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大屋地爵士のJAZZYな生活

タグ:チャーリー・ヘイデン&キース・ジャレット ( 2 ) タグの人気記事

急速に秋が深まりそうな感じがする

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しばらくの間続いた鬱陶しい長雨も台風18号の通過とともに一応終わったようだ。栃木の方では大変なことになっている。お見舞い申し上げます。さて、長雨のため、わが遊びの山はすっかり「きのこの山」と化している。いままでもこの山で見かけた鮮やかな色の茸や、変わった形の茸を紹介したが、今日見かけたのは、同心円状の縞模様が鮮やかで、その自然の造形の見事さが見てとれる、「カワラタケ(瓦茸)」。切り株などに多数群がって生えるが、肉質は非常に硬く、調理しても食べられないという。

そして、木の実。この山で一番大きな葉を持つ「ホオノキ(朴の木)」。その葉と同じように、大きな実も目立つようになった。今年は急速に秋が深まっていきそうだ。

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さて、初秋の宵はしみじみと音の余韻に浸りたい。取り出してきたのは、「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」のデュオ・アルバム、暗示的なタイトルを持つ「Last Dance」。盟友「キース・ジャレット/Keith Jarrett」とのデュオである。前作のデュオ、「Jasmine」から4年ぶりの2014年6月12日に発売されが、奇しくも、「チャーリー・ヘイデン」死去の1か月前であった。クレジットを見ると2007年、キースでの自宅録音、すなわち「Jasmine」の時に同時に録音されたものである。はやり、秋の宵に聴きたいアルバムのイチオシ。(参照拙ブログ「最高のベーシスト逝く」「庭先の宇宙」

Last Dance

Keith Jarrett / Ecm Records



「Keith Jarrett & Charlie Haden - 'Round midnight」

          

「Keith Jarrett & Charlie Haden - Where Can I Go Without You」

          

「GOODBYE - Keith Jarrett / Charlie Haden」

          
by knakano0311 | 2015-09-11 08:45 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

庭先の宇宙

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台風一過の昨日のことである。庭先に羽化したばかりと思われるの「ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)」のメスが、やっとやっとといった体で、ひらひらというか、ヨタヨタと飛んでいる。日数からして、どう考えても、先日ブログに書いた幼虫が羽化したとは思えない。

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近辺を探すと、「サナギ(蛹)」が見つかった。他の「ヒョウモンチョウ」類は、ほとんど年1回しか発生しないのに対し、この蝶は4、5回発生するというから、気がつかなかったが、庭のどこかにあった蛹が、羽化したものであろう。成虫⇒卵⇒幼虫⇒蛹⇒成虫と変態を遂げていく、生態のサイクルが狭き我が庭で行われている。大げさかもしれないが、一つの宇宙が完結しているのだ。そんな新鮮な驚きと感動を覚えた。この蛹もいずれ羽化して成虫になるのである。しばらく観察を続け、その時が見たいものだ。

「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」死去のショックがまだ尾を引いているようだ。久しぶりに、彼が「キース・ジャレット/Keith Jarrett」と組んだその「宇宙」を聴いてみたいと思った。中腰の姿勢で、時折うめき声を出しながらピアノを弾くスタイルに、違和感を感じて、私はあまり聴くことがなかったピアニストである。その評価を変えたのが、永年の盟友とも言うべき「チャーリー・ヘイデン」とのデュオ・アルバム、「ジャスミン/Jasmine」(2007年録音;2010年リリース)であった。

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「キース・ジャレット/Keith Jarrett」。1945年生まれの、アメリカのジャズ・クラシック・ピアニスト、作曲家。ペンシルベニア州出身。ヘイデンとは「盟友」といっていいくらい付き合いが長い。幼少期はクラシックの教育を受けていたが、高校時代からジャズに傾倒するようになったという。1967年には後のアメリカン・カルテットでも共演する今は亡き「ポール・モチアン/Paul Motian」、「チャーリー・ヘイデン」の2人を擁したトリオで初リーダー作、「人生の二つの扉/Life Between the Exit Signs 」を発表している。

そして、70年代においては、ピアノ・ソロでの活動と並行して2つのバンドを率いたが、その一つは、以前からトリオを組んで活動していた「チャーリー・ヘイデン」、「ポール・モチアン」にサックスの「デューイ・レッドマン/Dewey Redman」を加えた、通称「アメリカン・カルテット」と呼ばれるユニットであった。

1996年のイタリアでのコンサート中、ジャレットは激しい疲労感に襲われ、そのまま演奏することもままならない状態に陥ってしまい、、闘病生活を余儀なくされた。一時期は、ピアノを弾くことや、外出はおろか人と会話する体力さえ無かったという。復活の兆しが見えた1998年に自宅のスタジオにて録音されたのが、療養中彼を献身的に支えた妻に捧げられたピアノ・ソロ作品「メロディ・アット・ナイト・ウィズ・ユー/The Melody At Night, With You」。翌年の同作の発表をもって、ジャレットは本格的に演奏活動を再開し、現在に至るまでソロとトリオの双方で精力的な活動を続けている。(参照Wikipedia)

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正直言って、あの独特のスタイルに違和感を感じていた私の評価を変えたアルバム、「Jasmine」は、2007年に「The Melody At Night, With You」が録音された自宅を訪れた盟友ヘイデンと自然な形でコラボが始まったという。盟友ふたりの30年ぶりの再会がもたらしたセッション。その宇宙はなんだったのか。キースはこの作品のライナーノーツにこう書いている。『Call your wife or husband or lover in late at night and sit down listen.』。

Jasmine

Jarrett / Ecm Records



上記アルバムから3曲。

「Don't Ever Leave Me - Keith Jarrett & Charlie Haden」

          

「For All We Know ‐ Keith Jarrett & Charlie Haden」

          

「Keith Jarrett, Charlie Haden - Where Can I Go Without You」

          

まるでなにかの因縁でもあるかのように、奇しくも1か月前、2014年6月12日に、前作「Jasmine」から4年ぶりに発売されたのが、タイトルも暗示的な「Last Dance」。クレジットを見ると2007年の自宅録音、すなわち「Jasmine」の時に録音されたものである。4年もたってから今リリースされたことに、なにか予兆的なものを感じるのは考えすぎでしょうか ・・・。

Last Dance

Keith Jarrett / Ecm Records



「Keith Jarrett & Charlie Haden - Every Time We Say Goodbye」

          
by knakano0311 | 2014-07-14 10:08 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)