人気ブログランキング |

大屋地爵士のJAZZYな生活

タグ:クヌギ再生林 ( 3 ) タグの人気記事

当分はやめられないボランティア

b0102572_17374217.jpg

b0102572_17371418.jpg


今年の炭焼きが近づいてきた。事情により例年より1か月早く、12月からの開始である。先週からその準備作業に入った。まずクヌギ再生林の林床整備である。クヌギの伐採はプロに頼むのであるが、その伐採作業をスムーズにするため、邪魔になる雑木やブッシュなどを、予め刈り取っておく作業である。その林床整備を行なった後が上段の写真。そしてクヌギを伐採した後の写真が下段である。

しかし、我々にとってはこれからが本番、大変な作業が待っている。太い幹は、チェーンソーで一定の長さの「玉木」に伐ってもらうのであるが、それも含め、枝などが斜面に置きっぱなしになっているのである。その「玉木」は斜面からおろし、平地にまとめて積み上げ、枝もまた一定の長さに伐って、太さ毎に積み上げるのである。そんなしんどい作業が控えていることは、皆十分に承知しているが、準備作業を始めたメンバーの顔は活き活きしているようだ。

この公園では、もう欠かせない存在になってきた我がクラブ。多少なりともお役に立って、さらに感謝もされているとすれば、もうそれだけでボランティアとしては大満足なのである。まだ当分の間は、引退はできないかな ・・・。

b0102572_1644938.jpg

さて、話は変わって、少し前の話であるが、今年、故郷松本で行われた「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」の最終日に、「小澤征爾」の指揮する「サイトウ・キネン・オーケストラ」と共演して話題になったのは、ジャズ・ピアニスト「大西順子」率いる「大西順子トリオ」であった。もちろん、「小澤&サイトウ・キネン・オーケストラ」とは初共演である。昨年、演奏活動を退いた大西を、最後の演奏に感激した小澤が説得して実現したステージだったという。曲は「ジョージ・ガーシュイン/George Gershwin」作曲の「ラプソディー・イン・ブルー/Rhapsody in blue」。

b0102572_16444343.jpg

「大西順子」。1967年、京都府生まれのジャズ・ピアニスト。4歳からピアノを始め、高校時代に兄が持っていた「セロニアス・モンク/Thelonious Monk」のレコードを聴いて衝撃を受け、ジャズに開眼したという。卒業後渡米し、1989年にバークリーを首席で卒業、しばらくアメリカで活動したが、1992年帰国。デビュー作となるピアノ・トリオ・アルバム、「ワウ/WOW」を1993年リリース、大反響を巻き起こし、ジャズ・レコードとしては異例の5万枚のセールスを記録し、「スイング・ジャーナル誌ジャズ・ディスク大賞日本ジャズ賞」を受賞した。

その後、国内外で演奏やレコーディング活動を行うも、1998年秋に突然活動を休止。2005年、演奏活動を再開したが、2012年秋には「やりたいことは全てやった」と引退宣言、今度は本当に演奏を辞めることになった。しかし、最後のライブ会場に居合わせた「小澤征爾」と大西の大ファンである「村上春樹」が、その場で「引退反対」と叫んだことから、「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」において、「小澤征爾」の指揮する「サイトウ・キネン・オーケストラ」とガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」の共演が実現した。

私の中では長い間ポジションが定まっていなかったピアニストである。最新作「バロック」を聴いてもまだそうであった。はっきり言えば、分かりやすいピアノではないのだ。私のようなジャズを「人生のBGM」と言ってはばからないような軟弱なジャズ・ファンにとっては、なおさらである。  

バロック

大西順子 / ユニバーサルミュージック


前述のニュースを見て、手持ちのアルバムを、もう一度聴き返して見た。はっきりしたことは、「大西順子」はライブで聴くべきジャズであるということ。万華鏡のような音のエネルギー、身を削り、ありったけの技術と情熱をつぎ込む刹那のパフォーマンス。1曲終えるごとに上がっていくステージのボルテージ、キレ、空気感、迫力 ・・・。「やりたいことは全てやった」という彼女の引退の言にも納得。そんなポジショニングが定まったのは、次の3枚のライブアルバム。1994年、1995年と続いた「ビレッジ・バンガード/The Villeage Vanguard」でのライブ。そして、1996年、「モントルー・ジャズ・フェスティバル/Montreux Jazz Festival」でのライブ。しかし、彼女のライブを聴くことはかなわないのだ。残念 ・・・。

ビレッジ・バンガードの大西順子

大西順子トリオ / EMIミュージック・ジャパン


 

ビレッジ・バンガードII

大西順子トリオ / EMIミュージック・ジャパン



「ビレッジ・バンガード」でのライブ、パーソネルは、「大西順子」(p)、「レジナルド・ヴィール/Reginald Veal」(b)、「ハーリン・ライリー/Herlin Riley」(ds)。

「Darn That Dream - Junko Onishi」

          


1996年、モントルー・ジャズ・フェスでのライブ・アルバムは 、「PLAY,PIANO,PLAY/プレイ・ピアノ・プレイ〜大西順子トリオ・イン・ヨーロッパ」。パーソネルは、「大西順子」、「荒巻茂生」(bass)、「原 大力」(drums)。

プレイ・ピアノ・プレイ

大西順子トリオ / EMIミュージック・ジャパン


 
「The Jungler - Junko Onishi Trio」
 
          

 
by knakano0311 | 2013-11-09 15:08 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

木苺の棘は痛かった

b0102572_155999.jpg

炭焼きの材となるクヌギ再生林の下草刈りを行う。6月の末には、「ヨウシュヤマゴボウ」の駆除を行ったが、2か月経つと、下草が相当繁茂してきている。下草刈り、大部分はこのあと刈払機で機械刈りをするものの、一部の区域は、「コウヤボウキ(高野箒)」、「サンショウ(山椒)」、「キイチゴ(木苺)」、「ヤマツツジ(山躑躅)」などの希少種や花木をなどを残すため、手刈りを行わざるを得ない。春から夏にかけ、遊歩道脇で可憐な花をつけ、赤い実が人目を惹いた野や山のイチゴ類、いわゆる「キイチゴ(木苺)」も、いまでは鬱陶しいくらいに繁茂している。そして、さすがバラ科、この棘がまた痛いのである。爺さんたち、ぶつくさと相当文句を言いながらも、痛さに耐え、キイチゴ周辺の下草刈りを終えたのである。

b0102572_1510336.jpg
 
そんな甲斐あって、周遊路わきの「台場クヌギ」の周辺部はすっかりきれいになり、根元まで陽が差し込んでいる。こんな手入れを繰り返していると、「台場クヌギ」は、8~10年でちょうど炭材に適した太さまで成長するのである。この公園で炭焼きを始めてから10年。来年からは、かっての里山のように、10年サイクルで再生林伐採ローテーションを始めることができる。

そして、今年度の炭焼きは、例年より1か月早く、12月よりスタートの予定。ということは、10月からは準備作業にかからねばならない。炭焼きのことなど考えたくもない暑さではあるが、炭焼きの計画立案に取り掛かった。


さて、「いそしぎ/The Shadow Of Your Smile」も、私の夏の終わりの定番曲。曲ももちろん好きであるが、少し前に紹介した「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」率いる「ニューヨーク・トリオ/New York Trio」の演奏、実際はチャーラップのソロであるが、好きなのである。   

b0102572_1295613.jpg

 
過ぎし夏の想い出
New York Trio/ヴィーナス・レコード





お気に入りのアルバムは、「過ぎし夏の想い出/The Things We Did Last Summer」。冒頭の曲が、「いそしぎ/The Shadow Of Your Smile」。もう何にも言えませんね。

「The Shadow of Your Smile - Bill Charlap New York Trio」

 
          
by knakano0311 | 2013-08-31 10:11 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

街紅葉、山紅葉

b0102572_1044401.jpg

b0102572_10451179.jpg


買い物に出かけた駅前で、今までは全く気付かなかったが、銀杏が色づき、今が真っ盛りなのに気が付いた。多くの人が行き交う街の中にあって、一際鮮やかで美しい。

そして、山遊びのフィールドでは、「ナナカマド」などは、もうすっかり葉を落とし、丸坊主。「クヌギ」、「コナラ」は、パラパラと絶え間なく葉を落とし、落ち葉のじゅうたんを作っている。もう紅葉は終りの時期を迎えているのだ。

b0102572_17194574.jpg
「クヌギ」が葉を落とし始めたら、炭焼きの窯木づくりの準備を始める時期である。「クヌギ」の再生林の斜面では、来年早々に始める炭焼きのため、「クヌギ」の伐採が始まった。伐採後の切り株からは、また新しいクヌギが再生し、8年くらいで炭に適した太さに成長するのである。

今年は未曽有の大災害、大事故が起こった年。そんな年「2011年」を表す言葉が、これから新聞紙面を飾るだろうが、私の頭に浮かんだ言葉は、「This Never Happenned Before」。「ポール・マッカートニー/Paul McCartney」作詞作曲の歌であり、アルバム・タイトルは、「カオス&クリエーション/Chaos And Creation In The Back Yard」。まさに、そのタイトル通りのカオスを現実にもたらした。「サンドラ・ブロック/Sandra Bullock」、「キアヌ・リーヴス/Keanu Reeves」主演の映画「イルマーレ/The Lake House」(2006年)の重要なシーンでも使われた曲なので、ご存知の方も多いでしょうか。

そして、あの大厄災は、人の絆、おもいやり、秩序ある行動、日本人の美徳を浮き彫りにした反面、日本人の生き方、日本の在りようの再認識をを迫るとともに、かっての政権の原発政策の嘘、大企業の隠蔽体質、マスコミの対応力のなさ、政治の無責任さ、学者の未熟さ、そして何よりも政府の危機への対応力の遅さと無策さをあぶり出してしまった。来年は、この危機こそクリエーションの機会ととらえ、お上だけに頼るのではなく、「東北と日本復興のスタートの年」と実感できる年になってほしいものだ。何度でも再生を繰り返すあの台場クヌギのように ・・・。

「This Never Happenned Before」  Paul McCartney

「♪ I'm very sure                   迷いなく言い切れるよ 
   this never happened to me before   こんなことは始めてだったと
   I met you and now I'm sure        君に出会って、はっきりと分かったよ
   this never happened before        今までこんなことは一度も無かったんだ
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード~裏庭の混沌と創造

ポール・マッカートニー / ユニバーサル ミュージック クラシック



著作権の関係か、ほとんどすべての動画が「リクエストにより埋め込み無効」となっていますので、下の文章部をクリックしてください。YOUTUBEへリンクします。

「Paul McCartney - This Never Happened Before」

 
 
by knakano0311 | 2011-12-08 11:36 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)