大屋地爵士のJAZZYな生活

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USA・JAZZY紀行 (8)  ~続・エンタメの王国 ~ 

「エンターテイメント」といえば、「ラスベガス」をはずすことは出来ないでしょう。当時、演出照明、景観照明などの仕事に関係していたため、プライベートを含めて、数回訪れたことがあります。「ホテル・ベラッジオの噴水ショー」、「シーザーズパレスのフォーラム・ショップス」、「フリモント・ストリート・エクスペリエンス」の3点セットに、システム調査、或いはお客さんを連れて行き、仕事とはいえ、いわゆる「おいしい出張」でやっかみも言われた事もあります。
「ラスベガス」、あらゆる人間の欲望をかきたてる人工の街、エンターテイメントの極致といえる街である。  

1)ホテル・ベラッジオの噴水ショー

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1000をこえる噴水口が、光と音楽にシンクロして、コンピューター制御され、見事な噴水ショーを見せてくれる。勿論、料金はフリー。ショーの音楽はシナトラ、ライオネル・リッチーなどのヒット曲が使われているらしいが、最も人気のあるのは、ベラッジオのテーマ曲とされ、「サラ・ブライトマン」、「アンドレア・ボチェッリ」のデュエットによって歌われる「Time To Say Goodbye」。
「サラ・ブライトマン」は紹介するまでもない、クロスオーバーの女神として、大人気。「アンドレア・ボチェッリ」は、盲目のテノール歌手、あのトリノの冬季オリンピックの開会式で歌った今最も人気のあるテノール歌手である。
ボチェッリは、12歳で視力をほぼ失っている。その障害を乗り越え、歌手となる夢を捨てずに、34~5歳から歌手としてのキャリアを実現した人物である。そういった彼の生きざまも、共感を呼ぶ1つの要素となっていることは間違いない。

Time to Say Goodbye
Sarah Brightman / / Angel Records
ISBN : B000002SMW
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ロマンツァ
アンドレア・ボチェッリ / / ユニバーサルクラシック
ISBN : B00005FG09
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この「ベラッジオ」の噴水ショーは、「ベラッジオ」のカジノの売り上げ強奪をたくらむ、ジョージ・クルーニー主演の映画「オーシャンズ11 」でたっぷり観られます。ちなみに、「ジョージ・クルーニー」は、女性JAZZシンガー「ローズマリー・クルーニー」の甥にあたるそうです。

オーシャンズ11 特別版
ジョージ・クルーニー / / ワーナー・ホーム・ビデオ
ISBN : B000IU4ML0
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2)フォーラム・ショップ

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ホテル「シーザーズ・パレス」に併設された巨大なショッピング・モールで、古代ローマの街を模した「フォーラム・ショップス」。ショッピング・モールが、ひとつのテーマパークになっており、巨大な室内空間につくられた古代ローマ世界。いわば、大道具と照明演出によって、コスト・パフォーマンスの高い、異空間を作り出した手法。東京お台場の「ビーナス・フォート」は、ここのコンセプト、手法を模したものである。

3)フリモント・ストリート・エクスペリエンス

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家族みんなが楽しめるフリー・アトラクションで、新・ホテル地域にすっかり客を奪われた、カジノ中心の旧・ダウンタウンが、7000万ドル(84億円)の巨費を投じ、高さ27m、全長450mのアーケードの天井全体を巨大スクリーンとした、アトラクションを建造した。コンピュータ31台 210万個の電球による巨大な映像ショーである。ジェット機が、バファローの群れが圧倒的な迫力で天井を駆ける。この成功により、このイベントは、「ダウンタウンの復讐」と呼ばれた。

この3つのエンターテイメントは、犯罪者を乗せた護送用飛行機が、ハイジャックにより、ラスベガスの市街地に不時着するというストーリの、ニコラス・ケイジ主演の映画「コン・エアー」でも垣間見られる。

コン・エアー 特別版
ニコラス・ケイジ / / ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
ISBN : B0009Q0K14
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少し足を伸ばせば、人工と対極にある「グランド・キャニオン」の自然美が楽しめる。ラスベガスを経ち、グランド・キャニオンへ行く途中の砂漠の真ん中に、あの傑作映画「バクダッド・カフェ」のモデルになったモーターインがある。
砂漠にたたずむ、うだつのあがらない人々が集う、さびれたモーテル「バグダッド・カフェ」。そこへやってきたのが、夫と旅の途中で喧嘩別れをした、ドイツ人のジャスミン。彼女の出現は、徐々に周りを変えていく…。なつかしや、ジャック・パランスがジャスミンに思いを寄せるいい人役で好演。

バックに流れる名曲「コーリング・ユー」は、静かな感動を呼び覚ますと大変注目された曲。

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バグダッド・カフェ 完全版

マリアンネ・ゼーゲブレヒト / 紀伊國屋書店


 
 

この主題曲を歌って話題になったアルバムが、「ホリー・コール/コーリング・ユー」。
カナダ人シンガーの彼女が、ピアノ・トリオのシンプルなサポートを受けながら、スタンダード系を中心に、リラックスした雰囲気で歌っている。とても聴きやすいスタンダードな曲ばかりですが、古さを感じさせない歌唱力が素晴らしい。

コーリング・ユー
ホリー・コール・トリオ / / 東芝EMI
ISBN : B0000562LB
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「Calling You ‐ ホリーコールトリオ」

          

そうそう「Holly Cole」といえば、3年ぶりの最新アルバム「シャレード」は出色のできばえ。
「シャレード」、「シェルブールの雨傘」、「三月の水」、「イッツ・オールライト・ウィズ・ミー」など、映画音楽、スタンダードを中心に、まさに面目躍如の出来。クールだが、スイング感あふれる、その表現力は抜群である。

シャレード
ホリー・コール / / 東芝EMI
ISBN : B000KJTLGU
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by knakano0311 | 2007-01-20 18:19 | JAZZY紀行 | Trackback | Comments(0)