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大屋地爵士のJAZZYな生活

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JAZZ的トリビア(8)  ~ Yes We Can ~

オバマ氏が、1月20日アメリカ合衆国第44代大統領に就任した。政治的、社会的意義付けなどは各種メディアにまかせて、トリビア的側面からあつめた、話題を紹介しておきましょう。

選挙中から多くのアーティスト達や有名人、例えば、俳優の「ロバート・デニーロ」や「トム・ハンクス」、女優の「スカーレット・ヨハンソン」や「ハル・ベリー」、人気テレビ司会者の「オプラ・ウィンフリー」らがオバマ氏を支持していることはNEWSで伝えられ、ご承知の通りである。そういえば、ターミネータ「アーノルド・シュワルツエネッガー」カリフォルニア州知事も、共和党ですが、オバマ支持を表明していましたね。

選挙戦が最高潮に達した10月16日には、「ブルース・スプリングスティーン」や「ビリー・ジョエル」らが企画し、選挙資金集めを目的としたコンサートが行われました。また、「JAY-Z」による有権者登録手続きを促すフリー・ライヴも行われた。多分これらのライブ・アルバムなどは、まもなく発売されることは間違いないでしょう。

現在、日本でベストセラーを記録しているのは、オバマ氏のCD付き演説集。漢字クイズで時間と税金を浪費する日本の国会、政治家と違って、国民に向かって直接語りかけられる質の高い演説、言葉。圧倒的な演説の力、論理の力、言葉の力、声の力、その表情。それによって政治家が全人格的に評価され、国民が揺り動かされ、政治を信頼してみようとする。今回の選挙戦のオバマの演説ではそれが際立っていたように思う。
ラップに代表されるように、英語という言語が持っている、シンプル・フレーズのもつコンセプトの明快さ、リズム的抑揚、反復フレーズのもつ昂揚感。英語はきわめて音楽的な言語で、それゆえにアジテーションに向いた言語であり、「言霊」という日本ではもう死語になったかもしれない言葉すら演説に感じてしまう。

生声CD付き [対訳] オバマ演説集

CNN English Express編 / 朝日出版社



生声CD付き [対訳] オバマ大統領就任演説

CNN English Express編 / 朝日出版社



そして、2008年11月4日、オバマ氏が米国初の黒人大統領に選出された直後に発売されたCDがあります。人種問題、イラク戦争問題、減税公約など、彼の思想に賛同し支持する豪華有名ミュージシャンたちが参加したコンピレーション・アルバム。タイトルもズバリ「Yes We Can」。
収録に参加したアーティストには、「ライオネル・リッチー」、「スティーヴィー・ワンダー」、「ジャクソン・ブラウン」、「シェリル・クロウ」、「ジョン・レジェンド」といったPOPS界のビッグ・ネームが並び、オバマ氏のスピーチを使用した“Exclusive Obamaversion”や、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア氏のスピーチを使用した曲を多数収録している。勿論、就任演説では使われなかったが、あの超有名フレーズとなった、「Yes We Can」も・・・。
先の「ビヨンセ」も含め、このうちの何人かは大統領就任式やそのイベントに招待されていましたね。この辺の感覚も日本とはだいぶ違うと思いますね。たとえば、自民党総裁選などで、SMAPが特定候補の支持を表明し、就任の党大会で「ライオン・ハート」を歌うなんて考えられますかね??・・・・。

イエス・ウィー・キャン:ヴォイセズ・オブ・ア・グラスルーツ・ムーヴメント

オムニバス / ビクターエンタテインメント



そして就任式の夜は、お祝いのダンスパーティがワシントン各所で行なわれたという。オバマ大統領は、ミシェル夫人を伴って10箇所のダンスパーティをはしごしたとも伝えられる。そのうちのひとつのパーティで、「ビヨンセ/Beyoncé Giselle Knowles」の歌う歌にのって踊る夫妻の姿がTVに映し出されていた。
「ビヨンセ」の歌ったその歌は、スタンダードの美しいラブ・バラード「At Last」。まったくその場にふさわしい選曲にすっかり感心してしまった。

「At Last」、JAZZのスタンダードであるが、オバマに倣って、JAZZ外の分野の歌手と新人を取り上げてみた。まず、「シンディローパー」初のカヴァーアルバムで、スタンダードナンバーを集めた「At Last」。取り上げている曲は、エディット・ピアフ、バート・バカラック / ハル・デヴィッド、スモーキー・ロビンソンの名曲。奇抜なファッションを一時売りにしていたこともある彼女だが、ピアノ、チェロなどのシンプルな音をバックに、「Unchained Melody」、「Don’t Let Me Be Misunderstood」、「Walk on by」、「La Vian Rose」などをこれほど情感込めて聴かせるとは、彼女のボーカリストの力量が並々ならぬことを認めざるを得ない。

アット・ラスト
シンディ・ローパー / ソニーミュージックエンタテインメント
ISBN : B0000CD863
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「マレン・モーテンセン」。北欧デンマーク発、大注目の女性シンガー・ソングライターの日本デビュー・アルバム。ソングライターとしての才能を感じさせる美しくメロディアスなオリジナル曲に加え、ジョニ・ミッチェル、アニタ・ベイカーといったカバー曲の選曲にもセンスの良さが光る、都会的で洗練されたテイストの溢れる女性ヴォーカル。ジャケ買いしたアルバムであるが、ジョニ・ミッチェルをほうふつとさせる歌声で大当たり!

デイト・ウィズ・ア・ドリーム

マレン・モーテンセン / コロムビアミュージックエンタテインメント




就任式、晩餐会などでのミシェル夫人のファッションも大変話題になっているようです。過去のファーストレディのようにアメリカを代表するデザイナーのものではなく、新進デザイナーの洋服を彼女は選んだようである。就任式では、「イザベル・トレド(キューバ出身)」のデザイナーの「希望」を意味する黄色のドレスを選び、ダンスパーティーで選んだワンショルダーのアイボリーのドレスは、新進気鋭でまだデザイナーになってたった3年の無名と言っていい、台湾系デザイナー、26歳の「ジェイソン・ウー」の作品だそうだ。ファーストレディとして、誰のデザインによる、どのようなドレスを着るのかについても注目が集まること自体が、日本では考えにくいことである。元来ファッションとはそういう側面を持っているのであるが、洋服の選択にまで「メッセージ」をこめなくてはならないのも、ちょっとしんどいことではある・・・。

「Beyonce ― AT LAST /Barack Obama & Michelle First Dance」

          
by knakano0311 | 2009-01-30 18:23 | JAZZ的トリビア | Trackback | Comments(0)

JAZZ的トリビア(6) ~JAZZと美脚との最後の関係~

えっ、もっと美脚ジャケットはないかとおっしゃるんですか。あなたも好きですね。いいでしょう、それじゃ、今回が在庫一掃、決算棚卸、最後の足ジャケ特集ですよ。

最初は、「エディ・ヒギンス」と泣かせのSAXの達人「スコット・ハミルトン」と組んだアルバム「マイ・ファニー・バレンタイン」。この脚も「デイブ・ブルーベック/エニシング・ゴーズ」と双璧をなす絶品といっていいほど美しい。「エディ・ヒギンス」について、甘すぎてかったるいとか、そんなことをいう人も多いけど、私は老いて益々色気も艶も磨きがかかってきたご老体、エールを送りたいね。このお二人は、もう何回もこのブログで取り上げているので、いまさら解説の必要もないでしょう。
スタンダード・ソングを、ずらりとならべ、スマートさにあふれ、甘くて、美しいなごみのアルバムに仕上がっている。

JAZZ的トリビア(6) ~JAZZと美脚との最後の関係~_b0102572_2315584.jpg
マイ・ファニー・バレンタイン
エディ・ヒギンズ&スコット・ハミルトン / ヴィーナスレコード
ISBN : B0009I8TUG
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つぎは、「秘密の花園」からの特選、スウェーデンの妖精「Lisa Ekdahl/リサ・エクダール」。彼女は、伏せ目、横ずわりと美脚だけでなく、ロリータ・ボイスでおやじの弱点を見事についてくる妖精、はたまた小悪魔ではないか。どうですこの膝頭は・・・。
アルバム「Back to Earth」では、ささやくような声で、あの往年のナットキングコールの「Nature Boy」、「Lonely One」やスタンダードの「Tea for Two」、「Night and Day」なんかを歌うからたまらない。

Back to Earth
Lisa Ekdahl Peter Nordahl Trio / RCA
ISBN : B00000IFUZ
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足ジャケ定番の男組トランペッター「ライアン・カイザー/ザ・サイドワインダー」。いわずとしれた「リー・モーガン」の最大のヒット曲のカバー・アルバム。夏が来て、突き抜けるようなペットの快感が味わいたくなった人に最適ですよ。コピーにいわく、「その音には、澱みがなく、迷いがなく、キレがある。」 

ザ・サイドワインダー
ライアン・カイザー サム・ヤヘル ピーター・バーンスタイン ウィリー・ジョーンズ3 / ビデオアーツ・ミュージック
ISBN : B00007K4MM
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つぎは奥ゆかしいところから一枚。フランスの国民的人気歌手「パトリシア・カース/ピアノ・バー」。フランスの誇る「ミッシェル・ルグラン」や「シャルル・アズナブール」のフレンチ・スタンダードを英語で歌っているアルバム。薄く水の張った床に置かれた深紅の薔薇。そこにそっと足を入れようとするペルシャ風衣装の女性のアンクレットと波紋。この足ジャケットは粋でおしゃれですね。

ピアノ・バー
パトリシア・カース / ソニーミュージックエンタテインメント
ISBN : B00006IIFF
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次は筋肉トレーニング前に行う「ストレッチ」、或いは「ヨガ・ポーズ」の手引書から二点。足ジャケの範疇に入るかどうか、やや疑問な点もあるのですが・・・・・。ジャズ・ボーカルのUAとサックス奏者菊地成孔とのコラボレーション・アルバム「cure jazz」。アルバムタイトルの「cure」は「cure=癒し」の意味。さらに、菊地(きくち)のキ+UA(うーあ)=<きぅーあ> という語呂合わせだそうだ。「OVER THE RAINBOW」といった誰しもが耳にしたことのある曲をはじめ、「チュニジアの夜」などのスタンダード楽曲中心のアルバム。ただ、このジャケットから菊地とUAの関係をどう捉えたらいいのだろうか?

cure jazz
UA×菊地成孔 / / ビクターエンタテインメント
ISBN : B000FVQNAU
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もう一枚は、初代ヨーロピアン・ジャズ・トリオのリーダーで現在は自前のトリオを率いている「カレル・ボエリ/ブルー・プレリュード」。
CDジャーナル評にいわく、「ひとつひとつの音をていねいに重ねていくボエリーのアプローチは、ピアノ・トリオとしてのジャズを、“ムーディなBGM”または“生活を演出するための道具”と考える向きには“探し求めていたものが見つかった”という印象を受けるかもしれない。」まさしくこのブログの目指すところではありませんか。バーグマンの「追想」のテーマ曲「アナスタシア」なども美しい。アルバムの中身とはうらはらにジャケはやや過激なポーズだ。多分モデルは撮影の翌日は筋肉痛に悩まされたに違いない。

ブルー・プレリュード
カレル・ボエリー・トリオ / エムアンドアイカンパニー
ISBN : B000BU6PYO
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そして最後は袋とじ?ジャケ。ややロリータがかった声が魅力な「五十嵐はるみ/サムシング」。スタンダードからPOPSのヒット曲までキュートでセクシーに歌ってくれる。下のジャケ写真をみると、黒っぽい衣装に身を包んでいるが、美脚は想像させるものの何の変哲もないジャケ。しかし、ジャケットを開いてみるとそこには・・・・・・ぽいコスチュームで惜しげもなく美脚をさらす彼女が・・・・。「秘密の花園」入りしたアルバムでもある。買った人だけが楽しめる袋とじジャケ。お楽しみはそれからだ。

サムシング
五十嵐はるみ / BMG JAPAN
ISBN : B00005EHIF
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私は断じて「足フェチ」ではありませんので、くれぐれも誤解無きよう・・・・・。
by knakano0311 | 2008-07-21 00:23 | JAZZ的トリビア | Trackback(1) | Comments(0)

JAZZ的トリビア(3)   ~続き・JAZZと美脚との素敵な関係~

かってのLPレコード時代には、大きなジャケットで楽しめた「足ジャケ」特集の続きを・・・。

デヴィッド・マシューズ率いる「マンハッタン・ジャズ・オーケストラ」からスイング・ジャズ時代のレトロな薫りのする一枚。クラシックな車を背景に踊るカップル。ヨーロッパあたりの街角か?長く切れ込んだスリット、ふくらはぎの筋肉のふくらみ。控えめながら秀逸の足ジャケ。

イン・ザ・ムード~プレイズ・グレン・ミラー~
マンハッタン・ジャズ・オーケストラ / / インディーズ・メーカー
ISBN : B000VOSUFW
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MJOの最新作「スペイン」も足ジャケではあるが、クオリティが低く、伝わってくるものが何もないので足ジャケとしてはNG。しかし、音楽的な内容はビッグバンドによるアランフェス協奏曲始め、スペインにちなんだ名曲ぞろい。相変わらずマシューズのアレンジの腕が冴える。

スペイン
マンハッタン・ジャズ・オーケストラ / / インディーズ・メーカー
ISBN : B0015DMO82
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当代きっての男組トランペッター「ライアン・カイザー Ryan Kisor」。いまもっとも旬で、切れ味抜群のJazzトランペッターである。音の強さ、ドライブ感、スピード感、メリハリ、テクニック どれをとっても現在、右に出るものはいないではないかと思わせる。彼のリリースするアルバムはこのところずっと足ジャケが続いている。何かに目覚めたかもしれないそんなアルバムから2枚がおすすめ。
「ソング・フォー・マイ・ファーザー」「ワーク・ソング」などファンキーなナンバーに加え、ドラムとのデュオで有名になった「ドナ・リー」、甘美な演奏も出来ることにビックリした、「黒と白の肖像」というタイトルのほうが有名なACジョビンの「Zingaro」を収録する「ドナ・リー」と現代に生きるビ・バップ・サウンドをぎっしりと詰めた「コンセプション~クール・アンド・ホット~」。特に「ドナ・リー」は健康美溢れるな美脚、「クール・アンド・ホット」は成熟したお色気美脚と対照的。

ドナ・リー
ライアン・カイザー サム・ヤヘル ピーター・バーンスタイン グレッグ・ハッチンソン / ビデオアーツ・ミュージック
ISBN : B00018H0WM
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コンセプション~クール・アンド・ホット~
ライアン・カイザー / / 3d system(DDD)(M)
ISBN : B0013PVGQS
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そしてトランペットの後はSAX。「グラント・スチュワート/シャドウ・オブ・ユア・スマイル」。おなじみのスタンダード曲がゆったりと聴けます。だんだん妖しいジャケットになってきましたが・・・。

シャドウ・オブ・ユア・スマイル
グラント・スチュワート / / インディーズ・メーカー
ISBN : B000V2RVLS
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60年代に活躍したピアニスト「Pat Moran」の「ジス・イズ・パット・モラン」と女性ボーカル「ベヴァリー・ケリー」をフューチャーした「ベヴァリー・ケリー シングス」を1枚の収めて復刻した「Complete Trio Sessions」。ピアノの鍵盤上に無造作に投げ出された赤いハイヒールの足が印象的なジャケットですが、2007年復刻ということで、美人の誉れ高かったケリーもいないので、「ジス・イズ・・・」の方のジャケを復刻したと思われます。「べヴァリー・ケニー Beverly Kenney」。レコード数枚を残して、寝たばこが原因のホテル火災で焼死したと伝えられる金髪、白人、美人の幻の女性歌手で今でも日本で人気が絶えない。(「夭折のミューズたち ~盂蘭盆に偲ぶ~」参照) 彼女の足でないのが残念といえば残念。

Complete Trio Sessions

Pat Moran / Fresh Sounds



少しストーリー性を感じさせる足ジャケもあります。その代表的なのが、ビッグ・ジャズバンドを率いる「Marty Paich」の「Modern Touch」。これまた59年に録音された「The Broadway Bit」と「I Get A Boot Out Of You」のカップリング復刻盤。メンバーがすごい。コンテ・カンドリ(トランペット)、ビル・パーキンス(テナー・サックス)、アート・ペッパー(アルト・サックス)、スコット・ラファロ(ベース)ラス・フリーマン(ピアノ)などの面々。
ステージの幕間だろうか二人の踊リ子が楽屋でくつろでいる。なんとなく二人の人生模様を想起させるような写真のジャケットも素晴らしい。なんと、奥に見える踊り子は「ダウンビート」誌を読んでいる。

ブロードウェイ・ビット

マーティ・ペイチ / ワーナーミュージック・ジャパン



「ダニーロ・レア」のリーダー・アルバムで、「カタリ・カタリ」、 「サンタ・ルチア」 、「帰れソレントへ」などのナポリ民謡やイタリアの美しいラブ・ソングを集めたアルバム「Romantica」。セレブと思われる令嬢がメイドに靴を履かせているというなにやら意味深なジャケ。令嬢もさることながらメイドの膝頭にも・・・・・。ここにも退廃的な薫りが立ち上ってくる「ヴィーナス・レコード」お得意のジャケット・デザイン。

JAZZ的トリビア(3)   ~続き・JAZZと美脚との素敵な関係~_b0102572_23342369.jpg
ロマンティカ
ダニーロ・レア・トリオ / / ヴィーナス・レコード
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そして最後は、最初と同じようにアーティスト本人の美脚で締めましょう。我が「秘密の花園」から「Gabriela Anders 」の「Wanting」。ミニスカートのスレンダーな女の子がすこしうつむき加減で歩いている姿を望遠で撮ったと思われる写真。「楚々とした・・・」と言う表現がぴったり。なにかのストーリーを感じさせ、映画の1シーンを思わせるようなジャケット。(「第7回 秘密の花園」参照) 

Wanting
Gabriela Anders / Warner Bros.
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最後に念のためにお断りしておきますが、私は決して「足フェチ」ではありませんから・・・・・。
by knakano0311 | 2008-06-11 21:18 | JAZZ的トリビア | Trackback(1) | Comments(0)

JAZZ的トリビア(2)   ~ JAZZと美脚との素敵な関係 ~

あちらの世界からこちらの世界へ遊びに来てくれたミューズ、「今井美樹」の新作アルバム「I Love A Piano」のジャケットには、多分今井美樹本人のものであろうと思われる素敵な美脚がデザインされている。これは、自分が美脚であることを彼女は十分自覚していますね、それほどの美脚ですね。このジャケットをみていたら、どこかで見たようなジャケットだなと思った。調べてみると、JAZZピアノのコンピレーションアルバム「PIANO JAZZ CLUB」のジャケットとそっくり。多分、プロデューサーに「PIANO JAZZ CLUB」のイメージがあったんでしょうが、勝つ自信があって敢えてチャレンジしたんでしょう。どちらも素敵なジャケットに仕上がっていますが、美脚度では今井美樹に軍配が挙がりますね。

I Love A Piano

今井美樹 / EMIミュージック・ジャパン



PIANO JAZZ CLUB
オムニバス / / エム アンド アイ カンパニー
ISBN : B000BKJE56
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そんなことがきっかけとなって、「JAZZと美脚との素敵な関係」、正しくは「JAZZ・アルバム・ジャケットと美脚との素敵な関係」というべきかもしれませんが、少し調べてみました。

まっさきに思い出すのは、なんといっても「ソニー・クラーク/クール・ストラッティン」のあまりにも有名なジャケット。「ストラッティン」とは「肩で風を切って歩く、気取って通りを歩く」という意味。スリット入りのタイト・スカートを履いたキャリア・ウーマンらしき女性が、さっそうとマンハッタンを闊歩しているジャケットのカッコ良さに魅かれて、思わずレコードを買った人も多かったはず。リリースされたのは、1958年というから、ウーマン・リブ(Women's Liberation)最盛期の10年ほど前ではあるが、そんな時代の雰囲気をも感じさせる傑作ジャケットである。

演奏もこれまたカッコいい。ソニー・クラークのピアノに、ジャッキー・マクリーンのアルト・サックス、アート・ファーマーのトランペットとメンバーも豪華。アメリカのジャズ雑誌「ダウンビート」での、初出時の評価は三つ星だったらしいが、日本では、「クレオパトラの夢」と並んで、人気投票で必ずトップ5に入るほどの人気作。数枚の名盤を残し32歳で薬死(62年)したクラークの、これぞハード・バップ、これぞファンキー・ジャズの名盤。

クール・ストラッティン
ソニー・クラーク / / EMIミュージック・ジャパン
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そして、その名盤にも別テイクの演奏と写真があった。それを組み合わせた「ザ・コンプリート・クール・ストラッティン・セッション」。美脚の躍動感について言えば、前作に軍配を私は挙げる。

ザ・コンプリート・クール・ストラッティン・セッション
ソニー・クラーク / / EMIミュージック・ジャパン
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「テイク・ファイヴ」の大御所「デイブ・ブルーベック」の「エニシング・ゴーズ」。「夜も昼も」「ラヴ・フォー・セール」など、コール・ポーターの超有名スタンダード集。「飛行機と足のジャケットに駄盤なし」というジャズの通説があるらしいが、それに違わずのアルバム。それにしてもこの足は美しい・・・。

エニシング・ゴーズ
デイブ・ブルーベック / / ソニーレコード
ISBN : B00000K277
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(以下 次号につづく)
by knakano0311 | 2008-06-10 23:35 | JAZZ的トリビア | Trackback(1) | Comments(0)

JAZZ的トリビア  ~ジャズが流れるこだわり○○~

JAZZ的トリビア  ~ジャズが流れるこだわり○○~_b0102572_18121338.gif(イラストはINAX HP より)

「住宅設備機器メーカー大手のINAXはこだわりの水廻りを求める人向けの洋式便器「REGIO」を、6月1日から発売する。・・・・この便器シリーズには、便座フタが開くと、ジャズピアニスト木住野佳子(きしのよしこ)さんとコラボレートしたオリジナルジャズが背面から流れる「リラックスミュージックDXⅡ」機能も搭載され、静粛性とともに快適な音も、とことん追求しました。・・・・・  メーカー希望小売価格:ノーブルブラック 556,500円 ブリリアントホワイト462,000円 (施工費は別途)・・・・・」

こんな記事が目につきました。そして幾つかの疑問や質問も湧いてきました。

・これは便秘で悩むJAZZファンにとっては大朗報!救いのニュースなのか?
・さすれば、それを裏付けるデーターはあるのか?(HPにはデータはなかったが・・・)
・JAZZ以外の音楽ファンにとっても効果があるのか?それはどんな曲なのか?
  (たとえば悩める演歌ファンなら、都はるみの「アンコ椿は恋の花」などが・・・)
・試聴は出来るのか?(これもHPにアクセスしたが出来る気配はなかった。)もっともダウンロ 
 ードして自分のトイレで再生すれば、悩みは解消してしまうので、そんなことをメーカはしない
 だろうが・・・・・。
・何曲ぐらいバージョンがあるのだろうか?飽きたら別の曲をインストールできるのだろうか?

さらに欲を言えば、携帯電話の「着メロ」のように、好みの曲をNETからダウンロードできれば 最高かもしれない。それと「こだわり派」としては音質も気になるところですが・・・・。
そして最大の疑問は
・この価格は痔や便秘悩む人にとっては安いのか? 高いのか? ということ。

かって私も痔を患ったことがあり、手術以後は洗浄便座の愛用者となり、もはや手離せなくなっていますので、そのありがたさはよく分かるのですが。それにしても、施工費別で50万を超えるとなると・・・・。う~~~ん、そないシャカリキにならんと、お金のある人はどうぞぐらいに考えておきまひょか。嗚呼、JAZZも流れる!○○コも流れる!
もしお食事中でしたら大変失礼しました。

疑問への私のコメントは控えますので、お悩みの方、興味のある人は INAX HP へアクセスしてみてください。


さて、気分を一新して「木住野佳子」。東京都出身。美人ジャズ・ピアニストとして有名。

クラシック畑の出身であるが、1995年、名門レーベル、GRPインターナショナルより日本人初で唯一のアーチストとしてワールド・ワイドなデビューを飾り、人気、実力ともトップの女流ジャズ・ピアニストとしての地位を築く。どちらかというと、スムース・ジャズといっていいジャンルと思うが、だからといって、けっしてトイレ向きなどというJAZZではありません。

私のおすすめは次の2枚。映画音楽やTV-CM、さらにトイレBGMの作曲・演奏など、ジャンルを超え多様な音楽性で活動を展開している木住野のコンポーザー、アレンジャーとしての才能がフルに発揮されているオリジナル曲中心の最新アルバム「FACE」と、NYで録音されたエレガントな都会的ボサノバ気分一杯の「シエスタ」。タイトル曲「シエスタ」は、インスト・バージョンと元トワ・エ・モアの白鳥英美子をフィーチャーしたヴォーカル・バージョンの両方を収録している。レビューの多くの声にあるように「木住野佳子」は究極のBGMジャズ・アーティストかもしれない。


FACE
木住野佳子 / / UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)
ISBN : B00144665O
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シエスタ
木住野佳子 / / ユニバーサル ミュージック クラシック
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by knakano0311 | 2008-05-25 00:05 | JAZZ的トリビア | Trackback(1) | Comments(0)