumn Leaves - Jan Lundgren Trio」


 アメリカからヨーロッパにわたり、日本人にも絶大な人気を博した「ケニー・ドリュー・トリオ/Kenny Drew Trio」。水彩画のジャケも素敵な「Impressions/パリ北駅着~印象」(1999)から。

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 パリ北駅着~印象
 ケニー・ドリュー
 アルファレコード






「Kenny Drew - Autumn Leaves」



 オランダの俊英、「ピム・ヤコブズ/Pim Jacobs」が率いた「Trio Pim Jacobs」。KLMオランダ航空のボーイング747、ジャンボジェットも懐かしいジャケは、「Come Fly with Me」(1982)。

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 カム・フライ・ウィズ・ミー
 Pim Jacobs /ピム・ヤコブス・トリオ
 ユニバーサル ミュージック






「autumn leaves - Trio Pim Jacobs」


 チェコのピアニスト、「ナイポンク/Najponk」が率いる「Najponk Trio」。懐かしいビ・バップ、ファンキーの雰囲気が色濃く漂う、「Ballads Blues And More」(2005)から。

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 Ballads Blues & More
 ナイポンク・トリオ
 Cube Metier






「Autumn Leaves: Les feuilles mortes (Autumn Leaves) - Najponk Trio」


 スウェーデンの新星ジャズ・ピアニスト、「マティアス・アルゴットソン・トリオ/Mathias Algotsson Trio」の「Young And Foolish」(2006)から。テクニックに走らず極めてリリカル、それでいて北欧ジャズ特有の透明感、哀愁に満ちた陰影も併せ持つ。

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 ヤング・アンド・フーリッシュ
 マティアス・アルゴットソン・トリオ
 スパイス・オブ・ライフ






「Autumn Leaves - Mathias Algotsson Trio」


 バイオリンまで入れて・・・。このベタさがたまりません。人気の高い女流「ビージー・アデール/Beegie Adair」。「My Piano Journey」(2010)。

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 マイ・ピアノ・ジャーニー
 ビージー・アデール
 EMIミュージックジャパン







「Beegie Adair - Autumn Leaves」


 さて、お気に入りの演奏は見つかりましたでしょうか。



# by knakano0311 | 2023-11-22 00:00 | おやじの遠足・街歩き | Comments(0)

紅葉を楽しみつつ四国八十八カ所を手抜きで巡る

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 今日のウォーキングは、紅葉を楽しみながら「四国八十八カ所」を巡る。飛び地ながら我が街にある紅葉の名所の古刹「神秀山満願寺」に参り、そこの森に設置されている「四国八十八カ所」を巡るという手抜き巡礼である。今年はコロナで入院をしたこともあり、「厄落とし」も兼ねての巡礼である。そういえば、我がクラブに今年に4月から5月にかけて、フランスからスペインのキリスト教の聖地、「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」への巡礼路、800㎞を踏破した猛女がいます。
  

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 「満願寺」、創建は、奈良時代(神亀年間724~728)。「聖武天皇」の命により、「勝道上人」が摂津国の満願寺として千手観音を本尊に開基したと伝えられている。のちの安和元年(968)、源氏の祖「源満仲」が多田に館を構えて以来、国家安泰を祈って帰依し、源氏一門の祈願所になった。鎌倉時代に「後醍醐天皇」の勅旨によって勅願寺となり、足利幕府の庇護のもと将軍家の祈願所とし大変栄えたという。やがて次第に衰微し、最盛期には存在していた四十九の子院も江戸時代には、一つしか残らず、明治時代の神仏分離によって、「多田神社」と分離され、この地に移設された。
  
  
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 仁王像が置かれている山門をくぐると、坂になった参道の両側の鮮やかに色づいた紅葉が目に入ってくる。今が見頃。
   

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 金堂にお参りをし、足柄山で熊と相撲をとったという金太郎伝説で知られ、「源頼光四天王」の一人である「坂田金時」の墓を見て、手抜き「四国八十八カ所」巡礼の開始である。山道に沿って第一番から第八十八番まで寺の名前が刻まれた石仏が置かれ、一周約30分ほどの巡礼路である。巡礼の後は、境内にあるカフェでランチ。暖房が効き、温かい食事で、体もすっかり暖かくなった。
  

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 現在、山門から本堂へ続く石畳の参道、紅葉がライトアップされ、幻想的な赤や黄色の光で包まれている。(写真はNETより拝借)
  

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 「巡礼する」ことを「make a pilgrimage」、「巡礼者」を「pilgrim」というので、今宵の曲は、「ピルグリム/Pilgrim」。「アンプラグド/Unplugged」(1992)、「チェンジ・ザ・ワールド/Change the World」のヒットで黄金期を迎えた「エリック・クラプトン/Eric Clapton」の同名タイトルのアルバム、「Pilgrim」(1998)から。 

 1991年に4歳の息子を自宅マンションのベランダから転落死事故を想起させるような冒頭の「My Father's Eyes」から、「River of Tears」、「Sick and Tired」、ラストの「Inside of Me」まで、鎮魂の想いが詰まったようなアルバム。それゆえに、「Pilgrim(巡礼者)」というタイトルにしたのかも知れない。


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 Pilgrim
 エリック・クラプトン
 Reprise / Wea







 転落死した息子、実父を知らないまま育ったクラプトン。そんなふたつの交錯する想い、視点を感じるのが「My Father's Eyes」。

【 My Father's Eyes 】 by Eric Clapton

「♪ Sailing down behind the sun, 太陽の後ろを航海し、
  Waiting for my prince to come. 王子様が来るのを待っている
  Praying for the healing rain 癒しの雨が降るよう祈っている
  To restore my soul again. 私の魂を再び元気にするために

  Just a toe rag on the run. ただの逃亡者
  How did I get here?  どうしてここに来たのか?
  What have I done?  私は何をしてきたのか?
  When will all my hopes arise? いつ希望がすべてかなうのか?
  How will I know him?  どうやって彼を知るのか?
  When I look in my father's eyes.  父の目を見るとき
  My father's eyes.  父の目を
  When I look in my father's eyes.  父の目を見るとき
  My father's eyes.  父の目を

  Then the light begins to shine  そして光が輝き始めると
  And I hear those ancient lullabies. 古代の子守唄が聞こえてくる
  And as I watch this seedling grow, そして、この芽が育つのを見ながら、
  Feel my heart start to overflow. 私の心があふれ出し始めるのを感じる

  Where do I find the words to say? どこで言葉を見つければいいのか?
  How do I teach him?  どうやって彼に教えればいいのか?
  What do we play?  何をして遊べばいいのか?
  Bit by bit, I've realized  少しずつ、私は気づいた
  That's when I need them, それは私がそれらを必要とするとき、
  That's when I need my father's eyes. 私が父の目が必要なとき、
  My father's eyes.  父の目が
  That's when I need my father's eyes. それは私が父の目が必要なとき
  My father's eyes.  父の目が
   
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」


「My Father's Eyes - Eric Clapton」

     


 タイトル曲、「Pilgrim」。

「Eric Clapton - Pilgrim」



   


# by knakano0311 | 2023-11-21 00:00 | おやじの遠足・街歩き | Comments(2)

孫にも衣裳 ・・・

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 東京に住む3歳の孫娘は「浅草神社(三社様)」で、近くに住む5歳の孫息子は「多田神社」で七五三ということで、その写真を送って来た。「孫にも衣裳(正しくは、馬子にも衣裳)」である。私が五歳の時にも祝ってもらった記憶はあるが、写真は残っていない。

 「七五三」の由来には諸説あるが、平安時代の頃から宮中で行われていた3つの儀式が基になっているそうだ。昔は、子どもの死亡率がとても高く、子どもが無事に育つことは大きな喜びであり、それゆえ、3歳、5歳、7歳の節目に成長を神様に感謝し、お祝いをしたことが「七五三」の由来とされており、やがて江戸時代に現在の「七五三」の原型として武家や商人の間に広まったといわれている。それが明治時代には「七五三」と呼ばれて庶民にも広まり、大正時代以降に現在のような形ができあがったとされる説が有力だという。3歳・5歳・7歳を節目とした理由は、暦が中国から伝わった際に奇数は陽、つまり縁起がいいとされたためで、「3歳で言葉を理解し、5歳で知恵がつき、7歳で乳歯が生え替わる」という成長の節目の歳のためともいわれている。(NETより)

 親だけでなくじじばばも、よくぞ育ってくれたと一安心、二安心 ・・・。

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 「七五三」。日本古来からの「通過儀礼」であるが、「通過儀礼」を英語で表現すると、「rite of passage」となるそうだ。そこで今宵の曲は、「Time's Passage 」、「時の回廊」とでも訳しましょうか。1949年生まれ、今年73歳になるも、その音楽的エネルギーは衰えを知ない「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」のカルテット演奏。アルバムは、「Time's Passage」(2020)から。

 ライナーノーツにこんな彼の言葉があった。「時って奴は奇妙な奴さ。一つの顔だけでなく、言葉では言い表せないような、ひょっとすると計り知れないような多くの顔を持っているんだ。でも、きっといい奴に違いないさ。さあ、楽しもう!」。 

 このアルバムは、「エンリコ・ピエラヌンツィ」のトリオ、「アンドレ・チェッカレ/Andrè Ceccarelli(drums)」、「ルカ・ブルガレッリ/Luca Bulgarelli(bass)に加えて、ヴィブラフォン&女性ヴォーカルのゲスト二人を迎えての異色と言ってもいいアルバムである。
  
  
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 ゲストの目玉と言える女性ボーカルは、2012年からピエラヌンツィとコラボをスタートさせ、2016年には、エンリコの曲に詩をつけたコラボ・アルバム、「My Songbook (feat. Simona Severini)」をリリースしている、シンガーソングライターの「シモーナ・セヴェリーニ/Simona Severini」。飾らない可憐な歌声で、その魅力を振りまく。
 
 もう一人は、クラシックとジャズの両軸でヨーロッパ〜アメリカ合衆国で広く活躍をし、ヨーロッパの「ゲイリー・バートン/Gary Burton」と呼ばれている、ヴィブラホンの「アンドレア・ダルベッコ/Andrea Dulbecco」。
  
 エンリコとシモーナのコラボ・アルバムは初めて聞くが、ボーカルとヴィブラホンを前面に押し出し、ピアノは控えに回ったことで戸惑いもあるが、ヴィブラホンをフューチャーしたことで、重々しさが消え、若々しさと軽やかさがあふれ、いままで聴いたことのないピエラヌンツィの世界が広がっている。  
   
   
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 Time's Passage
 Enrico Pieranunzi Jazz Ensemble
 Abeat






  タイトル曲から ・・・。
     
「Time's Passage - Enrico Pieranunzi」 

     
   
   
 私が一番聴き惚れたのは、フランスの詩人「ギヨーム・アポリネール/Guillaume Apollinaire」に捧げた「アポリネールへのワルツ/Valse pour Apollinaire」。
   
   
「Valse pour Apollinaire - Enrico Pieranunzi」



   



# by knakano0311 | 2023-11-20 00:00 | 音楽的生活 | Comments(0)

やはりこれですか ・・・

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 散り積もった「イロハモミジ(いろは紅葉)」。記録的な猛暑、残暑から急転直下、もう紅葉の季節も終わり近くに ・・・・。

 ここ何週間か里山での野外実習や、炭焼き準備のためのクヌギの伐採で、週3、週4の活動の日が続いたが、一段落して、天気も回復した週末をゆっくり過ごす。

 こんな日の曲は、やはりこれですか。誰でも知っているシャンソンの名曲で、ジャズでもスタンダード中のスタンダード、「枯葉/Autumn Leaves」。よく知られた曲を、小難しくなく、あまりJAZZを聴いたことのない人にもすんなりと入っていくボーカルを紹介します。

【 Autumn Leaves 】 作曲 Joseph Kosma, 作詞 Johnny Mercer

「♪ The falling leaves.
  Drift by the window.
  The autumn leaves of red and gold.
  I see your lips.
  The summer kisses.
  The sunburned hands.
  I used to hold
  
   ・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
   

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 イギリスで生まれ、オーストラリアで育ったジャズ・シンガーで、スキャットも得意とする「アニタ・ウォーデル/Anita Wardell」。くせのない、ある意味もの足りないかも知れませんが、透明な歌声で、アップテンポからバラードまでを、ピアノトリオ+1ホーンをバックに、スキャットも交えて歌う。アルバム「Noted」(2005)から。「MOANIN'」から「WATERMELON MAN」、「NIGHT AND DAY」など日本人好みの曲をオーソドックスに歌う。私もご贔屓となり、ジャズ・ボーカルでも聴いてみようかなぁ・・という方にもおすすめできる聴きやすいアルバム。「BBC Jazz award」にノミネートされたという。


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 Noted
 Anita Wardell
 Specific Jazz






「Autumn Leaves - Anita Wardell」

     

  
   
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 もう一人は、何回も取り上げているアジアの癒し姫こと、ご贔屓「ジャシンサ(ジャシンタ)/Jacintha」。1957年マレーシア生まれ。ピアノを弾き語る中国人の母と、クラシック・ギタリストでスリランカ人の父を持ち、シンガポールで活躍しているJAZZボーカリスト、女優。「ジョニー・マーサー/Johnny Mercer」へのトリビュート・アルバム、「Autumn Leaves」(2000)から。

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 Autumn Leaves:
   The Songs of Johnny Mercer
 Jacintha
 Groove Note Records





  
「Autumn Leaves - Jacintha」


 この二人の歌唱、ジャズ好きなら聞き覚えがあるかもしれません。「アニタ・ウォーデル」はイントロ&エンディングに、「ジャシンサ」はエンディングに ・・・。マイルスの演奏で「枯葉」をJAZZの世界でも一挙に有名にしたアルバム、「キャノンボール・アダレイ/"Cannonball" Adderley」の「Somethin’ Else」(1958)の演奏をモチーフとしています。

 また「枯葉」を出世作として、シャンソンのスターになったのは、女神と呼ばれた「ジュリエット・グレコ/Juliette Greco」。1949年、パリに滞在していたジャズの帝王「マイルス・デイヴィス」と恋に落ちた。帝王と女神の恋はたった2週間の短い間だったという。ふたりは、手を取り合って、セーヌ河畔やサンジェル・マン・デ・プレを散歩し、カフェで、「サルトル/Jean-Paul Sartre」や「ボーヴォワール/Simone de Beauvoir」らとも語り合ったという。「ジュリエット・グレコ」の面影を浮かべつつ、マイルスはこの曲を演奏したのかな。

    
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 Somethin' Else
 "Cannonball" Adderley
 Blue Note

  





   
「Cannonball Adderly & Miles Davis - Autumn Leaves」 



    

# by knakano0311 | 2023-11-19 00:00 | 音楽的生活 | Comments(0)

転がせ、転がせ、丸太を転がせ

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 朝は雨。今日の作業は中止かなと思ったら、山についた時にはすっかり雨は上がっていた。少ない人数ながら作業に取り掛かる。今日の作業は、昨日、高校生との野外授業でクヌギの伐採と窯木作りをしたが、玉切りを残したクヌギを玉切りしたり、窯木にする作業、その玉木や窯木を散策路脇まに集積し、不要な枝などを片付ける林床整備作業を行う。色づき始めた「イロハモミジ」を見ながらの作業である。
 
 ひと抱えもある丸太を数十本、安全に十分配慮しながら、斜面を転がして、集積する。こんな太い丸太は、そのまま窯木にはならないので、割って最低でも2年間は乾燥させ薪として使うか、或いは割り木として窯に入れる。

 すっかり片付いてきれいになった斜面。転がりやすい丸太を斜面に残さないという安全の面でも、陽の光を地面に当てるという森の手入れの面でも、地味だけど大事な作業である。

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 作業を終えて、目に入ったのは、赤く染まっている向かいの山、高野山に参らずとも、代わり参ればご利益があるという源氏所縁の古刹がある「高代寺山」。

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 今宵の曲、「Like a Rolling Log(丸太)」、いや「ライク・ア・ローリング・ストーン/Like a Rolling Stone」。「ボブ・ディラン/Bob Dylan」。1965年7月発売の「ライク・ア・ローリング・ストーン」は、当時としては常識破りの6分を超えるシングルながら、全米チャート2位を記録する大ヒットとなった。そのときの1位は、「ビートルズ/The Beatles」の「ヘルプ/Help」だったという。ロック史において多大なる影響を及ぼし続けてきたこの歌、収録はアルバム「追憶のハイウェイ61/ Highway 61 Revisited」(1965)。

 「ボブ・ディラン」。1941年、米・ミネソタ州生まれ。大学を中退してニューヨークに向かい、カフェでフォーク・ソングを歌っていたところを、プロデューサーの目に留り、1962年にレコード・デビュー。フォーク〜ロックの時代を超えて現在まで、世界中に影響を与え続ける音楽界の最重要人物。2016年ノーベル文学賞受賞。2021年に再開したワールドツアーは2024年まで続く予定だという。たしか今年の4月に日本公演が行われ、1978年2月から3月にかけて開催されたの初来日公演の様子が、45年後の今年11月、「コンプリート武道館」のタイトルでリリースされた。
  

【 Like a Rolling Stone 】 Written by Bob Dylan

「♪ Once upon a time you dressed so fine
  Threw the bums a dime in your prime, didn’t you?

  People call say 'beware doll, you’re bound to fall’
  You thought they were all kidding you

  You used to laugh about
  Everybody that was hanging out
  Now you don’t talk so loud
  Now you don’t seem so proud
  About having to be scrounging your next meal

  How does it feel, how does it feel?
  To be without a home
  Like a complete unknown, like a rolling stone
  
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
  (日本語訳は下のYOUTUBEで)



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 追憶のハイウェイ61
 ボブ・ディラン
 SMJ







「Bob Dylan - Like a Rolling Stone (日本語字幕ver)」


     





   


# by knakano0311 | 2023-11-18 00:00 | 炭焼き小屋から | Comments(0)