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大屋地爵士のJAZZYな生活

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何をいっているんだ

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 大阪府の吉村知事、大阪市の松井市長は、厚労省から通知により、新型コロナウィルスの感染が急速に拡大している兵庫県と大阪府の間の不要不急の往来をこの3連休は自粛して欲しいと要請した。期限は決まっていないという。一方、兵庫県の井戸知事も、同じような要請を表明したが、大阪と協議連携しての話ではなく、大阪側の一方的な要請に対応しての要請だという。

 このニュースを聞いた瞬間、私は「何をいっているんだ」と思った。私の住んでる川西市は兵庫県の東端に位置し、大阪府池田市、豊能町、能勢町と接している。北摂地域とは、一般的には現在の大阪府北部を指す場合が多いが、伊丹、宝塚、川西、三田、猪名川町の兵庫県南東部内陸の阪神北地域などを含めて呼ばれる場合も多い。同じ経済圏で、生活圏が重なっているのである。兵庫県川西市は、大阪池田市と川一つ隔てているだけの大阪のベットタウンであり、神戸への直通電車は走っていないが、大阪梅田へは走っている。阪神高速もしかりである。ほとんどの人が神戸ではなく大阪へ通勤し、大阪梅田に買い物に行く。近くの大規模スーパーのお客さんは、大阪、兵庫、双方から。私がボランティア活動している公園の来園者も、大阪、兵庫双方からだし、ボランティアクラブのメンバーも双方から来ている。手洗いの徹底、クラスターの発生しやすい3条件の場所へ行かないことの徹底などならわかる。唐突に表明されたこの「自粛要請」に対し、戸惑いを禁じえないし、「はたしてなにか意味や効果もあるのか」と疑問を禁じ得なかった。
   
 あまりのアホらしさに、兵庫県の我が家から車で5分、大阪府池田市のハワイアン・カフェまでお茶に出かけ、大阪府箕面市、豊能町を回って、咲きだした「エドヒガン(江戸彼岸)」桜や、「ナノハナ(菜の花)」を楽しみ、帰宅した。べつにことさらお上の要請に反抗しているわけではないが、いつもの生活をいつもどおりにしようと思うと、そうなってしまうのだ。帰路の道筋、兵庫県川西市と大阪府豊能町の境にあるいくつかの霊園、お彼岸とあって、神戸、大阪、双方のナンバープレートを付けた車が出入りしていた。

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 さて、今宵の歌姫は、イタリア出身「アリーチェ・リチャルディ/Alice Ricciardi」の新譜、「Catch a Falling Star」(2019)。私が知っている限り、 「Comes Love」(2008)、「Optics」(2015)の2作だけという寡作の歌姫。1975年イタリア、ミラノ生まれ。「プッチーニ」などを輩出した「ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院」に入り、バイオリンとピアノを学び、その後、「ミラノ国際音楽アカデミー」で、彼女より一足先にJAZZシンガーとしてデビューを果たしている「ロバータ・ガンバリーニ/Roberta Gambarini」などと共にヴォーカルの勉強もスタートさせたという。2005年には「モントレー・ジャズフェスティバル・ヴォーカル・コンペ」で第2位に入賞したという実力の持ち主。

 デビュー作「Comes Love」以後、消息を聞かなかったが、7年後の2ndアルバム、「Optics」(2015)では、を聴いた時は、すっかり大人の本格派のジャズ歌手に脱皮した印象を持った。その彼女の新譜は、ピアノの「ピエートロ・ルッス/Pietro Lussu」とのデュオ作品。彼女自ら立ち上げたレーベル「ジビジャーナ/Gibigiana」の記念すべき第1作目だという。オリジナル4曲に加え、「ビング・クロスビー/Bing Crosby」が歌ったスタンダードの「Sunday, Monday or Always」、かって「ペリー・コモ/Perry Como」がヒットさせたタイトル曲「Catch A Falling Star」や、「ビーチ・ボーイズ/The Beach Boys」の「Good Vibrations」などを一筋縄ではいかない凝ったアレンジで聴かせる。その中から2曲。

【 Sunday, Monday or Always 】 by Jimmy Van Heusen / Johnny Burke

「♪ Sunday, Monday or Tuesday   日曜日、月曜日、そして火曜日
   Wednesday, Thursday or Friday  水曜日、木曜日、そして金曜日
   I want you near         君のそばに居たいんだ
   Every day in the year       いつも

   Oh, won't you tell me when   いつ会えるのか言って欲しいんだ
   We will meet again        また会える日を
   Sunday, Monday or always    日曜日、月曜日 いつでもいいから

   If you're satisfied       もし君がいいなら
   I'll be at your side       いつでも君のそばにいてあげる
   Sunday, Monday or always  日曜日、月曜日 いつでもね
  
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」


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 Catch a Falling Star
 Alice Ricciardi and Pietro Lussu/アリーチェ・リチャルディ&ピエ-トロ・ルッス
 GIBIGIANA Records






「Sunday, Monday or Always - Alice Ricciardi & Pietro Lussu」
          
    

「Good Vibrations - Alice Ricciardi & Pietro Lussu」
          


   


   


by knakano0311 | 2020-03-21 08:02 | 想うことなど・・・ | Trackback | Comments(0)

グローバル化の負の側面というのは、こういうことなのか


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 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、9日、世界で感染拡大が続く新型コロナウイルスについて「パンデミック(世界的な大流行)の脅威が非常に現実味を帯びてきた」と述べた。

 中国湖北省武漢市で発生したウイルスは世界中で勢いを増しており、感染は100カ国以上、10万人を超え、死者は、10日時点で4,000人を超えているという。

 また、同事務局長は、「歴史上初めてコントロール可能なパンデミック」と述べたとも報じられている。

 この報道に違和感を覚えた。「コントロール可能」ならパンデミックになんかなっていないのだ。奇しくも3月11日、福島原発の汚染水を「アンダーコントロール」として、オリンピックを東京に引っ張ってきた時の総理の言葉と同じくらいの違和感。最初から、このWHO事務局長の発言には、「なにか中国よりだな」と感じていたが、またしてもそんな感じを強くした。

 地域間の経済格差差をなくすという、いい一面も持っていた経済のグローバル化が、ここへ来て、パンデミックへの道を開いてしまった。「グローバル化の負の側面」というのは、こういうことなのか。もう一度、「ジャレド・ダイヤモンド/Jared Diamond」著、「倉骨 彰」訳、「銃・病原菌・鉄(上・下)」(草思社文庫]を読み直してみようと思う。
    
 なぜ人類の文明の発達に世界各地で大きな差が出来たか? 少数のスペイン軍がインカ帝国の大軍勢を相手に勝利できたのは、スペイン人が持ち込んだ病原菌にインカ人が感染し、戦局に有利に働いたとは言われているが、なぜその逆でなかったのか? 現在の世界に広がる富とパワーの「地域格差」を生み出したものとは。1万3000年にわたる人類史のダイナミズムに隠された壮大な謎を、進化生物学、生物地理学、文化人類学、言語学など、広範な最新知見を縦横に駆使して解き明かす。

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 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎
 ジャレド・ダイアモンド著 、 倉骨彰訳
 草思社文庫







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 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎
 ジャレド・ダイアモンド著 、 倉骨彰訳
 草思社文庫








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 「未知のウィルス」を、「unknown viruses」というが、今宵のアルバムは、イスラエル出身のピアニスト、「オメル・クライン/Omer Klein」の「To The Unknown」(2013)。この場合は、「知らない誰かさんへ」というような意味でしょうか。

 1982年、イスラエルに生まれ、アメリカのボストン、ニューヨークでの活動を経て、現在はドイツを拠点に活躍するという。作曲家、ピアニストとして今世界で最も注目される人物のひとり。アルバムは、5作目、「To The Unknown」(2013)。9曲全て「オメル・クライン」の作曲。
   
 中近東、スパニシュなどのエキゾチックな要素も感じられ、ちょっと異色。トリオを組む、「ハガイ・コーエン・ミロ/Haggai Cohen-Milo(b)」、「ジヴ・ラヴィッツ/Ziv Ravitz (ds)」もイスラエル出身であり、ニューヨークで活躍するイスラエル系ジャズメンの台頭は、ここのところ目覚ましいものがあるという。

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 To the Unknown
 Omer Klein
 Plus Loin Music






「Omer Klein - To The Unknown (Full Album) 」
          
   


     


by knakano0311 | 2020-03-12 00:03 | 想うことなど・・・ | Trackback | Comments(0)

すべての発端はTVがつまらなくなったことから

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 TVがつまらなくなったので始めた「サブスク音楽ライフ」は「いつでもどこでもJAZZを」というメインの目的に向かって着実に進んでいる。朝食時にTVがつまらない時は、宅内のWiFiを通じて、「YOUTUBE」をTVで聴いている。こうなると、今までリビングで聞いていたCDデッキは必要がほとんどなくなってしまった。そして、恐ろしいばかりに場所を占拠し、また地震が来たらどうしようと悩んでいた我が書斎の大量のCDも片付けることができる。パソコンの「Windows Media Player(WMP)」に全てのCDをデータとして入れてあるので、このWMPからブログを書きながらJAZZを聴き、あるいは、WMPから音楽データを取り込んだUSBメモリーを車のポートに挿して、ドライブをする。そして最近始めたスマホから「Amazon Music」により、ブログにアップした曲や過去に配信で購入した音楽アルバムをいつでも聴くことができる。
   
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 このように、「いつでもどこでもJAZZを」という私のBGM環境、サブスク音楽ライフはかなりの進展を見せたが、同時に大量のCDを片付けられ、CD再生専用の装置が不必要になるという大きな副次的効果、「断捨離」を生み出しつつある。もとよりオーディオ・ファンでない私。再生装置に金を費やすより、より多くのアーティストやアルバムを聴きたいと思っていたが、悲しいかなどうしても「モノ」の所有にこだわるシニア世代、溜まる一方のCDが悩みの種だった。CDの片付けに目処がついたので、PCに少し音の良いスピーカーを取り付けて、最近光学系に時折不具合が出てきたBOSEに変えてみようと思う。

 そして次は、一度大量に処分を試みたが、その後も溜まる一方の「本」。これは、配信もされているが、どうも違和感がまだ拭えず、代替え手段が、図書館くらいしか思い浮かばないため、なかなか踏ん切れそうにない。いずれいしても、すべての発端は、TVがつまらくなったことからである。

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 それにしても、今回の新型コロナウィルスへの政府・官庁の対応の悪さである。その重大性の国会の認識不足、法整備も含めた対応の遅さ、特別機とクルーズ船の対応のちぐはぐさ。「憲法改正だ」なんて言い出すお馬鹿な政党も出てくる始末。パンデミック(既になっている??)にでもなれば、そのことは政権の命取りになる。そのことを政権は恐れて、クルーズ船の乗員は絶対に上陸させないでおこうと見殺しにしようとしているようにすら思えてならない。また、厚労省の発表を鵜呑みにして、本質に迫ろうとしないTVなどのメディア。お笑い芸人を多用し、本質に迫ろうとせず、シナリオ通りのコメントを彼らに喋らせているTV局の相変わらずの姿がここでも露わになっている。専門家と称する人も出てくるが、言い訳や奥歯にものの挟まったような言い方をする人が多いように思う。国民の命に直結する話である。何に遠慮しているのだ。もう、TVがつまらくなったではすまない。

 ボヤキはここまで今宵のピアノ、朝食時に「YOUTUBE」聴いてていた、イタリア出身のロマン派ピアニスト、「ミケーレ・デ・トロ/Michele Di Toro」のアルバムから。ロシア出身のベーシスト、「ユーリ・ゴロウベフ/Yuri Goloubev」とのデュオ・アルバム、「Duonomics」(2019)から、「やさしい雨/Gentle Rain」。「Duonomics」、ジャケットに数式がいっぱい書いてあるが、「Economics」をもじったものでしょう。「ふたりの音楽学講座」とでも訳しておきましょうか。

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 Duonomics
 Michele Di Toro & Yuri Goloubev/ミケーレ・デ・トロ&ユーリ・ゴロウベフ
 Caligola





「Gentle Rain - Michele Di Toro & Yuri Goloubev」
          

 そしてもう1曲は、ソロ・アルバム、「Come promesso」(2014)からの演奏で、「Over The Rainbow」。
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 Come promesso (Piano solo)
 Michele Di Toro
 Wide Sound





「Over the Rainbow - Michele Di Toro」
          

   


     


by knakano0311 | 2020-02-12 11:03 | マーケッターとしてのシニアから | Trackback | Comments(2)