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大屋地爵士のJAZZYな生活

タグ:カーラ・ヘルムブレヒト/Carla Helmbrecht ( 1 ) タグの人気記事

待ち人来たらず

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私好みの美人で、「通ごのみ」というか、「玄人ごのみ」というか、地味ながらいぶし銀のような存在だが、抜群に歌が上手いのに寡作で、今も歌手活動を続けているのかどうかもよく分からない。そんな女性シンガーがいる。「カーラ・ヘルムブレヒト/Carla Helmbrecht」。ドイツ人みたいな名前であるが、アメリカ・ウィスコンシン州出身で、グラミー賞にノミネートされたこともあるボーカリスト、ソングライター。音楽一家に育ち、8歳の時に音楽をはじめ、13歳ではもうプロとして歌っていたというから驚きである。カーラは高校と大学と音楽の勉強を続け、「エラ·フィッツジェラルド」、「サラ·ヴォーン」、「ジュリー·ロンドン」、「カウント·ベイシー」、「デイヴ·ブルーベック」、「シャーリー·ホーン」、「ナンシー·ウィルソン」、「マイルス·デイビス」などの影響を強く受けたと語る。大学では、音声言語病理学を勉強し、声の領域に特化した言語聴覚士の経験をプロ歌手としての活動を保つために生かしているという。カーラは1997年以来、サンフランシスコに住み、カリフォルニア州を中心に音楽活動、教育活動を続けているという。そんなことが、寡作でジャズシーンのメインステージになかなか登場してこない理由なのかもしれない。

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デビュー・アルバムは、「One For My Baby」(1995)。そして第2作は、これが大分昔にAmazonでオススメされ、彼女の中では、私の最もお気に入りとなったアルバムなのだが、「Be Cool Be Kind」(2001)。このアルバムは、「国民にラジオで最も多くリクエストされたジャズ·レコード」として、グラミー賞3部門にノミネートを受けた。タイトル曲ほか、「風のささやき/The windmills of your mind」には私が聞き惚れてしまう。そしてあと一枚が、これが2004年にリリースされた最新作?なのだが、日本人ギタリスト「笹島昭夫/Akio Sasajima」とコラボした「Carla With Akio」のたった3枚のみ。もっともっと評価されてもいい歌手ではないだろうか。そしてもっともっと聴きたいのだ。

One for My Baby

Helmbrecht / Heart Music



Be Cool Be Kind

Carla HelmbrechtHeart Music



ヒアズ・トゥ・ラブ

カーラ・ウィズ・アキオ / エム アンド アイ カンパニー



「Here's To Love」でコラボしたギタリスト、「Akio Sasajima」との新しいデュオ・プロジェクトによる新アルバムが2012年にリリースされるという情報もあるが、いまだにその気配はない。待ち人来たらず。しばらくは期待してじっと待たねばなるまい。

「おとなのいい女」の魅力にあふれる本格派であるが、残念なことに「幻の歌手」と言わざるを得ないほどの寡作ぶり。そんなことからYOUTUBEにもほとんどアップされていないが数少ない中から、「Be Cool Be Kind」に収録されている「The Touch Of Your Lips」を ・・・。いや、いいですね。

「Carla Helmbrecht - The Touch Of Your Lips」

          
by knakano0311 | 2012-10-03 09:28 | ミューズたちの歌声 | Trackback | Comments(2)