人気ブログランキング |

大屋地爵士のJAZZYな生活

タグ:初雪 ( 4 ) タグの人気記事

やっと初雪が ・・・

やっと初雪が ・・・_b0102572_13285900.jpg
やっと初雪が ・・・_b0102572_13302026.jpg
やっと初雪が ・・・_b0102572_13304268.jpg
 朝起きてみたら、ご近所の車の上に、うっすらと雪が ・・・。明け方に降ったのだろうか、雪国にお住まいの方には、信じられないでしょうが、初雪である。もちろん、道路や地面には積もることもない。山では、ここでも積もることはないが、ひとしきりの雪。ここも初雪である。土曜日の窯出しを残して、今年の炭焼きは終わったので、高木を伐った新クヌギ再生林の林床整備を始める。入り込んだ鹿はチェーンソーにも我々にもまったく動ぜず、逃げもしない。この再生林でも、鹿との知恵比べ、闘いが始まった。

 さて今宵の曲。「雪」と聞いて真っ先に私の頭に浮かぶのは、「(サルヴァトール・)アダモ/Salvatore Adamo」の「雪が降る/Tombe la Neige」(1963)。大学1年ぐらいだったでしょうか、ちょっと悲しい思い出もあるが、大ヒットした曲。いくつもあるベスト・コンピ・アルバムから。

やっと初雪が ・・・_b0102572_14024659.jpg


 アダモ/Salvatore Adamo
 アダモ
 ビクターエンタテインメント





「雪が降る - アダモ」
          

「雪」と聞いて思い浮かぶ映画にシーンは、まず「網走番外地」(1965年公開)。手錠で繋がれた「高倉健」と「南原宏治」が雪の中を脱走するシーン。そしてもう一つは「ディア・ハンター/The Deer Hunter」(1978年公開)。「鹿は一発で仕留めなければならない」。雪の山での鹿狩りのシーン。その「ディア・ハンター」のテーマ曲が、「カヴァティーナ/Cavatina」。「ジョン・ウィリアムス/John Williams」作曲。ピアノの「ミルチョ・レヴィエフ/Milcho Leviev」とベースの「ディヴ・ホランド/Dave Holland」のデュオ・アルバム、「Up and Down/アップ・アンド・ダウン」(1987年サントリー・ホール録音)。

やっと初雪が ・・・_b0102572_14472437.jpg

 
 Up and Down/アップ・アンド・ダウン
 Milcho Leviev、Dave Holland  
 ポニーキャニオン





「Milcho Leviev & Dave Holland - Cavatina」
          
   


    


by knakano0311 | 2020-02-06 14:51 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

この寒さで霜華を思い出した

この寒さで霜華を思い出した_b0102572_2327517.jpg


初雪 ・・・。私が住んでいる地域ではこの時期に雪が積もることはめったにないのであるが、この季節一番の寒さ、明け方うっすらと雪が積もり、日中には雪も舞った。山へ上がる道路は積雪、凍結で今日の山遊びは中止。昨日もかなり強くて冷たい西風。ウォーキングはさすがに手袋をしたが、その手もかじかむような寒さであった。

この寒さで霜華を思い出した_b0102572_10592328.jpg

TVニュースで見る北国の大変な状況と寒さ。気になって故郷松本の気象状況を見てみたら、寒さは相当厳しいが、雪は大したことはなさそうである。私が暮らしていた頃もそうであったが、北からの寒波が大雪をもたらす時には、北アルプスが盾となり、寒さだけがやって来るのである。子どもの頃の松本地方は平地でも、氷点下10度~15度にまで冷えることは当たり前だったあの寒さ、湿度が低いためか、若かったためか、さほど苦にならなかったような記憶がある。空気中に浮遊する氷の結晶が朝日に輝く「ダイヤモンド・ダスト」や、室内の水蒸気が窓ガラスの表面に疑結してできるいろいろな形の「霜華(しもばな)」(写真)の美しさはいまでもはっきりと覚えている。

この寒さで霜華を思い出した_b0102572_17371211.jpg

さて、今宵のお久しぶり歌姫は、オーストラリア出身で、なんと元モデルという美貌の女性ジャズ・ヴォーカリスト&コンポーザー、「ペネロペ(ペネロープ)・サイ/Penelope Sai」。たしか、これもジャケ買いだったか ・・・。

キャリアなどは、ほとんど分からないが、オーストラリアはシドニーで生まれ育ち、9年間ほどパリに滞在して、フランスの実力派女性ジャズ・シンガー、「アンヌ・デュクロ/Anne Ducros」に師事して、ジャズを学び演奏活動もしたが、現在は母国オーストラリアへ戻って活動中だという。

そんな彼女のセカンド・アルバムが「シアナ/Sinana」。ジャケットを見つつ試聴して、即、買いを決めた記憶がある。清涼感に溢れる澄みきった声。端正でリリカルな歌唱が気に入ったからである。オーソドックスなピアノ・トリオの演奏をベースに展開されるが、全11曲のうち6曲はピアニストの「ショーン・マッケンジー/Sean Mackenzie」やゲスト・プレイヤーのフランスのジャズ・ヴァイオリニスト「ディディエ・ロックウッド/Didier Lockwood」とで作ったオリジナル曲。後は「I’m Glad There Is You」、「My Foolish Heart」などのスタンダード曲。バックの「ショーン・マッケンジー」のピアノがまた実にいい。

Sinana

Penelope Saï / Rip Curl Recordings



まずはスタンダードから。「A.C.ジョビン/A.C.Jobim」の「Once I Loved」。安定感のある澄みきった歌声が、高音域までのびやかに広がり、さらにラストのスキャットが、いい雰囲気を醸し出す。サポートは他に「ジョナサン・ツワルツ/Jonathan Zwartz (double bass)」、「ニック・セシレ/Nic Cecire (drums)」。

「Penelope Sai- Once I Loved」

          

もう1曲は、「君がいてくれて嬉しい」とでも訳しましょうか、「I'm Glad There is You」。


「Penelope Sai - I'm Glad There is You」


          

さて、あと2曲はオリジナル曲。まず彼女自身のオリジナルでアルバム・タイトル曲、「シアナ/Siana」。ベースのアルコ弾きにはじまり、ゲストのフランスのジャズ・ヴァイオリン奏者、「ディディエ・ロックウッド」のしっとりとした音色が彼女の情感溢れる歌唱を際立たせる。そして、もう1曲は、「Green Skies」。

「Penelope Sai - SIANA (featuring Didier Lockwood)」

          

「Penelope Sai - Green Skies」

          
by knakano0311 | 2014-12-19 00:10 | ふるさとは遠くにありて・・・ | Trackback | Comments(2)

冬へと向かう

冬へと向かう_b0102572_1645955.jpg

 
今年最後の信州弾丸帰省。母親のケア、主治医との相談、先日の地震の影響のチェックと冬支度、親父の命日の墓参りなどのためであった。地震の影響もなく、また母親も弱っては来ているが、明日にも ・・というような状況でもなく、ひと安心。前半は、松本はポカポカ陽気、後半は一転、真冬の寒さ。帰りの中央道、駒ケ岳SAの付近は、積もりこそしなかったが、横殴りの雪が舞う荒れ模様の天気であった。外気温は1.5℃、故郷はこれから厳寒の季節へと入っていく。ふるさとを離れて50年、昔は寒さはそれほど苦にはならなかったが、今ではあの寒さは多分耐えられないであろう。そのくらい柔になっているのだ。急なことがない限り、しばらくはこの弾丸帰省も、春めいてくる時まではしばらくお休み。

冬へと向かう_b0102572_22432255.jpg

この寒さ相当応えますね。今宵のお久しぶり女性歌手でちょっと温まっていただきましょうか。引っ張り出してきたのは、「リズ・ライト/Liz Wright」。「カサンドラ・ウイルソン/Cassandra Wilson」の後継者なんてささやきもあるが、1980年、米南部、ジョージア州生まれ。父は教会の牧師で、音楽監督を務め、母はオルガン奏者だったという。その影響で、幼少よりゴスペルに親しんできたため、彼女の音楽の原風景はゴスペルにあるという。ハイ・スクール時代は聖歌隊に参加、やがてブルース、ジャズに開眼する。その後進学したジョージア州立大学では本格的なバンド活動をスタート。 シンガーとしての頭角を現した彼女は、卒業後の2002年、「ジョー・サンプル/Joe Sample」のアルバム、「ザ・ピーカン・トゥリー/The Pecan Tree」に参加、「No One But Myself To Blame」と「Fool's Gold」の2曲でヴォーカルをとり、「ジョー・サンプル・バンド」のメンバーとして初来日、「ブルーノート東京」のステージに立った。

Pecan Tree

Joe Sample / Pra Records



冬へと向かう_b0102572_16233499.jpg

翌2003年、「ヴァーヴ/Verve」レーベルと契約、アルバム、「ソルト/Salt」でデビュー。2005年には「クレイグ・ストリート/Craig Street」をプロデューサーに迎え、2ndアルバム、「ドリーミング・ワイド・アウェイク/Dreaming Wide Awake」をリリース。ゴスペルで培った深みと憂いのあるスピリチュアル・ヴォイスで、独自のR&B/ブルースの世界を創り上げている。(Wikipediaなどより)

寡作である。その後、「オーチャード~禁断の果実/The Orchard」(2008年)、「フェローシップ/Fellowship」(2010年)とデビュー10年にしてわずか4作を数えるのみである。そのためか人気もイマイチの感がある。この独特のスピリチュアルな世界観、ただものではない。もっともっと評価されていい歌手。

 

Salt

Lizz Wright / Verve



「Lizz Wright - Salt」

          

中でも私が好きなのは、「リズ・ライト」の2ndアルバム「Dreaming Wide Awake」、2004年ニューヨークでの録音。本作ではオリジナル曲を始め様々なジャンルの音楽が取り上げられており、「リズ・ライト」のスピリチュアルな個性にくわえ、その奥にある暖かさも前面にでてきている。

ドリーミング・ワイド・アウェイク

リズ・ライト Toshi Reagonユニバーサルクラシック



そんなお気に入りから3曲、「Dreaming Wide Awake」、「Stop」、「Hit The Ground」。

「Lizz Wright - Dreaming Wide Awake」

          

「Lizz Wright - Stop」

          

「Lizz Wright - Hit The Ground」

          

そしてYOUTUBEからの動画。パーカッションだけをバックに歌う「Nature Boy」も魅力的。

「Lizz Wright - Nature Boy」
 
          
 


 
by knakano0311 | 2014-12-05 09:53 | ふるさとは遠くにありて・・・ | Trackback | Comments(0)

初雪を見ながら穏やかに一日が暮れる

初雪を見ながら穏やかに一日が暮れる_b0102572_2250396.jpg

北陸、東北の日本海側は、12月としては記録的な大雪だとニュースがいう。日本海からは、直線距離にして7、80㎞ほど離れている私の住んでいる北摂地域も、北から青空を遮って、断続的に雪雲が通り過ぎてゆく。そして山の頂が雪雲に隠れると、小雪が舞い出した。初雪である。

次男が泊りの出張というのをこれ幸いに、ちょっと雪を気にしながらも、次男の嫁さんと孫娘を連れ出して、食事に ・・・。そして、初雪が舞うのを見ながらのお茶はご贔屓の山沿いのカフェ、「cafe Soto(soto dining)」へ。お店のしつらえもすっかりクリスマス・モードになっている。こんな天気でも8割方埋まったお客さんたちは、静かに雪が舞うのを見て、低めの声で会話を楽しんでいる。孫娘もそんな雰囲気がちゃんと分かったのか、大変お行儀がよく、大好きなジュースを神妙に飲んでいた。私はいつものように、たっぷりのコーヒーとシフォン・ケーキを少々。雪もやみ、青空が戻った景色も夕暮れ近くなると、山の斜面は西陽に照らされた季節最後の紅葉が燃えあがり、先ほどまでの雪がキラキラと光っている。西側の山は、その稜線がシルエットとなって茜色の空にくっきり浮かび上がる。そんな美しい景色と孫娘の笑顔をみながら、穏やかに一日が暮れていく。

初雪を見ながら穏やかに一日が暮れる_b0102572_23333925.jpg

さて、今宵も「お久しぶりピアニスト」シリーズで参りましょうか。イタリア出身の「アンドレア・パガーニ/Andrea Pagani」。1970年、ローマ生まれというから、まだ40歳そこそこ。15歳の頃から鍵盤に熱中し始め、最初は独学で音楽を学んだという。18歳の時、本格的にクラシック・ピアノを学ぶが、ジャズの魅力に魅かれ、その後「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」など様々なピアニストに学んだという。

よく御存じのイタリアと縁のある映画音楽を取り上げ、誰もが聴きやすい演奏、といって決してイージーに流れるのではない、そんなパガーニのジャズピアノ・アルバムが「イタリア物語/Le Storie D'Amore」(2007)。とりあげられたおなじみの映画は、「甘い生活」、「ゴッドファーザー」、「海の上のピアニスト」、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」、「刑事」、「旅情」など。何年か前、妻とのイタリア旅行の後、タイトルに魅かれてこのアルバムを買い求めたが、このアルバムを聴くと、フィレンツエ、ピサなど明るい光に満ちあふれたトスカーナ地方を思い出すのである。
 

イタリア物語

アンドレア・パガーニ・トリオ / ポニーキャニオン



そのアルバムから1曲。「Playing Love ~ Once Upon A Time In America」メドレー。「Playing Love/愛を奏でて」は、映画音楽の巨匠、「エンニオ・モリコーネ/Ennio Morricone」作曲で、これまた巨匠の「ジュゼッペ・トルナトーレ/Giuseppe Tornatore」監督の映画、「海の上のピアニスト」の中の1曲。

大西洋上の客船に捨てられていた赤ん坊は、生まれた年にちなんで「1900」と名付けられ、やがて成長した彼は、ピアノの才能を発揮し人々を魅了する。あるとき、レコード会社の男が、「1900」の演奏をレコード録音するために乗船した。録音機を前にしぶしぶ弾き始めた彼は、ふと窓越しに美しい少女を見る。その瞬間、甘く切ないメロディーが自然に湧きあがった。しかし、弾き終わると彼は、録音したレコードを渡すことを拒んだのだ。「これは僕の音楽だ。僕のいないところで僕の音楽を聴かれたくないんだ」と ・・・。そのシーン、そのメロディが「Playing Love」。

海の上のピアニスト [DVD]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン



「Playing Love ~ Once Upon A Time In America - Andrea Pagani Trio」 
Andrea Pagani (pf) Massimo Moriconi (b) Alfredo Romeo (ds)
 
          
 
by knakano0311 | 2012-12-12 09:25 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)