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大屋地爵士のJAZZYな生活

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シネマな一年/2014  ~今年私が面白かったと思う映画~

さて、恒例の「今年私が観て面白かったと思う映画2014」です。最近あまり行かなくなった映画館で観た映画と、圧倒的に多くなったDVDで観た映画の中から選んでいます。(2014年12月24日まで) 例によって、選んだ基準は、泣けたか、笑えたか、ハラハラ・ドキドキしたか、怖かったか、感動したか、1000円あるいはDVDのレンタル代に見合う価値があったか? 基準は、ただそれだけです。もちろん、時間とお金の関係で、観ていない映画、DVDのほうが圧倒的に多いでしょう。そんな条件の中での独断と偏見の選択であることを、予めお断りしておきます。

今年も、今までのベストテン方式ではなく、ジャンル別にしてみました。順位付けに困るからという情けない理由からです。今年も昨年にもまして面白い映画が多かったように思います。特に、「じじばば映画」部門、「泣けた、あるいは泣かされた映画」部門、「人生のドラマ/恋愛ドラマ」に心に残る作品が多かったように思います。私だけの感想かもしれませんが、日本映画には、上げるべき作品があまりなかったのが残念。

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【じじばば映画】
私が一番関心のあるのがこのジャンル。故「フィリップ・シーモア・ホフマン」、「クリストファー・ウォーケン」、「テレンス・スタンプ」、「ヴァネッサ・レッドグレイヴ」、「ジャンヌ・モロー」」など往年の名優たちが衰えぬ演技力と存在感を示した作品が並んだ。筆頭は「クロワッサンで朝食を」。

(洋画) 「25年目の弦楽四重奏」 「アンコール!!」 「クロワッサンで朝食を」 「はじまりは5つ星ホテルから」 「母の身終い」 「ネブラスカ」 「おじいちゃんの里帰り」 「カイロの異邦人」

(邦画) なし



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【泣けた、あるいは泣かされた映画】
今年もまた歳を取ってくると涙腺が緩むということを実感。「いかにも!」というストーリーも多かったが、随分と泣かされました。第二次世界大戦下のユダヤ人迫害を、ユダヤ系イタリア人の親子の視点から描いた「ライフ・イズ・ビューティフル」は涙が止まりませんでした。そして今年最後に観た「泣けた映画」は、「チョコレートドーナッツ」。見事に泣かされました。

(洋画) 「ライフ・イズ・ビューティフル」 「明日の空の向こうに」 「42」 「セイフ ヘイヴン」 「もう一人の息子」 「あなたを抱く日まで」 「神様がくれた娘」 「チョコレートドーナッツ」

(邦画) 「そして父になる」 「49日のレシピ」 「ペコロスの母に会いにゆく」 「麦子さんと」 「神様のカルテ2」 「青天の霹靂」

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【人生のドラマ】
人生は数奇である。だからストーリーができる、尋常ならざる人生、だからドラマになる。これが映画の醍醐味。そんな映画を今年も沢山見ました。どれも素晴らしく、なかなか絞り込むのが難しいのですが、私のいちおしは「八月の家族たち」。「メリル・ストリープ」、「ジュリア・ロバーツ」の迫真の演技が見事。身障者の性を扱った「セッションズ」、邦画では、「利休にたずねよ」の美しさ、「東京難民」の問題提起の姿勢が印象に残る。

(洋画) 「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」 「ジンジャーの朝」 「最後のマイウェイ」 「嘆きのピエタ」 「ある愛へと続く旅」 「最愛の大地」 「キャプテン・フィリップス」 「タイピスト」 「大統領の料理人」 「セッションズ」 「少女は自転車にのって」 「大統領執事の涙」 「ダラス・バイヤーズ・クラブ」 「17歳」 「オール・イズ・ロースト 最後の手紙」 「ハンナ・アーレント」 「それでも夜は明ける」 「レイルウェイ 運命の旅路」 「八月の家族たち」 「エヴァの告白」 「ターニング・タイド」 「マダム・イン・ニューヨーク」

(邦画) 「利休にたずねよ」 「御手洗薫の愛と死」 「ちいさなお家」 「東京難民」 「WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜」

【ドキュメンタリー】
凄まじい障害を抱えながらも、自信家で、ビッグマウス、好奇心の塊。きまぐれで楽天的。孤独を嫌い、女から裏切り者と呼ばれながらも、音楽と女たちから愛された天才ジャズ・ピアニスト、「ミシェル・ペトルチアーニ」の短くも劇的な生涯を描いたドキュメンタリー映画

(洋画) 「情熱のピアニズム」  (邦画) なし

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【ファンタジー/SF】
このジャンルに期待するものは、CGもさることながら、奇想天外な環境設定、その非現実世界の物語の与える感動、そして何よりも観たことのない世界の映像美。その点で「ゼロ・グラビティ」はCGであることを全く感じさせないうえにその美しさで抜きん出ていた。そして、「トム・クルーズ」の主演するおとぎ話はいつも秀逸。今年もまた ・・・。インド映画「マッキー」のアイデアには感心。

(洋画) 「アップサイド・ダウン」 「ゼロ・グラビティ」 「マッキー」 「スノーピアサー」 「ホビット 竜に奪われた王国」 「ニューヨーク/冬物語」 「オール・ユー・ニーズ・イズ・キル」

(邦画) なし 

【サスペンス、ミステリー】
なんといっても私が一番好きなジャンルである。しかしながら、もうネタが出尽くしたのか、最近はなかなか秀作が少ない。邦画は残念ながら ・・・。

(洋画) 「ディアトロフ・インシデント」 「ランナウェイ/逃亡者」 「鑑定士と顔の見えない依頼人」 「プリズナーズ」 「パークランド」
 
(邦画) なし

【ホラー】
この分野も、もうネタは出尽くした感じ。かっての「エクソシスト」、「シャイニング」などには到底及ばず。

(洋画)(邦画) なし

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【アクション】
ヒーローもの、西部劇、戦争、警察、スパイ、犯罪、カー(車) ・・・、肩がこらずに観ることができるエンターテイメントの王道。今年もA級、B級あわせて沢山楽しませてもらいました。しかし、数はあれどこれはというものは少なかった。CG技術の進歩により、アクションシーンの迫力は当たり前だが、やはり何といってもストーリーの面白さが ・・・。

(洋画) 「ホワイトハウス・ダウン」 「エージェント・ライアン」 「ローン・サバイバー」 「ハミングバード」 「ポンペイ」 

(邦画) 「超特急!参勤交代」 「モンスターズ」

【じじばばアクション】
さて、昨年に続いて今年も往年のアクション・スターの登場が多かった。「ブルース・ウィリス」、「シルベスタ・スタローン」、「アーノルド・シュワルツェネッガー」、そうそう「ジャッキー・チェン」も、なんと「ロバート・デ・ニーロ」までも ・・・。喜ぶべきか、がっかりすべきか。あえてあげるなら「デ・ニーロ」の2作品。

(洋画) 「キリングゲーム」 「リベンジマッチ」 「大脱出」 

最後に、映画音楽。「最後のマイウェイ」を上げておきましょうか。モデルとなった「クロード・フランソワ」のオリジナル、「いつものように」。


「Claude François - Comme d'habitude(いつものように)」

          

そして、「四十九日のレシピ」。安藤裕子の歌う「アロハオエ」はいい。

「安藤裕子 - Aloha 'Oe/アロハオエ」   

          
 


 
by knakano0311 | 2014-12-25 18:00 | シネマな生活 | Trackback | Comments(2)

シネマな一年/2012  ~今年私が面白かったと思う映画~

恒例の、「今年私が観て面白かったと思う映画2012」。今年、映画館で観た映画と、映画館で見ることのできなかったが、今年DVDで観た映画の中から選んでいます。(2012年12月20日まで) 例によって、選んだ基準は、泣けたか、笑えたか、ハラハラ・ドキドキしたか、怖かったか、感動したか、1000円あるいはDVDのレンタル代に見合う価値があったか? 基準は、ただそれだけです。もちろん、時間とお金の関係で、観ていない映画、DVDのほうが圧倒的に多いでしょう。そんな条件の中での独断と偏見の選択であることを、予めお断りしておきます。

洋画。今年もハリウッド以外の、中東 ヨーロッパ、北欧、中国、韓国、アルゼンチン、インドと広く世界の映画を見ることができたし、その中に感動がいくつもありました。歳でしょうか、今年もアクション、SF映画より、ヒューマン・ドラマのウェイトが大きくなり、しかも「じじばば映画」の本数が多くなっていました。しかしその中でもミステリー好きは変わってませんが、今年はあまり収穫がなかったのが残念です。しかし、「ペドロ・アルモドバル/Pedro Almodóvar」監督の新作、「私が、生きる肌/ La piel que habito」、相変わらずテーマの取り上げ方が刺激的で、イーストウッド、園子温らと並んで、やはり観たいと思わせる監督の一人でした。

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クレアモント・ホテル;ロンドンの古い街角で孤独な老婦人と青年が出会う。その交流が、英国の美しい風景の中で、優しく描かれていく。
私が生きる肌;巨匠アルモドバルの究極の問題作。天才的な形成外科医は、開発中の人工皮膚を移植し、亡き妻そっくりの美女を創り上げていく。あなたは、これを愛と呼べるかー
デザート・フラワー;世界的トップモデル、ワリス・ディリーによる衝撃と感動の自伝本を映画化した感動ドラマ。
アーティスト;第84回アカデミー賞にて最多となる5部門受賞。白黒&サイレントで描きあげる、甘く切ない、感動の愛の物語。
少年と自転車;親に見捨てられホームで暮らす少年シリルの願いは父親を見つけ出し再び一緒に暮らすこと。傷ついた少年を愛で包みこむひとりの女性と少年が少しずつ成長していく姿を描く感動ドラマ。
ヒューゴの不思議な発明;1930年代のパリ。家族を亡くし、駅の時計台に隠れ住む少年ヒューゴ。亡き父が遺した壊れたままの“機械人形"。この思い出の品を修理して再生させることが、ヒューゴの夢であり生きる希望だった。
灼熱の魂;双子の姉弟ジャンヌとシモンの母親が、謎の2通の手紙を遺して他界。その手紙は存在すら知らされていない姉弟の父親と兄に宛てられたものだった。姉弟は母の数奇な人生をたどり始めるが。
サラの鍵;ナチスによるユダヤ人一斉検挙の朝、サラは弟を納戸に隠して鍵をかけた。すぐに戻れると信じて。果たしてサラは弟を助けることができたのか?
未来を生きる君たちへ;デンマークとアフリカ、子供と大人。全く異なる二つの世界に根を張る暴力。憎しみを越えたその先へ私たちは歩み出すことができるのだろうか?
さんざしの樹の下で;チャン・イーモウ監督作品。70年代初頭の中国文化大革命に散ったはかない恋の物語。

次点;ロボット、この愛のために撃て、木洩れ日の家、ミッシングID、キラー・エリート、運命の子、ダークナイト・ライジング、ミケランジェロの暗号、スウィッチ、人生ここにあり


さて、日本映画。なんといっても、我らが団塊世代の永遠の映画スター、「高倉健」と「吉永小百合」が主演の映画が公開されたことです。やはり、ふたりともいまだに「映画スター」でした。そして、鬼才、園子温監督が2本、いや見ていませんが大震災をテーマの新作を含めると3本。いや精力的ですね。

【私が今年面白かったと思う映画 日本映画編ベスト10】

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北のカナリアたち;「吉永小百合」主演、もうそれだけですべてが感動。
あなたへ;「高倉健」主演、もうそれだけですべてが感動。
恋の罪;鬼才・奇才・園子温監督による死と暴力、エロスに満ち溢れた衝撃作。いつも新たな衝撃を与えてくれる。
一枚のハガキ;新藤兼人監督の遺作。戦争とは?そして、戦後、全てを失った二人が見つけた“再生”への道とは?
ロボジー;爆笑エンターテインメント。日本の喜劇の系譜はまだ健在なり。
テルマエ・ロマエ;古代ローマと現代日本の“風呂”をめぐる冒険を描いたファンタジックコメディ。古代ローマ帝国の浴場設計技師が現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまい…。
うさぎドロップ;ごくフツーのサラリーマン、ダイキチが、祖父のお葬式で出会ったおじいちゃんの隠し子を引き取って ・・・。芦田愛菜ちゃん最高。
デンデラ;日本ばば女優総出演。姨捨山のその後の物語。
ツレがうつになりまして;仕事をバリバリこなすサラリーマンの夫が、ある日突然、心因性うつ病だと診断される。さあ ・・・。
一命;時代劇はこれと「小川の辺」くらい。エールをこめて ・・・。

次点;ヒミズ、コクリコ坂から、ステキな金縛り、幸せのパン、小川の辺

【ドキュメンタリー編】
チェルノブイリ・ハート;いまこそ見てほしい。いまこそ感じてほしい。
Pina/ピナ・バウシュ 踊り続ける命;名匠、ヴィム・ヴェンダース監督によるピナ・バウシュとヴッパタール舞踊団の世界を描くダンスドキュメンタリー
ハーブ&ドロシー;積み重ねることの大事さ。

そして今年、心に残った映画音楽は、断トツで、「Por El Amor de Amar (愛のために愛する)」。「私が生きる肌」の挿入歌である。「コンチャ・ブイカ/Concha Buika」が歌う映画の一場面を再録しておきましょう。それにしても、なんという深い哀しみを湛えた歌唱であろうか ・・・。

「♪  私は陽の光が欲しい
   海の青も、空の青も
   私は永遠に生きたい
   花は花であることに満足しているのだろうか
   今の私は風が吹けば、ばらばらに飛び散ってしまう儚い存在

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   私は愛が欲しい
   私という花にキスを与えることができるのは光だけ
   私は愛が欲しい
   私という花に命を与えることができるのは情熱だけ  ♪」  
                        (Googleの翻訳機能で適当に意訳)

「Concha Buika - Por el amor de Amar」
 
     
by knakano0311 | 2012-12-22 00:15 | シネマな生活 | Trackback | Comments(0)