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大屋地爵士のJAZZYな生活

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中国JAZZY紀行(2)  ~ ちょこっとコスモポリタンに ~

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ウルムチ・新疆民俗音楽レストランにて




北京はいまや本当に国際都市。世界中だけでなく、広大な中国各地の料理や音楽が楽しめる。これも出張の余禄というか楽しみです。今回訪れたレストランのひとつは、写真にあるウルムチ・新疆民俗音楽レストラン「阿凡提」。
阿凡提(アバンティ)とはかの地の英雄だそうで、トルコ、カザフスタンあたりを思わせるような民族衣装と顔立ちの中国人が、いろいろなショーを見せてくれる。蛇皮の太鼓や4味線が奏でる音楽が異国情緒をかきたてる。客席は欧米人のツアー客で満員で、彼らは本当に楽しんでいる。いつも思うのだが、こういうところで日本人をまず見た事がない。多分、日本人だけの仲間で、日本料理屋か、日本語が通づるスナックあたりで楽しんでいるのでしょう。

翌日は、中国風あり、タイ風あり、アメリカ風ありのどちらかといえば、無国籍のショーをやっている海鮮レストラン「南洋海鮮花園 大宅門」。ここの料理の売り物は、巨大な生簀に泳いでいる様々な魚、甲殻類、貝などを指定の料理法で料理して持ってきてくれます。また、ショーの目玉は、一瞬の間にまったく違う顔になる京劇伝統の「百面相早変わり」と、女性数名の「千手観音舞踊」。かってTVでは観ていましたが、「百面相早変わり」を初めて間近に見ましたが、どういう仕掛けになっているのか、「凄い」の一言でした。

また北京を訪れるといつも行くJAZZクラブ、「北京CD爵士倶楽部」。この日のライブ出演は、欧米人3人と中国人一人のカルテットで、途中から欧米人女性ボーカルが加わるという編成。バンドのレベルは、ばらばらでまとまりのないバンド、はっきりいえば下手であったが、ここも土曜の夜とあって、立ち見が出るほどの満員のお客さん。しかし、日本人らしきお客さんは、やはり見かけませんでした。ここに来ていつも思うのですが、日本では、JAZZは「おじさんの音楽」ですが、ここ北京では間違いなく、若者の音楽です。

こんなふうに、私の北京の夜は過ぎていくのですが、もし読者の皆さんが北京を訪問することがあれば、日本料理屋や高級中国レストランだけでなく、ちょこっと勇気を出して、このようなレストラン、クラブを訪れることをオススメします。安いし(100~150元/人くらいか)、ちょこっとコスモポリタンになった気分を味わえますよ。

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例によって、みやげのCD。今回は「ノラ・ジョーンズ/Norah Jones」の「not too late 中国版スペシャル・エディション」で25元(約380円)。日本版仕様のCD+DVDではなく、過去のヒットアルバム、「Come Away with Me」、「Feels Like Home」、「Not Too Late」から合計43曲、2枚組CDに収めた、いわばベスト盤というより総集盤。
「ノラ・ジョーンズ」。世界的に大ヒット、日本でも、若い女性層までJAZZファンを拡げ、すっかりおなじみの人となった。デビュー作、「Come Away with Me」では、キャロル・キングやジョニ・ミッチェルに通じるシンガー・ソングライター的な一面と、カントリー&ジャズのムードが絶妙に混じった独特のけだるいムード、味わいを醸し出した。
この絶妙な味わいによる癒しの世界が、世界中で受け、そのあともポスト「ノラ・ジョーンズ」的癒し系シンガーが続出している。なお余談ながら、ノラ・ジョーンズは、ビートルズも大きな影響を受けた、有名なインドのシタール奏者、ラヴィ・シャンカールの娘である。

Not Too Late (Dig)

Norah Jones / Blue Note Records



「Norah Jones - Not Too Late」

          
by knakano0311 | 2007-09-14 08:51 | JAZZY紀行 | Trackback | Comments(0)