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大屋地爵士のJAZZYな生活

タグ:ミンミンゼミ(ミンミン蝉) ( 1 ) タグの人気記事

役者やのう ・・・

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私の住んでいる住宅地あたりでは、「クマゼミ(熊蝉)」と「ミンミンゼミ(ミンミン蝉)」の覇権争いが激しい。「クマゼミ」が勝利を収めているように思うが、遊びの山では、まだ「クマゼミ」の鳴き声は殆ど聞こえず、まだ圧倒的に「ミンミンゼミ」の天下である。「ミ~~ン、ミ~~ン」と、ひときわ大きな合唱が、森に響き渡っている。それに加えて、「ツクツクボウシ(つくつく法師、寒蝉)」の独特の鳴き声も始まった。

山遊びの途中で見かけた「ミンミンゼミ」。羽化したばかりであろうか、まだ緑色の頭から胸部にかけての紋様が、まるで惚れ惚れとする歌舞伎役者の隈取のように美しい。しかし、近年の急速な温暖化とあいまって、「クマゼミ」の北上・東進が目立っているというから、「クマゼミ」の天下になるのも時間の問題か ・・・。

森に響き渡るセミの鳴き声。一斉に鳴き止んだときに訪れる束の間の静寂。そんな間に音楽に似たものを感じる。

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さて、今宵のピアノ。惚れ惚れとする歌舞伎人気役者同士のデュオのよう。役者は2014年に逝去した最高のベーシスト、「チャーリー・ヘイデン/Charlie Haden」とキューバ出身の名ピアニスト「ゴンサロ・ルバルカバ/Gonzalo Rubalcaba」。アルバムは、「トーキョー・アダージョ/Tokyo Adagio」。2005年3月の「ブルーノート東京」公演のライブ・アルバム。

引っかかるところや尖ったところが何一つなく、さりとてもちろん凡庸な印象ではなく、静謐のなかに、研ぎ澄まされた二人の瑞々しい感性が見事に溶け合っている。拍手を聞くまで、とてもライブとは思えない静けさに満たされた空間。

トーキョー・アダージョ~ライヴ・アット・ブルーノート東京

チャーリー・ヘイデン / ユニバーサル ミュージック



「Charlie Haden & Gonzalo Rubalcaba - My Love and I 」

          

「Charlie Haden & Gonzalo Rubalcaba - Sandino」

          

  


  
by knakano0311 | 2016-08-21 10:22 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)