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大屋地爵士のJAZZYな生活

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再びの宣戦布告? ~ これからは神経戦に ~

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ワークショップのすぐ目の前で鹿が葉を食べている。いわゆる「鹿の子模様」の夏毛と特徴である白い「尻班(しりはん)」がはっきりわかる。少し小ぶりなところからすると、昨年生まれた子鹿であろうか。一般的に、鹿は母子グループで行動するようだが、この時期は年に1回の出産時期。そのため子鹿が単独行動をとっているのかも。まったく人を怖がる様子もなく園内を闊歩している。ちょうど居合わせた家族連れに教えてあげると、「可愛い!」といってスマホで写真を撮っていた。

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しかし、私たちにとっては、この可愛い鹿も、シビアないたちごっこの攻防を繰り返している天敵である。今日も、つい先週補修したばかりの鹿除けネットの同じ箇所が破られていたので、修理を終えて帰ってきた矢先の遭遇である。数年前まではクヌギの若葉を丸坊主にというようなことはなかったのであるが、鹿は母子グループで狭い範囲で行動し、排他性も弱く群れるので、天敵がなければ、瞬く間に高密度になるという。一頭あたり一日約3kgの食糧が必要というから、異常に高密度なってしまった公園の鹿たちも、背に腹は変えられず、奥から人間のエリアまで出てきたということであろう。

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この時期かれらの一番好きな若葉のあるクヌギ林へと続く「けものみち」を遮断するようにネットを張っているから、シビアな戦いになるのは覚悟の上である。駆除できない以上、もう単純にネットを張るだけの攻防ではなく、鹿の嫌がることを徹底的にするという神経戦の段階に突入した。しかしこれまでは連敗。勝機は見いだせるのだろうか。

さて、本日の急斜面でのネットの補修作業、昨夜の雨による足場の悪さもあって、もう汗びっしょりである。さて、今宵は景気よく、暑気払いでもしましょうか。それならば、ファンキーでグルーヴな演奏がいいでしょう。

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まず、「マーク・ホイットフィールド/Mark Whitfield」。1966年、ニューヨーク生まれのハード・バップ、ソウル・ジャズ・ギタリストである。「バークリー音楽大学/Boston's Berklee College of Music」卒業で、「ジョージ・ベンソン/George Benson」の後押しで、1990年代に登場したというジャズ・ギターの新星である。

卒業後は、「ディジー・ガレスピー/Dizzy Gillespie」、「アート・ブレイキー/Art Blakey」、「クラーク・テリー/Clark Terry」、「ジミー・スミス/Jimmy Smith」、「カーメン・マクレエ/Carmen McRae」、「ハービー・ハンコック/Herbie Hancock」、「クイシー・ジョーンズ/Quincy Jones」、「シャーリー・ホーン/Shirley Horn」、「レイ・チャールス/Ray Charles」、「バート・バカラック/Burt Bacharach」、「マルサリス兄弟/Wynton & Branford Marsalis」、そして彼の師匠、「ジョージ・ベンソン」ら綺羅星のようなジャズのレジェンドたちと共演してキャリアを磨いたという。

アルバムは、「Mark Whitfield and the groove masters」。まるでマシンガンのような高速弾き。それだけではない歌心溢れるギターソロ。そしてグルーヴとくれば、オルガンです。「the groove masters」は、「ロニー・スミス/Dr. Lonnie Smith」。彼の繰り出すベースラインは下手なベーシスト顔負け。とてもトリオの演奏とは思えないほどゾクゾクくるほどのグルーヴ感は、「Mark Whitfield and the groove masters」。

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マーク・ホイットフィールド・アンド・ザ・グルーヴ・マスターズ

マーク・ホイットフィールド / インディーズ・メーカー


残念ながらYOUTUBEにアップがありません。他の動画から、ファンク感が出ているものを選んでみました。

「MARK WHITFIELD - South Street Funk」

          



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お次は、「ライマン・ウッダード/Lyman Woodard」。デトロイトが誇るジャズ・ファンク、グルーヴ屈指のオルガニストであるが、惜しいことに2009年他界した。1960年代後半から活躍、いわゆるモータウン・サウンドの波に乗って頭角を現したという。彼が率いる8人編成の大型コンポ、「ライマン・ウッダード・オーガニゼーション/the Lyman Woodard Organization」が1975年にリリースした「the Lyman Woodard Organization Saturday Night Special」は、「ジャズ・ファンク分野での遺産(jazz-funk heritage)」とも評されているという。

1979年、デトロイトでのライブ盤、「Don't Stop The Groove」。「グルーヴを止めないで」くらいの意味か。これほどのファンキーさが、日本で話題にならず、ほとんどなじみがないアーティストであったのはなぜだろう?それにしても、このジャケの顔の「うさんくささ」は見事。

Don't Stop the Groove

Lyman Woodard / Corridor



タイトル曲、「Don't Stop The Groove」を ・・・。

「The Lyman Woodard Organization - Don't Stop The Groove」

          

フル・アルバムをお聴きになりたい方はこちらへ。 「Lyman Woodard Organization- Don't stop the Groove - Complete LP」



  
by knakano0311 | 2016-06-24 09:58 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(2)