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大屋地爵士のJAZZYな生活

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トロンボーンが好き、美人はもっと好き

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トロンボーンが好きである。他の金管楽器、例えば、サキソフォンやトランペットなども勿論好きであるが、トランペットの金属の光沢を思わせる鋭角的な音や太くしゃがれたサックスの官能的な音とは違い、どこかとぼけたというか、緩(ゆる)いというか、しかし聴く人を暖かくさせるような、あのトロンボーンの音が好きである。また、長い物干し竿を肩に担いで、もてあましているかのような、絵的に観てもあまり様にならない姿も好ましいと思うのである。

最近、ピアノ以外にも女性JAZZプレイヤーの台頭が著しい。キャンディ・ダルファー(sax)、矢野沙織(sax)、市原ヒカリ(Tr)、ニッキ・パロット(Bass)などである。そして男性でも最も様にならないトロンボーンJAZZの世界に、ついに女性が登場してきたのだ。しかも美人姉妹ときた。「Sliding Hammers/スライディング・ハマーズ」。あまたのJAZZアーティストを輩出しているJAZZ王国スエーデン発である。1997年にミミとカリン・ハマー姉妹が結成。 「スライディング・ハマーズ」は、かって1950年、60年代を通じて大活躍したスター・トロンボーン・デュオ、「J & K」(J.J. Johnson & Kai Winding/ジェイジェイ・ジョンソン&カイ・ウインディング)のジャズ・スピリットを継承しながらも、オリジナル楽曲にも取組み、好評をもって迎えられている。とても女性とは思えない、抜群のテクニック、軽やかでヴィヴィッドな演奏、しかもデュオ、まさに「J & K」を思わせるような演奏ぶりである。

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シング

スライディング・ハマーズ / インディペンデントレーベル



ところがである。これまで紹介されてきた3枚のアルバムの中で聴くことの出来る「ミミ・ハマー」のキュートでチャーミングなヴォーカルの人気が非常に高く、その要望に応えた全編「ミミ・ハマー」のヴォーカルをフィーチャーした4作目「シング」が昨年リリース、大好評を得たのだ。「チェット・ベイカー」を意識したアルバム・タイトルでしょうか、スタンダードを中心に美しいオリジナル曲を含めた13曲。可憐なミミのヴォーカル。いい、すごくいい。そして、素晴らしいソロを聴かせるカリン。絵になっている。私のトロンボーンへの偏見をぶち壊してくれた。女性ヴォーカルとトロンボーンの異色の組み合わせによる、美しき北欧最強のJAZZユニット「スライディング・ハマーズ」が、ここに完成した。そして、トロンボーンの音色がよく似合うのはボサノバ、6月の初来日を記念して、ベスト盤「プレイズ・ボッサ&バラード」が今月発売。久し振りにはまったJAZZユニット。

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来日記念盤 プレイズ・ボッサ&バラード

スライディング・ハマーズ / スハ゜イス・オフ゛・ライフ/アミュース゛




絵になる魅力の姉妹トロンボーンの動画はこちらから。

          


このYOU TUBEで気がついたのだが、他にも「Jubilee Stomp」など、女性JAZZトロンボーン奏者やデュオがいることにびっくり・・・。
by knakano0311 | 2009-05-25 09:19 | おやじのジャズ | Trackback | Comments(0)