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大屋地爵士のJAZZYな生活

タグ:いもたこなんきん ( 15 ) タグの人気記事

お嫁さんの誕生日に・・・

お嫁さんの誕生日に・・・_b0102572_14173676.jpg
今月の「いもたこなんきん」です。昨年暮れに結婚した次男のお嫁さんの誕生日が7月にやってきました。若い女性の誕生日にプレゼントを贈るなど多分初めての経験。何を贈ろうかと、妻はしきりに考えていましたが、狭いながらも新居を構えているので、二人の生活に和らぎを与えてくれる何か「鉢植え」を贈ろうということに・・。そして、二人とも働いているので、花などより手がかからない室内の観葉植物かアイビーあたりにしようと考えたようです。



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早速、プレゼント選びに向かったのは、近くにある「Area +2」というお店。若い女性が、古い民家を改造して、アイビーや観葉植物、彼女の感性で集めたアンティック雑貨を中心においてある、ごく小さなブティックです。趣旨を話して、手ごろな観葉植物をアンティックなアルミの「蒸し器」を利用した鉢カバーにしつらえてもらい、早速お嫁さんに届けました。大変気に入って喜んでもらえたようです。

最近神戸、わが故郷松本といい、今住んでいるわが街といい、若い人たちが自分の感性で開いた小さなお店が増えてきて、そこを訪れることが多くなっています。「Area +2」も私の住んでいる街にあるそういったブティックのひとつ。街に活気や個性、新しいセンスを与えてくれる小さくてもきらりと光るこんなお店が増えればいいなと思う。

最近の妻の「いもたこなんきんCD」は、徳永英明、伊東ゆかり、高橋真梨子と続いて、熟年歌手の日本のPOPSのカバー・アルバムに凝っているようです。「布施明/BalladeII」。

BalladeII

布施明 / ユニバーサル シグマ



そして、ニュージーランドの21歳のクラシック畑の歌姫「ヘイリー」がJ-POPSを英語で歌う「純~21歳の出会い」。

純~21歳の出会い~ヘイリー・ミーツ・ジャパニーズ・ソングス-デラックス・エディション(初回限定盤)

ヘイリー / UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)


by knakano0311 | 2009-07-04 14:46 | いもたこなんきん | Trackback(1) | Comments(0)

今年の「いもたこなんきんコンサート」は高橋真梨子

今年の「いもたこなんきんコンサート」は高橋真梨子_b0102572_1445612.jpg
子供がみんな家を離れて、時間のゆとりが出来たためか、妻は、前にもまして手芸、編み物に時間を費やしています。月1回の地域の子供にいろいろな遊びを教えるボランティア活動に夫婦で参加していますが、毎回多くの女の子が妻の「編みものコーナー」に集まってくるので、結構教えることに張り合いがあるようで、写真にあるような、アルファベットやきんぎょ、ヨット、花など子供向けの教材見本というか、子供でも簡単に編める見本などをせっせと作っています。


今年の「いもたこなんきんコンサート」は高橋真梨子_b0102572_1465679.jpg
さて、恒例、妻のリクエストをかなえる今年の「いもたこなんきんコンサート」は、「高橋真梨子」。去年は、「小野リサ」でした。わたしも「高橋真梨子」のコンサートは初めてです。多分、大阪フェスティバル・ホールが改築のため一時休館しているので、会場は、久し振りの大阪厚生年金会館・大ホール。最近発売されたアルバム「No Reason」をコンセプトにしたコンサートでした。お客さんは7割方が我々と同世代の夫婦連れ、残り3割が30代の女性といった感じ。高橋真梨子の歌の世界、音楽活動の姿勢、パートナーであるヘンリー広瀬氏とのライフ・スタイルなどが特に女性の共感を呼ぶのでしょうか。

一度JAZZを歌わせてみたいと思うほど、かねてから歌唱力には定評がありましたが、絶唱の場面でも、歌の歌詞が客席の隅々までクリアに聴こえるほど鍛えられたその歌唱力には舌を巻きました。ステージの床から背面にかけて巨大なLEDスクリーンを使ったステージ演出、アレンジのセンスのよさ、バック・バンド、ヘンリー・バンドのJAZZYで切れのよい演奏。どれをとっても一流で、あでやかなコンサート。「勝手にしやがれ」、「「ワインレッドの心」など新作カバー・アルバムからのいくつか、「for you」、「ごめんね」など定番のヒット曲、「別れの朝」、「ジョニーへの伝言」など「ペドロ&カプリシャス」時代のなつかしの曲、19曲に酔いしれたあっという間の2時間でした。

「高橋真梨子- for you」

          

高橋真梨子には、「紗」、「紗Ⅱ」というカバー・アルバムがありますが、この5月、19年ぶりにコンサート・ツアーのコンセプトにもなっているカバー・アルバムがリリースされました。しかも「徳永英明/VOCALIST」シリーズと逆バージョンの、男性歌手の数々の名曲を歌うという「No Reason ~オトコゴコロ~」。妻のいもたこなんきん曲「ワインレッドの心」が収録されていますが、アレンジのセンスもよく「紗」以上のできばえのカバー・アルバムである。こんなキャッチが付いていました。

「女心が桃色なら、男心は何色だろう。
 ”本物”に理由はいらない。”名曲”に理由はいらない。そして、”オトコゴコロ”にも理由はいらない・・・。」

No Reason ~オトコゴコロ~

高橋真梨子 / Vicctor Entertainment =music=


by knakano0311 | 2009-06-13 14:52 | いもたこなんきん | Trackback | Comments(0)

早春のいもたこなんきん

早春のいもたこなんきん_b0102572_959124.jpg
(手作りのカーディガンとカレンダー)

別に文句が出たわけではありませんが、私の思い出話ばかりが続いたので、久し振りの「いもたこなんきん」。

昨年末に次男が結婚し、ここ2年の間に子供達がすべて巣立って行ったので、やっと夫婦二人きりの生活がスタート。そして、妻にとって、極端に家事に費やす時間が減り、自分のために自由に使える時間が、かなり増えました。息子がおいていった、今まで聞いていたものより、数段音質のいいオーディオをリビングに移し、編み物やクラフトに精を出しながら聴いています。写真は、友達と寄り合いながら楽しんでいる趣味の成果です。

そして、2階の部屋がまるまる空いたので、一部屋は早々に我が音楽部屋、ブログ部屋として確保しましたが、妻の趣味のための部屋として、日当たりの良い二階に一部屋をしつらえようと準備に取り掛っています。
春近し、そんな編み物や折り紙細工、クラフトをしながら、最近聴いている彼女の愛聴アルバムは、「伊東ゆかり」のカバー集、「Touch Me Lightly」。

「伊東ゆかり」というと、昔、中尾ミエ・園マリとあわせて「3人娘」とよばれ、ポップスを唄っている「ナツメロ歌手」というイメージか、あるいは「小指の思い出」、「恋のしずく」を歌った歌手という認識しかないかもしれません。私は、「3人娘」時代から派手な歌唱力はないが、歌のうまさでは一番ではないかと思っていました。
1947年4月生まれの61歳。彼女の歌の上手さは承知していたが、60を超えて円熟期を迎え、最近は、女優としても活躍しているようである。

このカバー・アルバム、「卒業写真」、「 いい日旅立ち」、「百万本のバラ」、「セカンド・ラブ」 などユーミン、谷村新司、松田聖子、中森明菜らの昭和のヒットソングを、ピアニストたちとコラボレーションしたアルバム。彼女のナチュラルな声の響きとピアノの響きを大事にしたアレンジが聴いていてゆったりとした気持ちにさせてくれる。昔と変わらない声の質、無理のないナチュラルな響き、決して熱唱するわけでもないのに心に響いてくる。「荒井由実/卒業写真」は、オリジナルや今までの他の歌手のカバーより、かなりスローなテンポでうたわれ、このテンポがこの歌を、彼女にとって最も表現しやすいテンポなんだと実感するし、「さだまさし」の歌はどれもストーリー性があるが、このアルバムの「無縁坂」も映画のように情景がこころに浮かんでくる。

休日の朝などに、ろくでもないニュース満載の新聞を拡げながら、コーヒーとともこのアルバムを聴けば、すさむ心を少しは中和してくれるに違いない。アルバム・タイトルのように・・・・。

Touch Me Lightly

伊東ゆかり / ユニバーサル インターナショナル


by knakano0311 | 2009-02-21 00:24 | いもたこなんきん | Trackback | Comments(0)

倉敷の「いもたこなんきん」  ~ごちそうのおもちゃ箱 平翠軒~

倉敷の「いもたこなんきん」  ~ごちそうのおもちゃ箱 平翠軒~_b0102572_1025315.jpg
左の写真は平翠軒HPより

妻のリクエストにより、その名通り「蔵」の町並みが美しい倉敷へドライブ。それならばと、お目当ては、ごちそうのおもちゃ箱「平翠軒」。

そのお店は、美観地区の程近く、渡来人の阿知使主(あちのおみ)一族を称えるため建立された阿智神社が鎮座する鶴形山のふもとにあって、蔦が絡まる入り口とかわせみの小さな看板が目印のこじんまりとしたお店。本業の酒造り「森田酒造」の傍らに、現社長の「森田昭一郎」氏が1990年に始めた店である。百平米ほどのそれほど広くない、むしろ狭い店内に、干物からジャム、チーズ、麺、ハム、調味料などが千点を近い食品たちが、所狭しと並んでいる。まさにおもちゃ箱をひっくり返したようだ。店主自らが国内外を廻り、作り手に会い、自分の舌で確かめた食材を厳選しておいてある。そのこだわりは食材の傍らに置かれた手書きの説明ポップカードに見ることが出来る。誰がどこでどのように作ったか、今では当たり前とも言える商品の素性が書き記されているのだ。

倉敷の「いもたこなんきん」  ~ごちそうのおもちゃ箱 平翠軒~_b0102572_13251979.jpg
お店のカタログともいえる「ごちそうの絵本」には、このお店のコンセプトがこんな風に記されています。
「今、私たちは望むならばありとあらゆる種類の食べ物をテーブルにならべることができます。 世界中のどの国のものも、そしてどの季節のものも。そうしたかつてない豊かさの中でふと感じる飢えは一体なんでしょうか 。“飽食の中の飢餓”という言葉を想うとき、あることに気付きます。私たちにとって食べ物とは風土との素晴らしい関係の象徴ではないか、自然と人間とのかけがいのない交わりの結晶ではないかということです。  ・・・・・・・・・
干す、煮る、燻す、漬ける、練る、醸すといった人間の食べ物への知恵と技術が、 陽の光、潮の香り、土の息吹きといった自然の記憶とからみあい、豊かな素材に もう一つの命を吹き込む、そうした人間の技と自然の恵みが溶けあったものこそ 本当の食べ物といえるのではないでしょうか。 ・・・・・・・・・」

食の安全と自給率、少しバブリーな浮ついたグルメブーム、一部の食を扱う人にみられる誇りとモラルの欠如。そんなことが日本で話題となっている。「Soul Foods」という言葉があるが、この店のこのような見識は、作り手、流通、料理人、消費者、食に関係するすべての人にとって、揺らいではならない大切な原点のように思えるのだ。良心的な作り手と消費者が直結することが理想であるが、便利さなどを考えると直結というのもなかなか難しい。森田氏のような「食の先達」が流通に立ってくれることも、作り手、消費者双方にとってもうれしいことである。

2Fはギャラリー兼喫茶コーナー「破"流知庵(ばるちあん)くらしき」。展示されている硝子工芸品を愛で、旧家の酒造会社の中庭に眼をやり、蔵屋敷の甍と町並みを眼で追い、階下で求めたかぼちゃケーキに舌鼓をうち、お茶をいただく。そんなゆったりとした時間を過ごし、そのうえたっぷりの食材を仕入れ、妻はたいそうご機嫌な一日であった。
今月の「いもたこなんきん」は、ごちそうのおもちゃ箱、倉敷「平翠軒」。

そして朝食には、昨日平翠軒で求めた青森・上北郡は朝採れの「アカシアの蜂蜜」。口に含んだ途端、まろやかで上品、混じり物のないピュアーな味、口の中に爽やかさが拡がるまさに宝石のような蜂蜜であった。


また、「食」に感心のある方にとって、食とは何か?伝統とは何か?技とは何か?、自然とは、日本とは?を、料理を通じて我々に問いかけてくる人気コミック、雁屋 哲作、花咲アキラ画「美味いしんぼ」シリーズもおすすめしたい本。最近100巻を超えたが前半60巻ぐらいまでは本当に面白かった。最近はやや解説が多く、説教くささが気になるが・・・・・。

美味しんぼ (1) (ビッグコミックス)
雁屋 哲 / / 小学館
ISBN : 4091807518
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さあ、音楽のおもちゃ箱はといえば、コンピレーション・アルバムでしょうか? いいとこ取りで楽しさ一杯、そしてリーゾナブル価格で大人気のコンピ・アルバム「スムース・ジャズ」シリーズが入門編としても、BGMとしてもおすすめである。そのシリーズ3作目と新しくボーカル版も出たようである。

スムース・ジャズ3
オムニバス / / EMIミュージック・ジャパン
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スムース・ジャズ-ベスト・ソングス
オムニバス / / EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
ISBN : B001B56J6M
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by knakano0311 | 2008-09-07 09:27 | いもたこなんきん | Trackback | Comments(0)

「いもたこなんきん」なシネマ  ~ ああ母は強し! ~

年末の記事「我がシネマな一年」で、映画を「映画館に見に行く回数が劇的に増えた」と書いたが、それは我が伴侶の「いもたこなんきん」にも大きな影響を与えたようである。はっきりいえば、彼女は「映画大好きおばさん」になってしまったのである。今年も週一のペースで、「夫婦50」を利用しせっせと見ています。2007年の「私が観てよかったと思う映画」のキーワードのうちのふたつは「女性」と「家族の絆」でしたが、夫婦共通のキーワードとして、その傾向は、今年も続いています。

そのキーワードにぴったりの、彼女が感動した(勿論わたしも)「いもたこなんきん映画」が三作品立て続けに公開されました。サラエボ生まれの新進女性監督、ヤスミラ・ジュバニッチ作品「サラエボの花」、サム・ガルバルスキ監督「やわらかい手」、そして山田洋次監督、吉永小百合主演「母べえ」の三作です。

「いもたこなんきん」なシネマ  ~ ああ母は強し! ~_b0102572_21504775.jpg
まず、ベルリン映画祭で金熊賞ほか3部門を受賞し、そのほかの映画祭でも大絶賛されたヒューマンドラマ「サラエボの花」。原題は、「GRBAVICA/GRBAVICA;THE LAND OF MY DREAMS」で 、ラストシーンでうたわれるボスニア讃歌の題名である。ボスニア紛争の傷あとが残るサラエボを舞台に、ストーリーが始まってすぐ、観客には想像がつく秘密を抱える母親と出生の真実を知らされる娘の再生と希望の物語が展開する。
12歳の娘サラ(ルナ・ミヨヴィッチ)とつましく暮らすエスマ(ミリャナ・カラノヴィッチ)は、修学旅行を楽しみにするサラのため旅費の調達に奔走している。そんな中、戦死者の遺児は修学旅行費が免除されると知ったサラは、戦死したと聞かされていた父親の戦死証明書を学校へ提出するようエスマに提案するが……
重いテーマでありながら、戦争や暴力シーンを出すこと無しに、必死に生きるエスマの日常を丹念に描き、普通の生活を維持することの厳しさと心の底に横たわる悲しみを表現していく。静かな語り口だけにかえって彼女の悲しみや想いや愛情がリアリティをもって伝わってくる。真実を告げられてやり場のない怒りをぶつける娘、そして傷つく母。二人の思いが通じ合う希望のラスト・シーン。去年公開された「あなたにしか言えない秘密のこと」につづくボスニア内戦をテーマにした傑作。

「いもたこなんきん」なシネマ  ~ ああ母は強し! ~_b0102572_23234063.jpg
60年代の伝説の女神「マリアンヌ・フェイスフル」(わたしはよく知りませんが)が、39年ぶりに主演した女性讃歌、「やわらかい手」。ロンドン郊外に平凡にくらす中年主婦マギーが、孫の不治の病を告げられ、たった一つ命を救う可能性のある道が、外国での手術だといわれる。短期間で、その多額の手術費用を稼ぐため、思わず飛び込んだ性風俗の世界。そこで人間として、そして女性として、生き生きと輝いていく様を描く異色作。この映画も難しいテーマを扱いながら、ユーモアとともに女性讃歌を鮮やかに描き出す。背筋がすっと伸びた歩き方、まっすぐ前を見詰める視線、物に動じない態度に、決して卑屈にならない彼女の生き様が描かれる。マリアンヌ・フェイスフルのこれ以上はないと思われる演技と、「愛する孫のためなら何だって出来る」という女の強さに感動。

「いもたこなんきん」なシネマ  ~ ああ母は強し! ~_b0102572_2327572.jpg
山田洋次監督が昭和初期につつましく生きる家族の姿をとらえた感動の家族ドラマ「母べえ」。思想犯で逮捕されたドイツ文学者の夫・滋のいない家族を支える強くてけなげな母親と二人の娘。戦争に傾いていく昭和15年ころの世相に翻弄されながらも懸命に生き抜く人々。吉永が演ずる「野上佳代」の最後の「生きてるうちに滋さんに会いたかった」という言葉がなによりもこの映画のメッセージを雄弁に物語る。そして、戦争の悲劇を描きながらも、平和や家族の大切さ、幸せとは何かを、改めて思い出させてくれる現代の家族へのメッセージ。前作「武士の一分」をはるかに凌ぐ佳作。我々より1世代上の人には、実体験として相当なリアリティがあるだろうが、勿論、団塊の世代のサユリストも必見!

これら、三作品に共通して言えるのは、声高に反戦や世の中の不条理を唱えるわけではない。ごく普通の平凡な人々の暮らしぶりや家族におこるいろいろな出来事を丹念に描くことによって、作り手の想いが次第に凝縮して、大きなメッセージとなり、観る者を感動させる。この三作とも、多分年末の「我がシネマな一年・2008版」に載りそうな気がするほどの佳作である。それにしても「ああ!母は強し!!」 


さあ、CDのおすすめは、ビリー・ホリディ。売春罪で投獄され、麻薬容疑で逮捕され、人種差別に苦しんだ「ビリー・ホリデイ」のドラマチックな人生は、かってダイアナ・ロスの主演で映画化された(「ビリー・ホリディ物語/奇妙な果実」)。様々なハンディキャップや偏見をのりこえ、女性JAZZシンガーの最高峰として不動の位置を築いた「ビリー・ホリディ」。聴く人の心を揺さぶってくれる名作アルバムから。

Lady Day: The Best of Billie Holiday
Billie Holiday / / Columbia/Legacy
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レディ・イン・サテン+4
ビリー・ホリデイ / / ソニーレコード
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「I'm A Fool To Want You - Billie Holiday」

          


女性音楽ジャーナリストによる評論集、「ジャズに生きた女たち」のビリー・ホリディ評も興味深い。

ジャズに生きた女たち (平凡社新書 (406))
中川 ヨウ / / 平凡社
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by knakano0311 | 2008-01-31 18:03 | いもたこなんきん | Trackback | Comments(0)

11月のいもたこなんきん  ~小野リサ コンサート~

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11月のいもたこなんきん。今月の「いもたこ」はこれに尽きます。1に「小野リサ」、2に「小野リサ」、3,4がなくて、5に「小野リサ」ということで、妻が、かねてから待望の、「小野リサ」のコンサート「ボッサ・アメリカーナ・ツアー2007/NHK大阪ホール」にいってきました。勿論、チケットは発売後すぐにソールド・アウト。私が発売と同時に買っておいたその席は、前から2列目のかぶりつきで、奥さん大興奮で、うっとりと聴きほれていました。

「小野リサ」。ブラジル・サンパウロ生まれ。幼少時代をブラジルで過ごし、15歳からギターを弾きながら歌い始める。 1989年日本でデビュー。ナチュラルなピュアーな歌声、チャーミングな笑顔で瞬く間にボサノヴァを日本中に広める。ボサノヴァの神様「アントニオ・カルロス・ジョビン」等の著名なアーティストとの共演や、ニューヨークやブラジル、アジアなどで海外公演を行い、成功を収める。1999年アルバム「ドリーム」が20万枚を越えるヒットを記録。 以降、ボサノヴァで日本におけるボサノヴァの第一人者としての地位を不動のものとしている。

何枚もCDを持っているが、CDで聴く彼女の歌声と寸分違わない生のピュアーな歌声をステージで聴くことが出来た。このことで、彼女のCDは、ごまかしのための、電子的なエフェクトやコンピュータ編集などを一切してないことがよくわかる。勿論当たり前の話なんですが。
ステージでは、「ギターを持つ位置がだんだん前にせりだしてきた」などと、新しい命(確か3人目?)を授かっていることなどを告白するなど、終始、微笑みの絶えないハートウォーミングな素敵なステージでした。中国へ出張したときなどCDショップへよると、日本のアーティストの中では、彼女のCDが群を抜いておいてある数が多いと思っていたが、あのハートウォーミングな歌声が、中国でも共感をよんでいるのであろうとあらためて感じる。

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さて、今年は「ボサノバの父、アントニオ・カルロス・ジョビン生誕80周年」である。ボサノバの創始者の一人である「ホベルト・メネスカル」は、「今はもう、ブラジルではボサノバを聴く人は、めっきり少なくなってしまった」と言う。(音楽の誕生 ~ボサノバのルーツを知って~ 参照)
しかし、日本では女性を中心にボサノバが大ブームである。今回のコンサートでも満員のお客さんの中でも女性の多さが目立った。

音楽に限らず、これほど他国にルーツをもつカルチャーや芸術を、上手に取り込んで本家以上のレベルに進化させてしまう「日本人」の特質、国民性に、いまさらながら感心してしまう。
そういえば、大阪に「バグパイプ」の愛好家協会があり、そのことをスコットランド人の友人に話したらびっくり仰天していたことを思い出す。

コンサートは、2部形式で、1部はジョビン生誕80周年を記念して、まもなくリリースされるアルバムから、ジョビンの名曲のオン・パレード。そして第2部は、カントリー&ウェスタンに取り組んで昨年リリースされた「Jambalaya-Bossa Americana」と、今年リリースされた、ソウル・ミュージック、R&B名曲のボサノヴァ・アレンジ・カバー・アルバム「Soul&Bossa」からのナンバーをたっぷりと。そして、締めはやはりジョビンの名曲で最高潮にというステージであった。
どの曲も知っている曲ばかりで、帰りの車の中で「本当にいい一日だったわ」と感想を漏らす、奥さん大満足のコンサートではあった。

明日からしばらくは、多分、「小野リサ漬け」でしょう。

The music of Antonio Carlos Jobim

小野リサ / エイベックスイオ



Soul&Bossa

小野リサ / avex io(ADI)(M)



Jambalaya-Bossa Americana-
/ EMIミュージック・ジャパン
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「Lisa Ono (小野リサ) - Unchain my Heart」

          
 
by knakano0311 | 2007-11-17 23:32 | いもたこなんきん | Trackback(1) | Comments(0)

十月のいもたこなんきん   ~愛しきミニチュアたちよ~

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映画「エディット・ピアフ」を見た余韻の覚めやらぬせいか、エディット・ピアフの2枚組CD「エターナル」をよく聴いています。最初に妻がパリを訪れたのが10月だったせいか、秋になるとパリの街並みを思い出すようである。
そして、NHK-TV「SONGS」で、先週、今週の2週にわたって、「高橋真梨子」の特集だったから大変。ピアフ⇔高橋真梨子とCDの懸けまわしにいそがしいこと。

エターナル
エディット・ピアフ / / EMIミュージック・ジャパン
ISBN : B00061QVTC
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バラード
高橋真梨子 / / ビクターエンタテインメント
ISBN : B0000BHMAI
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そういえば、朝日新聞夕刊に載っていた「山折哲雄×都はるみ」の対談「演歌と日本人」。その中で、都はるみは「エディット・ピアフ」に衝撃をうけたこと、あの「唸り節」はピアフに通ずるところがあるとも語っている。



現役時代、ヨーロッパ出張が多かったが、そんな折、時々目に付いたミニチュアのクラフトを土産に何度か買ってきたことがある。ヨーロッパには、「ドールハウス?」といったような気がするが、ミニチュアサイズの家に家具やキッチン、サニタリーなど実際の家のように飾って楽しむといった趣味というか遊びの伝統があるようで、そのための小さな家具や、キッチン用品、楽器、食器などが売っている。そんな伝統のせいだろうか、インテリア用の小物のクラフトをよく見かけます。冒頭の写真は、今年4月のパリ旅行した際、リヨン駅近くの工房が集まっている街角で見かけた「靴」のミニチュア。長さにして5cmほどですが、それは美しいミニチュアのハイヒールでした。このときは、手芸材料のお店で見かけた「魔女」と「ミシン」の飾りのついた「指貫き」を買い求めましたが、ときおり眺めてはパリを思い出しているようです。

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見難いですが、奥さん「いもたこ」の左がミシン、右が魔女の指貫






  
by knakano0311 | 2007-10-19 00:10 | いもたこなんきん | Trackback | Comments(0)

八月のいもたこなんきん    ~ 送られてきた一枚の絵 ~

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甥からの「桔梗」の絵が送られてきました。横浜に住んでいる妻の甥は、日本画専攻の画学生。ずいぶん前から彼に、「花の絵が描けたら欲しい」と妻が頼んでいたものです。送られてきたのは桔梗の絵。まだまだ修行が必要な学生の絵であるが、紫が鮮やかで楚々とした風情がいい。「お気に入り」となり、早速、額装して、部屋に飾りました。飾る場所を定めるため、いままで飾っていたものを動かしたのですが、よくよく家の中を見てみると あちこちに、彼女の趣味の作品?が結構飾ってあるのに気がつきました。
蔓細工によるリース、デコパージュ、モラ、シャドウ・ボックス、ドライフラワー、毛糸の編み物細工など。


最近は、折り紙細工に凝っているようで、先輩にも習う一方、地域のコミュニティ活動で、編み物と一緒に教えています。根っから手芸が好きなようで、私のような消費(浪費?)一方の趣味と違って、出来・不出来は別にして、創作の喜び、達成感が味わえるようです。

八月のいもたこなんきん    ~ 送られてきた一枚の絵 ~_b0102572_16405177.jpg
ペンギン、パンダ、花手まり、蛙などですが、そう見えますかねえ・・・・












真夏の暑い部屋を、オープン・カフェに変えてくれるアルバム。好きなものに囲まれ、ちょっと心を軽くしたくなった時にぴったりのアルバム。「BOSSA a.m. /グリーティングス」。
日本のアーティストよる洋楽ポピュラーソングのボッサ・カバー集。
最近車のなかでよくかかっている、ちょっぴり「いもたこなんきん」アルバム。

グリーティングス

ボッサ・エイ・エム / SMJ(SME)(M)



注)【ボッサ・エイ・エム】BOSSA a.m.
このアルバム制作の為に集ったアレンジャー/プレイヤー/シンガーたちの総称。拘束力無し・出入自由の集団。
BOSSAはBOSSA NOVAのボッサ。a.m.は「and more(アンド・モア)」の略。
ボッサを中心としつつもサンバやレゲエなど、幅広いアレンジ・演奏で今後もリリースを継続していく予定。


よく聴いているもう一枚は「R35」。「SAY YES」、「TRUE LOVE」など、90年代前半のトレンディ・ドラマを飾った美しいバラードや、CMにより数多くの人に愛されたラヴソングにフォーカスしたラヴ・バラード集。私たちより大分若い世代層を対象にしています。「バブル期の思い出のヒットアルバム」といってしまえば、みもふたもありませんが、TVドラマを見ることはありませんでしたが、その代わり曲はよく覚えています。「SAY YES」などは息子がよく聴いていました。
最近、新聞の広告なんかに「もう一度妻を口説こうか・・」とかいうこのCDのコピーがでていますが、そういわれても私は戸惑うばかりですが・・・。

R35 Sweet J-Ballads

オムニバス / ワーナーミュージック・ジャパン


by knakano0311 | 2007-08-17 22:31 | いもたこなんきん | Trackback(2) | Comments(0)

五月の「いもたこなんきん」   ~プレゼントは嬉しい!~ 

ここ何年か、記念日、たとえば「誕生日」だとか、「結婚記念日」に、なにがしかの「ちいさなプレゼント」を贈る様になった。罪滅ぼしではないのだが、現役真っ盛りの頃は、仕事にかこつけて、結婚記念日など忘れてしまうことがほとんど。ずいぶん嫌味も言われましたが。多分、我々世代の日本人男性の最も悪い癖であろう。覚える気があれば、覚えておけるはずである。セント・バレンタイン・ディが近い頃、たまたまアメリカに出張していて、スコットランド人の仕事友達から、奥さんに送る「グリーティング・カード」を買うので付き合えといわれ、ショッピング・モールに行ったことがある。そのとき彼が言ったのは、何故お前は「グリーティング・カード」を買わないのかと聴かれ、返答に窮したことがある。「私はキリスト教徒ではない」などとごまかしはしたんだが、st.バレンタイン・ディに、夫婦でお互いにG・カードを交換し合うという習慣があること、忘れずにそれを旅先でも彼が覚えたことにびっくり。女性がチョコを男性に送る習慣は業者に乗せられた日本だけかもしれませんね。とはいえ、女性は、いくつになっても贈り物をもらえるのはうれしいらしい。

さて、「母の日」に贈った2枚のCD。義理かどうか分かりませんが、しっかりと、聴いていただいているようです。

一枚目はボサノバのコンピ・アルバム「わたしとボサノバ」。ナラ・レオン、ゲッツ&A.ジルベルト、ルイス・ボンファ、AC.ジョビン、B.パウエルなどの優しい、オーガニックな17曲のボサノバが詰まっています。パッケージも少し凝っていて、ブックレットに、「おいしい水」という、彼と彼女の短編小説がついています。帯にいわく、「・・・・・10月の冷たい雨。彼が作った編集テープ。私の作ったサンドイッチ。海の家にあたる雨の音。終わらない波の音。・・・・二人だけの小さな小さな映画の話。わたしとボサノバ。」
なかなかお洒落で、CDも大切な感じで白いトレイに収納されていますよ。(写真参照)
のんびり過ごす日曜日の午後などにぴったりのアルバム。

わたしとボサノバ

オムニバス / ユニバーサルクラシック



二枚目。しなやかな声でデビュー作「Songs」、第2作「Colors」が話題となり、続く第3作は映画の名曲10曲を取り上げ、さらにJAZZよりになり、完成度も高くなっている「Cinema/シネマ」。スタイルはアン・サリー或いはnoonに近いが、瑞々しい歌唱力、透き通る声、メロディを大事しながらも新鮮さにあふれる女性ボーカルである。この3枚のCDにより、ジャズ・ポップ・ボーカリストとして幅広い層から支持されるに違いない。
アルバム3曲目、ジョン・トラボルタの出世作「サタディ・ナイト・フィーバー(’77)」の主題曲「ステイン・アライブ」はクールな新感覚で聴かせる。

五月の「いもたこなんきん」   ~プレゼントは嬉しい!~ _b0102572_2304627.jpg

Cinema / 英珠 / / インディペンデントレーベル

 



’60~’80代の名曲POPSをJAZZYに歌うデビュー・アルバム「Songs」。CCR(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)の「雨を見たかい」。う~~~ん、懐かしい。

Songs
英珠 / /
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「Eishu(英珠) -The Circle Game」


         
by knakano0311 | 2007-05-17 22:45 | いもたこなんきん | Trackback(2) | Comments(0)

いもたこなんきん・番外編     ~ ロハスな暮らし方 ~ 

家事をする妻のためにミニコンポを買って以来、彼女がどんな音楽を聴いているのか、どんなアーティストがすきなのかを、覗き見てレポートする「いもたこなんきん」シリーズを続けてきました。今回は、音楽を離れての番外編です。

音楽以外の「いもたこなんきん」のひとつに、「つる細工」があります。蔓や蔦で、籠やリースなどを編みこんでつくる趣味です。同じ趣味の友達とサークルを作って活動しています。しばらく創作活動を休んでいましたが、暖かくなって創作意欲が湧いてきたのか、今日は、犬の散歩がてら、近所の里山に蔓を採りに行くことになりました。そうなると、蔓の「採り係り」は私、と相場が決まっており、目星をつけていた里山に分け入り、悪戦苦闘のすえ、結構な量の蔓をゲットできました。しばらく蔓を寝かした上で、編みこみになるわけですが、考えてみると、材料費は「タダ」なわけで、創作意欲を満足させたうえ、インテリア・グッズとしての実用品を得ることが出来るという、最近流行の「ロハス」な暮らしが楽しめるわけです。
緻密できっちりした作品に仕上げる人、太蔓の特長を活かし、ダイナニックな作品に仕上げる人
など編み方に人柄もでるらしく、それが面白いと、はまっています。どんな作品が出来るのか、私にとっても楽しみです。たまには、山に入って蔓を採るという単純な作業が、疲れますが、どんな作品になるのかと考えると、結構面白いと感じられようになってきました。

定年を迎え、シニアの仲間入りをしたことを契機に、暮らし方の「質」に目をむけ、出来るところから「ロハスな暮らし」を心がけて行きたいと思いはじめました。

今日のような、穏やかな、暖かな春を感じさせる日には、フルートを主役にした、JAZZYなクラシック、いわゆる「バロック・ジャズ」なんかが、よく似合うと思う。
フルーティスト、「ヒューバート・ロウズ」のアルバム。クラシックの名曲をベースに、縦横無尽、奔放に繰り広げられる即興演奏。疾走する「豹」をジャケットにした、CTIの名盤のひとつ。

春の祭典
ヒューバート・ロウズ / / キングレコード
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こちらは、日本のフルーティスト、「中川昌三」を佐藤允彦など達者なJAZZメンがバックアップしたアルバム。フォーレの「夢の後で」などこれも有名なクラシック曲をベースにした心地よいクラシック/JAZZのフュージョン・」アルバム。

タッチ・オブ・スプリング
中川昌三 / / ビクターエンタテインメント
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LOHAS(ロハス、ローハス)とは「Lifestyles Of Health And Sustainability (健康と持続可能性を重視するライフスタイル)」の略。健康や環境問題に関心の高い人々のライフスタイルとされる。2000年9月に日経新聞が、LOHASを紹介する記事を掲載。その後、月刊誌『ソトコト』が2004年4月号でロハス特集を組むなど、マスメディアが注目したことでロハスが広まっていった。
日本では、「健康と環境を志向するライフスタイル」と意訳され、スローライフやエコに続いて広まった。一般的には、健康や癒し・環境やエコに関連した商品やサービスを総称してロハスと呼び、ロハス的な事・物に興味を持つ人をロハスピープルと呼ぶ。

ロハスの哲学(日本におけるロハスの考え方)
・エゴなエコ
 原理主義的エコロジーではなく、あくまでできる範囲で生活の質の向上を伴うエコロジー
by knakano0311 | 2007-02-26 00:10 | いもたこなんきん | Trackback(3) | Comments(0)