大屋地爵士のJAZZYな生活

タグ:コバノミツバツツジ ( 2 ) タグの人気記事

桜から躑躅(ツツジ)へ

b0102572_1485236.jpg
          (写真;手前がコバノミツバツツジ、奥がヤマザクラ)

「エドヒガン(江戸彼岸)」、「ソメイヨシノ(染井吉野)」、「ヤマザクラ(山桜)」、「オオシマザクラ(大島桜)」と、まるでフーガのように続いた今年の桜の見頃は素晴らしい余韻を残しながら、一段落を迎えた。その代わり、桜を追っかけるように「ツツジ(躑躅)」の季節が始まる。これから山は、「コバノミツバツツジ/小葉の三葉躑躅」の淡紫色一色に染まる。関西へ来てから初めて知った「ツツジ」であるが、本州中部以西から九州まで広く分布しているので、このあたりの里山ではどこでも見ることができる。中部地方から関東地方に分布する「ミツバツツジ」に比べて、葉が多少小さいためこの名があるという。

多分、先日取り上げた「ジャンヌ・モロー/Jeanne Moreau」や「イベット・ジロー/Yvette Giraud」のもたらしたノスタルジアの影響であろうか、突然、「マリー・ラフォレ/Marie Laforêt」の歌う歌が、頭の中に浮かんできた。「赤と青のブルース/Saint-Tropez Blues」。彼女の主演する同名の映画の主題歌。

b0102572_237110.jpg 

「マリー・ラフォレ/Marie Laforêt」。1939年生まれ、フランス出身の女優、歌手である。まだ亡くなったという話は聞かないから、現在、御年74歳のはず。アルメニア移民の家庭に生まれた「マリー・ラフォレ」は、1959年に姉の替わりに出場したラジオのタレント・コンテスト、「Naissance d'une Etoile (スター誕生)」で優勝した時に、「ルイ・マル/Louis Malle」監督に見いだされる。「ルイ・マル」監督作品への出演は叶わなかったが、「ルネ・クレマン/René Clément」監督の映画「太陽がいっぱい/Plein soleil」(1960年)」でデビュー、「アラン・ドロン/Alain Delon」の相手役を演じて、一躍フランスのアイドルとなる。その後、「赤と青のブルース/Saint-Tropez Blues」(1961年)をはじめ、「金色の眼の女/La fille aux yeux d'or」(1961年)、「素晴らしき恋人たち/Amours célèbres」(1961年)など、60年代には多くの作品に出演している。

b0102572_23164943.jpg

高校へ入学してから名画鑑賞会で見たのが、「太陽がいっぱい」。サスペンス一杯のストーリー、「ニーノ・ロータ/Nino Rota」の哀切極まりない音楽、「アラン・ドロン」の際立った二枚目ぶりが話題になった映画であった。しかし、私はその映画のヒロイン、吸い込まれるような眼をもち、実在感が希薄な、まるで「竹久夢路」が描く絵のような女性の「マリー・ラフォレ」に釘付けになってしまったのである。(参照拙ブログ「青春のシネマ・グラフィティ(2) ~金色の眼の女/マリー・ラフォレ~」

彼女、いくつかのアルバムもだしているが、一番のお気に入りの曲が、「赤と青のブルース/Saint-Tropez Blues(サントロペブルース)」。映画のストーリーはほとんど思い出せませんが、この歌だけはいまだによく覚えているのです。

赤と青のブルース [DVD]

アイ・ヴィ・シー

 

 
そんな歌アルバムの一つがこれ ・・・。

L'integrales Festival

Marie Laforet /



軽快でJAZZYなスイングに乗せて歌う彼女。かぼそい、絶え入るかのような声が魅力。

「Marie Laforêt - Saint Tropez blues」

          
[PR]
by knakano0311 | 2014-04-13 17:37 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

ついでに優勝祈願

b0102572_17235870.jpg

b0102572_17241766.jpg

いつもの遊びの山には「コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)」も美しく咲き始めたが、毎年恒例の阪神タイガースの優勝祈願で有名な西宮の「廣田神社」の「コバノミツバツツジ」が見ごろだと聞いたので、ショッピングの帰りに寄ってみた。

「廣田神社」の御祭神は「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」。「日本書紀」によると、201年「神功皇后」が三韓出兵帰還の折、西宮沖で「天照大御神荒御魂(あまてらすおおみかみのあらみたま)の御告げを受け、この地に創建されたという。以来、上古より今日まで広く崇敬を集め、「官幣大社」に列せられたほどの大社である。

その「廣田神社」の境内から続く廣田山公園には、あまり知られていないが、兵庫県の天然記念物に指定されている、「コバノミツバツツジ」の群落がある。その数、約20,000株を数えるというからすごい。本州の静岡、長野、福井以西に自生するというから関東以北の人にはあまり馴染がないかもしれない。枝の先に小葉が3つ付くのが特徴で、ここ関西ならば大抵の山で、この時期見ることができる。ツツジは株が増えると中央の株が枯れてしまうので、樹齢を推定することは難しいが、ここには樹齢200年を超えるものがあるという。20,000株のツツジが一斉に咲く様。櫻とはまた違ってその美しさとボリュームに圧倒される。

出足快調の今年の「阪神タイガース」。もう「虎キチ」ではなくなってしまった私だが、虎ファンには失礼ですが、ついでに「優勝祈願」もしてきましたとも!

b0102572_23342488.jpg

かってそのクール・ビューティな印象に魅かれて、たった一枚だけアルバムを持っている女性歌手がいる。もう相当昔のことである。「シビル・シェパード/Cybill Shepherd」。 アルバムは「Mad About the Boy(彼に夢中)」。ジャケットを確かめたら、1976年の録音というから、リリース当時はもちろんLPレコード、私が持っているのは1989年、世にCDが普及し始めたころの再発CDである。都会的でJAZZYなボッサが新鮮で当時はよく聞いていた。しかし、その彼女が、「ロバート・デ・ニーロ/Robert De Niro」の出世作、「タクシー・ドライバー/Taxi Driver」(1976)に選挙事務所の女性役で出演していた女優なんて、まったく知らなかった。ライナーノーツには、「ファッションモデルから女優に、そして歌手に・・」と書いてあったのだが ・・・。彼女が女優と知ったのは、かつてNHKでも放送されていたアメリカンTVコメディシリーズで、まだ若々しくてふさふさだった「ブルース・ウィリス/」と共演の、「こちらブルームーン探偵社/Moonlighting」(1985~1989)を見てからであった。天が二物どころか、三物も与えたと感心したものだが ・・・。

さて、このアルバム、「アントニオ・カルロス・ジョビン/Antônio Carlos Jobim」の「トリステ/Triste」、「レオン・ラッセル/Leon Russell」の「マスカレード/This Masquerade」をはじめ、「クルト・ワイル/Kurt Weill」の「Speak Low」、「ミシェル・ルグラン/Michel Legrand」の「I'm Falling In Love Again」等、ボサ・ノヴァ、スウィング、バラードなどを聞かせるジャズ・ヴォーカル・アルバムで、「スタン・ゲッツ/Stan Getz」もほどよくサポートしており、都会的なセンスに満ちた洒落た作品となっている。

Mad About the Boy

Cybill Shepherd / Crepuscule



アルバム・タイトル曲を含む3曲をメドレーで ・・・。なんとなく懐かしくほのぼのとした気持ちになりますね。

「This Masquerade/Mad About the Boy/I'm Old Fashioned - Cybill Shepherd & Stan Getz」
 
                                                                               
                                                                             

  
[PR]
by knakano0311 | 2012-04-18 09:38 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)