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大屋地爵士のJAZZYな生活

今年最後の作業の日も ・・・


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 今年最後の森林ボランティア活動の日に出会ったのは、牡の子鹿。まだ生え始めたばかりの短い角、真っ白なお尻の毛を見ると、今年の春に生まれた子鹿だろうか。まだ人に対する警戒心と慣れとが混ざった適当な距離感を保ちながら、森へと消えていった。省みると今年一年、本当に鹿の食害に悩ませれた一年だった。きっとこの可愛い子鹿もやがて我々を悩ませる存在に ・・・。

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 今日の作業は「バイタ」づくり。「窯木」を作った残りの枝で、長さ50cm程度の柴の束をつくる作業。言葉の響きは悪いが、なぜかこの地域ではこう呼んでいる。炭窯の中で、「窯木」の上にギッチリと詰め、空気を追い出すことと、「窯木」が、炭化をはじめる導火線のような役割を担う大事な材である。炭焼き1回あたり約80束の「バイタ」を使うので、160束ほど必要である。「窯木」や薪、チップなどとあわせ、伐採した「クヌギ(椚、櫟)」を、できるだけ余すところなくという意味で、昔の人はそうとは意識しなかったかもしれないが、間違いなく「エコ」である。
  
 窯の前に先日作ったミニ門松を置き、新年を迎える準備を整え、この一年の無事故、互の健康や頑張りを称えながら、忘年・ご長寿祈願ティーパーティをして解散。

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 今宵のピアノ、年末ですのでちょっとご陽気に。1965年生まれ、イタリアのジャズ・ピアニスト、「マッシモ・ファラオ/Massimo Farao'」が率いる「マッシモ・ファラオ・アフロ・キューバン・ピアノ・カルテット/Massimo Farao' Afro Cuban Piano Quartet」のアルバム、「ブルー・ボッサ/Blue Bossa」(2017)から。長いバンド名ですが 要するに、ピアノ・トリオに、キューバン・コンガ奏者、「エルネスティコ/Ernesttico」をゲストとして迎え、ノリノリのアフロ・キューバン・ピアノ?を演奏しているアルバム。「ウィントン・ケリー/Wynton Kelly」に捧ぐとあるが、西インド諸島のジャマイカ生まれのケリーは
が得意としたナンバーを取り上げているようだ。ボッサ、ラテン・フレーバー満載で、ジャズ初心者はもちろん、ジャズを生活のBGMとして聴いている罰当りなジャズ・ファンの私にも、手放しで車で流して聴けるアルバム。二人以外のパーソナルは、「ニコラ・バルボン/Nicola Barbon(bass)」、「ロベルト・ファキネッティ/Roberto Facchinetti(ds)」。3曲、「South Seas」、「恋に恋して/Falling in Love with Love」「サニー/Sunny」を。
    
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 ブルー・ボッサ/Blue Bossa
 マッシモ・ファラオ・アフロ・キューバン・ピアノ・カルテット/Massimo Farao' Afro Cuban Piano Quartet
 ヴィーナスレコード


     

「Massimo Farao' & Afro Cuban Piano Quartet - South Seas」
          
    
「Falling in Love with Love - Massimo Farao Afro Cuban Piano Quartet」
          
      
「Massimo Farao' Afro Cuban Piano Quartet - Sunny」
          
    
    
       


# by knakano0311 | 2019-12-27 17:57 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

今昔デザインの妙、久しぶりに郷土館へ

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 最近、家の前の道路のマンホールの蓋の取り替え工事があった。聞いてみると坂の多いこの住宅地、順次、耐スリップ型のものに取り替えていっているという。マンホールに地域の特長を活かした「デザイン・マンホール」というカテゴリーがあり、多くのファンがいる。今年の10月、お隣の池田市で「マンホール・サミットin池田」が開かれ、全国各地から約4,500人の「マンホーラー」が集まったという。もともと「デザイン・マンホール」には多少の興味があり、市の郷土館でデザインマンホール写真展を開催しているというので、買い物のついでにちょっと寄ってみた。
   
 「川西市郷土館」は、数寄屋風の造りの屋敷で、銅の製錬を業としていた「旧平安(ひらやす)家住宅」、市内の小戸地区にあった洋館を移築復元した「旧平賀家住宅」、「青木大乗」両画伯の作品を展示する近代的な建物の美術館「ミューゼ・レスポアール」などで構成されている。「旧平安家住宅」と「旧平賀家住宅」は、国登録有形文化財(建造物)に登録されており、「旧平賀家住宅」は「ひょうご近代住宅100選に選ばれているほか、「べっぴんさん」、「マッサン」などのNHK朝ドラや、「中谷美紀」主演の映画「繕い裁つ人」にしばしば登場している。川西市の実物や、お城、アニメ・キャラクターのマンホールのデザインの妙を楽しくみた。

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 100年前の大正7年(1918)に建設され、イギリスの田園住宅の形式を極めて良く遵守した住宅といわれる「旧平賀家住宅」の内部には、チューリップなどをモチーフにしたデザインが多く使われてている。こちらは100年前のデザインの妙。表に出ると前の庭には、「冬薔薇(ふゆそうび)」一輪 ・・・。

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 1995年、「アヴェ・マリア/Ave Maria」という1枚のアルバムが話題になった。アーティストは、「スラヴァ/Slava」。日本国内だけでも30万枚を超えるという、クラシックでは異例の大ヒットを記録したという。クリスマスの今宵、そのアルバム、「Ave Maria」から。
    
 16世紀のカッチーニから20世紀のストラヴィンスキーまで、10人の作曲家による9曲(日本盤は12曲)の「アヴェ・マリア」を「スラヴァ」がヴォーカルとシンセサイザーによって聴かせてくれるが、その中でただ1曲、バッハ、モーツアルトでもシューベルトでもなく、「カッチーニ(ジュリオ・カッチーニ)/Giulio Caccini(1545年頃 - 1618年)」の「アヴェ・マリア」に心を奪われてしまう。「スラヴァ」本人は、自身の声域を「男声アルト」と称しているらしいが、その美声は「タイムズ」紙に「声のダイヤモンド」と讃えられたという。
    
 「スラヴァ」。1964年生まれ、本名、「ヴャチェスラフ・カガン=パレイ/ロシア語: Вячеслав Каган-Палей」という、旧ソ連・ベラルーシ出身のカウンター・テナーである。本名とは別に、日本では、専らスラヴ語で「栄光」を意味する「スラヴァ」の愛称を用いている。現在はイスラエル国籍を取得し、同国を拠点に活動しているという。

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 ave maria
 スラヴァ/SLAVA
 ビクターエンタテインメント





        
「SLAVA -Ave Maria(Caccini)」
          
    
    
     


# by knakano0311 | 2019-12-25 10:38 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

棚田に囲まれた百姓家で蕎麦を喰う

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 妻の友人から美味しい蕎麦屋があると聞き、やってきたのは猪名川町の北部、「柏原の棚田」と地域では知られている棚田に囲まれた谷間の集落に、ひっそり佇む週に2日だけしか営業してない蕎麦屋。もちろんSNSなどにも紹介されていない、猪名川町に住んでいる人しか知らない、いわば、隠れ蕎麦屋である。立派な玄関、庭や欄間、土壁、床の間の百姓家を、そのまま蕎麦屋として使っていて、妙なリニューアルなど一切していないところが好ましい。ゆったりと4席のテーブル席だけで、この日も満席。

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 メニューはおまかせのメニューだけである。まずは、梅ジュース、春菊と柿の白和え、そして、メインは、十割蕎麦と地元で採れた野菜中心の天ぷら。十割なのに、しっかりコシがあって、風味が際立っている。さらにメニューにない、あんかけの蕎麦がき、温かい蕎麦と続き、炊き込みご飯と漬物、デザートは南瓜プリンとコーヒー。いや、お腹いっぱいの大満足。もう終わりかと思ったら、さらに蕎麦のかりんとうが出てきたのには驚いた。
   
 聞けば、この地での蕎麦作りの歴史はそう長くはなく、道の駅に「そばの館」ができてから、猪名川町が町おこしの一つとして、蕎麦の栽培を奨励したのがきっかけだそうだ。一時は年間15トンも玄蕎麦を生産していたが、最近は3トンがやっとだそうだ。原因は、ここでも「鹿の食害」。新芽が全て食べられてしまうという。

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 1時間半近くかけてゆっくり蕎麦を楽しみ、そのあとは、間近に広がる棚田の風景を散策して楽しむ。店を出るとき、近くのお寺の鐘が「ご~~ん」と鳴った。今でも毎日時を告げているという。棚田、百姓家、蕎麦、寺の鐘 ・・・。なにか日本の原風景にタイムスリップしたようで懐かしい一時を過ごした。クリスマスもいいけど、こんな年の瀬の過ごし方もいい。

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 今宵のピアノ、ノルウェーのピアニスト、「ヘルゲ・リエン/Helge Lien」率いるピアノ・トリオ。そのトリオのアルバムに、日本語のタイトルをつけたアルバムがある。「Natsukashii」(2011)。「懐かしい」。この曲、蕎麦屋のBGMに流れたとしても、全く違和感はない。
     
 「ヘルゲ・リエン」。ノルウェーを代表するピアニスト。1975年、ノルウェイ生まれの42歳。最初に音楽的影響を受けたのが、「ピンク・フロイド/Pink Floyd」だという。16歳でクラシックを志したが、「オスカー・ピーターソン/Oscar Peterson」を聴いて、JAZZの世界に。最初、ピアノ+チューバ+サックスという変則トリオを立ち上げるも、それと時期を同じくして、標準的編成のピアノ・トリオ、「ヘルゲ・リエン・トリオ」も立ち上げたという。 タイトル曲、「Natsukashii (懐かしい)」、「Hymne(聖歌)」の2曲を ・・・。パーソネルは、「Helge Lien;piano」、「フローデ・ベルグ/Frode Berg;bass」、「クヌート・オーレフィアール/Knut Aalefjaer;drums」。録音は、2010年9月。

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 NATSUKASHII (懐かしい)
 Helge Lien/ヘルゲ・リエン
 OZELLA/DISK UNION





          
「Helge Lien Trio - Natsukashii (懐かしい)」
          

「Helge Lien Trio - Hymne (Til Jarl Åsvik)」
          

     
    
   


# by knakano0311 | 2019-12-24 09:47 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)

鮮やかな赤と静寂に包まれる公園

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 人気のなくなった冬の一庫公園を歩く。時折、鳥の声だけが静まり返った公園に響く。今にも降り出しそうな曇り空。鈍色の風景の中で、ひときわ鮮やかな「赤」が目を惹く。「野生のカキ(柿)」、「アキサンゴ(秋珊瑚)」とも呼ばれる「サンシュユ(山茱萸)」の実、「マムシグサ(蝮草)」の実などの「赤」。そうそう、12月から火の入った薪ストーブも赤々と燃えている。
   
 今宵の曲は、「Silence」。もう亡くなってしまったが、今でも最高のベーシストだと思っている「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」の曲。何人かのアーティストとのデュオがあるが、今宵は、この人も亡くなってしまった、ピアノの詩人「ジョン・テイラー/John Taylor」とのデュオ・アルバム、「Nightfall」(2004)から。

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 NIGHTFALL
 チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden、ジョン・テイラー/John Taylor
 NAIM





       
「Silence - Charlie Haden & John Taylor」
          

 その「Silence」、チャーリーとのデュオもある「ゴンサロ・ルバルカバ/Gonzalo Rubalcaba」が彼をトリビュートしてリリースしたアルバム、「Charlie」(2015)に収録されている。レクイエム。亡きヘイデンへの熱い想いが、静かに綴られているアルバム。

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 Charlie
 Gonzalo Rubalcaba/ゴンサロ・ルバルカバ
 CD Baby




         
「Gonzalo Rubalcaba - Silence」
          
    
    
     


# by knakano0311 | 2019-12-22 16:13 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

最後の紅葉を見ながら蔓を採る

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 今日の山作業は、土曜日に開催されるクラブの12月イベント、「クリスマス・リースとミニ門松作り、竹パン作り」の材料の採集。12月は、いつもの木工と違う内容のイベントであるが、人気が高く、いつも定員がいっぱいになり、予約が締め切られるほど。公園最後の紅葉が色づく「出会いの谷」を下って、「フジヅル(藤蔓)」の採集に向かう。階段は散り紅葉で絨毯のよう。最近苦労するのが、蔓の確保。我々の手入れがいいためか、簡単に採れるような場所に蔓がない。なんとか確保できたようだ。
    
 午前中、近くの竹林で採取してきた竹や、公園で採取した「マツ(松)」、「ウラジロ(裏白)」とあわせて、一応の準備は整った。

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 今宵のピアノ。薔薇一輪、ジャケットが印象的な、「マーク・コープランド(コップランド)/Marc Copland」のアルバム、「Some Love Songs」から。
    
 「マーク・コープランド」。1948年、アメリカ、フィラデルフィア 生まれ、71歳。ご長寿ピアニストのひとりで、作曲家でもある。7歳でピアノのレッスンを始めたが、10歳でアルトサックスへ転向、高校時代からバンド活動をし、 コロンビア大学卒業後はプロとしての活動を始め、いろいろな有名なミュージシャン達と演奏し、サックス奏者としてのキャリアを重ねた。しかし、サクソフォンは、彼の音楽的想像力を十分に表現するのに適した楽器ではないと感じ、再びピアノに戻ったのは、80年代中頃だという。以後、「ハーモニーの紡ぎ手」として評価を獲得、70歳を超えた今でも、精力的な活動を続けている。
   
 薔薇一輪が描かれたアルバムからは、「愚かなり我が心/My Foolish Heart」、「スパルタカス・愛のテーマ/Spartacus Love Theme」を。欧州ピアニストかと思うほどの叙情。パーソネルは、「ドリュー・グレス/Drew Gress(bass)」、「ヨッケン・リュッカート/Jochen Rueckert(drums)」。

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 Some Love Songs
 Marc Copland/マーク・コープランド
 Pirouet Records




        
「My Foolish Heart - Marc Copland」
          


「Spartacus Love Theme - Marc Copland」
          

    
    
    


# by knakano0311 | 2019-12-21 01:10 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

クリスマスの時期は作品展のように

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 クリスマスの時期になると、我が家はさながら作品展のようになる。というのは、妻がかって趣味で作ったいろいろなクリスマス・オーナメントを、遊びに来る孫娘ために飾るからである。二人共働いている次男夫婦は、多分そんなデコレーションをしている時間はないので、孫は我が家へ来ては、「かわいい!!」と喜ぶ。先日も我が家に来て、「かわいい!、うちもこんな風にして」とせがんでいたので、彼らにしてはちょっとありがた迷惑かも知れない。妻は、並べてみては、「若かったのね、もうそんな気力はないわ」とちょっと残念顔でつぶやく。

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 さて、今宵はソプラノのディーヴァ、「サラ・ブライトマン/Sarah Brightman」のウインター・アルバム、「A Winter Symphony」(2008)から。「アメイジング・グレイス/Amazing Grace」、「きよしこの夜/A Silent Night」、「アヴェ・マリア/Ave Maria」など定番からビートルズまで、冬の名曲を集めたアルバム。
   
 「サラ・ブライトマン」。1960年生まれのイギリスのソプラノ歌手、女優。1980年代にミュージカル女優として活動し、1990年代以降はソロ歌手として活動。彼女は、「デヴィッド・ボウ/」や「ピンク・フロイド/」など、1960年代から70年代にかけての音楽から影響を受けており、彼女のアルバム収録曲はヘンデルやプッチーニのオペラ・アリアから、「プロコル・ハルム/」などの楽曲にまで及んでいる。 そのクラシックとポップスを融合した独自の音楽スタイルはクラシカル・クロスオーバーの世界的な隆盛をもたらした。NHK紅白歌合戦への2度の出場や日本映画、「アマルフィ 女神の報酬」(2009)への出演などで、日本で最も知られているクラシック系歌手の一人ではなかろうか。
         
 そのアルバムから、「Colder Than Winter」、「Amazing Grace」を ・・・。

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 A Winter Symphony
 サラ・ブライトマン/Sarah Brightman
 MANHATTAN RECORDS





        
「Colder Than Winter - Sarah Brightman」
          

「Amazing Grace - Sarah Brightman」
          
     
     
     


# by knakano0311 | 2019-12-20 10:28 | いもたこなんきん | Trackback | Comments(0)

光の海をナイト・ウォーキング



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 「大阪光の饗宴2019」を観に梅田、淀屋橋界隈まで出かける。夫婦揃っての夜の大阪、何年ぶりだろうか。中之島公会堂のプロジェクト・マッピング、御堂筋のライトアップ、写真はNETから拝借したが、写真通りまさに光の海、海、海 ・・・。久しぶりに大喜びの二人。

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 中之島公会堂から中之島を堂島川沿いに西へと歩く。日銀大阪支店を過ぎると、ビルの明かり、ネオン、イルミネーションが、堂島川の川面に揺れる。ライトアップされた観覧船が行き交う。四ツ橋筋に架かる渡辺橋を過ぎると、古き時代の中之島を彷彿とさせる「ダイビル本館」の煉瓦の佇まいや柱の彫刻が、ライトアップの中にくっきりと浮かび上がる。そして、音楽に合わせてしぶきをあげる噴水を見ながら、なにわ筋に架かる玉江橋をわたると、今日のナイト・ウォーキングの終点、「ほたるまち」に到着。写真の画質が悪くてなかなか感動が伝えられません。

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 そこから、かって現役の頃、よくお世話になったネオンの饗宴の懐かしの「北新地」のを抜けて、梅田へと戻って、阪急デパートの恒例のクリスマス・ディスプレイを楽しむ。そして遅めの夕食、歩数計は12,000歩を超えていた。
    
 ライトアップされた「ダイビル本館」の写真を見ていたら、同じような構図のジャケットのアルバムが思い浮かんだ。最高のベーシスト、「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden 」が、ピアニストの「ゴンサロ・ルバルカバ/Gonzalo Rubalcaba」とパーカッショニストの「イグナシオ・ベロア/Ignacio Berroa 」というキューバ出身のチームとトリオを組み、本格的にキューバ音楽と取り組んだアルバム、「ノクターン/Nocturne」(2001)。
   
 うっとりするようなベース・ワークのうえに展開される美しいメロディ、瑞々しいロマンティシズム。ルバルカバの紡ぎだす音、「パット・メセニー/Pat Metheny」がここぞとかき鳴らすアコースティック・ギター、「フェデリコ・ブリトス・ルイス/Federico Britos Ruiz」の心揺さぶるヴァイオリンの官能的な音色。そしてそこに、「ジョー・ロヴァーノ/Joe Lovano」の柔らかなテナー・サックスが絡むと、もうそこは光の海に煌く別世界に ・・・。

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 ノクターン/Nocturne
 チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden、ゴンサロ・ルバルカバ /Gonzalo Rubalcaba
 VERVE




       
「Charlie Haden - En La Orilla del Mundo」
          

「Tres Palabras (Three Words) - Charlie Haden」
          

「Charlie Haden & Gonzalo Rubalcaba - El Ciego (The Blind) 」
          
   
   
    


# by knakano0311 | 2019-12-19 16:21 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(2)

音楽のチカラ、ディジタルのチカラ

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 NHKスペシャル「よみがえる美空ひばり」の再放送。戦後の焼土の中でデビューし、長きにわたり、歌謡界のトップを走り続け、1989年に亡くなった「美空ひばり」。没後30年を機に、最新のAI技術によって「AI美空ひばり」を蘇らせ、新曲「あれから」を歌わせるというプロジェクト。
   
 容姿、表情やしぐさは現在の技術をもってすれば、なんとかCGで作り込むことは可能だろうが、歌唱力はどうするのだろうか? クラシック声楽家の歌う演歌など聞けたものではないように、楽譜通りに歌えば感動を与えられるかといえば、決してそうではない。AIでよみがえった美空ひばりは、人の心を揺さぶる力まで獲得する事ができるだろうか。そう思って、興味深く観た。
   
 「AI美空ひばり」のために新曲をプロデュースしたのは、生前最後の曲「川の流れのように」を手がけた「秋元康」氏。そして、過去の膨大な映像を解析して、歌唱中の目や口の動きを抽出し、「森英恵」さんにステージ衣装をデザインを依頼、新曲の振り付けを、「天童よしみ」さんの歌唱を参考に、その全てをディジタル化し、4K・3Dホログラム映像で等身大の美空ひばりを出現させた。
   
 しかし、最後まで立ちはだかった壁が、稀代のエンターテイナーの歌唱力。その歌声は、なぜ日本人の心を揺さぶったのか。ヤマハのAI技術者たちが、過去のひばりの膨大な歌唱データをAIに勉強させたが、深みや感動はとても得られない。悪戦苦闘の末、高次倍音、微妙な音程やタイミングのずらし方、ヴィブラートなど、楽譜に乗らない「美空ひばり」の超人的な歌唱力や表現力を数値化し、再現できた。
   
 その「AI美空ひばり」のライブに、多くの人が感動し、涙し、放送は大きな反響を呼んだ。大晦日に放送される「第70回NHK紅白歌合戦」で「美空ひばり」の歌声が復活するという。

 音楽のチカラ、ディジタルのチカラ ・・・・。
   

「[NHKスペシャル] AIでよみがえる美空ひばり - あれから」
          

 「美空ひばり」の歌うジャズ・スタンダード。彼女は英語はできないが、天性の音感で歌いこなす。

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 ナット・キング・コールをしのんで ひばりジャズを歌う
 美空ひばり
 日本コロムビア





          
「美空ひばり - Stardust」
          

「A列車で行こう - 美空ひばり」
          
   



     


# by knakano0311 | 2019-12-18 15:01 | 音楽のチカラ | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(360) ~ 千年の社の椿 ~

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 今日のウォーキングは、妻の所用のついでに、清和源氏発祥の地、「多田神社」まで。このご近所の有名神社神社へは、初詣、千灯会、お宮参り、七五三などのほか、桜、紅葉狩りなど四季折々によく訪れる。
  
 御神木の「ムクロジ(無患子)」の大木の脇には、「ツバキ(椿)」が大輪の花を咲かせていた。春日大社参道など、特に神社・寺院に植えられることが多いこの「ムクロジ」、振るとカラカラと音を立てる薄い飴色の実が付き、中の黒い種は、数珠や正月遊びの羽根突きの羽の黒い玉に使われるという。

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 山ではすでに終わってしまった紅葉が見頃。大きく枝を張った「イロハモミジ(いろは紅葉)」が白壁に映え、道の傍らには、「ノギク(野菊)」が真っ盛り。天禄元年(970)の創建といわれるこの社、この時期、訪れる人もほとんどなく、ただ感じられるのは「千年の社」の静寂。
   
 さて今宵の曲、「千年の社」の静寂に通じる「Into Eternal Silence(永遠の静寂の中へ)」。ノルウェーのジャズ・ピアニスト、「ブッゲ・ヴェッセルトフト/Bugge Wesseltoft」のソロ・アルバム、「It's Snowing on My Piano」(1998/2003再発)から。

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 「ブッゲ・ヴェッセルトフト」。1964年生まれ。高校卒業する16歳までは、パンクバンドをやっていたが、父の影響を受けてジャズに進んだという。ブラスバンドやダンス楽団にて活動したのち、1983年に19歳でプロになった。関心事だったジャズが音楽の勉強を学校でするつもりだったが、仕事で忙しかったため、正規の音楽教育は諦めたという。1980年代末まではいくつかのポップ、ロック、ジャズのバンドに参加したが、ピアノの腕前によって次代の天才との呼び声も高かった。ECMレコードと契約。「フューチャー・ジャズ」、または「ニュー・ジャズ」と呼ばれたスタイルで演奏する。


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 It's Snowing on My Piano
 ブッゲ・ヴェッセルトフト/Bugge Wesseltoft
 Act Music + Vision




         
 お寺の鐘の音を思わせる響きで、曲が始まり、曲が終わる。

「Into Eternal Silence - Bugge Wesseltoft」
          

 曲の始めは、しんしんと降り積もる雪の情景を思わせるようにしばらく無音。極限まで音を削ぎ落とした演奏。この音と音の間、「静寂は侘び・寂び」という茶道の精神へのつながりを感じさせるようなアルバム・タイトル曲、「It's snowing on my piano(我がピアノに雪は降り積もる)」。

「Bugge Wesseltoft - It's snowing on my piano」
          
    
     
       


# by knakano0311 | 2019-12-18 10:41 | 地域の中で・・・

やっぱり12月は蕎麦だ

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 我が家の家族は、私が信州の出身ということもあって、無類の蕎麦好き。毎年12月には、以前住んでいた大阪市内のマンション近くのご贔屓の蕎麦屋まで出かけている。北海道産の蕎麦を、石臼で挽いて食わせてくれるのだが、ちょっと濃い目で旨い。家を出た子供たちも時々行っているようだ。やっぱり旨い。わざわざ、出かけてきた甲斐があった。
   
 さて、今宵のボーカル、NYの今を代表するようなコンテンポラリーな女性ジャズ・ボーカル、異色のアーティスト、「エスペランサ・スポルディング/Esperanza Spalding」の3rdアルバム、「Chamber Music Society」収録の「Winter Sun」から。

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 「エスペランサ・スポルディング」。アメリカのマルチ・インストゥルメンタリスト。1984年、オレゴン州ポートランド生まれ、35歳。主にジャズ・ベーシスト、歌手として知られている。アフリカ系アメリカ人、ウェールズ及びスペインの血を引くため、ウェールズ、ヒスパニック、ネイティブ・アメリカンにアフリカからの古いルーツを加えた多様な民族的遺産を受け継いでいるという。
 
 2006年のデビュー・アルバムは、「Junjo」。非凡なベース演奏とスキャットを中心に、ラテンのリズムやパーカッションなどを融合したその音楽はジャズ界に衝撃をもたらしたという。前・米大統領「バラク・オバマ」氏は彼女のファンで、2009年12月、オスロ・シティホールで開催されたノーベル平和賞授賞式で、オバマ氏の名誉を讃える演奏を披露し、翌日のノーベル平和賞コンサートに出演した。第4作、「ラジオ・ミュージック・ソサイエティ/Radio Music Society」(2012)は、第55回グラミー賞(最優秀ジャズ・ボーカル・アルバム)を受賞した。
   
【 Winter Sun 】  by Esperanza Spalding
  

「♪ Once autumn’s glow    あの秋の輝きも
  Has gone away       過ぎ去り
  And gray cotton clouds  灰色の綿雲が
  Blanket drowsy days    眠気を誘うような毛布にみえる日が来ると
  You’re the winter sun   あなたは冬の太陽になる
   

  Once fallen leaves    散り落ちた枯葉が
  Have lost their crunch  もうバリバリという音をたてなくなり
  And turn to confetti   茶色とオレンジ色の
  Brown and orange     砂糖菓子のようになると
  I know soon        もうすぐあなたは
  You’II come tame the whip of the wind   風の鞭に急かされるようにやってきて
  And bathe the naked branches     すっかり葉が落ちた枝を
       with warmth and light         日差しで暖める 
   

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
    
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 CHAMBER MUSIC SOCIETY  
 エスペランサ/Esperanza Spalding
 HEADS




         
「Esperanza Spalding - Winter Sun」
          

 そして、YOUTUBEで見つけたのは、「ペンギン・カフェ/Penguin Cafe」。南極のペンギン達に捧げるアルバムだという、「ハンドフルズ・オブ・ナイト/Handfuls of Night」(2019)から「Winter Sun」。「エスペランサ・スポルディング」のそれとは同名異曲であるが、メランコリックなメロディーと透明感のある雰囲気に南極の壮大な景色が浮かぶ。
  
 元々はイギリスの作曲家でギタリストの「サイモン・ジェフス/Simon Jeffes」によって結成された楽団で、民族音楽、フォークサウンド、現代音楽などを取り入れた楽曲で、1976年に「OBSCURE」からデビュー。6枚のアルバムを発表後、1997年にリーダーのサイモンが死去。その後2009年から息子の「アーサー・ジェフス/Arthur Jeffes」が父の遺志を引き継ぎ、メンバーも一新し、活動を再開しているという。

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 Handfuls of Night
 Penguin Cafe
 Erased Tapes

        




「Winter Sun - Penguin Cafe」
          
    
    
      


# by knakano0311 | 2019-12-17 10:12 | 我が家の歳時記 | Trackback | Comments(0)