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大屋地爵士のJAZZYな生活

タグ:サッチャル・ジャズ・アンサンブル/テイク・ファイヴほか ( 1 ) タグの人気記事

スウィングしなけりゃあとがない! ~ 今、最も観たい映画「ソング・オブ・ラホール」 ~

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今、話題を集めているジャズ楽団とそれをドキュメントした映画があるという9月18日の朝日新聞記事。

パキスタン伝統音楽のベテラン音楽家たちで結成されたバンド、「サッチャル・ジャズ・アンサンブル/The Sachal Jazz Ensemble」と、彼らがニューヨーク・ジャズに挑戦する姿を追った音楽ドキュメンタリー映画、「ソング・オブ・ラホール/Song of Lahore」である。

楽団が生まれたのは、かつて芸術の都だったパキスタン・イスラム共和国の街、ラホール。軍事政権下でも歌や映画への活動が相当に制限されていたが、さらに「音楽はイスラムに反する」と、タリバンにより音楽を禁じられた。2000年以降の約10年間で国内のCDショップ約90店が襲撃され、歌手ら14人が殺されたという。今年6月にも「神への冒涜」を理由に国民的歌手がイスラム過激派に射殺された。

芸術が脅かされる現実に屈せず、ベテラン音楽家たちが、自分たちの音楽と聴衆を取り戻すため、立ち上がった。拠点はラホールの車修理工場の脇のスタジオ。最初の頃は国内で民族音楽を発表したが手応えはなく、2008年ころから畑違いのジャズに取り組みだし、海外のジャズ・ファンに映像発信を始めたという。やがてそれが話題に広がっていった。

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彼らが伝統楽器を用いてカバーし、YouTubeに投稿されたサッチャル版「テイク・ファイヴ/Take Five」のプロモーション映像は、その独創的な解釈と圧倒的な演奏力が受け、瞬く間に世界中に知れ渡った。その噂を聞きつけた、トランペット奏者の「ウィントン・マルサリス/Wynton Marsalis」の招待で、彼が率いる本場NYのビッグバンド、「ウィントン・マルサリス & ジャズ・アット・リンカーン・センター・オーケストラ/Wynton Marsalis and The Jazz At Lincoln Center Orchestra」と共演することになる。

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居場所を失った芸術と観客を取り戻すため立ち上がった「サッチャル・ジャズ・アンサンブル」の超絶演奏が世界中を虜にするまでの紆余曲折を追うドキュメンタリーが、「ソング・オブ・ラホール」。監督は、本年2度目のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞したパキスタン人女性、「シャルミーン・ウベード=チナーイ/Sharmeen Obaid-Chinoy」。2013年11月、ニューヨーク、「リンカーン・センター」で再起をかけた音楽家たちの、奇跡の一夜が幕を開ける。(朝日新聞、公式サイトより)

「ソング・オブ・ラホール」。今一番観たい映画となった。

「映画『ソング・オブ・ラホール』予告編」

          

調べたら3枚ほどのアルバムがリリースされていたが、入手困難な様である。

サッチャル・ジャズ

サッチャル・ステューディオズ・オーケストラ / エル・スール・レコーズ・インポート



ライヴ・イン・コンサー ト(2CD)

サッチャル・ジャズ・アンサンブル / エル・スール・レコーズ・インポート



Song of Lahore

Sachal Ensemble / Wrasse



「The Sachal Jazz Ensemble - Limbo Jazz, Take 5, Blues Walk, Besame Mucho, Imagine and more 」

          
 


 
by knakano0311 | 2016-09-26 10:17 | 音楽のチカラ | Trackback | Comments(0)